2010年11月号「時のたつのも忘れ……」はこちら。
「日帰りのつもりだったのに…」
25日夜から26日のお昼まで、雪のために国道49号線で立ち往生した主婦のつぶやき。テレビで見てびっくり。降るんだねー福島県。渋滞の原因はトラックが横すべりしたことらしい。気をつけろよ。とか言いながら、酒田市みずほなんていう繁華街で今年最初に(きっと最後に)スタックしてしまったわたしが言える話でもありません
「僕らは洋楽の影響も受けていないし、劇的な人生も送っていない。斬新な音楽やメッセージを送る人をアーティストというのなら、そういう意味でのアーティストではない。でも丹精込めた家具のように、熱量をかけて作ってきたのは間違いない」
いきものがかりの発言。立派な考え方だと思う。路上からスタートしたバンド特有の視点だろうか。それにしても、洋楽の影響を受けていない、と断言できる世代が台頭しているわけだ。中年としては、喜ぶべきか哀しむべきか。
「私なんかは、受験に行ってはじめてキリスト教系の学校だと知ったんですからね。『俺んちは天台宗だけど大丈夫かな?』って思いました。」
単に長島の後輩になりたいからと立教に入った徳光和夫。おなじみ「ほぼ日刊イトイ新聞」での糸井重里との会話から。手練れの会話者ふたりが切り結ぶとここまで面白いのか、と納得。すばらしい対談でした。川相とのも絶好調でしたよ。ぜひ。
2011年1月号~小指の思い出につづく。