散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080330最近読んだ本

2008年03月30日 22時19分20秒 | 読書
「インディゴの夜」加藤実秋
ホストクラブを舞台に様々な事件が発生。今風の下世話な風俗ものかと思いきや、意外に少年探偵団風で楽しい。

「行きつけにしたい焼鳥屋」
札幌市の焼鳥屋さんを紹介した本。60軒中9軒しか行ったことがない。ほとんど足を踏み入れない区というのもあるので、しょうがないだろう。それから1人前4本というスタイルの店も、一人飲みには辛いところだ。1本ずつとまでは言わないが、2本からお願いしたい。

「星海への跳躍 上下」ケヴィン・J・アンダースン、ダグ・ビースン
地球上で核戦争が勃発。基本的には地球からの補給が生命線になっている月、コロニーの運命はいかに…。権力は必ず腐敗するというのを地で行くような作品。

「クラッシュ」J・G・バラード
1970年代らしいセックス&カー小説。現在読んでも何も得ることはないだろう。

「HAMMERED」エリザベス・ベア
異星の星間宇宙船が発見され、それを元に地球でも宇宙船が開発される。それに乗って旅立つのは次巻以降ということで、それに期待。

「懐かしの昭和を食べ歩く」森まゆみ
作られたレトロでない店は素敵だ。

「カラスヤサトシ3」カラスヤサトシ
実にどうでもいい内容しか描かれていない脱力系4コマ。なんだか無性に気になり、見るやいなや購入である。

以下、図書館の1冊。
「日本人が行けない日本領土」山本皓一
写真に迫力があり、実際島に上陸した事実の強みが出ている本。偉そうに安倍ちゃんが対談しているのが失笑ものである。

これは文句なくウマイ

2008年03月30日 13時11分40秒 | 食べ歩き
先週ワイン会だったのに、体調を崩して行けなかった「PE」へ。病後の報告をしつつ(もう完治しているのだが)、今日のランチは前菜と肉料理を選択する。

まず前菜は、焼キノコとオリーブのマリネ、スモークチキンのリエット&リンゴのサラダ、春野菜のキッシュ(竹の子、タラの芽、もう一種何か)、じゃがいもと黒トリュフのスフレ。



リエットの塩気とリンゴのサラダの取り合わせが良いなあ。春野菜のキッシュも野菜の歯ざわりがパリパリして春気分である。

メインは仔羊とカブのナヴァラン。まず仔羊は非常に柔らかく仕上がっており、フレッシュなトマトソースとの相性が良い。仔羊の香りが良い具合に感じられるのは言うまでもない。

しかし特筆すべきは奥の野菜部分だ。病み上がり(というほどでもないのだが)の私のために、滋養強壮を狙ったシェフ特製の仕掛があるのだ。青菜のソテーの下に、ニンニクと松の実をあわせたものがしいてあり、その香りと野菜の取り合わせが絶妙なのである。


…写真が今ひとつなのが、画竜点睛を欠くなあ

またニンニク+松の実を仔羊にあわせるというのも、一癖パンチが出てたまらない。やはり「私のために」という気持ちの入った料理には、手を止めず真剣に向き合うしかないものがある。食べ進むうちに精神的にも満足感が充足していくのが分かる。とにかく大満足の料理であった。

デザートを食べ、コーヒーをゆっくり飲む。チョコレートのシャーベットが結構苦味が利いていて大人の味だ。



本屋、図書館と回って帰宅。今日はわりとぽかぽか陽気であるが、途中から足先がじんわり温かくなってきた。ニンニクと鷹の爪の辛味が入っていた効果だろうか。これは冷え性の方にもぜひお勧めだな。

缶ジュース夜話4

2008年03月30日 10時14分27秒 | Weblog
今日は缶ジュースといってもお茶と水の話。私が缶ジュース集めをしていた頃は、ウーロン茶は買って飲むものというコンセンサスが生まれた頃である。まだ現在のように緑茶や水を買って飲むという風潮は一般的ではなかったように思う。

***
「マテ茶」
紅茶・烏龍茶・緑茶に続く、世界4大茶の一つらしい。仙台散策中にお目にかかったもの。それまで飲んだどのお茶ともやはり味が違うけれども、なかなかの美味しさ。でも、それっきり見たことがない。今一度販売すれば成功が望めるような気がする。

「グアバ茶」
これもお茶といえばお茶か。長崎市産のグアバの葉を煎じたお茶らしい。味はちょっとハッカ風味のような記憶がある。これは北海道大学の前の果物屋さん(やしの実も売ってた)の自販機にあった。そこでしか見かけたことがないのだが、いったいどういうルートで入荷していたのだろうか。

「ゴーヤー茶」
沖縄に行った時に、あちこちで見かけた。コカコーラ社の「茶りゅうさいさい(漢字がわからん)」というシリーズにゴーヤー(にがうり)茶があったのだ。さすが沖縄である。
→この当時はオーロラタウンの「わした」もなく、沖縄の味は非常に珍しかったものである。

「なごやの水」
先に書いたように、この頃は水を買うというのは当たり前ではなかった。その中で見つけたのは、まず「なごやの水」。名古屋市の水道水を缶に詰めただけのものであるが(確か80円)、確か名古屋の水って美味しかったかもしれない。ただし、水の美味しさを追求した製品というよりは、水道局の広報活動の一環であったり、災害時備蓄の要素が強いものだったかも知れない。

「龍飛水」
もうひとつは青函トンネルの掘削中に発見された湧き水「龍飛水」。これは函館で売っていたのを購入。普通の味の水だったと思う。

つまみもイケる

2008年03月29日 23時01分37秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
2ヶ月ぶりの「KP」ホテルのバー「CV」である。いつもの飲み放題プランにする。このプラン、カクテル飲み放題のお得感はもちろんであるが、2品つくつまみが結構美味しい。今日はキノコのクリームパスタ、自家製ハムのパンケーキ添えにしてみた。ハムがソフトな舌触りで2種類のソースがかかっていて良い感じ。白い脂身の部分もしつこくない。

さて、今日もバンバン飲んだ。この値段で申し訳ないといつも思っていたりする(ちゃんとプランとしてあるから、いい筈なんだけど)。

1杯目:ジンフィズ
2杯目:ソルティドッグ…ジュース同然だが、たまに飲むとうまい。
3杯目:ダイキリ
4杯目:ハバティーニ…ジャマイカマティーニの毛利さんオリジナルレシピ
5杯目:バンブー…シェリーつながりだ
6杯目:生イチゴとチョコレートリキュール

1~5杯目はわりとオーソドックスに、最後の1杯は「甘いやつ、お願いします」といった所、出てきた凄い奴。もうそのまんまイチゴチョコレートである。子どもに与えると危険だ。

バーテンダーKさんに、スナックの楽しみ方を伝授してもらう。何でも、飲むものは浮気せず焼酎のみ。ある程度以上テンションを上げてしまえばとても楽しいそうだ。どうも私はその境地に達することができない。

さて、結構酔っ払い、北24条へ移動。いつもの店「T3」だ。おや、今日は長老U氏(といっても私の3歳上)以外は若手メンバーだが、知らない人が一人いるな。

で、周りの紹介話を聞くと、この集まりの東京支部に参加していたのだが、札幌に転勤することになったらしい。独身一人暮らしとのことで、いつしか食べ物話に。彼が北海道で印象的なのは「ザンギ」らしい。ザンギっていくつかの説はあるものの、明確な定義は難しい食べ物だよなあ。とりあえず諸説話しておくが、H君から「釧路のザンギも有名ですよ」との声。そうそう、いつか釧路には行って見たいと思っているのだ。

私は「豚丼は結構有名になりましたが、あまり知られていない帯広のローカルフードに”中華ちらし”というのがあります」と言ったところ、転勤氏はおろか、他の道民全員もその存在を知らぬわ。メニュー説明をしてやった所「それは中華丼ですか」と抜かす始末。まあ無理もない。私もどこが中華丼と違うのか明確な差異を説明できないのだから。

という感じで、久々にT3特製のミックス雑炊も食べて23時頃帰宅。

20080329ギャラリー巡り

2008年03月29日 15時19分30秒 | ART
本日は、大通→時計台→道新→たぴお→大同→富士フィルムフォトサロン→ギャラリー創→三越→さいとう→ARTスペース→アリアンスの11箇所。

■時計台ギャラリー「アトリエ・ドリームの仲間展」。山根政弘「躍動Ⅱ」「躍動Ⅲ」は八角、カジカ?、鯛、平目等の干物を見おろす視点で描いた作品。かつて躍動していた姿を想像するのかな?

■さいとうギャラリー「八子晋嗣・八子直子展」。八子直子の子どもの画が相変わらず不気味だ。この不気味さは何なのだろうと思ったところ「そうか、巨大フジ隊員だ!」と気がついた(詳細説明を略します)。会場にいた(多分)八子晋嗣さんが「可愛らしいだけではない何かを狙っていたようです」と教えてくれた。以前、そんな感想を持った記憶があるなあ。

もう一つは八子晋嗣の亀の甲羅のような木製作品。何万年も前にその場で息絶え、そしてそのまま化石になった生物のようだ。庭に飾って滅びていった動物達のことを想像していたくなるような作品である。

■ARTスペース201「喜井豊子還暦回顧展」。説明が良く分からず、誰が作ったのかも不明であったが、5階で展示されていた革工芸の大作は素晴らしいと思った。バイオリンと葡萄がモチーフになった、画で言うと100号弱くらいの作品である。

トップ画像は奇跡的に大通に残された居酒屋雑居ビル。名店も多いのでこのまま残って欲しいが、いつかは解体されるのであろう。

※追記
大丸の画廊にも行ったので、12箇所であった。

三越の「身野友之油絵展」。写実的な風景画がやっぱり好きだ。水辺や木陰が登場するので何となく涼しげだが、関西の夏であるから画の中に入り込むと暑いのだろう。

閉店65

2008年03月29日 13時42分13秒 | 写真館
新聞、テレビ等でも紹介されたので知っている人は多いと思うが、昨日たまたま店の前を通りがかった。狸小路の老舗「Y」が閉店。古き良きオールラウンド蕎麦屋さんであった。

狸小路を1~5丁目まで歩いてみたが、結構店の入れ替わりがある。健全ともいえるし、老舗がなくなりつつあるとも言える。

ノーマルとスパイシーの間

2008年03月29日 11時55分19秒 | 食べ歩き
中華ちらしにも飽きてきた(笑)今日この頃。久しぶりにカレーを食べに大通の「K」へ(3ヶ月ぶりか)。今日はランチメニューからエビカレーにしてみた。

この店の辛さレベルであるが、ノーマルでは物足りなく、中辛(スパイシー)ではかなりキツイ。今日は「その中間で」というと、ちょうど良い辛さになった。良かった。

缶ジュース夜話3

2008年03月29日 09時12分30秒 | Weblog
どちらかというと私はファンタやメッツのような工業製品的缶ジュースが好きなのであるが、果汁入りというのも一つの大きなジャンルであろう。その中でいくつか記憶に残るものを上げてみよう。

***
「シュウェップスパッションオレンジ」
シュウェップスも確かいろいろな種類のものが、売り出されていた記憶がある。特に取り上げたいのは、このパッションオレンジ(瓶ジュースだけど固いこといわない)。私自身のオールタイムベストジュースで、適度な炭酸量と甘酸っぱい果汁のきいた風味が素晴らしいと思う。

「ハスカップ」
札幌の会社エルムウォーターで作成していたもの。果汁はわずか3%だったけれども、あの甘酸っぱいハスカップの味がきいている。これも大好きだったのになぜ消滅してしまったのかと言いたい。

「キンカン」
材料が珍しいジュース。例の小さな柑橘系、キンカンである。これを皮ごとジュース化したもので、東北大学生協で発見(パックだったが固いこというな)。果皮が入っているのだと思うが、ザラッとした舌ざわりと適切な渋味が美味しい。

「ファイブアライブ」
これはビンであったと思う。昔、結構家庭でも飲まれていたはず。5種類の果汁をブレンドしてあるのが名前の由来だが、何が入っていたのか思い出せない。色の記憶からするとグレープは入っていたと思う。製造中止になってからしばらくして1本だけ見かけたことがあるが、既に製造年月日から4年が経過しており、買う度胸はなかった。

「つぶつぶみかん・パイン・ぶどう」
つぶつぶ系のジュースって今でもあるのだろうか。その中でも、まあみかんはいいとしよう。パインは安い端っこのところ使っているのだろうか。飲むとパインの皮に近いところの”しかしか”した感じがする。さて、問題なのがぶどう。つぶつぶぶどうには、ぶどうの粒が丸ごと入っているのだ。缶の口からペロンと出てくるぶどう粒は、かなり不気味な感触がする。

「シャッセアップル」
炭酸飲料でありながら、果汁が60%も含まれている、香りのよいジュース。「アップルタイザー」(果汁100%)という例外中の例外を除くと、果汁の含有量が最も多い炭酸飲料ではないだろうか。確か「ブリトビック55」という果汁55%のジュースもあったような気がする。

ウィスキー三昧

2008年03月28日 22時53分10秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は仕事関係の飲み会。ラムしゃぶをしこたま食べて、酒のほうはかなりセーブしておいた。1次会終了後、同じく琴似方面のT君とさっさと西へ。琴似のバー「D」へと向う。

さて、今日は話がややこしくなりそうだから、カクテルはやめてウィスキーストレートにしておこう。1杯目が先日も飲んだカリラ2000。やや食べすぎの胃をピリッとさせよう。

2杯目はエルマー・T・リー・シングルバレル。スコッチ好きにも勧めたい、インパクトがありながら上質なバーボン。3杯目はアランバーボンカスク。だんだん味が分からなくなってきた。4杯目にロングロウ10年1994を飲んで締める。

T君の話をだいぶ聞かされたが、こちらも聞いてもらったので良い2次会だった。今週末は事務所のレイアウト変更で業者さんが入るために仕事ができない。これ幸いと遊んで、休養もたっぷり取ることにしよう。

イメージギャップ

2008年03月27日 21時38分21秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
すすきののバー「N」へ。1杯目は生フルーツからパインを選択して、ブルーハワイ。この季節に実にふさわしくないカクテルだが、香りの良さを楽しむ。

2杯目はマティーニ。そして3杯目。先日ここで隣に頂いたヒントを元に、カルヴァドス2/3+プリマス1/3をベースにした、フレンチ70.3だ。

名前は自分で考えたのだが、カルヴァドスベースだとフレンチ68、ジンベースだとフレンチ75。この差7を3で割って68に足すと70.33…になるはずだが、どうでも良いことだ。

さて、期待のその味は、と…、おおっ予想よりはるかにジンが勝ってしまっているな。これほどジンの方が支配的になるとは思わなかった。さっき「カルヴァドスとジンを半々で」なんて言ってみたが、Nさんに止められて正解だったよ。次回はジンをフレーバーが感じられるくらいの量にしてみよう(決してまずかった訳ではない。カルヴァドスの甘みが消えてしまったのだ)。

最後にフェルネブランカ+マイヤーズ+スーズ+アニゼットのカクテル。スーズが入っているのが嬉しいね。というところで帰宅。

缶ジュース夜話2

2008年03月26日 20時25分03秒 | Weblog
土日と具合が悪くて臥せっていた所、休養になったせいか今週は調子が良い。

***
さて、ファンタ以外にも、缶ジュースのシリーズものが幾つかあった。シリーズものの嬉しさは、その中でレアなものを見つけることだと思う。

「ウィズユースイカソーダ」
「ウィズユーアプリコットソーダ」
「ウィズユーオレンジティーソーダ」
「ウィズユーアップルウーロンソーダ」

ウィズユーというシリーズでは、いろいろな缶ジュースを出しており、その中で一番印象的なのがスイカの断面をデザインした缶のスイカソーダであった。味そのものは、ちょっと薄いスイカ味でたいしたことはないのである。

オレンジティーソーダやアップルウーロンソーダなんてのは斬新なアイディアで、今でも行けるのではないかと思う。中でも、オレンジ風味の甘い紅茶、オレンジティーソーダは私の好みであった。

***
「ウォークマンコーラ」
「ウォークマンコーヒー」
「ウォークマンフュージョンテイスト」
「ウォークマンキウイフルーツ」

ウォークマンシリーズも当時、良く見かけたものである。缶にウォークマンの絵がついていて、SONYとの版権がどうなっているかちょっとだけ気になったりして(こういう怪しさが残っていた時代なんだよね)。

このシリーズ、コーラはその辺の自動販売機でも売っていてよく見かけていた。最初は、他の種類が存在するなど思ってもいなかったのだが、「コーヒー」と「フュージョンテイスト」(炭酸ヨーグルト味)を後に発見した。こういうのがうれしいのだ。

3種類なんだろうなあと思っていたところ、仙台市内を歩いている時に「キウイフルーツ」を発見し、非常に嬉しかったものである。キウイの缶ジュース(無果汁だったかも知れない)って、珍しいでしょう。

***
「メッツ」
ガラナ
グレープ
グレープフルーツ
レモン
グリーンアップル
ジンジャーエール
オレンジ

現在ではこんなに種類ないだろうが、メッツも一時期ヒットした商品である。中でも「ガラナ」は北海道の誇るべき味だと思う。

私が最も好きだったのは、「グリーンアップル」味。メッツって無果汁でありながら、香料で青りんごの風味をよく出しているところがエライのだ。また炭酸の度合いも適切。一時期、炭酸飲料が”微炭酸”志向に走った時があり、ある程度しっかりした炭酸が感じられるメッツが良いのであった。

20080323最近読んだ本

2008年03月23日 20時15分59秒 | 読書
「チームバチスタの栄光 上下」海堂尊
心臓手術の名チームの手術が、なぜか連続失敗に終わる。万年講師と型破り役人が手術失敗の謎に迫る。キャラクタ造形の上手さで読ませるが、トリック自体は特にインパクトがない。

「ゴーレムの檻」柄刀一
幻想的設定(例えばエッシャーの絵が実現している)世界の中での本格推理小説。大人の童話的楽しさにあふれる。

「新本格推理08」
今回、結構SF設定作品が目立ったような気がするのだが、これが非常に難しいのだ。SF界と推理界というダブル閉鎖社会に共通する領域は限りなく狭い。書店でも本棚はわりと隣だったり、読者層は重複しているのだが。

「好きよ」柴田よしき
ミステリアスな発端から、エンディングはSF伝奇もの。作者のせいではないが、うーん。

「恋愛函数」北川歩美
恋愛相手との相性を数値化して表すサービスを行うお見合いサービス。しかし、ベスト相性と思われたカップルの間でトラブルが…。人物の書き分けに気を使っていないので、誰が誰とどうしたのか非常に分かりにくい。それで面白さをそがれたなあ。多分面白いのかもしれないのになあ。

以下、図書館の2冊。
「図解雑学 科学捜査」長谷川聖治
推理小説などから得た知識で十分であった。

「消防が10倍おもしろくなる本」木下慎次とJレスキュー編集部
非常に興味深い。どうしても当番が多いため、署につめきりになり、結果として自炊が多い。麺類を作る時は、途中で出動があっても後で食べられるように、つけ麺スタイルにすることが多いとか。こんな大変な職業なのに、日中にスーパーで買い物をしていると「勤務時間中に!」とクレームを入れる下らない住民がいるそうなのだ…。いろいろな仕事と勤務体系があることを、世の中の人はきちんと知るべきだと思う。

缶ジュース夜話1

2008年03月23日 15時24分17秒 | Weblog
最悪の体調で週末を過ごし、何もすることができなかった。ということで、以前から書かねばなるまいと思っていた、缶ジュースの話である。昼間に投稿しても「夜話」なのである。

私は大学時代に国内を旅行することが何度かあり、その時に缶ジュースの地域性に目覚めたのが趣味の始まりである。好きになってみれば、地元の自動販売機にも面白いジュースがめじろおしであることに気がついた。

いろいろコレクションしたものの、当時は個人でパソコンを持つ人も少なく、デジカメもなく、その成果を残すことができなかった。またいつしかジュース業界も再編が進んだのであろうか、個性的なジュースを製造する小メーカーを見かけなくなり、全国どこに行っても同じ製品ばかりが多くなってしまった。

この道は恐ろしいマニアがいるもので、数千缶を集める人もいると聞くが、私のはそんなにマニアックなものではなかった。現在はほとんど水かお茶(かアルコール)しか飲まなくなった私の、昔を偲んでの茶飲み話である。

***
「ファンタ」
缶ジュースといって、何よりも最初に思い浮かぶのは「ファンタ」である。これほど種類があって、一般の人もよく知っている缶ジュースもないだろう。随分昔に思いつく限りの種類を書いてみたことがある。

オレンジ
グレープ
ゴールデングレープ
アップル
ゴールデンアップル(存在しないというのが定説。復刻版あり)
アップルミックス
ストロベリー
メロン
ピーチ
トロピカルパンチ
レモン
パインフルーツ
クリアパインアップル
フルーツパンチ
青りんご
マスカット
グリーンマスカット
グレープフルーツ
クラブソーダ(実は瓶しか見たことがない)
トロピカル(ラスベガスで発見)
KOLITA(TUTTI FRUITS)(これもラスベガス)
ラズベリー(これもラスべガス)
クリアレモン
ラフランス
ファンキーレモン
すもも

最近、いろいろな種類が期間限定で発売されているようだが、最初っから期間限定のものにはどうも興味がもてない。以下、まとまりなく思いついたこと。

ラスベガスに行った時に、コカコーラショップで新種のファンタを発見したのはうれしかった。ただし缶ジュースではなく、サーバーから紙コップにつぐ方式だったので、日本には持ち帰れなかった。謎の”TUTTI FRUITS”味がどんなものだったか、もう思い出せない。

コカコーラ社の缶のサイズは350ml缶が一般的であるが、コークライト等にスリムな250ml缶があった(今もある?)。その昔、太さが350ml缶と同じで、背丈が低い250ml缶(通称・カニ缶)があったのも歴史上の話かもしれない。

ファンタのホームサイズには子供の頃非常な憧れを抱いたものである。何しろ飲めないくらい沢山入ってるんだぜ! ところがその後1リットル、2リットルと瓶のサイズは大きくなり、自分自身も500mlなんか一気飲みするようになってしまった。子供の頃のあのときめきはもうない。

***
「リフトオレンジ」
「リフトグレープ」
「リフトアップル」

リフトシリーズは後に札幌でも見かけるようになったが、昭和60年頃には、コカコーラボトリング社の製品でありながら、長野県周辺でしか売っていないというまさに地域限定品だったのである(今調べると、他地域でも売ってはいた模様)。それをなぜ私が持っていたかと言うと、長野県出身の後輩に帰省した時に買ってきてもらったからなのである。

確か割りと微炭酸のオレンジ、グレープ味で飲みやすいものだったと思う。「リフトアップル」だけはメキシコで販売されているそうで、これまたラスベガスのコカコーラショップで見つけたものである。

第一夜終り。

とどめさされる

2008年03月21日 20時58分03秒 | 飲み歩き・琴似界隈
少し早めに仕事を切り上げて、琴似のバー「D」へ。今日は一番目の客だった。

1杯目はラム+ソーダ+ライム。最近結構暖かくなってきたので、喉の渇きを潤そう。その間に新着品の載っているメニューを眺め、2杯目は「レジェンド・オブ・キューバン・ラム・プレ1962」だ。

最近、年代もののラムが結構飲めるようになってきたが、それにしても自分の年より古いものは珍しい。濃厚な色を眺めて一口。…なるほど、香りが非常に良く、しかし単なる分かり易い甘さではない味がするな。結構酸味もあり、どちらかというと潔い、すっきりとした強さを持っている。

この余韻の後の3杯目は「デュポン・ギブレ・2006」というアップルアイスワインである。シードルを何回も凍結させて、水分を取り除き味を凝縮したものである。もちろんリンゴの甘い香りと甘い味、これは子どもに飲ませてもグイグイ飲んでしまいそうだ(アルコール度数7度)。

ちょっと締めるにはパンチが弱かった。ということで最後に「カリラ・2000・6年(キングスバリー)」を行ってみよう。これはかなり強力なピート香がするものの、口に入れると意外とすっきり・繊細な味だ。

そんな感じでフィニッシュにたどり着き帰宅。

※翌朝起きると微熱があり体調が悪い。とどめをさされてしまった。今日は終日休養としよう。20日の内に大体のギャラリーを回っておいたのが大正解だった。