天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

ENOTECA PINCHIORRI NAGOYA(エノテーカ ピンキオーリ 名古屋)

2022年01月21日 | グルメ


【ENOTECA PINCHIORRI NAGOYA(エノテーカ ピンキオーリ 名古屋)】
   名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア 42F TEL:050-5571-4989

言わずと知れた世界最高峰イタリアン、エノテーカ(エノテカ)ピンキオーリの名古屋店に友達とぷち遅まきながらの新年会で食べに行ってきました。
過去2~3回食べに来た事あるんだけど本当に敷居が高くてなかなか足向けられませんね(滝汗)
ですがねー、コレ多分名古屋店だけの特別メニューだと思うんだけど、平日ディナータイムにハーフディナー+ワイン3杯で15,000円(税サ込)という超破格セットがあるんです!
言っちゃアレですが、女子にイタリアンのフルコースって絶対にムリな量出て来るじゃん?ハーフコースで丁度いい位の量なんだよ。しかもソムリエがお料理に合わせて泡と白と赤のグラスワイン3杯ペアリングしてくれて「税サ込(←コレ重要なポイントです!)」で15,000円ポッキリ価格。
ハッキリ言う。平日の来店客が全員コレ注文したらこの店1ヶ月以内に潰れるw どう考えても儲け出ないレベルだよコレは!

 

テーブルセッティングがシャレオツですー。メニュー表貰えたから今回も料理名正確に書けるー♪
メニューを取って飾りプレートを見てみると…なんと冬の白川郷を描いてありました。お店の刻印入ってるしオリジナルで作ってるっぽい…流石だな…



先ず乾杯に泡々(スパークリングワイン)貰った!(ラベルだけ撮影):Marchese Antinori CUVEE ROYALE(マルケーゼ アンティノリ キュヴェ ロワイヤル)
長期熟成させるのが特徴のスパークリングだそうだ。ウンチクなんてどーでもいいさ。とりあえずすんごい飲みやすくて美味い!

ここで痛恨!
最初に出て来た「Salatini(お口取り)」の画像撮るの忘れたすんまそん(涙)
だってお腹空いてたんだもーん。それに凄く美味しそうだったんだもーん。そして美味しかったんだもーん。
細長のオードブルプレートに3種載ってたよ。手づかみでパクッと頂くスタイル。パイ包みみたいなのとか海老入ってるのとか色々。あー画像がー^^;
あ、そうそう、スパークリングに併せてチーズチップもおつまみに持って来てくれた(グリッシーニの代わりかと)、コレも撮影してないけどウマウマだったよー



Inizio(先付け)はメニューに名前書いてないからー💦でもトリュフガンガンに載ってた。
説明して貰ったんだけどもう酔っ払っててテンション上がっててぜーんぜん覚えてねーわ(コラコラ)お魚のー種類忘れた。なんだっけ。でもソースとかもめちゃウマだった!



「熟成インカのめざめとペコリーノチーズのスプーマ 短角牛ブレザオラのラメッレとローリエ」
こっからはメニューに名前書いてあるから説明出来るよ!て言うかメニュー書き写してるだけなんだけどね!
つーかさ、スプーマまでは分かるわ。その後の短角牛ブレザオラのラメッレ???短角牛は大好きだから知ってるけどさーブレザオラ?ラメッレ???
はい検索掛けたー!「ブレザオラ」は生ハムの事で「ラメッレ」はワインの種類ですね。生ハムにワインで作ったソースが少し和えてあるのかな。
生ハムの塩味が甘いインカのめざめとチーズで作ったスプーマと相性がいい。



ワインチェンジ:Vignaioli Morellino di Scansano Viognier Toscana(ヴィナイオーリ・モレッリーノ・ディ・スカンサーノ ヴィオニエ トスカーナ)
フルーティー過ぎず、かといってキリキリという程辛い訳でもない、多分誰が飲んでもスルーッと喉通っていく万人受けの白ワイン。
友達と一口飲んで「コレあかんヤツや。水みたいに飲めて悪酔いするヤツなw」と言い合うw



「赤ワインで茹で上げたメッツェマニケ グリーチャソース 白インゲン豆とラディッキオ」
はい何書いてあるのか半分以上分からなーいw
先ず「メッツェマニケ」というのはイタリア語で「半袖」を意味する太い筒状のショートパスタの事で、日本では余り売ってないけどイタリアではメジャーだそうで。
このパスタを何と赤ワインで茹でたという…その発想は無かったな(滝汗)、という訳で赤ワインの色がパスタに映ってるんだけど…コレが濃厚で美味い!赤ワインで茹でたら苦みがキツく付きそうな~とかお酒飲めない人は~って思うんだけど、そういうネガティブな味は全くしませんでしたね。このパスタ自体が肉厚な事もあって好相性だったのではないかと。
「グリーチャソース」というのはグアンチャーレ(豚のほほ肉を塩漬けにしたハム)とペコリーノチーズに黒コショウを加えたシンプルなソース。コレにトマトを加えると日本人にもお馴染みの「アマンチャーレ」になるという、と言うかアマンチャーレよりもグリーチャの方が先に出来ていた訳よね^^;
あー、あと「ラディッキオ」ってのはチコリーの種類らしい、西洋野菜ですね。覚えてられるかなぁ~ってか、こんなのスーパーでもあんま見掛けないよね^^;



ワインチェンジ:FRESCOBALDI TERRE MORE(フレスコバルディ テッレ・モーレ)
トスカーナ地方の代表的ワイナリー、フレスコバルディ家の美味しい赤ワイン。カベルネ・ソーヴィニョンとフラン、メルロー、シラー等を組み合わせたフルボディ…らしいんだけどそんな重たい飲み口ではなかった。むしろスイスイ飲めちゃうクセのない…どちらかというと丸い飲み口だったと思う。自分が酔っ払ってただけか?^^;



「蝦夷鹿腿肉と茸のパン包み焼き ゴルゴンゾーラドルチェのクレーマ ラルドを纏ったオニオンヌーボー」
今日初めて料理名聞いて全てを理解出来た!(←ただの阿呆)
メインで大好き!蝦夷鹿キタコレ✨あ…「ラルド」は「ラード」のイタリア読みで、豚の背脂の事だけどコレは鹿の背脂かもしんないな。添えられた新玉葱にラードを巻き付けてあるんだけど、この新玉葱が芯の芯のめっちゃ柔らかい部分だけを抜き取ってる感じね。流石高級イタリアン!食材の使い方が贅沢過ぎるぅ~



パン包みを真ん中からザックリ切ってみた…いやぁーん!蝦夷鹿の火入れ抜群なヤツゥ~!!
お食事中に撮影するのはお行儀悪いとは思ったものの、余りにも美味しそうだったので思わず切り口も撮っちゃったー😊
ゴルゴンゾーラのソースがもっと主張するのかと思ったけど意外にもアッサリしていて蝦夷鹿の肉味を邪魔しない、むしろ味を引き出すいいパワーバランスでしたね♪



「ゆずのセミフレッド 柿のコンポスタ ヘーゼルナッツのクロッカンテ アプリコットのジェル」
デザートは焼きメレンゲや冷やしたコンポートやアイスクリーム仕立てのフルーツを織り交ぜて、アプリコットジャムのソースはお好みで付けて食べるスタイル。
見た目も可愛いけど味もちゃんとしてる。サクサクやフワフワやヒンヤリと食感も色々楽しませてくれる一皿



最後は珈琲を頂いて、それに併せて小菓子としてチョコレートトリュフを。
このチョコレートもさー自家製だろうけどすんげーお高いカカオ使ってんな!って一口食べて判るヤツ。

流石だなぁ…因みにエノテーカ・ピンキオーリはフィレンツェが本店でそちらはミシュラン3つ星、名古屋店はミシュラン1つ星獲得しています。
このクオリティを税サ込で15,000円で提供してしまうという太っ腹企画、今後も是非続けて欲しい…じゃないと私達そうそう食べに行けないワ(薄涙)
一緒に食べに行った友達とも話してて、この手の「ぷちドレスコード系うまうまご飯屋さん」って、敬遠する男の人多いんですよね。テーブルマナーとか疎い人多いし。
うちの旦那は割とコッチ系好きで付き合ってくれるタイプだから助かってるけど、友達の彼氏さんが「そもそもドレスコード以前に食に興味ない上に下戸」らしくてなかなかこの手のお店に行けないのが悩みだと話していて…世の男性諸氏、たまには女子大好きな「オシャレ且つうまうまご飯」欲求に応えてあげて下さい是非に!^^;



あ、そうそう…お食事終えて帰る時にお土産にビスコッティくれたよ!
こういう小さな気遣いが「また食べに行きたいなー」って家に帰ってからもう一度反芻するきっかけになるんだよね。
そもそも15,000円ポッキリの客なんぞアチラさんはリピートして欲しくもないだろうけどサ…でも庶民にはコレでもたまの贅沢なんだよー美味しかったよーありがとーなー💦
コメント
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