事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第1回「ありがた山の寒がらす」

2025-01-06 | 大河ドラマ

光る君へ最終回はこちら

さあ大河。今年は横浜流星が主演で脚本が森下佳子。魅力的だ。

極真の使い手である横浜流星は「春に散る」のためにボクシングを始め、ほんとにプロテストに合格しているとか。どんだけ格闘家なの。でもこの大河は戦のまったくなかった時代を描いたもの。「あなたの番です」でもキレキレのアクションを見せてくれていたので、ちょっともったいない感じもする。

森下さんは「おんな城主 直虎」で大河は経験済み。ただ、ドラマとしてはいま一つだった印象。むしろ大河以上に大河っぽかった「JIN-仁-」の線を期待したい。あんなに毎回泣かせなくてもいいけど。

さて、この大河は田沼意次の時代が背景。ダーティなイメージがつきまとう田沼だけど、わたしはあの名作ドラマ「天下御免」の仲谷昇が刷り込まれているので、わりに好印象。穏やかなパトロンって感じだった。

この大河でも渡辺謙が田沼役なので、一筋縄ではいかない形で描かれていくのだろう。天下御免には現代の風景がたびたび挿入されたが(その嚆矢は現代の品川の街に、フランキー堺演じる居残り佐平次が消えていく「幕末太陽傳」だろう。あ、これも遊郭のお話だった)、今回はナレーターの綾瀬はるかが特別出演し、スマホを使いながら吉原を案内するというシーンがあってうれしかった。

文化の爛熟期ではあるけれど、視聴者にはなじみにくい時代だから……あ、そうでもないか。平賀源内や長谷川平蔵(鬼平ですよ)がすでに登場し、グラビアアイドルをそろえてサービスも満点。面白かった。来週も絶対に見ます。

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今月の名言2024年12月号PART2 黒いビル

2025-01-06 | うんちく・小ネタ

PART1はこちら

「あの黒いビルがねえ」

黒いビルとは、角川の第3本社ビルのこととか。確かに黒い。様々な企業を食いまくったあの角川書店が、あのSONYに食われるのでは、と某書店員がしみじみ。サイバーテロにやられた角川は、雑誌はともかく単行本は出庫に手作業でしか対応できず、社員は疲労困憊だったとか。いいことないなあ。

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謹賀新年 今月の名言2024年12月号PART1

2025-01-05 | 受験・学校

あけましておめでとうございます。今年もよろしく。

とか言いながら新年早々サイバーテロでgooが狙い撃ちされてアップできなかったのにはびっくりでしたが。

「教職調整額か残業代かにかかわらず、残業ありきで話が進んでいるのでは」

教員の給与における4%がどうなるのかという霞が関の議論に疑問を呈する山形大学生の意見。きわめてまっとうな話。教員選考の倍率が、小学校・中学校・高等学校すべてが最低を記録した以上、改善はまったなしなのだが。にしても、段階的に10%まで引きあげるというのは、いかにも落としどころ。いかにも霞ヶ関の論理。

画像はお寺とうちに飾る門松。松竹梅、南天、ゆずり葉、豆殻……松以外はすべてうちの敷地内で用意できる哀しさ(T_T)

PART2「黒いビル」につづく

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