事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

携帯不携帯PART6

2010-11-30 | 読者レス特集

Googlenexusone01_2 PART5はこちら

◆通勤ウォーキングのときは後ろポケット。すぐ時間が確かめられるから。
勤務中は机の上。すぐメールが確かめられるから。
移動中はバッグの中。

◆左のYシャツの胸ポケットか、ズボンの左脇のポケットです。
右脇のズボンのポケットには車の鍵をいれています。

◆基本的に胸ポケットに(自分のと業務用のを2つ)入れておく。ただし暖かい季節、暑い季節で、胸ポケットなしのTシャツやポロシャツなどの時は、次のいずれか。

・2つの電話をつないでいる状態でまとめて首にかける。

・1つ(業務用)は首にかけて、もうひとつ(自分の)はズボンのポケット。
(2つまとめて首にかけると重い)

なお、胸ポケットに入れる場合も、セーター類を重ねている時は、中にきている服がワイシャツなど胸ポケットがある場合でも、胸ポケットには入れない。理由は、入れたつもりで実はポケットを空振りして、セーターと中のシャツの間を通り過ぎて落としてしまうことがある。

実は、真冬の駐車場でそれをしてしまい、夕方帰ろうとしたときに「ない!!」となり、さんざんさがした後、「もしかして」と思い、車の周りの雪を掘り起こしたら、あった、という苦い経験を生かして。

……なんかホント、女性の苦労がどこか艶っぽいのにくらべ、男の方は実利一辺倒で色気がないなあ。女性読者のみなさん、男のポケットって、ほんとそんな即物的な存在なんですよ。男性篇はまだつづく

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巨人2010

2010-11-29 | スポーツ

Harakawaguchi  ストーブリーグの記事を熟読していると、今年の巨人の問題点が見えてくる。クルーン、エドガー、イ・ソンヨプは退団。グライシンガーも残留の線はなさそう。オビスポは日ハムに移ったので、外人の一軍枠で残るのはラミレスとゴンザレスのみ。

 そうかガイジンが悪かったのか!とは当然なりはしない。なぜ彼らと契約し続けたのかの方が不思議なのだ。クルーンを最後にもってくることのリスクはプロ野球人なら誰でも感じていたはずだし、なぜ有望な日本人内野手が多いのにエドガーを獲得するかも理解できなかった。ゴンザレスはいい年と悪い年が交互にくる選手だから来年は期待できるのかな(甘いか)。

 もっと不思議なのは、山口、松本、長野(そしてとれなかったけれども坂本)と、三年連続で新人王を連続受賞している球団なのに、その成果が見えてこない。つまりスカウティングと育成がうまくいっているのに、結果がついてこないのだ。

 それにもまして、今年の巨人はピッチャーがいなかった。んもう本当にいなかった。不調だとか言う以前に、物理的に先発ピッチャーがいなかったのだからひどい。

山口の先発転向に失敗したのは仕方がないとしよう。しかし東野と内海以外は、藤井と朝井という緊急移籍組しか柱が存在しなかったあたり、チーム構想はどうなっていたのだろう。クライマックスシリーズの回でもふれたように、久保の復調がなかったらどうなっていたか。

 うーん、遠回しな言い方になってるかな。要するに今年の巨人の最大のネックは、投手陣の整備が近視眼的になっていたことにつきる。もっとはっきり指摘すれば、尾花ピッチングコーチが退団したと同時にこんなていたらく。これが偶然でないとすれば現在のピッチングコーチに責任はあるだろう。

 ところが、このオフに行われた人事では、伊原がフロント、篠塚が退団したものの、“あの”コーチは留任である。もちろん投手総合コーチとして川口が来たわけだから発言力は小さくはなるだろう。でもね、肝心要のところで甘い人事になるあたり、どうも来年もきつい争いになりそうなのであった。

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龍馬伝~最終話「龍の魂」

2010-11-28 | テレビ番組

Ryomadenop 第47話「大政奉還」はこちら

前回の視聴率は17.6%で全番組中4位。当たったけれどそんなにうれしくはない数字。最終回なのでばらしますが、わたしは学生時代から毎週火曜日にはスポーツ新聞を(貧乏だったのに)買い、芸能欄の視聴率をチェックするようなオタクでした。

大河ドラマは、そりゃあ浮き沈みはあったけれど、「独眼竜正宗」と「武田信玄」という化け物をのぞけば(平均39%超ってありえないでしょ)、実はそんなに視聴率をとってたわけじゃない。なにしろ大失敗だったのが90年代の、年に二本やっちゃおうという展開。「琉球の嵐」「炎立つ」などで急激に数字を落としたことにあせったNHKは、元に戻すことに必死だった。年に二本やればそれだけご当地ドラマが作れるという無謀さを見透かされた結果。

しかしそんな状況よりも、たったひとつ視聴率が下回った一年がある。それが「竜馬がゆく」。回復をめざした「花の乱」をのぞけば最低の視聴率。大河では幕末もの、司馬遼太郎ものは当たらないというジンクスを数字が証明しまう結果に。わたしは小学生だったけれど、最終回における北大路欣也の「人間、頭をやられたらいかんぜよ」ってセリフはおぼえていますが。あれ?ちょっと鬼龍院花子がはいってるか。

さて、「龍馬伝」。そんなジンクスがあろうとも、乱世において龍馬はうけるネタだし、福山雅治と福田靖の「ガリレオ」コンビを起用するという企画は正解だったと思う。

牧歌的な第一部から最終週まで、つらぬくテーマは「上士と下士」に代表される身分制度の崩壊(だから最終回のオープニングが武市半平太なのは必然)と、常にみんなに庇護された龍馬の人間的な魅力なのだと思う。ただし、そんな魅力的な人物がなぜ歴史を動かしえたのか、という部分はやっぱり弱かった。

歴史的に抹殺されていたに等しい坂本龍馬が、いまや幕末最大のヒーローになっている要因は、常に誰かが龍馬に何かを仮託してきたということだろうと思います。わかりやすい成果がない以上、語り手の腕前がためされるところだったんだけど。福田靖には、かならずもう一度チャンスがあるはずなのでそこんとこよろしく。

その最終回。暗殺シーンの演出はみごとだった。意外な声が近江屋の扉を開け、ブランキー・ジェット・シティの中村(悪そうでしたねー)とSION(もっと悪そうでしたねー)が一瞬にして中岡慎太郎と龍馬を斬る。彼らふたりが

「泳げない」

と「明日に向かって撃て!」のブッチ・キャシディとサンダンス・キッドをやっていた直後なので転調が効いてる。

人生を使い切る”“うーみ”など、見続けてきたからこそ泣けるセリフもありつつ龍馬伝は幕を下ろした。連続ドラマをワンクール見続ける根性もなかった人間としては成就感ありありです。

最終回の視聴率は20%超だと断言します。そのためにNHKはがんばったのだし(笑)

次回は「龍馬伝アカデミー賞」でまいります。

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東北ブロック事務研。

2010-11-27 | 事務職員部報

この週末はどこへ行っていたかというと、

201011261236000














こういうところです。花巻で行われた日教組東北ブロック事務研。

いやはや面白かった。っていうかなんでオレあんなに酒飲んでんだ。
実行委員がつぶやいていた。
「怒られちゃったんですよー。こんなに酒を用意して、二日目に研修させないつもりかって(笑)」
どうやら確信犯のようでした。
そんな挑発にのって、全力で飲みきるオレもオレだけど。

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「ロードサイド・クロス」 ジェフリー・ディーヴァー著 文藝春秋

2010-11-26 | ミステリ

Roadsidecrossesimg01 ディーヴァーだし文春だし、いつものようにかなり高額な本なんだけれども(2500円)、これだけ読者を楽しませる作家はそうはいないので気合いで購入。

やれやれ、いつもどおりのディーヴァーであり、いつも以上にディーヴァーでした。主人公はリンカーン・ライムのシリーズにゲストとして登場し、のちにシリーズ化された(最初から計算ずくだったんですって)人間のボディ・ランゲージからその内心を読み解く人間嘘発見器キャサリン・ダンス。

前作「スリーピング・ドール」でも、彼女のテクニック(ディーヴァーのテクニックでもある)にはおそれいったが、今回も炸裂している。

事件の発端はブログ。正義を希求する目的で個人が運営するサイトに、しかしネット社会ではおなじみの無神経な書きこみがくりかえされる。それが遠因となったか、書きこみをおこなった人間が次々に襲われる。その現場近くの路上には、いびつで邪気がただよう手作りの十字架が常に置いてあった……

青い虚空」でネット社会(ブルー・ノーウェア)の凄みと空虚さを描いたディーヴァーは、今度も最新ネット事情をからませて暗部をえぐる。ただ、単純にそれを糾弾しているかは微妙なところ。悪意も正義も簡単に実現できると誤解させるところがネットというものの怖さなのだと言いたいのだろう。

で、ディーヴァーを読み続けている人なら「あー、またやってる」を思わせる“肩すかし”も絶好調で、逆に「こう来たんだからこう落とすだろう」と類推する楽しみもある。

ところが油断していると「ディーヴァーのことだから絶対こいつが真犯人だっ!」的人物がチョロチョロして幻惑させてもくれます。マジで読者を翻弄することに長けておる。

作中にURLが挿入されているので、きっとアクセスしたらお楽しみが待っているはずだけど、わたしはやりませんでした。そこまでディーヴァーの術中にはまっては(T_T)

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「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 万城目学著 ちくまプリマー新書

2010-11-25 | 本と雑誌

Nanoko01  ペットなんか絶対に飼うもんか、と思っていた。

 臭そうだし、エサやりも面倒。なにより、死なれるのが困る。

 まるで生き残りゲームかと思うぐらいに肉親が次々に死んだわたしは、つくづくと感じていたのだ。身内が消えていくのはもう十分だ。ペットなんか飼ったら、哀しい思いをする“頻度”が高くなっちゃうじゃないか。

 息子が不登校になってしまった五年前の夏、いつも家にいる彼に何らかの救いが必要なのではないか、彼には仲間(あるいは手下)が必要なんじゃないか……とこれまでの節を曲げてペット購入決定。

 ペットショップのケージにいた、エジプシャンマウとシャムだかの混血、というか雑種兄弟の一匹を連れて帰り、息子は伊織(いおり)と命名。

 仲間?手下?とんでもなかった。“ご主人様”としてそいつは君臨しはじめたのだ。家族は彼の臣下として隷属するしかなくなってしまったのだ。なんてかわいいんだっ!

 猫の何がすばらしいかというと、こちらのテンションとまったく関係ないところ。午前4時なんて時刻にドアをカリカリしてからんでくるかと思えば、すり寄ってくるので可愛がってやろうと身構えると、いきなり座り込んで素知らぬ顔で後ろ足であごを掻いていたりするのである。

 まあ、それ以上にすばらしいのは、一日に16時間は眠るというぐうたらぶりなんですけどね。

「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」は、人間のことばを解し、犬を夫とするマドレーヌ夫人という猫と、小学一年生の元気のいい女の子のお話。かのこという名前は鹿の子から来ていて、父親がむかし奈良の鹿からサジェストされた名前。

そうです。「鹿男あをによし」の直情径行なセンセイがお父さんなわけ。あの物語が「坊っちゃん」を下敷きにしていたように、このお話は「吾輩は猫である」のストレートな後継者。猫の物語である以上、ほんの少し哀しい結末なことまで受け継いでいるのでした。ちょっと泣いた。猫好きの人なら、あれは確実に泣くと思う。ったく猫には困ったものなのであった。

Iori01

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携帯不携帯PART5

2010-11-24 | 読者レス特集

Img10001632837 PART4はこちら

・ポケットが有るときは、同じように左側のポケットかなー。わざとストラップは出してます。ディズニーもので季節限定を一つだけつけるのが最近のお気に入り。今はハロウィン2006年物。右ポケットには、フラップがあったりハンカチを入れてることが多い。

ポケットが無い時、仕事中は机上に放置がほとんど。

やたらメール着信頻度が高いので近くにないと不安。ジャケットのポケットに入れてて家の柱にぶつけ(自分はぶつからず)買ったばかりの液晶のカバーにヒビを入れたことがある。(しょーげき!)

無くして見つからなかったのが一台。こんだけ大ボケなのに、なぜか水没は一度も無い。電池カバーだけ側溝に流したことは有るけど。携帯を落とした拍子にはずれて、ぽちゃん。追いつけず、プカプカと流れて行きました~。

……さすが女性。ポケットに入れてもストラップで自己主張できるあたりはしぶとい。画像が2006年バージョンじゃないあたりはかんべんして。

女性が携帯を携帯しない理由のひとつに、ポケットが少ないし、あっても小さいので(この読者はやっていないけれど)水没の危険が大きいってことがある。

 なぜ断言するかというと、わたしの妻はそれで何度も修理に出したり機種変をしたりしているからです。

「男の人はいいわよ、ポケットがたくさんあるんだから……」

 負け惜しみのように妻は主張。そういうことを考えてみたこともなかったので得心。さて、今度は男の側はどうかというと

夏服の時:パンツの左前ポケット

冬服の時:上着の内側右のポケット(内側右が無いときは、外側右)
     上着が無いときは夏服と同様

……さすが教師。回答にそつがないぞ(笑)。以下次号

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携帯不携帯PART4

2010-11-23 | 読者レス特集

Softbank01 PART3はこちら

・そう使うこと無いから、今のままで充分。携帯はバックに入れっぱなしです。休日は家に置きっぱなしです。家への電話が出来れば良いので。

……これもまた極端な。とかいいながらわたしも携帯を買った当時はそう考えていて、ウチに着いたら電源を切ったりしていた。携帯のいいところは“鳴らないことがしあわせ”で、少なくとも携帯が鳴っていないかぎり家族に不幸な事態は起こっていないと確信できるあたりよね。

・私はいつもカバンに入れっぱでほぼ不携帯状態です。すみません(汗)それにここはソフトバンク圏外だし。他のキャリアは通じるんですがソフバだけは圏外(怒)

……怒りの対象がちょっと違うような気がするけど(^o^)。しかしそうか、そういう地域の人にとっては、携帯不携帯とか以前の問題なんだな。くわしくきいてみると……

・先月、ソフトバンクの下請け会社の方が、「電波調査に行きます」ということで学校にいらしたのですが、よく聞いたらアンテナを建設するのではなく、ピンポイントに、半径100mくらいは電波が届くようになる機器があるので置いてみませんか、ということでした。ソフバは私だけだったし、2年間は設置しないと有料になる(!)ということだったのでお断りしました。

アンテナが建つんだと思ってたのでほんとにガッカリでした。
だって途中の峠道で何かあったとき、携帯が通じないというのは本当に恐怖です。

これからまた冬の山道を通うのかと思うとザンキします

……いや、あの、ザンキ?慚愧?わかんねー。同じ山形県でも言葉は違うんだなあと痛感したメールでした。

以下次号

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「カラフル」Colorful (2010 サンライズ)

2010-11-22 | アニメ・コミック・ゲーム

Colorfulp01 鶴岡まちなかキネマで鑑賞。 

仕事は忙しいし体調最悪。でも、ここで観とかないとまちキネは限定上映だからスルーしてしまいそう。第一、ものは「オトナ帝国の逆襲」「戦国大合戦」「河童のクゥと夏休み」の原恵一のバリバリの新作なんだから無理しなきゃ。

まちキネでほぼ同時期に公開された「天国から来たチャンピオン」にストーリーは似ていて、死者が天使(悪魔ともいえる)からもういちど生きなおすチャンスを与えられるお話。もっとも、向こうはクラリネットの音とともに心温まるエンディングを迎える美しいストーリーだけれど、こちらの主人公が憑依する少年は

“母親が不倫”

“ちょっと好きだった後輩はウリをやっている”

“クラスメイトたちからは完全に無視されている”

というしんどい状況。公立の中学校に勤務する立場とすれば前半はかなりきつい。

しかしほんの小さなことから少年は救われていく。早乙女くんという鉄道好きの友人との交流だ。後輩が援交に走り、そのホテルから自分の母親が出てくるというとんでもない舞台となった二子玉川で、むかし走っていた路面電車跡を早乙女くんとふたりで歩くシーンは出色。落語の道中付けだな。

過去の東京を描くために、押井守は「機動警察パトレイバー」でクーデターまで持ち出した。おそらくアニメとしてはそっちの方が正解なんだと思う。なぜ、原はこんな暗い話をアニメで描かなければならなかったのか。

「大地讃頌」やアンジェラ・アキの「手紙」がバックに流れるように、原の描く中学校はかなりリアルだし、掃除機が部屋のすみに立てかけてある家庭もまた、家族の気持ちに似て暗い。およそアニメ向きではないはずなのに、それでも原は

「いまいじめられている中学生」

に、そしていま

「いじめに荷担している中学生」

に向けて、

青くせーと言われようとも語らずにいられなかったのだと思う。これは原(と原作の森絵都)の非常事態宣言だ。

色は壊れた光だと小林秀雄は喝破したけれど、その壊れ方は多様であっていいはず。世の中が、色々な壊れ方を許容して、カラフルであることをめざすべきだとの主張に完全に首肯する。途中から涙が止まらなくなったわたしは、終映後、たった二人しかいなかった観客のもうひとりとトイレでもいっしょになってしまったので

「すばらしかったね」

と思わずつぶやいたら

「面白かったですねー」

気弱そうな青年は返してくれた。ホモのナンパだとまちがわれると失礼だとそそくさと帰りましたけどね。

トーストの黄色、ハンバーグの赤、母親が握るシーツの白……タイトルに負けずに色彩設定のみごとな作品でもある。ぜひ観て!絶対観て!

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龍馬伝~第47話「大政奉還」

2010-11-21 | テレビ番組

Tokugawayoshinobu01 第46話「土佐の大勝負」はこちら

前回の視聴率は15.7%。最終回近いというのに、世界バレーとEXILEに蹴散らされてしまった。

さて、いよいよ大政奉還。将軍家が、ただ単に石高の大きい大名になるというスタイルで朝敵になることを回避した……しかし歴史のうねりがそれ以上の結果を生む。坂本龍馬がどこまでそのあたりを読んでいたかはちょっとよくわからない。単純に平和を希求したようなタマでもなさそうだが。

でもいずれにしろ、近代日本の体制が龍馬の動きによって形作られた。ドラマだからかなりオーバーに描かれているけれども。

田中哲司が不気味に演じる(“彼女”は嘆いてないか)徳川慶喜にしても、世が世なら賢候として名をはせたに違いないので微妙。大政奉還って徳川の側からの一種の革命だし。前の大河では本木雅弘だったのにねぇ。あ、本木は「坂の上の雲」でも微妙の極致ともいえる役をやってるな。

いよいよ来週は最終回かあ。75分スペシャル。どうやらNHKは総力をあげて番宣につとめるようなのでどうなるか。今回は17%台と読みました。ウチの奥さんは感動してましたし。

最終回「龍の魂」につづく。なんだかんだいってやっぱり寂しい。

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