２０１６年１０月のカクテル

今月はかなり偏った注文となった。アクアビットソニック、アクアビットモスコミュールは私好みの爽やかなカクテル。アイリッシュマンハッタンは何回か試してみたものの、アイリッシュウイスキーの飲みやすさから、普通に作るとパッとしないということが分かった。

オリジナル 7
アクアビットソニック 5
アイリッシュマンハッタン 4
ウイスキー 2
アクアビットモスコミュール 2
ペロケ 1
カルヴァドス 1
ジャックローズ 1
ウイスキーソーダ割り 1
合計 24

ワイナリーツアー

２日目のメインイベントはワイナリーツアーである。余市町、仁木町ではワインづくりに力を入れており、結構な数のワイナリーがある。今日は地元の方の力添えもあり、あまりメジャー所ではないところも含めて見学させていただくのだ。写真はどれがどこの物だかちょっと怪しくなっているので、あまり詳しい記事は書かずに、何となくごまかさせてもらおう。

斜面に葡萄の苗が並ぶ。



白ワインを試飲させてもらったが、かなりドライな味。白身の刺身でも合うと言っていた。瓶詰されたものも沢山あったが、まだ販売はしないで、関係者などへの配布用なのだとか。

　

次の畑は去年はただの荒れ野だったのに、今年は苗が成長していた。ただし、ブドウが取れるまでにはもう少し時間がかかるらしい。ブドウの葉（シャルドネ）を押し葉にしたものを記念に頂いた。

　

続いて、ワインの試飲をさせてもらった後、畑を見せて頂く。ここではキャンベルの赤ワインを購入。

　

昼食は別記事にするとして、昼食場所では驚きのサクランボとブルーベリーのワインを頂いた。サクランボは上品な甘み、ブルーベリーはしっかりした酸味と後味が残る。これは力強くて面白いかも。



ということで、野生っぽいのが良いだろうと思い、やまぶどうのワインを購入。



次の畑。延々と丘の上まで葡萄の木が生えている。ここでは収穫しなかったブドウを食べさせてもらった。これが驚きの美味しさなのである。

　

長年、ブドウ農家をやっている方の熱いメッセージを聞き、後で余市の酒屋さんでここのワインを購入。



いやー、雪が降るかと思ったが、天気が良くて良かったよ。かなり寒いけどね。

　

高台から余市の海を見下ろす。



最後のブドウ畑でもブドウを頂いたが、こちらは果汁感あふれる美味さ。



余市の青果卸でリンゴを購入。



お土産たち。さりげなく余市でもウイスキーとウイスキー用グラスを購入しておいた。



２日間にわたるイベントはこれで終了。手稲まで送っていただき、ＪＲで琴似まで移動した後、帰宅。

仁木で昼食

ワイナリーツアーの合間に昼食。ワインづくりもやっている、「ＢＢＦ」という店である。肉料理メインの店のようなので、オリジナルステーキとハンバーグのセットを注文する。しかし、何となく、店構えからあまり期待はしていなかった。



おお、美味そうなステーキとハンバーグだ。そして食べてみると、熱々、美味い！　ステーキはかなりちゃんと肉の味がする。味付けはレモンバターでも、この店オリジナルソースでもいずれもいい。

ハンバーグの方は、少し甘めのハンバーグソースで食べるが、これもなかなかの味。そして上に載っているコーンもしっかり焼き目がついていて、付け合わせとしては十分である。

勝手な先入観で期待をせずに申し訳ない。私は車を運転しないから来ないが、この店の前を通りがかるなら、立ち寄る価値はある。

仁木の朝

昨日飲んだ割には、まあ何とか普通に近い状態で目ざめ、コテージからメインの建物を見下ろす。



朝食は、パン、サラダ、中華スープ、リンゴ・梨・プルーン、オムレツとベーコン。写真に写っていないが、オレンジジュース。

　

朝から予想以上のボリューム。一旦部屋に戻り、出発の準備をする。途中にブルーベリーの木があった。

仁木

その後、仁木町に移動して、イベント開催。夜は懇親会を開催し、そのまま宿泊するのである。

懇親会ではビール、ハイボールを飲む。食べ物はすっかり写真を取り忘れたのだが、カプレーゼ、スモークサーモン、春巻、焼売、海鮮炒め物、鶏空揚げ、塩焼きそば等。以前とはシェフが変わり、中華メインになったらしい。

誕生日の人がいたので、気を効かせてシフォンケーキを買ってきた人がいて、ご相伴にあずかる。上に載っているのは余市でとれるプルーンのジャム。シフォンケーキもおいしかったのだが、ジャムを乗せるとパンチがありすぎて、プルーンが圧倒してしまう。



２次会はコテージに移動し、燻製（昼購入した）、赤ワインなどで日本シリーズを見る。まあ、それほど興味はないのだが、日本ハム優勝。



就寝は何時だったっけ。かなり酔っぱらった。

まだ余市

余市で集合した後に、そのメンバーで買い物をしてから昼食。燻製で有名な店が開いている「ＫＫＲ」へ。ちょっといい値段だが、余市にしては落ち着ける珍しい店なのかもしれない。

まず、燻製ニシンの乗ったサラダから。このニシン、美味い。



パンと共に今回注文したのは、大定番らしいポトフ。入っている豚肉、手羽先、野菜に卵もすべてスモークされているのだとか。





ほお、これ具も美味いけれども、スープに微妙なスパイス感があって、かなり美味い。そしてじゃが芋半個、玉ねぎ半個と相当なボリュームである。何とか食べきったものの、満腹になってしまった。

そしてこれも燻製をかけているというコーヒー。ついでに燻製くるみまでいただいてしまった。まさに燻製づくし。

　

いい感じだった。



店の前からは海が見える。

余市

イベントのため、余市方面へと向かう。思ったより天気はよく、琴似を出発。



バスは小樽駅でいったん停車し、再度出発。バスから写真を撮ったら、小樽駅が斜めになった。



集合する前に余市といえば、ニッカ工場。ああ、余市1987なんて、今この世にあるのか？



それから日本シリーズの第６戦を前にして、縁起でもない広島カープ優勝記念ボトル。マッサンの生家が広島にあるから、それにちなんでできたらしい。



そして世界でも類を見ない、石炭直火蒸留が行われている。



今日はイベントで使うためプレゼントを購入しに来たのだが、ま、試飲はするよね。しかし、とても残念なことに、今は竹鶴ピュアモルトとスーパーニッカが無料試飲できるウイスキーなのだ。喜びが薄い。

　

有料試飲している暇はなく、建物を眺めながら工場を後にする。

　

余市駅に立ち寄り、駅の裏手へと向かう。

２０１６年１０月の一言

１０月２９日
・今日はイベント参加のため、ギャラリー巡りはできず。
・そこそこ早起きして、早めに出発する予定。

１０月２７日
・名古屋からの出張者を迎えて、居酒屋「Ｏ」へ。
・飲んだものはビールからハイボール大量。
・食べたものはサンマ有馬煮、刺身（タコ、サーモン、マグロ）、地鶏のグリル玉ねぎソース、寿司、鮭と芋もち、ぶり叩き、カボチャプリン。
・あまりにも疲れていて、１軒で帰宅。

１０月２４日
・月曜日からいったん燃え尽きて、早めの帰宅。

１０月２２日
・病院の検査と薬、本を大量購入、夜は一杯と大変な散財をしてしまった。
・インフルエンザの予防接種と人間ドックの予約を入れる。何かと医療費を使いまくっている。
・人間ドックは胃カメラをやろうとすると、年内の予約はもう取れないとのこと。いい商売してまんなあ～。
・時計台ギャラリーで「21ACT」を入手。次回が最終巻だろうか。



１０月１５日
・何とか６時過ぎに起床。
・朝からカレーを食べて、少し調子が出てきた。

１０月１４日
・何だかやけに疲れると思ったら、昨日、東京日帰りしたせいか。
・今日の昼飯は珍しくコンビニ弁当。年取ると、食べたい弁当って少なくなるよね（今日は和風幕の内を選択）。



１０月１３日
・５時半に起き、東京日帰り出張、23時着。さすがにキツイ。
・当然仕事の訳だが、それ以外のところは今週末にでも記事を書く予定。
・そうだ、飛行機のボディチェックで、靴で警告が出たのだ。靴を脱がされてしまったのだが、こんなことは初めてだ。

１０月１０日
・昨日の強力な昼酒の影響から回復。
・どうも昨日から背中がうそ寒く、インスタントではあるが野菜をたっぷり入れた味噌ラーメンを食べたところ、こちらも回復傾向。
・今日は大人しくしているに限りそう。
・昼飯は外出せずに、白石うーめん。野菜と生姜を多めに入れ、体が温まりました。
・本棚の極めて一角を整理した。軽く汗をかいて、お茶休憩中。

１０月９日
・１時半に寝た割には、調子よく目が覚めた。
・マッサージの得意そうな先輩に、ちょっと肩の具合を見てもらったせいか。
・先日に続き、呉冷麺を食べる。実は前回気が付かなかったのだが、「唐辛子酢」の小袋を発見。使ってみたら、味が少し変化した。



１０月８日
・疲れているし、今日の飲み会のスタートも遅いのでゆっくり寝ようと思ったのに、３時頃から断続的に目が覚める。
・年のせいで、寝ている体力がないのだろうか。

１０月７日
・午前中は仕事関連でよその会社訪問。
・午後はセミナー参加。たまにはこういう日があってもいい。

１０月６日
・今日は仕事が終わってから、某会合へ。今週も結果的に忙しい感じになってしまった。
・しかも腹減った…。

１０月２日
・広島土産の汁なし担々麺を食べる。
・本来、半熟の目玉焼きを乗せるようだが、面倒だったので温泉卵で代用。全体を激しく混ぜて食べるのだが、混ぜた後はあまりきれいな感じではないので、写真はなし。
・混ぜると全体が同じ味になるのだが、この辺が疑問。私は味の薄い、濃いなど、変化があった方が好きなんだけどね。

　

・近くの公園が工事中なのだが、ポケモンのモンスターを求めて侵入する奴がいるのか？　なんだかなあ。



１０月１日
・日頃の不摂生で体がだるい。何とか11時頃に外出。
・早めに帰ってきて、読書をして過ごす。

20161028最近読んだ本

■「ヨルとネル」施川ユウキ
不条理な設定と切なさ。

■「きのう何食べた？　１２」よしながふみ

■「転移宇宙」Ａ・Ｇ・リドル
人類の歴史を超えたスケールで話が進展。昔の「リバー・ワールド・シリーズ」とか、そういう感じを受けた。

■「HO 2016年12月号」
石狩、空知地方特集。あまり行きそうな所は無いが、滝川の名バー「Ｂ」が載っていたので買ってみた。

■「ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン　上下」ピーター・トライアス

■「札幌いい味101店」木村久里
30年前の本を再読。

■「物質暗示者　ペリーローダン５３１」エーヴェルス
キャー、表紙にナメゴン登場。

はい、週末。

今週は上がったり、下がったり大変であった。しかも、すべてが会議等で拘束されている時間だったような気がする。

金曜日は何とか程々の状況で終了し、ついふらふらと二十四軒の「Ｆ」へ。１杯目は恒例の酎ハイ。



通しは鶏ハムのようなもの。味もしっかり付いていて、なかなか良かった。ポテトサラダも注文したのだが、最後の一人分だったせいか、予想外の大盛りだ。今日は日本シリーズの谷間とあって、結構な人数がカウンター席にいる。

続いていつもの豚串を注文。酎ハイも追加だな。



締めに豚ナンコツ。



カウンター席はほぼ満席になりつつあるので、この辺で帰りますか。今の所、雪は降っていないが、今週末はどうなることか。

寒いのでごく近場で

会議終了後の一杯、移動が面倒になり、会議室のあるビルの１階にある居酒屋「ＩＺ」へ。

飲み物はビールからハイボール。食べたものは鰤刺し、豚平焼き、スパイシーポテト、タコわさ、チヂミなど。

突然、もう一軒行きたくなり、すすきののバー「Ｎ」へ。１杯目は最近お気に入りのアクアビットソニック。



２杯目は最近買ったマンガ「バーテンダー　ア　トウキョウ」に出てきた、ペロケ。これ、オーソドックスレシピは水で割るらしいのだが、炭酸で割っても良いのだとか。炭酸好きなので、それでお願いしてみた。



おお、ペルノーの癖、ミントの香り、そして炭酸。爽やかかと思ったが、意外と酔っぱらってきたので、この辺で帰宅とするか。

天ぷらで一杯アゲイン

先日行ったファストフードの天ぷら店「Ｔ」にまた行ってみた。最初はどうしてもお得感のある、ビールセットから。



今回はつまみ方向に手を伸ばし、タコの海藻サラダを注文し、日本酒と合わせる。手前の皿は心強いつぼ漬け食べ放題である。



締めの天ぷらとして、白身魚と茄子を注文。



周りで正しく食事をとっている人が若干気になる以外は、やっぱりいいね。

閉店２３１

二十四軒のラーメン屋さん「Ｓ」が閉店の模様。店主体調不良という理由が書いてあった。

20161023最近読んだ本

■「暗い越流」若竹七海

■「狸小路エリ★愛の道標」小西まさゆき
HOKUBU記念美術館２０周年の小冊子である。

■「霧に橋を架ける」キジ・ジョンスン

■「最終戦争／空族館」今日泊亜蘭

■「バーテンダー　ア　トウキョウ８」城アラキ、加治佐修

■「別HO　秘密のススキノ」
早い時間から開く興味深い店があったが、本が出てすぐ行くのもなあ。ちょっと様子を見たい。

■「女帝の名のもとに　上下」マイケル・Ｒ・ヒックス
エンタープライズばりに宇宙を探索していると、人類初めての異星人とのコンタクトに成功。しかし、圧倒的な科学力で艦は制圧され、一人を残して乗組員はすべて殺害される。残された一人は、宣戦布告代わりに人類圏に戻され、異星人の来襲を警告する。なぜか独自の正々堂々マインドを持つ異星人は、人類レベルの科学に合わせた侵攻艦隊を仕立てて、周辺惑星へとやってくる。果たして人類に勝ち目はあるのか？

■「たまこ定食３」野崎ふみこ

20161023ギャラリー巡り

今年の秋はいきなり結構な積雪があったため、紅葉を眺めるという感じがしない（ま、もともとそんなに興味がないのだが）。通りすがりにちょっとだけ紅葉があったので、とりあえず載せておこう。



ギャラリー巡りと言っても今日は１か所。

■札幌市彫刻美術館「野又圭司展　脱出－困難な未来を生きるために－」。現在の政治、文明などに対する批判的な彫刻作品でありつつ、なおかつ「これ、どうやって作ったの」と思えるような、そのものの形としても心に迫る作品が展示されている。

写真撮影可だったので、全作品の撮影を行ったが、１点だけその一部をここに公開する。

野又圭司「「経済」という全体主義」：一方で高層住宅街（写真の外）、一方で平地に這いつくばるような建物がすべて廃墟と化している。もしかして、現在の人類も滅びに向かっているのではあるまいか。いや、もはやすでに、取り返しのつかない分岐点を通り過ぎてしまったのではあるまいか、と思わせる作品。



ぜひ、この直球のメッセージを受け止めるべきだ。我々人間は。