Fleetwood Mac - Songbird
PART1はこちら。
今日の給料袋には露骨なパンフレットも同封しておきました。「市町村立学校事務職員採用試験のお知らせ」と題されたこのパンフ(こんなかわいい子が採用されてたなんて初めて知った)は、県教委の教職員室が作成したもの。
どうしてわざわざこんなものをつくり、各学校に教育事務所、教育委員会経由で届けたかといえば、学校事務職員のなり手が少なくなっているからです。
さまざまな要因が背景にあるはずですが、最も大きな理由は、学校事務職員という職種が忘れ去られてしまったということでしょう。というのも、小中学校の統廃合が進んだために、8年もの間、採用がゼロだった過去があるのが痛い。
ということで進路指導担当者のあたまからも学校事務職員という職が消えてしまい、他の職種と違って何をやるのかよくわからないので志望者も減るという悪循環。
毎年、若干名の採用に30名から40名ほどの受験者だったのに、来年度採用は一気に25名に増加(大量に現職が退場するということでもある)。この分だと圧倒的な低倍率になってしまう……県教委のあせりが見えるようです。前から学校事務職員という職をもっとアピールしてくれと交渉していたことが、ようやく実を結んだ形。遅いけど。
ということでみなさんのまわりに、性格がよくて子ども好きな人間が進路で悩んでいたら、「学校事務職員ってのもあるけど」とお伝えください。ルックスがキュートだと(わたしは)うれしい。
本日の一曲はフリートウッド・マックの、というかクリスティン・マクヴィーの「ソングバード」。いつかわたしの前に神様が現れて
「お前が池に落としたのはこっちの妖艶なスティーヴィー・ニックスかい?こっちの氷の女、クリスティン・マクヴィーかい?」
と訊かれるだろう。即座に「マクヴィーお願いしまっす!」何の話だ。
2016年7月号「空飛ぶ秘書室」につづく。