天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「アムステルダム」@59作目

2022年11月01日 | 映画感想
ヤバイ…また映画のレビューが溜まり始めてる…(滝汗)

「アムステルダム」
クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンの3人が登場する予告編がSNSの広告スペースにひっきりなしに登場して来て…しかもその広告では内容は全然分からないけど「ほとんど実話」って煽ったキャプション付いてるしさ、そんなん観たくなるに決まってるやんな^^;

あらすじ
1930年代のアメリカ・ニューヨーク。医師のバート(クリスチャン・ベール)と弁護士のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)、アーティストのヴァレリー(マーゴット・ロビー)は第1次世界大戦の戦地で出会い、終戦後にアムステルダムで友情を確かめ合っていた。ところが、バートとハロルドが殺人事件の容疑者となってしまい、3人は無実を証明するため、ある作戦を企てる。(Yahoo!Movieから丸パク)

第一次世界大戦後~第二次世界大戦に突入するまでの間にアメリカで起こったある事件に最終的に関わる事になった3人の主人公達の様子を描いています。
タイトルの「アムステルダム」は言わずと知れたオランダの首都なんですが、第一次大戦終戦後に戦地で出会ったヴァレリーの手引きでバートとハロルドと3人でアムステルダムの隠れ家?のような場所でしばらく3人が共同生活をするんですね。ヴァレリーは戦地の病院に勤める看護師として出会うものの、どうやら何かワケありの様子で本来はアーティスト活動をしているらしい事がアムステルダムに行った後で判明します。
しばらくは上手く行っていた3人だけど妻と離ればなれになっているバートがNYに帰りたがり、それをきっかけにハロルドもNYに戻る事になりヴァレリーとは連絡が取れなくなって離ればなれになってしまう。その後NYでバートとハロルドが殺人事件の容疑者の濡れ衣を着せられてしまい、無実を証明する為に遁走する内にひょんな事からヴァレリーの消息が知れてまた3人の関係が復活する、という流れ。

話はNYに戻って生活しているバートとハロルド2人が殺人事件に巻き込まれるトコロから始まり、その後一旦第一次世界大戦時のバートとハロルドとヴァレリーが出会ってから離ればなれになるまでのエピソードに戻り、また映画冒頭の殺人事件の真相の先へ展開が戻るという入れ籠の構造になっていました。
この第一次世界大戦時からの過去エピソードが面白いんだけど緩い。と言うか、本作基本「会話劇」ってヤツで結構セリフ多めでしかも会話が滔々と流れていくんですが、この時代背景を余りよく知らない自分は会話の内容を咀嚼するのでいっぱいいっぱい、ちょっと混乱して「えーと何言ってるかよくワカリマセン」みたいな感じになる場面もありましたね(苦笑)

映画冒頭の殺人事件の濡れ衣も、結局はある組織の…それこそ国の将来を左右するレベルのとてつもない陰謀に絡んだ工作であった事が判るんですが、なんと言えばいいのか…その陰謀が本当にアメリカの将来をガラリと変えてしまうレベルの本当にとんでもない内容なのにも関わらず、それ程スゴイ事が起こっていたのだ!感があんまりなかったんだよなーなんでだろう自分でも理解不能なんだけど(苦笑)
なんかね、妙にオシャレなんだよね映像も音楽も何もかも。オシャレ過ぎてお伽話感が強いって言うのかな、現実味が感じられなかったとでも言うのかな。
だから…映画ラストでデ・ニーロ様が演説していたシーンの実際の映像が流れて割と仰天したわよね「あ、まあ確かにほとんど実話って聞いてたけどこの部分がマジなのか!」

あと個人的に…ラミ・マレックさんがヴァレリーの兄役で出て来る。可愛い!可愛い!可愛い!←しつこいw
そしてテイラー・スウィフトの扱いがすんげー雑。あんなんでいいの?登場した時に「え!え!…てかこんだけ?え?マジで???」って声出そうだったジャーン💦
コメント
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