保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

保津川から「残暑お見舞い申し上げます」。

2007-08-09 21:12:43 | 船頭
‘残暑お見舞い申し上げます’

8月初旬にやって来た台風5号が通過して以来、
連日、真夏日が照りつける暑い日が続いていますね。
暦(こよみ)の上では立秋を過ぎ、もう秋だそうですが
実際には1年中で最も暑い時期を迎えます。

さすがのはっちんもここ数日の暑さにやられ、疲れが
ピークに達した様。このブログを更新する気力もなく、
お休み続きで申し訳ありません。

この時期、保津川下りには例年‘夏’の法則があります。

「暑くなってくると増えるのがお客さんの数」
「暑くなると減るのが川の水位」

夏休みに入ると大勢のお客さんが日本全国から
お越しになりお盆シーズンにはピークを迎えます。
これは本当にありがたく、うれしい事です。
しかし、水位が減少することはノーサンキュー!

400年前の操船技術を今に伝える保津川下り。
手漕ぎの人力船には川の減水は体にこたえます。

減水すると船を押してくれる川の流れが弱くなるため
船頭の腕力に頼るところが多くなります。その上、
船底が、低くなった川底に接触してブレーキもかかります。
車と同じでローギアーは重いもの。動かすのには強い力が
必要です。その力が船頭の腕力というわけです。
そのような操船を年中で一番強い日差しにさらされながら
行なう、しかも盛況になれば、一日に下る回数も増える訳
ですから、体力の消耗度も半端ではありません。

本当はふらふらになりながらも、その素振りは一切、表には
見せず、お客さんを退屈させない楽しいトークで盛り上げる
船頭の裏の顔は大体こんな感じなのです。

今週末からいよいよ‘お盆’ですね。

この夏一番の山場です。

しっかり体調管理をしてなが~い一週間に挑みたいと思います。

保津川花火大会を見ながら道場パーティー。

2007-08-09 11:15:24 | 空手・格闘技
8月7日、亀岡の夏のビックイベント「保津川花火大会」が
開催され、約7000発の花火が保津川も夜空を鮮やかに
彩りました。

当日は空手道場の練習日。
「おそらく出席者は少ないだろうな~」と予想した
とおり、練習にやって来たのは僅か13名・・・

そこで前半の練習を早め切り上げ、今年は特別に
道場で「花火パーティー」を開くことにしました。

私達の道場は大きな会館の3階にあり、花火を真正面に
見ることができるスポット。
花火が始まると気が散って練習に身が入らないでしょう。
それなら今日は楽しく「パーティーに!」となったわけ。

ジュースやフランクフルト、お菓子・飲み物類を買出で
調達、道場にテ―ブルを出して「パーティー」の始まりです!

午後8時に花火の音が夜空に響き渡ると「お・お・お~」
と道場内に歓声があがり、その後なぜか?みんな「大拍手」

「乾杯!」「きれい!」「OOマークの花火や!」「凄い!」
「おいしい~」など思い思いの感情を話ながら、みんなで
楽しい時間を過ごしたのでした。


いつも厳しい練習場所である「道場」も今日は楽しい宴会場所です。
これはアメリカの道場ではよくあること。
私がいたアメリカの道場では年に何回か、この様な
道場パーティーが開かれていました。
あちらは音響機材を運び込み「DJ」まで登場し
ダンスまでありの本格的なパーティーなのです。

まあ、お国柄も違うのでそこまでは出来ませんが、
たまには「この様な企画もあっていいかな」と
感じた今年の花火大会でした。