Vol.12はこちら。
さあ巨人VSヤクルト。
先発は今村と小川。わたしは菅野が大好きだけどこれはこれでいい対戦。今村はスライダーでまずストライクが初球からとれるし、小川はいつものように(今年は不調だけど)小さな身体から思い切り投げ込んでくるあたりが気持ちいい。
投手戦。
坂本もゲレーロもいない巨人のラインナップのなかで、期待できるのはマギー。そう思って見るからか、雰囲気ある。
ゼロが並ぶスコア。わたしたちは東京ドームの売り子さんの「はい」と手を挙げてオーダーを待つ姿勢につられてビールやハイボール飲み放題。一杯800円だよ。いつもなら絶対に飲まないのに。
負け投手は今村になったけど、わたしたちは
「満塁になってから沢村を出す神経がわかんない」
「慎之助を出すんなら8回だよな」
「ゲレーロに電話しろ!」
「今村かわいそう」
「石山は秋田出身じゃなかったか?応援しなきゃ」
「なんで最後に打率0.00の宇佐美に打たせなきゃなんないの?(初ヒットになったが)」
「ヨシノブは監督の器じゃないなあ」
結果論で語るのが観客の必然とはいえ、言いたい放題。
ビニール傘は舞い、オレンジのタオルがぶんぶん回った試合なので、十分に満足したんですけどね。
そして夜はなぜか銀座のライオンで生ビール。
「ここがグッチで、こっちはフェラガモ、そっちはイブ・サンローランか」
妻を連れてきてはいけない街だと痛感。
Vol.14「東京スカイツリー」につづく。