散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20111030最近読んだ本

2011年10月30日 21時47分30秒 | 読書
■「見仏記5」いとうせいこう、みうらじゅん
二人旅は相変わらず好調。早く次巻も出してくれ。

■「個人美術館の愉しみ」赤瀬川原平
行ったことがあるのは徳川美術館、朝倉彫塑館、太田記念美術館、大原美術館(いずれもお勧め)。ウッドワン美術館はコレクション展を見たが、これもかなり良かった。

■「大江戸食べコロジー」ラズウェル細木
江戸の長屋住まいをすることになった、武家の若君が主人公で、江戸の食べ物、生活に触れる話。

以下、図書館の4冊。
■「ミリオンセラーのつくり方」木村裕一
絵本のベストセラー作家による自作解説等。

■「宮本武蔵の剣と美」寺山旦中

■「クジラの彼」有川浩
自衛隊員が主人公(または準主役)になった恋愛もの。制約が多い時こそ、燃えるものなのだ。

■「レインツリーの国」有川浩
本の感想文をきっかけにネット上で知り合った二人。出会ってみると、女性には聴覚障害があり、意外な意見のすれ違いに…。

秋から冬へのメニュー

2011年10月30日 12時32分46秒 | 食べ歩き
本日は二十四軒のビストロ「PE」へ。恒例の前菜+肉料理で行ってみよう。

まず前菜は、アルザス風キッシュ、牡蠣のクリームブリュレ、エゾ鹿のクリスプベーコン、田舎風パテ。ピクルスが添えられているのと、もう一種類ハムがあったが、何だったか忘れてしまった。



キッシュでしかもアルザス風は、文句なしにこの店の得意料理だろう。玉ねぎの甘さと、微妙な酸味が素晴らしい。牡蠣のブリュレは、季節感の無い私が唯一「冬」を感じるメニューだ。エゾ鹿はしっかりした味で、噛みしめるほどに美味い。田舎風パテは私の大好物なので、文句なしなのだが、今日は特にワインに合わせたくなる前菜だなあ。

続いて、あべ鶏と秋野菜のブレゼ猟師風。漁師風とはキノコなど、山で採れるものをあしらった料理ということだそうだ。かすかに歯ごたえを残した大根、しっかりしたレンコン、牛蒡、エノキ、とろけるナスの野菜も良いが、やはり味の抜けない鶏肉が主役だろう。かなり濃厚な味付けだが、塩気を控えてあるので、時々自分で岩塩をプラスする。



デザートはコーヒーとチョコのプリン、ココナッツのメダイヨン、アイスクリーム(種類忘れた)、ホワイトチョコのトリュフ。シェフ曰く「秋をイメージしました」とのこと。



自分で甘いものを買う程でもないので、世の中のプリン水準が分からないのだが、このプリンは大人味で美味しい。やはり少し甘さがしっかりしている方が、フレンチのデザートにはピッタリだよね。これでコーヒーを飲んで終了。

近いうちに、久しぶりに夜の訪問をしてみたい。



この後、図書館に立ち寄ってから帰宅。

琴似を少し散策

2011年10月30日 11時33分47秒 | Weblog
本日は少し琴似を歩いてみた。秋深まってきたが、それ程寒い訳ではない(13度だった)。

琴似でやきとり「D」を発見。新しい店らしい。ここは全国展開しているチェーン店でありながら、私の行くエリアではあまり見かけたことがない。白石区や豊平区にあるというイメージなのだ。あまり来ない場所なのだが、一度くらいは試してみたい。



工事現場で噂には聞いていた、新しい動物たちを発見。



こいつはシャベルを担いでいる。



これは謝りタイプ。



そうこうしている間に、昼食の場所に到着。

2011年10月のカクテル

2011年10月30日 09時13分31秒 | 飲み歩き
恐らく31日は休肝日なので、今月のカクテル記事をアップしておこう。

今月は初めての店もあり、無難なウィスキーソーダが多い。それから久しぶりに、アクアビット使用ではないスモーキーマティーニを飲んだ気がする。

ウィスキーソーダ 7
オリジナルカクテル 4
サウダージ 3
ウィスキー 3
スモーキーマティーニ 3
赤ワイン 2
カボスベネット 1
ジンソーダ 1
フレンチ75 1
バカルディ 1
ブラックレイン 1
シャンゼリゼ 1
バンブー 1
メキシコローズ 1
ハイハット 1
コンプレックス 1
タワリッシ 1
ニューヨーク 1
カボスギムレットハイボール 1
ウンダーベルク牛乳 1
白ワイン 1
ジャックローズ 1
ジントニック 1
ジンフィズ 1
マティーニ 1
アンダルーシア 1
ベネット 1
ペルノー 1
ヴィクトリアンヴァットジン 1
合計 45

2011年10月の一言

2011年10月30日 07時28分40秒 | Weblog
10月30日
・私の愛読しているブログの更新がしばらく途切れていたのだが、どうやら再開されたようで一安心。
・私も死んだらブログの更新がなくなり、薄々そう思われるのだろうな。

10月29日
・岡本太郎に怒られた! 詳しくは別途。

10月27日
・昨日は楽しかったが、今日は辛い。

10月26日
・北杜夫、逝去。「どくとるマンボウ」シリーズはかなり読んだものである。
・本日は新さっぽろでの飲み会。久々に飲む人もいて、結構盛り上がって楽しく飲めた。

10月22日
・大丸のレストラン街で、15時から1000円のちょい呑みフェアが始まった。大喜びしたところ、開催は平日のみとか。土曜日やれよ!

10月21日
・コマーシャルソングでイエスの「燃える朝焼け」が流れている。今聞いても斬新なような気は、しないか。

10月15日
・美の巨人たちで「伝ブリューゲル「イカロスの墜落の風景」」が取り上げられる。実はこの作品、日本に来たことがあって、私も見たことあるんだよな。

10月14日
・柳ジョージ逝去。「雨に泣いてる」は私の得意曲の一つだ。
・今週も何とか終了。週4日で助かったよ。しかし、来週に宿題持ち越し。気が重いなあ。

10月10日
・昨日深夜、無事に帰ってきた。今日の体調はまずまず良好。
・これから8、9日の記事を書いていこう。
・記事は完成。良い帯広旅行だった。「ウッドワン」のコレクションは相当素晴らしい。
・今週は4営業日なので、何とかなるだろう。しかし、来週末は所用があって、ちょっと面倒くさい。

10月8日
・今週もへたり込みそうになるくらい疲れたが、無事3連休突入。
・明日の午後から小旅行に。結果のアップは10/10の予定。
・出発前にギャラリーと本屋には行くのだが、読むにふさわしい本が出ていることを祈りたい。

・まだ寒そうだが、そろそろ出かけることにする。

10月6日
・会津若松市ではカレー焼きそばが結構メジャーらしい。食べてみたい。
・この前東京に行った時、浅草の地下鉄駅付近にある店に行けなかったのが残念。そこもカレー焼きそばが名物なのだ。
・やったことのないこと。パチンコ、マンガ喫茶に行くこと、ゴルフ。

10月5日
・情報処理試験(また受けんのかよ)の受験票が来た。会場は恒例の北大(旧)教養部。まあ、行きやすくて良かった。面倒くさいけど。

10月2日
・終日ダラダラ。読書は少し進んだ。
・今週末は少し忙しくなりそう。
・日曜美術館のモーリス・ドニ特集で荒木飛呂彦が登場。かなりファンらしいが、そういえばドニを思わせる画を、ジョジョの奇妙な冒険に描いていたことがあるような気がする。

10月1日
・これでリストアップした中で、行ってナポリタンを食べたい店は一旦終了。
・今日は本の収穫がなかった。

閉店134

2011年10月29日 16時15分30秒 | 写真館

4プラの裏にあって、非常に気になるビル「4丁目会館」。焼鳥の店「T」の看板が裏返っていたので、閉店になったのだろう。しかし、この建物、そのうちに消滅するのだろうと思っていたが、しっかりまた新店が入っているのである。大通近辺には数少ない、昔ながらの飲食ビル。今後も注目していたい。

20111029ギャラリー巡り

2011年10月29日 16時13分35秒 | ART
本日のギャラリー巡りは、法邑→紀伊国屋→札幌教育大サテライト→大丸→大同→たぴお→時計台→道新→さいとう→スカイホール→パルコ→三越→富士フイルムの13か所。

■茶廊法邑「第2回公募立体造形展」。
川上りえ:白く塗られたスチールの箱には、少し地肌の黒さが見える。サイズは50センチ四方くらいか。その上に針金で作られた犬のようなものがおいてある。
前田育子「黒陶」:こちらは箱にリボンがかかった形。ベースは白なのだが、なぜか贈り物とは思えない黒さにすすけている。

この女性作家による二つの白い箱が、妙に気になった。



■紀伊国屋「ウミベオグラフィー~石狩海辺博物学~」。石狩浜に打ち上げられた漂流物や、地形の変遷を展示したもの。普通に想像される”浮き”やペットボトルの類以外にも、興味深いものがあった。

イルカ、犬、あらいぐま、キタキツネ、ゴマフアザラシ、アシカ、シカの頭骨。





アオイガイの殻。これはタコの一種で、メスだけが殻をもつらしいのだ。中に入っていたタコの写真もあったが、殻に密着するためか、足のうち2本が平べったくなっているのである。



石狩川の河口の付近にまた行きたくなってきた。まあ、来年暖かくなってからだね。

■大同ギャラリー「第1回全道展新鋭展」。
梅津美香「この夜の行方」:魚にも鳥にも見えるものが、静かに上昇している。耽美的。
豊嶋章子「秋日」:テーブルにあたる陽を、見下ろした位置から描く。静謐な感じ。
向坂未桜「香煙」:女性像なのだが、体をよじるようにして静かに上る煙のようなのだ。

■さいとうギャラリー「和泉陽子展」。
「ときめく」:雪の中の6本の木と、離れた位置にポツンと1本の木。雪と1本だけ離れた木の色彩がいい。

■パルコ「岡本太郎生誕100年企画展 顔は宇宙だ」。入場料が300円で、それ程広くは無い会場なので、ほどほど。実は写真撮影が自由だったので、ほぼ全作品を撮影しているのだが、営業妨害にならないように作品以外の写真だけ載せておく。



展示作品には、主に顔や手をモチーフにしたもの、座ることを拒否する椅子、太陽の塔、生命の樹等。私が興味のある絵画については、100号5連作くらいの大作と、絶筆らしい「雷人」が展示されていた。



岡本太郎の身長は156センチだったそうで、等身大の人形があったのだが、確かに小さい。しかし、そんなものではないだろう存在感があったのだろう。

最後に岡本太郎の言葉が書かれた三角くじのようなものを1枚持って帰れるのだが、「少しはいいこと書いてあんのかな」ぐらいのことを思っていた私は、ものすごい衝撃を受けた。

「やろうとしないから、やれないんだ」

いや、先生、すみません。ここしばらくの私は間違ってました。来週から心を入れ替えて、もう少し愚痴を言わずに頑張ってみたいと思います。

洋酒で締める

2011年10月29日 16時00分56秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
焼鳥屋さんの近くのパブは開店しないようだったので(15時から開くのは夏だけなのか?)、狸小路の「M」へ移動。ハイボールとマカロニサラダで、今日の昼飲みを締めることにした。



今日のマカロニサラダはかなり出来たてに近い方だと思う。



ぶらぶら大通方面に歩き、四丁目会館に新しい店ができているのを発見。ちょい飲みと書いてあるが、夜は18時オープンらしい。もう少し早く開けばなあ。



おっと、この店も15時台なのに開いているのか。


早い時間からやっている本格的な飲み屋といえば…

2011年10月29日 15時12分43秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日の昼酒は、すすきの近くの焼鳥「C」へ。ここは14時くらいからちゃんとした焼鳥が食べられるのだ。少し競馬新聞を広げる人たちが鬱陶しいが、個人客が多いので騒がしくは無い。

八海山をいきなり頼んで、通しはネギぬた(渋すぎる)。焼きものは豚ホルモンを頼んでみた。



豚ホルモンは臭みはそれほどないのだが、間に入っている牛蒡の輪切りが効果的。



続いて、玉の光米焼酎をロックで頼み、つくねを追加。ここのつくねはウズラの卵が付いてくるのだった。鶏の卵だと多すぎるのだが、これはちょうど良い量なのである。



よし、今日も良い感じだった。


燃えつきる

2011年10月28日 23時39分41秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
やっと週末。しかも本日午後は説明会を聞くだけなので楽なのである。と思ったら、説明会に来た偉い人と飲みに行かなくてはならなくなってしまった。ということで、新さっぽろの居酒屋へ。

食べたものは刺身、ホッケ、生ラム野菜焼き、ベーコン&チーズ?、ザンギと北海道外の方に気を使った注文となった。飲み物は1杯目ビール、2杯目ハイボール(炭酸弱い)、3杯目以降大量にワイン。

私の他の皆さんは、勢いが付いてきて2軒目へ。私はもう燃えつきました! 勘弁してもらって地下鉄で移動。なぜかすすきのに降り立つ。いつものバー「N」である。

1杯目はサウダージ、2杯目はカボスを使ったベネット(カボネット? カボベネット?)にしてみた。苦い味が染みるぜ。



ということで帰宅したのだが、ワイン大量が効いていて、足元ふらふら。即行で寝た。

とりあえず、週末。来週は祝日があるのが救いだ。

20111027最近読んだ本

2011年10月27日 22時30分36秒 | 読書
■「ルナの異人 ペリーローダン411」クナイフェル、マール
ヴァルベ人と人類の関係、コンセプトの果たす役割、共にかなり進展。

■「最強ウルトラ怪獣決定戦」ブレインナビ
TVで同じような特集番組をやっていたのを見て、再読してみた。私が再放送でなく見ていたのは、「帰ってきたウルトラマン」からなのだが、そこでウルトラマンを張り付けにするという衝撃シーンを作ったのがナックル星人とブラックキングである。個人的にはこれが忘れがたい怪獣・宇宙人である。

■「大きな森の小さな密室」小林泰三
ホラー系の小説が多いため、どうも今一つ信頼感を持てない作家なのだが、SFミステリ、バカミス、論理パズルものとバリエーション豊富なこの短編集は楽しめた。

■「OL進化論32」秋月りす

以下、図書館の3冊。
■「キーワード検索がわかる」藤田節子

■「TOKYO図書館日和」冨澤良子
地方都市に行くと、図書館は時間つぶしの場所として実に頼りになる。しかし、東京じゃ行っている場合じゃないという感じなのである。実際に行ったことがあるのは、東京都立中央図書館だけであった。江戸東京博物館、世田谷美術館、東京都現代美術館、東京都写真美術館等にも図書館コーナーがあるらしい。

■「原発と原爆」川村湊
今回の原発事故と、ゴジラ・アトム・ナウシカ等のノンフィクションに現れた日本人の意識を書いた本。

アウェー解消

2011年10月25日 22時17分52秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈

本日は打ち合わせが予定外に軽く済み、大通で昔から気になっている店「SO4」に行ってみることにした。気にはなっていたのだが、地下にあって様子は分からないし、どこまで本格的なバーなのかも分からない。不安である。

店に入ってみると、手前はテーブル席で、奥のカウンターは4席。しかも、中央の2席を常連さんらしき人が占めている。これはなかなか難しい出だしだ。メニューが出てこなかったので、バックバーにロングジョンを発見し、これのソーダ割りを作ってもらうことにした。

しばし、ウィスキーソーダ割りを飲みながら、沈黙。かなりのアウェー感に、これは失敗だったかなと思っていると、携帯電話の話題から急に私に話が振られた。なぜかここから、カウンターの先客2名(別々に来ている人らしい)と、話がかみ合う。

バー、ウィスキー、読書、最後は城(私はそんなに詳しくない)と話が続いて、ついウィスキーソーダを4杯(ロングジョン3、ティーチャーズ1)も飲んでしまった。

マスターも出過ぎず、引っ込み過ぎずの良い人であった。次は、またその時にいる人にもよるのかもしれないが、とりあえずまた来ることにしよう。今日はなかなか楽しかった。

20111023最近読んだ本

2011年10月23日 21時59分49秒 | 読書
■「ルー=ガルー2 上下」京極夏彦
ストーリーの説明をしづらいのだが、面白かったとだけ言っておこう。結構、酷い話なのだが、少女たちのひたむきさが良い。

■「リアルスティール」リチャード・マシスン
このまま映画化しては、感動作にはならないのではないかと思う作品だった。しかし、昔のSF短編集はこういうのが多かった。決して、輝きが失せた訳ではない。

■「アバタールチューナーⅤ」五代ゆう
かなり気になる点もあるのだが(キリスト教の扱い等)、よくぞ全5巻。ここまでの話を書いたと思う。

以下、図書館の3冊。
■「大人の怪しい実験室」川口友万

■「すずめのほっぺはなに色ですか?」阿川佐和子
教えて!gooに出た質問と回答を載せ、それに対して阿川がコメントした本。

■「日本人が意外と知らないにほんの話」にほん再発見研究会

しけた週末

2011年10月23日 13時04分54秒 | 食べ歩き
やはり天気が悪いと、どうにもならない。本日もさほど気温は低くないのだが、天気は雨。この時期の雨は気が重たくなってくる。とりあえず、自宅飲み用の酒を購入し(アクアビットとインヴァーハウス12年)、昼食。

久々に琴似の洋食店「OC」へ行ってみることにした。幸いカウンターは空いており、週替わりランチのイタリアンポークカツレツを注文(しかし、ビーフカツも気になるところだった)。

まずはカボチャのポタージュ。割とあっさり。



続いてサラダ。ドレッシング美味しい。



そしてメインのポークカツレツ(と、ご飯)。



上には野菜とチーズ、下にはドミグラスソース(やや、トマトっぽい酸味も感じるが)で、肉は非常に柔らかい。ソースをたっぷりつけてもそれ程くどさを感じず、また酸味も効きすぎていない、ご飯に合う味付けだ。

しかし、少しカロリー過剰だったかな? 多分、揚げずにフライパンで衣を焼いてオーブンに入れていると思うので、それ程でもないと思っておこう。グレープフルーツジュースも付いていた。ちょっとおっとり(というかボンヤリ風味)だが、気のきいた、感じのいい店員さんに見送られる。

この後、いつものごとく図書館に行ってから帰宅。まだ雨は上がらない。