お寺のオバサンのひとりごと

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基山、鳥栖、三養基歴史散歩

2023年05月08日 | 佐賀ネタ
 連休明けと共に、大雨も明け、天気回復。
 ゆめさが大のクラブ活動から発足した「歴史勉強会」。
 ゆめさが大卒業後も継続し、元高校教師・郷土史家のM先生をお迎えして月に1回開かれていますが、
きょうは現地研修ということで、
佐賀県基山町、鳥栖市、みやき町を廻りました。
 

 まず、基山町宮浦の「荒穂神社」へ。
 『延喜式』(西暦900年代編纂された古代法典)に掲載の神社。
 

 写真↑の鳥居は元禄時代に創建と教えていただきました。
 ちなみに佐賀県内の格式高い延喜式内神社は他に、松浦の田島神社、佐賀市大和町川上の與止日女神社だそうです。
 荒穂神社の後は、基肄(きい)城跡。
 

 663年白村江の戦いで負けた後、朝鮮半島から攻められることに備えて太宰府を守るため築かれた城の跡。

写真は現在も残る水門。
 



 その後、サロンパスがある鳥栖市田代町へ。ここは、江戸時代 対馬藩田代領の代官所があり、長崎街道に面して賑わった地。
 ちなみにサガン鳥栖の拠点・佐賀スタジアムの辺りも、かっては対馬藩。(佐賀藩は鳥栖市轟木から)
 

 対馬藩の田代藩校が東明館。





 その後、鳥栖市河内町の臨済宗の萬歳寺へ。かなりの山道でした。鎌倉時代初期創建の寺院。

 境内には、石に書かれた経典を奉納した大きな石碑。
 国の重要文化財の絵画(高僧の絵画)があるそうです。
 墓地には涅槃像も。
 

 最後は三養基郡みやき町の千栗(ちりく)神社へ。
 昔の筑後川が蛇行した高台にあり、久留米市との境界線。
 

 車で登る道もありますが、きょうは頑張って急な長い階段を上りました。息が切れました。
 柔道の金メダリスト・故 古賀稔彦さんが少年時代この階段で鍛錬されていたそうです。
 
 盛りだくさんの歴史研修。
 お仲間の皆さんに大変お世話になり、お蔭さまの楽しい1日を過ごさせていただきました。
 
 


コメント
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