月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

187.体作り計画-屋台を担ぐために-(月刊「祭」2019.9月14号)

2019-09-26 21:45:00 | 学習-体作り-
●体が資本 -管理人が実験台になります-
 祭をするにあたり、何が大切でしょうか。心意気、経済力、休みなどなどありますが、やはり一番は健康でしょう。
 刺繍があれこれ、彫刻があれこれ、言ったところで屋台一つかつげませんでは説得力がありません。法被を着た時に、見栄えのする姿でいたいのも本音です。
 残念ながら管理人は、説得力ない方面行きの急行列車乗車中です。そこで、少しでも改善し、ぽっこり出た腹を引っ込めたいと思い、この記事を思いたちました。
 管理人が実験台になってみます。皆さんもデータを参考にしたみてください。

●目標
①屋台を担ぐ持久力をつける。
②運動の習慣をつける。
③体重を適正体重まで落とす。
言うだけでは、無理ですのでそのための努力を引き続き。

●ゴール
下のいずれかをクリアする
①600メートル走 2分10秒をきる。
②体重60kg切る

●努力
運動-下のいずれかを毎日する。-
①約2.8kmのジョギング(行き1.4km、帰り1.4km)+600mダッシュ×3
②腹筋、背筋、腕立て、スクワット30×3
③縄跳び30分

食事
①甘い飲み物は飲まない。基本水。 あとはコーヒー、お茶 
②ご飯1膳におさえる。ラーメンライスは原則しない。するときは、ラーメン小

●記録表●
月日  身長cm 体重kg 600m
0916   168     68.6    不明
0926             68.6    4.56(腰痛のため)
 腰痛を治すと言う目標もできました。  
0930
1007
1011
三木市大宮八幡宮秋季例大祭1012、13
1018
1025
1101
1108
1115


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194.屋台と小学校(月刊「祭」2019.9月21号)

2019-09-26 16:57:31 | 屋台・だんじり・神輿-組織、祭全体、社会との関わり-
 

●学校への敬意と屋台
 明治時代に学制が敷かれて以来、「学校」と地域は切っても切れない関係となりました。それは祭も同様です。祭の日は、平日でも学校が休みになったり短縮授業になったりし、先生方は補導にも来られました。昨今では、学習指導要領の改変などで地域文化の重要性を学ぶ一環として地域毎の副読本で祭礼をとりあげることも増えました。
 祭関係者が通ったり通っていた小学校や中学校は、その神社の近くにあることがほとんどでした。個人的な経験では、祭りが盛んであったり、田舎な地域では学校や先生との距離が近く、敬意も持たれているように感じました。そのような中で、学校創立 百年や何十周年を祝して屋台が出された例がいくつかあります。
 
●2005年 加西市立冨田小学校 100周年
  高峯神社の屋台(畑西、畑東、窪田、西谷西、西谷東)住吉神社(谷、西上野、市村)などの屋台が参加しました。
      フォト蔵
      加西市教育委員会
 
●2009年 三木市立別所小学校 100周年
 大宮八幡宮高木屋台、熊野神社興治屋台、八雲神社花尻屋台、美坂神社東這田屋台、御酒神社石野屋台が「学校入り」しました。
 
 
 
 
 
 
 
●2013年 姫路市立八幡小学校 120周年
蒲田神社(西蒲田屋台)などが参加しました。
個人的には、祭礼日が同じ西蒲田屋台を見ることができたのがうれしかったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
●2014年 姫路市立高浜小学校 120周年
 
中島天満宮の(野田、下野田)屋台などが参加しました。
 
 
 
 
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193.トラックと祭(月刊祭2019.9月20号)

2019-09-26 13:07:00 | 屋台・だんじり・神輿-衣装、周辺用具、模型-
●祭の伝統を守るもの
 昔ながらの祭ですが、昔と同じやり方では祭はできません。祭は文明の利器を高度な技術を駆使してこそ守ることができます。
 ここではトラックを使って祭を維持している様子を見ていきます。
 
大型、中型車
住吉大社
 神輿を御旅所まで担いで運ぶのが理想です。また、だんじりや屋台もですが、あまりにも距離が長かったり、交通量が多かったりすると、トラックなどに頼らざるをえません。
 元来、大型のトラックが出入りする物流倉庫などはそれを見越して、大きなスペースを作っています。しかし、祭などで使う場合、神社やだんじり、屋台などの蔵はトラックが出入りするには困難なところにある場合もあります。
神輿が大和川を渡る大阪府住吉大社の大祭。
 
 
↑御旅所はなんと堺市
 
 あまりにも距離が遠く、御旅所近くの開口神社でトラックが待機しています。五色の幕で彩られています。
 
杭全神社
 
 
 
 
泥堂もだんじりを運搬していました。(上の写真をクリックすると動画に飛びます。)
だんじりという文化財の運搬は神経を使います。
 
イベント会場へのだんじり運搬
 イベントでだんじりなどが使われる場合は、普段より遠方へ運ばれることがあります。そのときは、どうしてもトラックの力を借りることになります。
 下の写真はだんじり、spirits of Japan 堺春の陣(2019.3月23、24日)に運び込まれるだんじりの様子です。
 
 


 
修理、新調時などの運搬
 修理、新調、屋台蔵の改修などを終えて運搬する時も使われます。写真は三木市大宮八幡宮明石町屋台が屋台蔵の改修を終えて運搬される様子です。
 地車だと使うのは難しいですが、フォークリフトを使います。
 


 
 
 
 
 ●小型車
飲み物や、ウマの運搬に使われます。
 

三木市志染町御坂神社の祭
 
●トラックと共に歩む祭
 様々な面で、トラックと呼ばれる文明の利器がないと現代の祭は成り立ちません。大型車や中型車は屋台・地車などの本体の運搬に使われていました。
 小型のものは、飲食物やウマなどの付属品の運搬に使われていました。学術的には、目もくれることのない「末端」のことかもしれませんが、このような技術があってこそ民俗文化が成り立ちます。
 
 謝辞
  不惑の年(40)を超えてから、丹後の国峰山の郷でできた「学友」達に感謝^_^
 
 
 
 
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