散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20200419最近読んだ本

2020年04月19日 21時35分31秒 | 読書
■「七人のイヴ」ニール・スティーヴンスン
突然、月が7つに分裂するという衝撃的な出だし以外は、科学的に話が進行する。2年後に月の破片が落下し、人類は滅亡。軌道上に残ったわずか数千人の人間たちはどうやって生き延びるのか?

■「バーテンダーの流儀」城アラキ
マンガ「バーテンダー」の原作者の本だが、かなりのやらかし様である。巻末のバー紹介100軒で行ったことがあるのは18軒だった。

■「読書嫌いのための図書室案内」青谷真未
読書を好きな人も嫌いな人も読めるのではないかと思えるストーリーとリーダビリティ。

■「難事件カフェ」似鳥鶏
再刊であった。

■「接触」クレア・ノース
同じ作者の「ハリー・オーガスト、15回目の人生」と類似パターンだが、スリリングではあった。

■「留萌本線、最後の事件」山本巧次
留萌本線を走る列車がハイジャックされ、留萌本線の存続と1億7550万円の身代金が要求される。この妙に中途半端な金額は当然、裏があるわけだが…

■「死んでもいい」櫛木理宇
イヤミスだな。

■「ライオンは仔猫に夢中」東川篤哉
軽快なストーリーにして、十分にミステリーとして複雑。

20200416最近読んだ本

2020年04月16日 23時59分07秒 | 読書
■「食の軍師8」泉昌之
今回は昼飯勝負でシリーズ最終巻。私自身は平日の昼は外に出たくない派なので、もう一つか。合わせて「食の軍師1~7」を再読。

■「本の花」平松洋子

■「ナインフォックスの覚醒」ユーン・ハ・リー
ファンタジー要素が…

■「焼き鳥の丸かじり」東海林さだお
焼きそばに具をちょい足しするのにえびせんを試す。太いストローで豆腐やプリンを吸ってみる東海林翁。

■「玩具職人クリオ ペリーローダン614」エルマー、フランシス
アトランとサリクがピンチに次ぐピンチ。

■「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」山口周

■「日本美術の底力」山下裕二
日本美術をコテコテの縄文系とアッサリの弥生系に分類して読み解く。

■「O.tone Vol.138」
今回は琴似特集とあって、読みごたえがあった。

20200403最近読んだ本

2020年04月03日 23時37分52秒 | 読書
■「雪降る夏空にきみと眠る 上下」ジャスパー・フォード
気温が下がり、人類の大部分が冬眠して過ごす世界。主人公は冬の生活を見守る取締官になるが…。ちょっとファンタジー入っていて惜しい。

■「マツリカ・マトリョシカ」相沢沙呼
青春+複雑論理ミステリ。

■「マツリカ・マジョルカ」相沢沙呼
シリーズ3作目から読んだらなかなか面白かったので、1、2作目にさかのぼる。

■「マツリカ・マハリタ」相沢沙呼

■「新任刑事 上下」古野まほろ
いわゆる刑事になりたての主人公。時効寸前の指名手配犯を追うが…。途中までは作者得意のパターンで予想がついたが、さらに最後の最後の仕掛けが見事に決まった。相当面白い。

■「書架の探偵」ジーン・ウルフ
作家の人格が入ったクローン体が図書館で管理されている未来。ある本を借り出した女性の周りで事件がおきるが、本は謎を解くカギとなるのか? 推理小説仕立てだが、ミステリー的な謎よりも素直に話の筋を楽しむべき作品。

■「男の食談義2」川原将裕

■「めしばな刑事タチバナ37」坂戸佐兵衛、旅井とり
カレーの早川君は静岡の「さわやか」(ハンバーグが超有名)でもカレーしか食べず、「ラッキーピエロ」(チャイニーズチキンバーガーなどが有名)でもカレーしか食べないという恐るべき男だということが判明。しかし、さわやかにカレーなんてあったのか…。今回メインテーマのサンドイッチ特集は、私も出張時に結構コンビニのサンドイッチを食べていたため、興味深く読めた。

20200325最近読んだ本

2020年03月25日 23時24分28秒 | 読書
■「人間たちの話」柞刈湯葉
このように安定したSFがいつの世の中にもあって欲しい。

■「北斗の拳拳王軍ザコたちの挽歌3」倉尾宏
サウザーvsケンシロウ、ラオウvsフドウの裏でザコたちは大変な目にあっていた。

■「ニッポンの文学」佐々木敦
1970年代から2010年代半ばまでの文学概論。特にミステリとSFを辿ってくれたのは珍しいと思う。

■「プロジェクトぴあの 上下」山本弘
やはり理想の宇宙船は一人で突然飛び乗って「発進!」って飛ばせないとな。

■「困った死体は瞑らない」浅暮三文

■「シャツェンの博物館 ペリーローダン613」マール

■「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」小川一水
スケールの大きな世界の創造とユーモア。

■「ハリー・オーガスト、15回目の人生」クレア・ノース
死んだ人間が意識を持ったまま人生をやり直すという、いわゆるリプレイ物。自分の生きている間に科学を加速化させようとする人物に対して、主人公はどう対処するのか? 後半がものすごくスリリング。これは面白いわ。

20200322最近読んだ本

2020年03月22日 21時40分37秒 | 読書
■「棒の手紙」折原一
2日間以内に5人に手紙を出さないと「棒」がやってくるという手紙が来た。「棒」がやってくるだけでは済まず、どうやら手紙を出さなかった人物が襲われるらしいのだ。ミステリというよりはホラーなので、まあまあ。

■「異セカイ系」名倉編
世界の構造を書き表そうとしているが、最後は少しクドい。

■「魚心あれば食べ心 日本全県お魚取り寄せグルメ」ラズウェル細木
しまった、2回買ってしまった。

■「酒と恋には酔って然るべき4」はるこ
主人公の飲みっぷりが気持ちいい。

■「百鬼園先生雑記帳」平山三郎
書簡がカナ漢字混じりでとても読みにくいのだが、この時代の人はすらすら読めたのか?

■「7分間SF」草上仁
いつの世にも良質なSF短編集というのはあって欲しいものだ。

■「地球防衛戦線1」ダニエル・アレンソン
異星生物と人類がお互いの惑星を攻撃し合い、そこから消耗戦へ。よくあるミリタリーSFだが、キャラクター設定と読みやすさはまずまず。

20200316最近読んだ本

2020年03月16日 23時24分58秒 | 読書
■「ひみつのダイアリー」みうらじゅん

■「賛美せよ、と成功は言った」石持浅海
予備校仲間がその中の一人の成功者を祝う祝賀会に集まった。その場で突然、当時の講師が撲殺される。犯人は分かっているがいったい何故? 高度な心理合戦が見もの。

■「ブルーローズは眠らない」市川憂人
得てして誰が誰だっけ? となりそうな外国人の登場人物ばかりだが、文章にそつがなく読みやすい。しかしながら、実は大変複雑な構造になっており、幅広い層が楽しめるミステリ。

■「魔王城殺人事件」歌野晶午
ジュブナイル(ヤングアダルト?)作品だが骨格はしっかりしている。

■「明日、君が花と散っても」柳瀬みちる
生物兵器が使用され人類は激減。主人公は小さな村で成長したが、そこにも人間が花のように散ってしまう奇病が迫っていた。

■「今、死ぬ夢を見ましたか」辻堂ゆめ
主人公は電車の中で不吉な明晰夢を見る。同じような夢を見ているという女子高生がそれは予知夢であると語るが、確かにいくつかの夢が現実となった。自分が死ぬ場面を夢に見た主人公の行く末は? なかなか意外な話の流れが面白い作品。

■「O.tone Vol.137」
パン特集か…(興味が薄い)。

先日読んだ「21世紀SF1000 PART2」で読み落としていた作品を何冊か購入し読んでいる最中。確かにそこそこ楽しめる本はあるという印象。しかしながら、「必読!」と言うところまでは行ってない。

20200312最近読んだ本

2020年03月12日 23時12分07秒 | 読書
■「フロストルービンふたたび ペリーローダン612」ヴィンター、ツィーグラー
アルマダ王子がついに自分の役割に目ざめ、ローダンはフロストルービンへ。無敵だった冷気エレメントはいつの間にか消滅したが、その代わりに冷気生物(同じじゃん)が登場する。

■「ローダンNEO24 永遠の世界」フランク・ボルシュ
ついにワンダラーに到着し、永遠の命をもたらす細胞活性装置を入手。しかし、予想外の展開が。

■「陽気なギャングは三つ数えろ」伊坂幸太郎
銀行強盗をいかがわしい雑誌記者に嗅ぎつけられたところから、チームに次々と災難が。

■「導きの星I」小川一水
辺境惑星の知的生命体を支援し、文明化を促進する主人公。やりすぎなぐらい直接干渉してしまっているが、果たして裏があるのか。

■「いなくなれ、群青」河野裕
決して脱出できない島にやってきた人々。諦めてそこでの暮らしを始める人が大部分だが、脱出をあきらめない女子が現れた。そもそもなぜここに連れてこられたのか、なぜ脱出できないのか。青春の切なさがある作品。

■「奇怪紀行」佐藤健寿
図書館で借りた時にも思ったが、諸星大二郎とパプアニューギニアに行く旅行記は本当にスゴいと思う。

■「1984年のUWF」柳澤健
私はUWFに思い入れがほとんどないのだが、それでもこれだけ面白く読めるということは、思い入れのあった人には大変な話なのだろう。

20200308最近読んだ本

2020年03月08日 21時02分49秒 | 読書
■「濱地健三郎の霊なる事件簿」有栖川有栖

■「星系出雲の兵站ー遠征ー3」林譲治

■「錬金術師の密室」紺野天龍
錬金術師が実際に能力を発揮できるという世界での殺人事件。どんでん返しというのとはちょっと違うように思うが、こう来るか、そう来たかの連続。非常に楽しめる話であった。

■「彼女の色に届くまで」似鳥鶏
よくできた美術ミステリ。

■「探偵は絵にならない」森昌麿
偶然だが、こちらも画家が主人公のミステリ。浜松市が舞台というのもなかなか趣がある。

■「クララ殺し」小林泰三

■「オクストーン人と提督 ペリーローダン611」エーヴェルス、エルマー

■「かながわ定食紀行第6巻」今柊二
久々にこの人の本が出た。神奈川などめったに行かないのだが、それでも面白い定食と食堂を紹介する本。

20200229最近読んだ本

2020年02月29日 23時18分50秒 | 読書
■「プラネットハザード 上下」ジェイムズ・アラン・ガードナー
消耗品扱いの要員が地球同様の環境を持ちながら、そこから誰も帰還した人がいないという惑星調査に向かう(再読)。

■「タカコさん5」新久千映

■「大衆酒場ワカオ2」猫原ねんず、新久千映

■「ワカコ酒14」新久千映
「大衆酒場ワカオ2」のコラボ作品で、店の主人から見たバージョンと客から見たバージョンがそれぞれ載っているのは面白い試み。

■「バーテンダー6stp 4」城アラキ、加治佐修
シリーズ最終巻か? ホワイトレディの原型と言われるGET31+コアントロー+レモンジュースをシェークというカクテルは今度試してみることにしよう。

■「21世紀SF1000 PART2」大森望
2010年代SFを紹介する本。単行本は高いしスペースを取るので無理だが、文庫で読んでいないものが結構あった。リストアップしてなるべく購入するようにしよう。

■「OL進化論38」秋月りす
4年少々振りの新刊である。

■「ストロベリー1、2」サライネス
謎の家族を描いて、相変わらずゆるく楽しい作品なのだが、2冊でもしかして終わり?

20200223最近読んだ本

2020年02月23日 20時44分18秒 | 読書
■「宇宙にとって人間とは何か」小松左京

■「不道徳な経済学」ウォルター・ブロック
リバタリアニズムによる思考実験だが、市場が十分広いなどの条件が整わないと成り立たない結論を出している。あまり大したことが無いなあ。

■「量子人間からの手紙」加藤元浩
面白かった。

■「ひとりメシ超入門」東海林さだお
南伸坊との対談以外は再読のはずだが、こちらも記憶が衰えていて、結構楽しめる。

■「臨床探偵と消えた脳病変」朝ノ宮遼
魅力的な医学上の謎の解明だけではなく、医師の使命とは何であるかまで描いている力作。

■「キャサリンはどのように子供を産んだのか?」森博嗣
問題は解くよりも、問題を正しく把握する方が難しいというパターンか。

■「昭和50年男」
「オレたちの女神」特集だが、私は昭和40年代でも前半の方なので、かなり時代のずれを感じる。

20200216最近読んだ本

2020年02月16日 23時19分01秒 | 読書
■「酒と恋には酔って然るべき1~3」はるこ
ちょっと面白い。

■「<つむじ風>ミュータント ペリーローダン610」フランシス、エーヴェルス

■「象は忘れない」柳広司
東日本大震災はともかくとして、その後の原子力発電所爆発による災害に目を向けた話は少ないかも。

■「O.tone Vol.136」
焼鳥特集。新店発掘というよりは、久々に行かなければならない店が多く出ていた感じだ。

■「反逆の星」オーソン・スコット・カード
ファンタジーが入っていると、どうも私の記憶にはあまり残らないようである(再読)。

■「神の時空京の天命」高田崇史

20200211最近読んだ本

2020年02月11日 23時42分34秒 | 読書
■「スターストリーム」ジェフリー・A・カーヴァ―
ややファンタジー寄りか。どうも私はファンタジーの調子が入ってくると評価が低くなるようだ(再読)。

■「いくさの底」古処誠二
第二次世界大戦時代のビルマにおける殺人。

■「愛のひだりがわ」筒井康隆
貧富の差と暴力ですさんだ日本。まさに今その道を歩いているのではないかと思う(再読)。

■「天狗の落し文」筒井康隆
再読。

■「笑犬樓の逆襲」筒井康隆
再読。

■「だからあなたは殺される」水生大海
イヤーな感じの面白さ。

以下、図書館の2冊。
■「読む力」松岡正剛、佐藤優
相変わらず佐藤の物言いが鼻につくが、いい本を押さえているのではなかろうか。それにしても私は思想本を全く読む気にならないのだよなあ。

■「修復家だけが知る名画の真実」吉村絵美留
興味深い修復の事例。

20200203最近読んだ本

2020年02月03日 23時37分44秒 | 読書
■「ローダンNEO23 アトランティス滅亡」クリスチャン・モンティロン

■「巴里マカロンの謎」米澤穂信
冒頭の表題作品から、危うい細い道を綱渡りのような推理でたどる話にしびれる。

■「完全な真空」スタニスワフ・レム
架空の本の書評集というスタイルの作品で、最初の方は文学作品っぽいが徐々にSF・奇想が増えてくる印象。

■「忘却のサチコ13」阿部潤

■「トクサツガガガ18」丹羽庭
母との休戦を越えて少し落ち着いてきたか…。

■「新しい十五匹のネズミのフライ」島田荘司
ホームズパスティーシュものだが、ワトスンが大活躍の巻。

以下、図書館の2冊。
■「中国人の裏ルール」谷崎光

■「二畳で豊かに住む」西和夫
実際に二畳ほどの部屋に住んでいた内田百閒、夏目漱石らの話と間取り図など。

20200127最近読んだ本

2020年01月27日 23時44分06秒 | 読書
■「「失敗の本質」と戦略思想」西田陽一、杉之尾宣生

■「日曜の午後はミステリ作家とお茶を」ロバート・ロプレスティ
舞台仕立ては違うが、読んでいて「黒後家蜘蛛の会」を思い出した。

■「ダークナンバー」長沢樹

■「HO 2020年3月号」
博物館特集。北海道の地方の博物館にはなかなか行けないが、定年後に時間が出来たらJRとバスで巡ることはできるのだろうか? 何だか交通機関が全くなくなっていそうな予感もする。

■「ハルト人ソクラテス ペリーローダン609」テリド、フランシス

■「今日もうまい酒を飲んだ」広小路尚祈
お客さんからの依頼で、うまい泡盛を探さなければならなくなったバーテンダー。とりあえず沖縄に飛んで調査を始めるが…。バーテンダー氏の語り口に納得感があり、気持ちよく読める。

以下、図書館の2冊。
■「幻影の手術室」知念実希人

■「京都ぐるぐる案内」森見登美彦

20200121最近読んだ本

2020年01月21日 23時51分30秒 | 読書
■「あなたをずっと、さがしてた」蘇部健一

■「今夜はコの字で」加藤ジャンプ、土山しげる
TV番組化されたので再読してみたが、かなり忠実に原作を再現しているね。

■「『日本書紀』に描かれた国譲りの真実」武光誠
うーん。

■「掟上今日子の遺言書」西尾維新

以下、図書館の4冊。
■「風のベーコンサンド」柴田よしき

■「昨日のカレー、明日のパン」木皿泉

■「東京すみっこごはん 雷親父とオムライス」成田名瑠子

■「あつあつを召し上がれ」小川糸