散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

送別会5

2006年03月30日 23時36分52秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
多分送別会はこれで最後であろう。4月に入ったら歓迎会があるかもしれないが・・・

ある特定のメンバーでかなりの回数行った事のある、中華料理「CP」へ。ここではオーダーバイキング+飲み放題が結構お得な値段である。
食べたものは、チャーシュー、麻婆豆腐、エビチリ、牛肉とピーマンの炒め物、レバニラ、ザーサイ、キムチ、餃子、エビチャーハン、あんかけ焼きそば、春巻、等。
中華料理のチャーシューは旨いものだが、単品ではなかなか注文しない。バイキングだとこういう一品が嬉しかったりする。
飲んだものはビールと紹興酒の燗。ものすごく飲んだような気がする。

2軒目はスナック。これは何とかならないものだろうか・・・
そして深夜帰宅。

送別会4

2006年03月29日 12時53分42秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
「送別会3」が欠番になってしまったが、連日連夜の送別会。

1軒目は一人ですすきのの立ち飲み「SS」へ。19時まで飲み物半額なので、ちょっと時間を潰すにはもってこいである。1杯目はジントニック、2杯目は北杜12年ストレート。北杜は結構な量をつがれたが、2杯で600円。安い。

2軒目から送別会。思わずあがってしまいそうになるオシャレな雰囲気の創作料理「S」へ。雰囲気としては合コン向きな感じ。座っていると「本日入荷した魚をご覧下さい」とケースを持ってくる演出あり。見ても鮮度や何かは分からないけれども。
それはさておき、色々と注文。前菜(鴨、イカ、カプレーゼ)鯛と平目のカルパッチオ、地鶏炭火焼、白レバーのムース(旨い)、ポテトフライ、・・・後何を食べたっけ?
飲み物はビール、白ワイン、モヒート、ラムコーラ割り。後半は私にはちょっと珍しいセレクションである。

3軒目はカラオケ。結構、オードブルっぽいものが出た気がするが、あまり食べられない。ワガママな選曲で何曲か歌う。
予報どおりの大雨の中帰宅。

ホテルバーに何を期待するか

2006年03月28日 12時46分37秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
会社の事務所で小さな送別会。
随分オードブルなど豪勢に取っているが、酒が足りない。さっぱりして飲みやすい十和田ワインは1本でなくなり、金粉入りの日本酒はマズイ(保存が悪かったかもしれない)。皆が手を付けかねていた麦焼酎44度を飲む。滅多に顔をあわせない人もいるのだが、一発で酒飲みだというのが知れ渡る。

ごく短時間で終わったので、大通のホテルバー「O」へ。イメージでは名門ホテルなのだけれども、随分バーは寂しい雰囲気だ。カウンター内にバーテンダーが常時おらず、入口で客を出迎えている人がカクテルを作ってくれる。人件費削減ということであろうか。

注文は最近試しているテキーラベースのもので、1杯目はマルガリータ。ちょっと氷の扱いが良くないせいか、きりっとしていない。流石に1杯で帰るのはと思い「もう少し甘いものを」と注文したところ、テキーラ+クレームドカカオ+生クリーム+グレナディンシロップのシルクストッキングスというカクテルが登場した(なぜ複数形?)。こちらは予想より甘すぎたきらいはあるが、中々の味。何とか心の収まりも付いて帰宅する事ができた。ちなみにこのバー、ホテルバーとしては破格に安い。

タイトルの「ホテルバーに何を期待するか」は適当に書いたのだが、私は実はあまり期待するものはない。何故かというと、店が広いのでどうしても雰囲気が散漫になることや、ホテルのせいではないが騒がしい観光客がいたりするからである(今日もいた)。とは言え、知人やお客さんを連れて行っても、まずきちんとしているなと思わせるフォーマルさは期待したいものである。

20060327最近読んだ本

2006年03月27日 12時42分39秒 | 読書
図書館に居る間に何冊も本を読むのって私だけ?

「教養としての名画」岡部昌幸
タイトルがちょっと恥ずかしい。中で興味を持った画家はサージェント(再読)。

「何はさておき」ナンシー関
ここまで公の文章で言い切れると見ているほうは気持ちがいい。自分ではとても出来ないが。おそらくナンシー氏最後の本かな?

「怪食対談あれも食ったこれも食った」小泉武夫
本人も相手も濃い対談。

「聖母の舞台」酒見賢一
いまどき珍しいのではないだろうかと思う、真っ向SF。最近ストレートにSFとうたうと売れないらしく、悲しいことだ。ラノベが同じ役割を果たしているのかも知れないので、ジャンルとしての寿命が来たのかもしれない。

以下、図書館の3冊。
「マスヒロの365日食べ歩き手帳」山本益博
日記形式なのでシンプルな表現ながら、読んでいると空腹感が湧いてくる。ある意味さすがだ。

「マリコの食卓」林真理子
ここまで食べっぷりと欲望を公に見せる。これもある意味立派だ。

「サラリーマン転覆隊が来た」本田亮
あちらこちらの川をカヌーで下る男たちの物語。楽しいのやら大変なのやら。

今日もラーメン

2006年03月26日 16時00分17秒 | 食べ歩き
さすがにサッポロも春めいてきた。図書館に行って、散髪してついでに山の手の「H」飯店へ。以前、どこかで「伝統的な中華食堂は滅びつつあるのかもしれないなあ」などと書いたが、それを書いていた時にも気になっていた店である。

今回で3回目の訪問。醤油ラーメンを注文。写真ではスープ部分が真っ黒に見えると思うが、本当に黒い。恐る恐るスープを飲むと、さほどの塩気や醤油臭さはないので一安心。

醤油ラーメンの上に、さすが中華料理屋さんらしく、海老・イカ・豚細切り・野菜などを炒めたあんかけがかかっている。まずは麺を一口、それからあんかけを絡めつつ一口。恐れていたしょっぱさもなく、なかなかの味だ。具材が豊富なのもちょっと嬉しい。

魚介類はプリプリしているし、麺の湯で加減も良い。チャーシューは中華料理屋さんの香がするものだし、あんかけのせいか温度が下がらないのも良いところだ。かなり満腹感を感じつつ、最後に残ったスープが後を引き、なかなかやめられない。この店、全く有名でもなし、あまり流行っているようにも見えない(日曜にしか来ないせいかも知れない)のだが、結構お勧めである。今度一度、夜に中華料理のコースを食べてみたいと思っている。

20060326最近読んだ本

2006年03月26日 15時49分53秒 | 読書
「eメールの達人になる」村上龍
特に参考になったわけではないが、メールの文章表現に気を使うのは当然のことである。

「豊かさの精神病理」大平健
自分も割と物や食べるものに執着する方だと思っているが、いやいや世の中広いものである。

「新本格推理06」二階堂黎人編
まあ、いつもの感じ。

「源氏物語」秋山虔
もちろんダイジェスト版であるが、初めて読んだ。実際問題、やることはやってる訳なのだが、それを感じさせない美意識あふれる作品。

「カウンセリングの話」平木典子
カウンセリングについて概論的に分かった。

「寂しいマティーニ」「ギムレットの海」「テキーラの朝やけ」「雨の日のチェリーブロッサム」「昼下りのギムレット」オキシロー
いずれもあるカクテルを取り上げて、バーや人間関係を描いた短編小説集。出来すぎの感もあるが、まあ面白い(再読)。

話は変わるが、私が好きなカクテルというと、1番はマティーニ、2番はフレンチ75である。マティーニはいかにもで恥ずかしいのだが、やはり非常に良く出来た、常に興味を引かれるカクテルであることは間違いない。
フレンチ75はシャンパンを使った華やかなカクテルなので、何か良いことがあったときには飲んでみたりしている。3番目というのは難しくて、もうシチュエーションによって以下のどれかが入るのだろう。

候補:ジンフィズ、ウィスキーソーダ、シャンゼリゼ、スモーキーマティーニ

ギャラリー巡り&北の日本画展

2006年03月25日 17時04分55秒 | ART
本日のギャラリー巡り。
近美→写真ライブラリー→富士フォトサロン→大同→たぴお→道新→時計台→さいとう。ここで力尽きる。

近代美術館「北の日本画展」。日本画はなぜ今でも花鳥風月が主体なのか疑問を抱いている私だが、全体的に上手いことは間違いない。

小島和夫「風の門」:存在感のある石像。日本画らしくない題材。
駒澤千波「夜の向こう」:同系統の人物像の中ではイチオシ。単に書かれている女性がタイプなのかもしれない。
高橋潤「border~水と空の間~」:江口寿史にオフィーリアを描かせたような感じ。
西谷正士「海沿いの道」:草むらの道。なぜか面白い。
羽生輝「海霧(北岬Ⅱ)」:寒さが伝わってきて圧倒される。
平向功一「末裔たちの午後」:この塔は出来上がりつつあるのか、朽ちつつあるのか。
谷地元麗子「しじまⅠ」:怖っ!

時計台ギャラリーの「サッポロ未来展」
宮地明人「paradox」:やっぱり好きな作家だ。
高村葉子「内陸」「地方都市の春」:不思議な雰囲気で気になる。
村山之都「幽霊が混ざる」:このゴチャゴチャ感は決して好きではないはずだが気になる。

富士フォトサロン「ミクログラフィア」
さまざまな化学物質の結晶を偏光顕微鏡で撮影したものらしい。気になったものはカフェイン、リンゴ酸アンモニウム、パントテン酸カルシウム、塩酸ピリドキシン、塩酸チアミン。化学物質の名前を書いても何も分からない・・・、が美しい写真であった。

札幌市写真ライブラリー「藤女子大写真部展」
街と店の写真が好きな私には、いくつか面白い作品があった。

今週も何とか

2006年03月24日 20時46分15秒 | 飲み歩き・琴似界隈
やっと週末になる。今週は送別会2連発でちょっとだけ辛かった。ということで琴似のバー「D」へ。飲みたい酒があり、なくなってしまう前に行こうと思っていたのだ。

一杯目はニッカ宮城峡シングルカスク1987を注文。以前にも書いたが、余市と宮城峡なら迷いなく余市を選択すると思っていた私だが、宮城峡にも良いところがある。ましてやこれは18年熟成である。

口に含むと一見柔らかい風味が感じられるが、そのまま喉に落とすと爆発的なパンチ力がある。アルコール度数62度だからそりゃそうだ。とは言っても潔く、すきっと切れ上がる後味である。

二杯目はニッカ余市シングルカスク1991を注文。宮城峡が傑作なだけに、後に飲んで真価を発揮できるのか不安だったが、これがまた驚きの味。やはり同じように、口にした瞬間は柔らかい風味ながら、ゴクリと飲み込むとピーティーな風味が口全体に広がる。これまた64度のパンチ力。

宮城峡が口の中で縦方向にスキッと切れる味ならば、余市は横方向にも満遍なく広がり四つに組まれたような重圧感。かえって分かりにくくなりそうな比喩を使ってみた次第。

送別会2

2006年03月23日 23時35分47秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日も送別会。

1軒目は、大通の居酒屋「H」。オッサン5人組みの我々には似合わない感じのしゃれた店である。個室調の席に通され、薄暗いムードに苦笑した次第。

食べたものはかぼちゃゼリー寄せ、ホッキの和え物、刺身、牛ステーキ、魚の木の芽みそ焼き、小うどん、アイスクリーム。ステーキのソースが旨かった。うどんも締めにぴったり。飲み物はビール1、白ワイン2、ウィスキーソーダ3、ジントニック3。飲みすぎか?

2軒目は恒例のスナック。私は普段カラオケはお断りする社会人にあるまじき人間なのだが、今日は相手のお人柄に巻き込まれて3曲。

送別会1

2006年03月22日 23時38分17秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は送別会第1弾。

気合を入れるために(?)、立ち飲み「B」へ。スペインの白ワイン、スーズロックを飲む。前回とは違う女性がおり、客は私一人のため酒飲み談義。盛り上がる。

2軒目は送別会で道産子居酒屋「I」へ。刺身(マグロ、サーモン、ホタテ)、鳥タタキ、鮭鍋、魚照り焼き、天ぷら、鍋の出しでウドン。3軒目はスナック。

飲みすぎは判っていながら、すすきののバー「N」へ。
1杯目はジン+カシス+レモン+ソーダのミシシッピミュール。私の感覚としては飲みやすいのだが、結構アルコール入っているな。2杯目は突然飲みたくなったヨコハマ。今思い出したが、前日にテレビで横浜ニューグランドホテルのバーがでていて、そこでこのカクテルとバンブーが紹介されたせいであったか。ところで私、このバーに行ったことがあるのだが、なかなか重厚で素敵なバーであった。

明日も送別会。

20060321最近読んだ本

2006年03月21日 12時35分19秒 | 読書
午前中の吹雪に力尽きて、外出せず終日読書。

「愚者のエンドロール」米澤穂信
作中のビデオ映画の中で起きる殺人事件を扱い、工夫しているのは痛いほど良く分かる。だけどこんな高校生いない。

「第三の時効」横山秀夫
非常に良く出来ている。表題作のどんでん返しの重層性は、ミステリ的にも十分満足できるもの。

「増加博士と目減卿」二階堂黎人
全編メタ推理小説。そういうのがお好きな方はぜひ。

以下、図書館の2冊。

「すぐわかるキリスト教絵画の見かた」千足伸行
まあ、あまりキリスト教に詳しくないのだが。じっくり見たくなった画家はバーン=ジョーンズ、アルトドルファー、ブリューゲル、ティソ、ボッティチェリ。

「洛中洛外図 舟木本」奥平俊六
美術館では洛中洛外図はなかなかきちんと見れない。画面サイズが大きすぎるし、書かれているものは細かすぎて良く見えないからである。こういう図版本でじっくり家で見るのに限るか。街や人への愛があって、楽しい作品である。

空気読め!

2006年03月20日 22時15分25秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
週の最初っから、すすきののバー「C」へ。だって明日休みなんだもん。

最初はいつものウィスキーソーダ、2杯目はマティーニ。時間は早めだったため、客は私、オッサン、お姉さんと3人だけである。まあしかし、このオッサンがまわり見えてねえ。マスターがお姉さんに話しかけたり、私に話しかけたりするのだが、その話の途中からオッサンの相槌が始まる。誰もお前に話しかけていないのだが。

そして、そいつの話が始まる。それが非常に面白ければ、私もここまで文句も言わない。しかし全然面白くないのだ。しかも、高々1時間弱の間に、同じようなキメゼリフを何度も繰り返す。1回目から面白くないのだが、それを何回言うのだろう。いい年をしてここまで見えてないというのは、本当に不幸極まりないと言うしかない。

それはさておき、白州12年があったので、それを注文。もう一つ個性的でない気もするが、まず面白く飲めた。

20060320最近読んだ本

2006年03月20日 12時50分23秒 | 読書
「プロ論2」B-ing編集部
こういう本を読んで、「私も明日からこれを真似しよう」って人はダメなような気がする。じゃあ、こういう本は何のためにあるのだろう?

「MORI LOG ACADEMY1」森博嗣
ブログを本にしたものなので、ブログを見ればタダで済むじゃないかという人もいるだろう。私は本の方が早く読めるのだ。

「真夜中のユニコーン」栗本薫
なんだかなあ、底が浅いよなあ。昔の「絃の聖域」なんて、長唄の情念や家元の凄みをきちんと書きながら、しかも推理小説として成立していた記憶があるのだが。昔の話過ぎたか・・・

「3度のメシよりレバニラ炒め」ニッポン中華研究会
この本に書かれているように、伝統的な街の中華食堂は滅びつつあるのかもしれない。もう閉店してしまったので店名を書くが、琴似でも中華の王道店「四川菜館」や、中国人シェフがやっていた家庭料理店「栄喜堂」とかなくなってしまったものなあ(他にちょっと気になっている店はあるのだが)。ところが、小樽では結構中華食堂を見かけた。地方都市では脈々と生きていたりして。

「QED竹取伝説」高田崇史
殺人トリックは「ああ、あれか」という感じだが、竹取物語に隠された秘密は興味深く読める。

「全日本プロレス代表取締役社長武藤敬司」武藤敬司
いろいろ会社の運営は大変なようだ。私は川田が離脱した時点で「全日」とは思えなくなっているのだが。