保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

愛宕神社のお参りしてきました。

2005-01-24 22:49:25 | 船頭
昨日は保津川遊船第三支部恒例の「愛宕講」が行われ
三支部船頭衆ほとんどが集まり「愛宕神社」にお参りしました。

愛宕山の裾野に建つ「愛宕神社」には午前11時に
現地集合して、神主さんのご祈祷を賜りました。

火の用心の神様で有名な「愛宕神社」ですが、
今日だけは今年の‘保津川下りの安全航行祈願’
としてお祈りいただきました。

祈祷は今年の支部長を中心に、代表3名がさかきを
いただき順番にお参りしていきます。
ほかの者はその代表者に合わせて、2拍手と拝を
するというのが作法です。

遊船の船頭と「愛宕講」との関係は船下りが
始められた江戸初期頃からだそうです。

船頭達が住む保津村の行事であった「愛宕講」
つまり愛宕山山岳信仰の信者の集まりを
船頭だけでも開いていたのが始まりで
いまも伝統行事として続いているのです。

聞いたところによると20年前頃までは、
朝から山頂の方(愛宕神社は山裾と山頂の2ヶ所ある)
の愛宕神社まで登ってご祈祷してもらって
いたとういうのですから驚きです。
また、前日から船頭の若い衆がもちを突き、
参加者皆さんに配るというおまけ付きです。

結構大層な支部行事だったのです。

ご祈祷後は皆一枚ずつお札を頂き、
家に持って帰りました。
火の用心ですから台所に張っておきます。
これで家内安全は間違いない!
今年も遊船事業にハッスル!ハッスル!していきます。

追伸 宴会はいつもの様に大騒ぎ状態に!特に
   我が愚弟のワンマンショーステージに
   宴会場は大爆笑の渦!
   なかえさんもコンパのおねえさん達も
   ひっくり返るほどでした。
   このシーンが皆様にお見せ出来ないのが
   本当に残念でなりません。

*写真は愛宕神社にお参りする船頭達。
 この社は鎌倉時代に建立されたものです。