散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

出張なのだが夜は大暴れ(4)

2003年02月27日 21時16分28秒 | 飲み歩き・東京
朝食はサンドイッチと牛乳。
昼食はご飯、カツ煮、サラダ。

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本日で出張も終了である。仕事を終了して、またもや新橋へ。まずは立ち飲み「G」。店の入口は狭いが、中は広い。カウンターでビールを注文し、周辺一体にあるつまみマグロ刺身、おでん盛り合わせを取る。マグロは中トロを超えるくらいの脂ののりで、なかなか美味しい。ここはいわゆる古典的な立ち飲みである。

時間がないので、次の立ち飲み「K」へ。燗酒とチーズをもらおう。この店も非常に狭いが、ちょっと色っぽい女性店主(44)と常連軍団がきわどい会話をくりひろげている。さすがにこの会話には入れんなー、と思ってニコニコと笑うしかない私であった。

「ごちそうさま」と帰る私に、店主が「ぜひまた来て下さい」、さらに常連の親父が「いい店だからまた来てあげて下さいね」と頭を下げる。何とよいお客さんではないか。私も丁寧にお辞儀をして店を出た。

ああ、もう時間がない。銀座に急ぎ「hB」へ(3回目)。前回出合った酒好き氏もおらず、バーテンダー氏独占でわがままをいわせてもらった。ところで、私がこの店を気に入った理由というのは、狭いからである。カウンター9席でテーブル席が無いのが良いのだ。やはりバーにグループ客はふさわしくないと思う。

まず1杯目はマティーニ。その次に「前回飲んだグレンモーレンジ・フィノ・シェリーウッドは良かったです。で、今日は改めて別のものを」と言うとSCAPA1983が出てきた。大変バランス良く、スムーズに香りを楽しめるウィスキーである。

続いて「最後にアルコール度数の高い、ピシッとしたカクテルを」とあいまいなリクエストには、ウィスキー+ベネディクティン+ビタースにレモンピールを聞かせたモンテカルロというのが出てきた。「通常レシピより甘さ控えめ、レモン風味を強めに作り
ました」と言う味は、大変私好みであった。

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思えばこの頃は、連日3軒くらい飲みに出ているし、朝食もきちんと食べているし、まだ若かったのだな。

出張なのだが夜は大暴れ(3)

2003年02月26日 22時10分34秒 | 飲み歩き・東京
朝食は朝のセット(内容忘れた)。
昼食はご飯、味噌汁、サンマかば焼き、白和え。

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夜になり今日は一人で新橋へ。バスに乗ってみたが、最初に料金を払うので焦る。

新橋の立ち飲み「T」へ。焼物が中心らしいので、かしらとナンコツを頼む。一本単位でやってくれるのがうれしい。焼きあがるまで煮凝りを頼む。最初は冷えていて硬い感じだったのだが、段々温まるに従ってちょうどよい溶け具合になった。焼物は主人が丁寧に焼いておりなかなか。追加で、銀杏とタコ。銀杏の香りがよい(時期は外れかなあ?)。なかなか旨い日本酒でやっつけた。

続いて新橋を徒歩で南下して、バー「g」へ。今風カフェのような店構えである。まずは今月おすすめの青森りんごジュース+ウォッカのカクテル。りんご風味でほぼジュースのようだ。店は若いバーテンダーが一人で切り盛りしているが、この方なかなか喋り好きのようだ(後でもう一人女性バーテンダーが到着)。

2杯目はマティーニ。最後に「苦いカクテルお願いします」と頼んだところ、イエーガーマイスター、ウンダーベルクなどを使ったドクターMというのが出た。バーテンダー氏曰く「胃薬みたいな感じですね。夜中に良く出ます」とのことだった。堅苦しいバーの雰囲気はなく、店・バーテンダー共に今風な感じ。といって、きちんとしていない訳ではない。非常に楽しめた。

さて、帰る前にもう一軒、新橋駅前ビル地下の立ち飲み「T」へ。ウィスキーソーダとスモークサーモンを頼む。店内にはスーズやリカールがあり、メニューの幅が非常に広い。この辺りが東京の良いところである(札幌の立ち飲みでスーズなどありえない)。

もう一杯、ウィスキーソーダと鮭トバ。感じのよい女性店主と、客は陽気な4人連れ&陰気な一人者。なかなか楽しかった。またもやゆりかもめに乗り、ホテルに戻る。

出張なのだが夜は大暴れ(2)

2003年02月25日 21時07分36秒 | 飲み歩き・東京
朝食は焼そばパン、大根の味噌汁。

昼食はご飯、カボチャコロッケ、ハムカツ、サラダ。真面目に仕事をする。

夜は一緒に仕事をしている人と共に、初めて月島のもんじゃ屋へ行ってみた。どこが良いのかわからないが、連れられるままに有名人のサインが何枚かある「S」へ。

食べたものはもんじゃ(もち明太、豚そば、豚カレー)、お好み焼き(海鮮、しらす)、五目焼きそば。飲み物はビールとレモンサワー。どんなものかと思ったが、おやつ的ではあるが、思ったより美味い。

今日はこれにて解散。

出張なのだが夜は大暴れ(1)

2003年02月24日 21時02分42秒 | 飲み歩き・東京
前日は一人で有明入り。ホテルにチェックインし、荷物を置いてからゆりかもめで新橋へ。乗車賃が370円と結構高いが、途中の夜景は見所がある。途中で線路がループしているのも心憎い。

新橋の居酒屋「MK」へ。お通しは煮豚と菜の花。ビールと、刺身(寒ブリとしめ鯖の2点盛り)を頼む。寒ブリにはいい脂がのっていて旨い。次に頼んだイイダコと大根の煮物はちょっとしょっぱいかな。この店、酒の種類が豊富で、醸し人九平次、池月(←ちょっとピリッとする引き締まった味)を頼む。

続いてさつま揚げを頼むが、うまく注文が通らなかったようで催促の後、やっと出てきた。これが実に旨いさつま揚げであった。それだけに惜しい感あり。まあ、こんなことで嫌いになってはもったいないような良い店であった。

次は、立ち飲み王国新橋の中でも数少ない立ち飲みバー「D」へ。グレンモーレンジ500円とバーにしては破格のお得価格である。カルバドス(ぺールマグロワールVSOP)の華やかな味わいが素晴らしい。

隣のかなり出来上がっているオジサン(苫小牧出身だそうだ)が、「この店いいよー、絶対こんな値段で飲めないよ」と言って
いたが、同感。ちなみにそのオジサンは5000円払っていたが、いったい何杯飲んだのだろう(10杯くらい?)。椅子5席、立ち飲みエリア10人分位のこじんまりとした名店であった。

明日から仕事のため、今日はこの位にしておこう。帰りもゆりかもめに乗るが、湾岸の明かりが凄い。

真面目な出張to東京

2003年02月14日 18時57分31秒 | 飲み歩き・東京
2月13日
午前中、東京へ移動。浜松町付近で昼食のハンバーグステーキセット。その後、打ち合わせを済ませる。

夜は豊洲の居酒屋「F」。ごく普通の店で、刺身、焼き物、川海老唐揚げなどを食べる。その後、恐らく自分一人だけで、立ち飲みの「O」へ。チューハイとポテトサラダ、燗酒と煮込みを食べる。煮込みがやはり美味いのだ。

2月14日
朝食は会社の喫茶コーナーでトースト、オムレツ、サラダ、飲むヨーグルト、オレンジジュース、ソーセージ。

昼食も社食でご飯、味噌汁、唐揚げのあんかけ、サラダ。

夕食は空港でカツサンドを購入。

何の仕事をしていたのか全く記憶がないが、確か一緒に出張した人もいるので、真面目な出張だったと思う。

何しに行ったんだ東京

2003年02月04日 19時50分55秒 | 飲み歩き・東京
急きょ打ち合わせが必要になり、前日の午前中から東京出張。昼食は社食でごはん、味噌汁、豚肉と厚揚げの煮物、サラダ。
夜は打ち合わせメンバーによる飲み会で奢られる。マグロ、タコ焼き、鴨、ビーフン。

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本日はホテルでおにぎり2個、紅茶の朝食。昼食は社食でコロッケカレー。雪の降ってきた東京で、午後は解散となったので、急きょ東京国立博物館の「大日蓮展」へ行く。幸いなことに、さほど混雑していない。

展示物は日蓮、斎藤道三、後小松天皇の直筆の書などが目に付く。日蓮の字は凄く上手いという感じでもないが、払いがダイナミックである(日蓮も私に批評されたくなかろう)。その他には長谷川等伯の仏涅槃図(高さ8m以上)、国宝夏景山水図が目を引く。夏景山水図はうねるような松の枝ぶりがダイナミックに描かれていながら、同時に静寂が感じられるような傑作であった。

かなりすっ飛ばして本館・東洋館を見るが、3時間程経過してしまった。夕食は銀座に移動して、居酒屋「T」へ。これは評判を聞いて行ったのだが知らなければ絶対に入らないような、こじんまりとした店構えだ。お通しは銀杏。風味がよい。早速の注文はビール、金目鯛刺身、あわびバター焼き。これかなり贅沢な注文に見えるかもしれないが、値段は驚く程ではない。

金目は身がやわらかいのでかなり厚めに切られており、にくいことに皮を湯引きにしたものが付いている。わさびも本わさびで旨い(ちなみにカウンターにあるわさびは25cm以上の長さがある)。あわびバター焼きは身が実に柔らかく、あっという間に食べてしまった。バターの風味にカボスを絞ったのも合う。

続いて、燗酒と鰯ダルマ揚げを頼む。これは豆腐を鰯で巻いたものを揚げ、出汁をかけてある。油の力が加わっているがあっさりした味わい。なんとも料理がすばらしく、雰囲気もいい店であった。二人の老婦人がゆったりと会食をしていたり、お店の人も家族経営の雰囲気で大変よろしい。

店を出て、写真を取っていたところ店主が出てきて不審気な目で見られたので「いや、実は札幌からきたので、記念に」というと、頑固親父の雰囲気だったのが「いやー、またぜひ寄って下さい」とやさしい声を掛けてくれた。

続いて、バーへ。探していた店が見つからないので、前回好印象だった「hB」へ。「アルコールの強くないさっぱりしたものを」のリクエストにジン+ベルモット+ライム+ソーダのカクテル(名前知らない)。

1番目の客である私の次に入ってきたのが、どこかで見たことがあると思ったら、前回来た時にえらく会話が盛り上がった人だ。その人も常連とは言え、ここしばらく来ていなかったとのことで偶然にビックリ。この人、酒好き、本好き、仕事はコンピュータ関係とのこと。あまり話を深めると、非常に仲良くなるか、ぶつかり合って喧嘩になるかのどちらかのような気がする。

注文は次にグレンモーレンジ・フィノシェリーウッド。甘味の感じられるスコッチである。そろそろ時間になり、最後に「アルコールの強いこれぞというものを」というリクエストに、カルバドス+ジン+グレープフルーツのカクテル。カルバドスの風味ただよう、いいカクテルであった。

酒好き氏と「じゃあまた会いましょう」「そうですね札幌で」等と適当なことを言って分かれる。確かにまた会ってしまいそうな予感もないことはない。

札幌の店開拓

2003年02月01日 22時46分55秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
日中ギャラリー巡りをした私は、狸小路の西側にいた。結構有名な「K」の狸小路支店だ。本店は南5西3にあり、わたしも知人に連れて行ってもらったことがあるのだが、狸小路店はそこの店主の親戚がやっているらしい。

店に入ったのは私が一番であった。まず燗酒、モツ焼き、つくねと頼む。酒は240円だが、「最初は2本ですから」と多めに出て、更に浅漬け、さつま揚げの煮たのがついているという素晴らしいものだ。モツ焼きは4本200円、少々量が多いのだが、タレ+コショウがいい味を出している。

続いて、さらに燗酒+煮込み。いつの間にか客は増え、隣の親父は昔話を始め、ヤンキー風の夫婦は子供に焼き鳥を食べさせている。勘定は1620円、とにかく安い。酒の味も悪くなかった。

かなり満腹した私は、ぶらぶらと狸小路を歩き、すすきのへ。バー「T」に入る。ここでも一番目の客である。突き出しにボルシチ+フランスパンが出てくる。バーでの過去最強ボリュームの突き出しである。

店の売りであるギネス生、さらにマティーニ、ダイキリと飲む。途中でお店のお姉さんが出勤して来たのだが、外国人の女性であった。その方に出身国を聞いてみようと思ったが、次の客の料理の準備に忙しく聞くことができなかった。残念。

ちょっと疲れた私はいつも行くバーに行き、飲んだくれるのであった。