事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

日本の警察 その143「可燃物」米澤穂信著 文藝春秋

2023-11-17 | 日本の警察

その142「臨場 劇場版」はこちら

米澤穂信が警察小説?「黒牢城」で時代小説と本格ミステリをみごとに融合させた米澤が、今回も成功させています。意外に、表題作には賛成できないんだけど、その他はすばらしい。

まるで警察小説のパロディかと思えるくらいに周到な警察論、組織論がくり広げられます。名探偵である葛警部ものとして、シリーズ化必至と読みました。

その144「陰の季節」「刑事の勲章」につづく


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