事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2010年8月号~不適切な指導

2010-08-31 | 芸能ネタ

Suzukiosamu01 2010年7月号「遺言」はこちら。

「カメラ目線できねぇならテレビ出るな」

木村拓哉が友人でもある放送作家の鈴木おさむに。なんと奥深い。おなじみ、ほぼ日刊イトイ新聞における糸井重里と鈴木おさむの対談は示唆に富んでいた。

「女優だ、モデルだみたいな子は傷つかないと思ってるんですよ、放送作家は。」

糸井重里はそれに追い討ちをかけるし(笑)

「(戦前の日本軍についても言及し)捕虜になった途端に無秩序の烏合の衆に化したと記載がある。帝国陸海軍の軍紀は結局、天皇陛下の名を借りて、抑え付けられた結果だ。」

25日の小沢一郎の講演。今や何を語っても批判される立場になっている小沢一郎だが、これって当たってるじゃん!

「彼(西武の大久保コーチ)も選手をうまくしたいという思いからだったとは思うが、米国が違うのはまず選手ありきという点。選手に気持ちよくやってもらって、よりよいパフォーマンスを引き出すのが、コーチやスタッフの仕事だ。日本には『オレが、オレが』というコーチが多いが、それは仕事をしているという自己満足にすぎない」

メッツの大慈弥功環太平洋担当部長が語る日本プロ野球観。菊池雄星が高校1年だったころから視察に足を運んでいたからこそ、彼の現状には不満があるらしい。大久保の、雄星への“不適切な指導”とはどんなものだったのだろう。

「おれの性格は知ってるだろ」

24日、遅延行為で退場処分を受けた落合監督。はい、よく知ってます。

2010年9月号「仲介役」につづく

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「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」宮藤官九郎著 太田出版

2010-08-30 | 本と雑誌

022fb07f96b59b289c2b59daffd8a02c 冬に白鳥が飛来することだけが名物の東北の小さな町で、「質実剛健」をモットーにする男子高に通う「僕」。高校では先輩たちにイビられ、モテからは遠く離れた毎日の繰り返しで、深夜ラジオの「ビートたけしのオールナイトニッポン」だけが心の支え。ある日、尊敬する高田文夫氏が出演するローカル番組で、「おもしろ素人さん」を募集しているのを見つけた「僕」は、親友たちの名前を勝手に書いて応募した…。

(「BOOK」データベースより)

リリー・フランキーが「東京タワー」で直球な泣かせをやることができたのは、それは他の誰もやっていなかったから。だから「東京タワー」以降に自伝小説をかますには、それなりの工夫が必要だ。宮藤官九郎はそれを、近所にいた白鳥おじさんに松尾スズキをキャスティングすることで(小説なのに!)解決。

ギターとセックスと汗の臭いと、そして白鳥おじさんに象徴させた故郷と……十代の男には、それだけで手一杯だよなー。と日本海側の白鳥飛来地に住む元十代は考えます。死体を踏んだことはないけど(マジで)

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龍馬伝~第35話「薩長同盟ぜよ」

2010-08-29 | テレビ番組

Kusakaritamiyo03 第34話「侍、長次郎」はこちら

前回の視聴率は16.3%。やっと的中かぁ。にしても、NHKの連続テレビ小説と大河ドラマが視聴率バトルの中心にいるってのはいつ以来だろう。それがいいことなのか悪いことなのかはわからないけれど。

今回はいよいよ薩長同盟実現の回。小松帯刀の館に向かう龍馬に、寺田屋のお登勢(草刈民代)が番傘を差しだし、雪の京都を歩き出す……って任侠映画の高倉健かいっ!お供をする三吉慎蔵(筧利夫)は池部良ってことで。

寺田屋のお登勢とお龍(真木よう子)は、ニッポンの典型的な姑と嫁を体現している。内心では龍馬を独占したがり、しかしそのことを露わにすることができない。女性に庇護される存在としての坂本龍馬、というコンセプトは今回も守られた。

薩長同盟が、実はこのように若い人材(坂本、西郷、木戸)によってなされたあたりは幕末の混迷を物語る。大河ドラマにとっては、重鎮的な俳優をキャスティングできないので幕末ものが視聴率的に苦しいのは必然なのかもしれない。まあ、関係者が存命なので大嘘をつけないってあたりが正解なんでしょうけどね。三菱の諸君、今回は創業者がペラペラしゃべりまくってるぞ、いいのか

キャスティングといえば、なぜ大河ドラマの配役はいつもこんなに豪華なのかについて判明しました。

NHKのテレビ受信契約数が一千万を突破した62年、「日曜日の夜に視聴者を向けさせる、映画にも負けない思いきり派手な時代劇を作れ」と檄を飛ばしたのは芸能局長の長沢泰治であると聞いた。そこから生まれたのが「大河ドラマ」だった。
「テレビ作家たちの50年」日本放送作家協会編より

つまり、まだまだ二流の存在だったテレビにとって、映画界から俳優陣をひっぺがすためのツールが大河ドラマだったというのだ。なるほどー。そして実現したのが「花の生涯」「赤穂浪士」「太閤記」だったのである。NHKの、意地の産物だったわけだ。こりゃあ、出演する俳優にとってもプレッシャーですわね。

今回は、いかにもテレビ的な産物である日テレ24時間テレビが真裏にあるので視聴率的には苦しい。15%弱かな。オンエア直後のニュースでは、民主党代表選にからんで小沢と菅の間を右往左往する鳩山の姿が。こっちのキーパーソンはちょっとなあ。

第36話「寺田屋騒動」につづく
いよいよあのシーンかあ。視聴率のためじゃなく、歴史的必然として真木よう子のフルヌードが大河ドラマ初として実現……するわけないか。

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「MOMENT」「WILL」 本多孝好著 集英社

2010-08-29 | ミステリ

51nryxqtbrl_sx230_ 死ぬ直前の人間の願いをただひとつかなえる“必殺仕事人”の、実ははかなく哀しい仕事を描いた「MOMENT」は、第一期本多孝好ブーム(ほんとうに、そういうものがありました)の代表作。

へらず口だけはいっちょう前なくせに、自分の“仕事”に少しずつ傷ついていく青年(神田)を描いて泣かせたものだった。

森野は、そんな神田を陰でささえた幼なじみ。両親の死によって葬儀屋を継いだ彼女は、武骨なルックスと神田以上の憎まれ口でわたしたちにシンパシーをいだかせてくれた。

7年ぶりの続編「WILL」は、なんと森野を主人公にもってきた。誤解をおそれずにいえば前作が村上春樹調なら今度は宮部みゆき調。ラストの一行で解き明かされる森野の7年越しの秘密には、ちょっとグッと来る。本多の読者サービスの腕が格段にあがっていることがわかる。

恋愛小説としても上質。固定客もついたことだろうし、この調子でがんばってほしい。またしても言わせてもらおう。はたらけ本多

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「女優 岡田茉莉子」 岡田茉莉子著 文藝春秋

2010-08-28 | 芸能ネタ

9784163709406 大女優であることを自他ともに認めている……いや、ギャグではなくて大女優とはそんな尊大で傲岸で、そしてそのことが魅力となっている希有な人種。岡田茉莉子は、もちろんその一員なのだが、どうにもその範疇から逸脱している。

美貌の人気俳優の子として生まれ、だがそのことを父親の映画を初めて見るまで知らされなかった……これが本当なのかはわからないが、岡田時彦の娘という出自が、くじけそうになった彼女を鼓舞したのは確かだろう。

しかしここからが変わっている。なぜ彼女が(鉄壁の製作体制にあったメジャーのなかにいたにもかかわらず)プロデューサーを兼務することになったのか。まわりから頼まれて、と軽くこの自伝でふれているけれど、どう考えてもそんなはずはないのである。

ヒントはこの自伝で“ふれられていない”ことの方にありそうだ。彼女の夫は松竹ヌーベルバーグの雄、吉田喜重。となればもうひとりの代表者である大島渚と、やはり女優の妻である小山明子に何らかのエールがあっても不思議ではない。でも、この長大な書には一行も彼らについての言及はない。こんな強力なプライドのために、女優として監督のコマという位置にとどまっていられなかったのだろうな。だから後年は(ひとりで背負って立つことのできる)舞台中心の活動になったのだろう。

やはり、希有な人種による希有な書だというしかない。圧倒的な面白さなので映画ファンならずともぜひ。「秋津温泉」「人間の証明」「浮雲」だけの人ではないことがよくわかります。

ちなみに、わたしはテレビの「男は度胸」(NHK)で絵島を演じたのが彼女を意識した最初でした。派手な顔!
Okadamariko02

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「弥勒の月」「夜叉桜」「木練柿」 あさのあつこ著 光文社刊

2010-08-27 | 本と雑誌

33492487 小間物問屋「遠野屋」の若おかみ・おりんの溺死体が見つかった。安寧の世に満たされず、心に虚空を抱える若き同心・信次郎は、妻の亡骸を前にした遠野屋主人・清之介の立ち振る舞いに違和感を覚える。―この男はただの商人ではない。闇の道を惑いながら歩く男たちの葛藤が炙り出す真実とは。
(「BOOK」データベースより)

「バッテリー」のあさのあつこが時代小説?ちょっと肌合いとしてよくわかんないので敬遠していたのが大失敗。こりゃあ傑作だ。主人公の同心・信次郎が、好敵手(犯人ではなくて)を見つけて狂喜するあたりと、その好敵手を権力をかさにきてなぶるあたりの展開がいい。

そしてこの好敵手・遠野屋のキャラがなかなか。彼の心のなかは、第一作「弥勒の月」の最後の最後の情景でしかうかがえないあたりが渋い。ダークで冷たい味わいの宮部みゆきといえばわかりやすいのでは……わかりにくいですか、そうですか。

第二作「夜叉桜」第三作「木練柿」と、次第に普通の時代小説の体裁をととのえてはいるが、どSな主人公とまっとうなライバルという構図が守られるかぎり、このシリーズは魅力的でありつづけるだろう。一回ぜひ読んでみてほしい。

新作「東雲の途」特集はこちら

弥勒の月 (光文社時代小説文庫) 弥勒の月 (光文社時代小説文庫)
価格:¥ 600(税込)
発売日:2008-08-07

夜叉桜 (光文社時代小説文庫) 夜叉桜 (光文社時代小説文庫)
価格:¥ 700(税込)
発売日:2009-11-10

木練柿 (光文社時代小説文庫) 木練柿 (光文社時代小説文庫)
価格:¥ 680(税込)
発売日:2012-01-12

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小沢政局

2010-08-26 | 国際・政治

おやおやおや。小沢出馬かあ。なんとまあ。

「渋滞」で、“小沢が立つことなどありえない”とした責任もあって、ちょっと特集します。小沢一郎にしても、最初から9月の代表選に出るつもりなどなかったに決まっている。それがこんな始末になったのは

・山岡副代表なるお調子者をはじめとした“子分”の暴走をとめられなかった。

・自分のことをさんざんこきおろして幹事長辞任に追いこんだマスコミが、「出る」「出ない」と大騒ぎしたために引っ込みがつかなくなった。

・その大騒ぎの過程で、自分のパブリックイメージが(マスコミ村の中でだけだけど)どんどん好転しているのに驚いてその気になった。

・最大の目標である『政界再編』へのとっかかりになると覚悟した。

・自分の年令を考えてしみじみとした。

・自分の健康を考えてしみじみとした。

抱きつき心中に追いこんだ鳩山を「(菅を支持するとは)どういうつもりだよ」と脅したら、さっさと自分を支持すると腰の軽いところを見せたので勝つ目が出てきた。

・とにかく菅が嫌い。仙石はもっと嫌い。

……こんなところだろうか。あおっていたマスコミにしたって「(もしも代表選に出るとしたら)間違って出ざるをえなくなった、というパターンだと思います」と冷静に予想している人もいた。まさしくそんな展開になったわけだ。

 誤解されると困るのだが、わたしは小沢に対して同情的。実は問題にもならないはずの“不記載”なんてネタで検察に追いこまれ、元秘書もからんで、誰も得をしなかったどころか誰もが傷ついたあの事件の渦中にも小沢を応援していたし、その思いはいまでもかわらない。

 でも、みんなあまりにも小沢一郎を過大に評価しているのではないだろうか。彼の“剛腕”の中身を子細に見れば、決して選挙に強かったわけでもなく、彼の決意に涙を流して大喜びする議員がいるかわりに、部下は次々に離反している。なによりも彼の心臓はだいじょうぶなのか。ただでさえ長くない寿命を、今度の騒ぎで消費し尽くさなければいいなあと、わたしは本気で思っているのだ。

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50才のハローワーク~テレビの人

2010-08-25 | 社会・経済

Yamashingogai 「客室係」篇はこちら。

おなじみ、飲み屋でうかがう職業裏話シリーズ。今回はテレビ局の社員。ついに50才バージョンに突入。

「やっぱりね、そのスポーツが人気あるかないかでテレビ局に対する態度も違っちゃうわけですよ」

居酒屋のカウンターでそのお兄さんは饒舌になる。

「バスケットボールだったら、試合の最中にCMいれようがなんにも文句でないですよ。それが高校野球ときたらもう……」

「大相撲なみにうるさいと」

「そうなんです。CMは14回までって決まってましてね。チェンジのときに消費するんですけど、これがほら、こないだの鶴岡東と山形中央の決勝戦みたいに延長戦になったりすると」

「CMも入れられなくなっちゃうわけだ。」

「アナウンサーはトイレにも行けないし、解説者は一服できないし……」

「なるほどー。そういえばプロ野球でもそんな場面見たことありますよ。フジでやってた中日VS巨人だったかなあ。アナウンサーが『もうCMを出し尽くしましたのでこれからはCMなしでいきます』って」

「でもあの中継の延長ってのもむずかしくてですね。ウチの系列の在阪キー局が、星野が阪神の監督だった時代に優勝した試合を中継してたんですよ。で、優勝が決まって、これから星野のインタビューだ!ってときにCMが入っちゃって、その企業に抗議電話殺到。」

「どうしてそんなことになったの?」

「たった12分間しか延長しなかったのに、消化しなきゃいけないCMが8分間もあったんす(T_T)。業界じゃ伝説ですそれ。」

「現場で勝手に延長するわけにもいかないもんね。でも途中でもっと延長する判断してもよかったじゃないですか」

「ダメなんですよー。あの、○時○○分まで延長しますってのを一回でも宣言しちゃうと……」

「はぁ」

どこの世界にもよくわからない事情というのはあるものなのだった。お勉強になりました。

「鍵屋」篇につづく

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渋滞

2010-08-24 | ニュース

お盆の高速道路 大渋滞は半減
8月17日 NHK

16日までのお盆の期間中、全国の高速道路は30キロ以上の激しい渋滞が去年の半分以下に減るなど、事前の予測で懸念されていたような激しい混雑にはならなかったことが高速道路各社のまとめでわかりました。

高速道路各社によりますと、今月5日から16日までの12日間に全国の高速道路で起きた渋滞は、30キロ以上の激しい渋滞が26回と、56回だった
去年の半分以下に減ったほか、10キロ以上の渋滞も448回と520回だった去年から14%減りました。

最も長い渋滞は、今月14日に常磐自動車道上り線の水戸北インターチェンジ付近で起きた53キロでしたが、去年、栃木県の東北自動車道で発生した69キロの渋滞よりは短くなりました。

高速道路各社では、去年は、お盆の期間は平日も実施された上限1000円の割引が、ことしは土曜と日曜に限定されましたが、逆に混雑を避けて平日に利用する車が多く、混雑が分散したことや、激しい渋滞となった去年の教訓からドライバーが携帯電話などで渋滞情報を確認して出発の時間帯を変えるなど、混雑を避けたためではないかと分析しています。

東日本高速で渋滞予測を行っている本間英貴さんは「ドライバーが情報を上手に活用しながら運転したことがうかがえる。1000円割引の期間が短くなったことで、旅行先を去年よりも近場にする人も多かったのではないか」と話しています。

……どうもちかごろニュースがおかしいなあ、と思っていた。なんか、無理矢理って感じが多いのだ。

民主党の代表選にしても、どう考えてもここで菅首相を引きずり下ろしてしまえば民主党という船全体が沈んでしまうし、小沢自身が立つことなどありえない。でも、連日のように菅VS小沢というわかりやすい構図でマスコミはあおりまくっている。

要するに夏枯れなのであろう。保守派マスコミが、自民党やみんなの党の露出が少なくなったことへの危機感をどこまでもっているものだか。

 高速道路についても同様だ。社会実験としての無料化が気にくわないのはわかる。でもだからといって「大渋滞!」「前代未聞の!」はやりすぎ。中継を見ていても「いや、割合にスムーズに動いてはいますが」なーんて具合にレポーターは困惑。

あまりの渋滞に利用者の怒りの声が……と、もっていきたかった当てが外れてがっかり、ってわけだ。おかげで渋滞が回避できたのだから結果オーライ?いやいや、利用者をなめてもらっては困る。あなた方が考えるより、わたしたちは愚民ではない。

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明細書を見ろ!2010年8月号~懲戒処分4

2010-08-23 | 明細書を見ろ!(事務だより)

Toystory3 2010年6月号「懲戒処分PART2」はこちら。

前号の「懲戒処分PART3」はちょっとやばすぎるのでアップできませんでした。

 さて、これまでの特集で懲戒処分について

・どんな種類があり

・どれだけの重さなのか

を考えてきました。処分の内容をひととおり眺めてみると、ある傾向が見えてきます。勝手にカテゴライズして恐縮ですが、【飲酒系】【エッチ系】の処分が圧倒的に重いのです。

 それはなぜか。

 考えるに、処分において重視されるファクターは【故意】あるいは【常習性】ではないかと。つまりその意味で、飲酒運転は厳罰ターゲットのどまんなかにすえられるわけです。くれぐれも、甘くみないように。

 で、ようやくもとの能天気な事務部報にもどれる……と思ったらこの地区内でまたしてもスピード違反で処分をうけた人が出た模様。

 くどいようですが“自分のことは棚にあげる”ことが得意な事務職員として主張します。スピード違反については「ついうっかり」という要素があるので飲酒運転などよりは処分が軽いにしろ、おいおい何でこんな時期に違反なんか、と脱力するようなケースがあるのです。

 運転者の最低限の常識としておぼえておいてください。以下の時期は、より慎重な運転が求められることを。

①春と秋の交通安全運動期間

②月末

③年度末

 交通安全運動期間中は文句なし。テントをはり、のぼりを立て、警察は威信をかけて違反の摘発に血道をあげています。それでは月末や年度末はなぜ?
答は次号に。

画像は、どんなに悲しい思いを抱いていても、人間の前では否応なしに微笑んでしまう人形たちの“演技”が泣かせる「トイ・ストーリー3」。泣いた泣いた。

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