お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

無碍

2023年10月22日 | 仏教


 きょう10月22日、佐賀は爽やかな秋晴れ。
 さて、親鸞聖人の弟子・唯円さんが親鸞聖人亡き後、教えが間違って受けとられることを嘆いて、聖人から直接聞かれた言葉をまとめられたのが『歎異抄』(たんにしよう)。
 その歎異抄を現代の言葉で味わう『日めくり歎異抄』22日の言葉です。

 

 思いどおりにならないつらいこと、悲しいことが多々ある人生です。
 「さまたげが さまたげでなくなる」とは、
泣かないで、明るくしろ、我慢しろ と言うことではありません。
 つらく、悲しいことには変わりありませんが、
 あるがまま
しなやかな柳のように、暴風にも折れず、受け流して生きてゆく。
 私が「さまたげ」と思っていたのが、単なるたまたげでなく、大切なことに気づかせていただくご縁でもあった と受けとらせていただくのが、
阿弥陀さまがご一緒くださる人生なのでありましょう。

コメント
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