お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

キテラ

2018年09月16日 | 行事・案内


「キテラ」とは、子ども達がお寺で楽しむ集いです。

 毎年、役員さん(若手僧侶)方が、いろいろな企画されています。

 チラシをいただいています。写真 ↑

 今年は龍谷高校吹奏楽部、書道部パフォーマンス、また、マジックショーあり、本格的な弦楽五重奏、ヴァイオリン・ピアノヂュオの演奏あり。

 販売では、
 パン、弁当、コーヒー、アイス、カレー、シュークリーム、アップルパイ、
 手作り雑貨、布製品。革製品、自家製雑穀米、スーパーボールすくい、ポップコーン

 無料コーナーには
 わたがし、かき氷
 ゲーム、書道体験、マジックコーナー、ブレスレット、アクセサリー作り、などなど・・・

 楽しそうです。

 日時:9月30日(日)11:00~17:00
 場所:本願寺佐賀教堂(県庁西・佐賀西高グランド北)

 時間内出入り自由です。入場料も入場券もありません。
 
 ウチの若院もお世話係をさせていただいています。

 どうぞ、お子さん、お孫さん連れで、気軽に遊びにお出かけ下さい
 
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聴聞の心得

2018年09月15日 | 仏教
 14日は、「なでしこ会」・法専寺女性の集い でした。

 この会は、男性抜きの会ですから、住職はノータッチ。

 私、坊守がお勤めの調声をし、仏教や真宗の作法などをお話し、お茶を飲みながら歓談する会です。

 今、法専寺仏教壮年会の例会でも使用されている

  
 
 仏教壮年会連盟の「朋友」ー浄土真宗入門のてびき をテキストに、お話させていただいています。

 昨日は、聴聞の心得をご紹介しました。

 一、このたびのこのご縁は初事と思うべし
 一、この度のこのご縁は我一人のためと思うべし
 一、このたびのこのご縁は今生最後と思うべし

 聴聞を重ねると、ご講師のご法話中に、
「あ、それ知ってる~ 聞いたことある~
と、慢心がわき起こったりしがちなのですが、
それこそ、一期一会、
ご法話をお聞かせいただく、この度のご縁を初めてのご縁と、心得よ とのことです。

 また、たくさんの同朋(お仲間)と共に、法座の席に着いていると、私一人くらい聞いてなくても、居眠りしてもわからないだろうと思いがちですが、
 一対一、ご講師は私一人のために、ご法話くださっている と、心得よ とのことです。

 また、ご法話は、年取って暇な時に聞きに行くもの ではなく、多忙な中に、時間を作って、聞かせていただくもの で、
そのうちに、いつかまた・・・は、もう無いかもしれないのですから、これが最後の法話のご縁 と 心得よ とのことです。

 浄土真宗では、修行は何もありませんが、聞法を第一としますから、み教えを聞くということが最も大切にされ、お聴聞の場に着こうとしない者は、それこそ「名ばかり門徒」ということになってしまいます。

と。



 
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9月の言葉 その2

2018年09月13日 | 仏教


 写真は、先日、お稽古で生けた 立花正風体。
まだまだ、時間ばかりかかって、モチャモチャ生けています。
 立花を習い始めた頃は、針金も使うし、形がきまっているし・・・なんて、面倒くさいんだろう と、感じていましたが、
今は、下手なりに楽しく生けています。

 さて、東井義雄先生の言葉「ほのぼのカレンダー」9月の言葉は

 こころを育てる畑を
 荒らさないように


 「こころを育てる畑」とは、家庭であり、社会でありましょうか?

 家庭や社会、生活の中に仏教(自分を客観視する視点)があるかないかは大きいように感じます。

 仏教ならぬ、自分教(自分の理性だけを生きる指針とする)では、自分の思い通りにならない人生の中に、より傷つき、ますます自己中心の感性の中に閉じこもり、心が荒廃してしまうかもしれません。

 こうあるべきという、道徳や正論でなく
なんか、ふんわり、あたたかく、スケールの大きな仏教。

 こころを育てる仏教が、忘れられ、荒らされないよう、大切に守りたいと思います。
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能と狂言

2018年09月10日 | 佐賀ネタ


先日、夫婦で神埼市千代田町「はんぎーホール」での「能に親しむ会」へ。
 夫の同級生のご主人とお嬢さんが能楽師さんで、ご出演です。

  能「班女」について、多久島法子さんご自身による事前講座もあったようで、受講していたら、もっと楽しめたと思います。
 「能」に疎い(「能」に限らず、何でも無知な)私には、難しかったのですが、地謡の方々の作法など、興味深く拝見いたしました。

 狂言の野村万禄氏が僧侶を演じる「無布施経」は、笑いました。
 



 12月1日午後1時からは、「福岡観世会定期能」が福岡市大濠公園能楽堂であるようです。



 来年3月30日には、唐津市浜玉町を舞台にした能「籠太鼓」が演じられるようです。

 この時は、「狂言」の野村萬斎さん父子も出演なさいます。

 能と狂言。日本人として、もっと、学びたいと思う、よきご縁を賜りました。
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9月の言葉

2018年09月09日 | 仏教
昨晩は、仏教壮年会9月の例会でした。
 雨がシトシト降る中、ご参集くださいました諸氏に厚く御礼申し上げます。

 日中の気温が上がらず、半袖では肌寒くなりました。
 
 さて、法語カレンダー、9月の言葉は 『親鸞聖人御消息』


 まことの信心の人をば
 諸仏にひとしと
 もうすなり



 法語カレンダー解説の『心に響くことば』の中で、田中信勝師は

「阿弥陀様のお心をそのまま受け入れた(信心)の人を、仏さま方に等しいと申します」

「仏さまではないが、仏さま方と同じようなもの」

「阿弥陀さまの心を信じ、お念仏を称える人は「摂取不捨(せっしゅふしゃ:一度抱き取ったら、決して捨てません)という阿弥陀さまのお心の真っ只中にあるのだから」

「こんなお粗末な私が「仏さま方と等しい」とは、何ともったいないお言葉でしょうか」

と、解説いただいております。

 経文の中で、浄土(仏の世界)は、とても、とても遠い と、表現されています。
そりゃ、そうです。煩悩の心からは、遠~い、遠~い境地であるから。

 一方、浄土は、すぐそばにある とも表されています。
これは、「浄土」という世界(覚りの境地)の存在を阿弥陀さまが私に知らせんがために「南無阿弥陀仏」となって、私のところに届いてくださっているからでありましょう。

 とてつもなく遠いが、阿弥陀さまのおかげで、私のすぐそばに・・・

 はい、もう、阿弥陀さまに、ただ、おまかせ するしか ございません。
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祖父母参観

2018年09月07日 | 雑感
9月6日
総代会計役員さん2名が、会計整理においでくださいました。
お疲れ様でございます。いつも、ありがとうございます。

9月7日
孫2名がお世話になっている幼稚園(組内の隣寺-K寺さんの幼稚園)の祖父母参観へ。ジジ、ババ夫婦で出席。
この行事、毎年9月、敬老の日の前に行われています。

まず、ホールで、祖父母向けの講演会。
祖父母は、口出しせず、さりげなく見守り支えるようにと、ご講師のお話でした。

その後、年中組にジジが、2才児組にババがお世話になりました。

2才の孫の幼稚園での様子も、よくわかり、楽しい1日でした。

先生方、本当に大変だと思います。
ありがとうございます❗


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災難続き

2018年09月06日 | 雑感
何と言うことでしょう ここ数年、いや、今年になってからだけでも、全国あちらこちら、大災害続き・・・
 
 今のところ、大きな災害なく、日常生活を送らせていただいている私ですので、申し訳ないのですが、ほんの微細な災難?の話です。

 9月5日のこと。朝9時から、母の老人施設へ。
 次女から預かっている県外ナンバーの車で向かいました。

すっかり、元気になった母に会って、そこから、予約していた美容室(母の施設から車で20分くらい)へ向かったのですが、
突然、走行中の車がガクガク揺れ始めました。
まるで、急激な発熱で震えるように・・・
 
 今は、次女の車ですが、もともと我が家の小2の孫の誕生に合わせて購入した車です。早、8年。
 いささか中高年の年代に入った車をこの夏、ものすごい猛暑の炎天下に駐車していたため、今頃、夏の疲れが出たのか・・・
 
 交差点で停車する度に、特に右折の時に、
 「ここで突然エンストしたら、どうしよう」と、青ざめつつも、救援を呼べる、わかりやすく広い場所まで・・・と、そのまま運転。
 途中、とうとう何やら異常を知らせるランプも点灯。きゃあ 

 全く、車のことが何も分からないまま運転していることを反省しつつ、ドキドキしながら、町内の大型商業施設まで、無事に到着し、JAFに救援依頼。

 20分後、爽やかな、優しいイケメンさん到着。早速、車を点検。

 エンジンの点火不調で、動かないわけではないが、安全のため、もう乗らないほうがいいとのこと。

 その日はよりによって、いつも点検をお願いしている車の販売店がお休み。とりあえず、自宅まで牽引を頼みましたが、冷静に考えると、JAFの車輌1台は大丈夫でも、牽引車輌まで含めると、ウチの近くの狭い道路を直角に曲がれるわけがない。
 結局、国道沿いの町内公民館に許可を得て、一晩、駐車させていただきました。

 翌朝、販売店の営業開始時刻に合わせて、再度、牽引していただきました。
車は、しばらく入院です。

 いやあ、事故を起こさなくてよかったです。
 それと、ラッキーだったのは、JAFの作業車に乗るという初体験、爽やかイケメンさんの助手席に乗せてもらったことです。
 
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真宗青年大会

2018年09月05日 | 行事・案内
 

 九州地区真宗青年 鹿児島大会のご案内をいただいています。

 対象は、中学生以上、20歳前後の方です。

 1泊で佐賀からツアーが予定されているようです。

 中学生、高校生、学生さん、社会人、
若い方、どうぞ、ご参加ください
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浄土

2018年09月03日 | 仏教
 9月3日、毎月1回の佐賀教区寺族有志の「寺族勉強会」でした。
 四十八願についてご講義いただき、大変、味わい深く、楽しく拝聴いたしました。

 あらためて、

「浄土」(仏の世界・覚りの境地)とは

 苦しみのない世界

 迷い(我執)のない世界

 自分のことより、他の苦しみをだまって見ておられない慈悲の世界

と、お聞かせいただきました。

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沙羅

2018年09月01日 | 行事・案内


本堂の内陣(ないじん:ご本尊を安直した所)で、僧侶が勤行に使う小キン(かね、打ち物)を沙羅(さわり)と言います。

法専寺の沙羅、何年使ったのでしょうか? 私より、はるかに先輩であることは間違いありませんが、それにひびが入ってしまいました。(あ、ドジな坊守が掃除の時、落とした とか、ぶっつけた とか そういうことはありませんので、念のため)

住職がガムテープで補修しましたが、やはり、悲しいかな、カ~ン  でなく、カン と、響きがありません。

この度、責任役員さんとご相談して、仏具店(直方のH美術工芸 佐賀の寺院にも営業で回られています)から新しく買い換えました。

写真は新しいピカピカの沙羅。

仏具店の方とお話して、知りましたが、
沙羅は、他宗派では、沙張、砂張(さはり)とも書き
「サハリ」は銅、鉛、錫の合金をさす言葉だそうです。

その割合は仏具製造店によって違うそうです。錫を入れることで音色がよくなるらしい。

あらためて、本願寺派の「法式規範」を見たら、沙羅について、ちゃんと書かれていました。

「サハリ」は銅、錫、鉛などの合金を示めす語で、そのまま仏具の名称にしたものと思われる

 勉強不足で知らんかった~


コメント (2)
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