PART2島崎俊郎篇はこちら。
宝島社をつくった人である。元革マル派である。彼の訃報がなんでもっと大騒ぎにならないのかと思った。
だってわたしの身体の2%ぐらいは宝島社で、正確に言うと別冊宝島というムックで出来上がっているからだ。
「このミステリーがすごい!」はその一環。だから最初から読んでいたし買っていたわけ。
2023年最後のアップになります。みなさん良いお年を(こういう挨拶が苦手)。
PART2島崎俊郎篇はこちら。
宝島社をつくった人である。元革マル派である。彼の訃報がなんでもっと大騒ぎにならないのかと思った。
だってわたしの身体の2%ぐらいは宝島社で、正確に言うと別冊宝島というムックで出来上がっているからだ。
「このミステリーがすごい!」はその一環。だから最初から読んでいたし買っていたわけ。
2023年最後のアップになります。みなさん良いお年を(こういう挨拶が苦手)。
ライアン・オニール篇はこちら。
彼のアダモちゃん初登場の回の「オレたちひょうきん族」は忘れられない。
何よりも、あのキャラはビートたけしのツボにはまってしまったのだ。出演者全員が抱腹絶倒の状態になり、特にたけしにうけたのは大きかっただろう。島崎自身もどうしてこんなにうけるのか理解できなかったのではないか。
超弩級の爆笑は、アミダ婆あ初登場の明石家さんまの回に匹敵したかもしれない。
蓮見清一篇につづく。
LOVE STORY | 50th Anniversary Trailer | Paramount Movies
2023年11月号PART3「朝潮」篇はこちら。
「ある愛の詩」がどれだけ人気があったかは、その当時の空気を知らない人には想像もつかないだろう。アリ・マックグローが白血病で死んでいく、それだけの話なのに全世界が彼女とオリバー(ライアン)のラブストーリー(原題)に熱狂した。中学一年生だったわたしも「許可映画」だったこともあって見に行ったんだけど、物理的に劇場に入れないのよ、あまりにも混んでて。その劇場、酒田グリーンハウスの扉が閉まらないの。
無色な白人男性という意味で、ライアン・オニールは当時において貴重な存在だったかも。まさかそのあとに実の娘と共演した「ペーパー・ムーン」という名画が登場するとはなあ。印象深かったのはウォルター・ヒル監督の「ザ・ドライバー」。圧倒的な車両感覚を持っている“逃げ屋”の存在は、共演のイザベル・アジャーニとともに今でも忘れられないのでした。
PART2「島崎俊郎」篇につづく。
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ ダウンタウンブギウギバンド PENTAX LIVE INN1987動画
PART2「港チー」はこちら。
「何を狙ったでもなく、好き勝手に書いた曲。作詞のセオリーも知らなかったので、作曲の宇崎はメロディーがつけられず、歌詞を語る形になった」
阿木燿子が夫の宇崎竜童の「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」のために書いた「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」について。さすが奥さんだなあと思うのは、宇崎竜童の、あの吐き捨てるような口舌が実にかっこいいことを承知はしていたのではないかと。
そんな宇崎竜童が山口百恵などへの楽曲提供などで、稀代のメロディメイカーになっていくのだからわからないものだ。
とんねるず 北の国から あのシーン
2023年12月号PART1「ネクタイ」はこちら。
「お前たちのおかげで30%とれたんだ」
「北の国から」の演出だった杉田成道さんが、「とんねるずのみなさんのおかげでした」のチーフプロデューサーだった港浩一さんに向かって感謝。あの番組のなかで「北の国から」のパロディコントを何度も何度もかましていたからね。にしてもあの港さんがいまやフジテレビの社長かあ。そういえば石橋貴明があの番組のなかで
「港チー、(宮沢)りえがハイキングに行きたいって言ってるー」
と話していたのをおぼえている。遊園地だったかな。いやあみんな若かったなあ。
PART3「あの娘の何なのさ」につづく。
緑の街 / 小田和正 by Uru
2023年11月号PART2「NO MORE映画泥棒」はこちら。
「突然ネクタイが悪者のようになってしまった。青天の霹靂だった」
東京ネクタイ協同組合の和田匡生理事長の、2005年のクールビズの開始による影響を嘆いた発言。一年の半分以上をクールビズですごす日本で、ネクタイの売り上げを復活させるのは確かにむずかしいはずだ。
わたしにしてからが、いったい何年ネクタイを買っていないだろう。父の日にネクタイのプレゼント?うちにそんな風習はありません(#^.^#)。
っていうかネクタイにまつわるエピソードがない。大橋巨泉の結びは大きすぎるだろうとか、ウインザーノットって何?とか。とにかく細く結ぶことしか頭にありませんでした。
本日の1曲はUruの「緑の街」。小田和正のオリジナルを今日聴いたら、あれ?なんか違うなと。コピーの方が強い(笑)
PART2「港チー」につづく。
2023年12月号「ファクシミリ廃止?」はこちら。
さあ、差額です。どのような形でこの金額になったかをお知らせします。
こむずかしい話は裏面の、学校事務職員の先輩がつくった説明を読んでもらうとして、いくつかキーとなる点があります。
・改定はほぼ国のそれと同様。
・月例給はすべての級、号給で引上げ
・上げ幅は若年層に厚く、中高年は渋い
・期末勤勉手当は0.1月分引上げ
・しかしそれでも国よりも0.05月分少ない
・その0.1月は、期末手当が0.05月、勤勉手当が0.05月の配分。
・評価制度が影響する勤勉手当にばかり近年は配分されてきたので、一定の改善だとは言える
……こんなところでしょうか。特に若手が大幅に上がったのは、先生になりたくない、どころか公務員全体がなり手不足に陥っていることが影響していることは確実。
ちなみに、いまニューヨークでラーメンがいくらするかご存じですか。
だいたい、3000円だそうです。やっぱり円高の影響が……まあそれもあるでしょうが、ニューヨーカーには3000円を払うだけの所得があるってことです。先進国のなかで日本だけが所得が伸びず、それが失われた30年の遠因になっているのですから、とにかくもっと給料を上げろ!ということを強く言い続けないと。
画像は「RRR」
まちキネで二回も満員で入れず、ようやくDVDで拝見。すごいなインド映画。あんなひどいケガをして薬草一発で治るってどういうことだよ、なんてめんどくさい理屈はいいっこなし。面白かったー。
これほどDVDのパッケージと中身が違う映画もめずらしい。
パッケージを見る限り、主役はどうやらリーアム・ニーソンで、「ワイルド・スピード」のミシェル・ロドリゲスも出ているとなれば、例によって例のごとくノンストップアクション映画だと誰だって予想する。
全然違いました。
オープニングは確かに激しい強盗シーン。しかしこの計画はもののみごとに失敗し、あろうことかリーアム・ニーソンがこの段階で退場してしまうのである。完全に、ではないけどね。そしてシンプルに出たタイトルが
Widows
つまりは彼ら強盗の未亡人たちのお話だったのだ。しかも監督が「それでも夜は明ける」のスティーブ・マックィーンで、脚本が「ゴーン・ガール」のギリアン・フリンなのだから素直な映画になるはずがなかったわけだ。
未亡人を演じるのがロドリゲスの他に「TENET」でその異様な高身長で魅せたエリザベス・デビッキと、アカデミー賞女優であるヴィオラ・デイビス。この三人がどんどん魅力的に見えてくる。
夫たちが奪おうとした金は、やばいシロモノであり、その返済をあぶない人たちに求められた未亡人たちは、返済額に1人当たり100万ドルを上乗せした金を奪おうとする……
クールな展開、みごとな編集、すばらしい役者たち、そして音楽がハンス・ジマー。なんでこんな映画が日本では(コロナのためとはいえ)ビデオスルーだったのかなあ。そしてよくぞこの映画をレンタルしたわたしがえらい。グッジョブおれ。
二段組400ページj超。デッドプールのクリエイターだけにジョークやワイズクラックの連発で面白いのだけど、結局読み終えるのに10日もかかってしまいました。
5人目の子どもを妊娠中で、非常にふくよかな(笑)ユダヤ人元FBIプロファイラーと、落ち目の中国系新聞記者がタッグを組んで(というわけでもないか)インド人青年が射殺された事件と、郊外の宅地に人間の骨が埋められていた事件に挑んでいく。
自分が優秀であることを承知しながら、子どもの世話のために事件に十分に取り組めない主婦という造型はうまい。アメリカの郊外は、農業者としてイギリスとドイツの白人が入植していたのに、そこへインド系や中国系が進出しているというのがストーリーの核。テーマはわりにシリアスです。