散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20060430最近読んだ本

2006年04月30日 14時28分06秒 | 読書
天気が良いので図書館へ。良い気候になってきた。

「ルームメイト」今邑彩
多重人格物には若干鼻白むが、約10年前の作品だからしょうがないか。意外性は十分。

「グリュフォンの卵」マイケル・スワンウィック
全てではないが、SFマインドあふれる短編集。タイムトラベル物が良。

「リングワールドの玉座」ラリイ・ニーヴン
ボリューム大。

「怪物の友」荒俣宏
鼻行類という鼻で歩く生物って本当にいたの? 信じられないような実在した生物から、架空の生物まで。図版も素晴らしい。

「日本にある世界の名画入門」赤瀬川原平
ずっと欲しくて探していた本。「ドガの気持ちよいうまさ」に賛同。

「はじめてわかる国語」清水義範、西原理恵子
国語が一番調子が出ているかもしれない。私は人間の人文系の能力は、その人の持つ国語力を超えることは決してないという説の持ち主である。国語は大事だよ。

「京都・奈良のお寺で仏像にあいましょう」福岡秀樹
また行きたいなあ。

沖縄料理を食べる

2006年04月30日 00時39分53秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
ゴールデンウィークに入ったので、せっかくだから珍しいものを食べたい。そんな時にかつては澄川の沖縄料理店「G」に行っていたものだが、今年に入ってから閉店したらしい。同じ澄川に「S」という店があるのだが、行ってみたら「食材仕入れのために沖縄に行ってます」ということであった。

昼から水分を取らずに調整していたのだが、台無し。急遽、すすきのの沖縄料理を出す「R」へと移動した。早速のビール、ラフテー、ソーミンチャンプルー。ソーミンチャンプルーは素麺にツナを入れて炒めたもので、実に見た目がさえないのだが、微妙な味付けが旨い。

食べかけ↓


「請福」「時雨」と泡盛を飲みながら、豆腐よう・海ぶどうの珍味系。

これも食べかけ↓


最後に沖縄カマボコとシークワサー・ジントニック。淡白なカマボコに豆腐ようを塗りつける技を発見。これは我ながらナイスアイディア。ガーリックトーストに豆腐ようを塗ったり、パスタに入れるのもありではなかろうかと想像は膨らむ。

勝手な想像は程ほどに、すすきののバー「K」に移動。マルガリータ、テキーラ+ベルモット=テキーラカンガルー、ウォッカ+シャルトリューズ=グランノールを飲む。つまみにピクルス(酸味効いてる)とチョリソー(辛い)。澄川の「G」で以前食べた辛いソーセージが非常に美味しかったのだが、それを偲ぶような味であった。

ギャラリー巡り

2006年04月30日 00時25分37秒 | ART
今日の札幌は暖かかった(午前中寒かったので来て出かけた上着が、途中邪魔だった)。ということで、ドニチカ切符を買ってギャラリー巡り&古本屋巡り。

回った道のりは、琴似→宮の沢→ひばりが丘→バスセンター→徒歩で札幌、大通、すすきの→麻生→澄川→すすきの→帰宅。

ギャラリーは、札幌市写真ライブラリー→赤レンガホール→紀伊国屋→大通→時計台→道新→さいとう→セントラル。

写真ライブラリーの常設展が興味深い。昔の学校と子供達の写真が展示されているのだが、給食の献立に「おしるこ、味の素、食酢みるく、サンマ缶」等と書かれている。確かに私が子供の時にもパン+牛乳+おしるこ+副菜という無茶苦茶なメニューがあったものである。子供は大喜びだったが、先生には苦痛では無かっただろうか。味の素はフライか何かにかけたのだろうか、疑問である。食酢ミルクというのは牛乳に酢を加えて乳酸菌飲料のようにしたものであろうか。もの凄く知りたいが飲んでみたくは無い。

五番館では「市根井孝悦の世界展」。美しいの一言。北海道の山では9月まで残雪があるのは、他の地域の人には驚かれるかと思う。同じフロアで五番館100年を記念した写真展。子供の頃の私には五番館は憧れのデパートであった。

時計台では「望月建個展」しっかりした彫刻は気持ちよい。「佐藤泰子さくらさくら展」パステル画だが、題材のせいか和風にも見える。印象的。芳名帳に大学生時代の知人の名前があったので、慌ててギャラリー内を探して発見。最近ギャラリーをまわるようになったとか。

さいとうの「本田明二回顧展」力強い木彫作品。これは本田明二ギャラリーにも言ってみなければ。

古本屋と本屋を回って、13冊+マンガ1冊を購入。

食堂が好き

2006年04月30日 00時01分35秒 | 食べ歩き
私は変にしゃれたレストランより、はるかに食堂の方が大好きである。地下鉄ひばりが丘駅に直結している「H食堂」へ。
本日の定食の海老重+ミニコロッケにも心引かれつつ、カレーにしてみた。カレーには味噌汁が付いているのが良い。私は冷たい飲み物好きのため、昔は味噌汁が邪魔でしょうがなかったのだが、最近はこれが嬉しい。
カレーは見るからに甘口かな? と思ったのだが、結構辛口。ご飯のボリュームもたっぷり。これが食堂の良さである。

GW

2006年04月28日 19時44分59秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
ゴールデンウィーク突入前日、周りの雰囲気も気もそぞろの感ありで、早々に帰宅。途中ですすきののバー「C」へ。

ウィスキーソーダ、マティーニ、ロンサカパ、メキシカンローズ。普段は3杯で切り上げることが多いのだが、いつもより浮かれている。メキシカンローズが甘さ控えめの出来上がりで良かった。

さあ、後は天候が良いことを願うのみである。

成分解析

2006年04月28日 12時37分43秒 | Weblog
「成分解析」http://seibun.nosv.org/というのを知り、試してみました。

本名では
83%は呪詛で出来ています
7%は陰謀で出来ています
6%は気の迷いで出来ています
4%は濃硫酸で出来ています

→邪悪系ですね・・・

「SH」では
65%は欲望で出来ています
28%は月の光で出来ています
5%は濃硫酸で出来ています
2%はミスリルで出来ています

→自分勝手ですね・・・

GW間近だなあ

2006年04月26日 20時42分20秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
仕事がらみで飲んだ後に、一人でもう一軒ということで、大通のバー「IP」へ。

ハガキを頂いていたのだが、ここも6周年記念なのである。せっかくなので、サービスのレオナルド(シャンパン+イチゴ)を頂く。爽やかー。
2杯目はグレンリベット30年(この贅沢モンが)。30年という数字から想像される熟成感というよりは、結構パンチの効いたやんちゃな味がする。

1軒目で大量に飲んでいたため、出来上がって帰宅。泥酔。

20060426最近読んだ本

2006年04月26日 12時46分42秒 | 読書
昨日はVAT69とニッカブランデーアランビックを購入。VAT69は約20年前に飲んだことがあるのを思い出しての購入。安酒だが、まあまあ。アランビックは香りが硬い感じだが、それはそれでOK。

「おとなの週末」
「おいしい下町」特集。以前、清澄白河で見かけた「実用洋食」という看板を掲げた店が、結構な名店ということが判明。今度、東京に行く機会があったら試してみようか。

「食いものの恨み」島田雅彦
何かすかした感じがするのは偏見かなあ。

「かわいい自分には旅をさせろ」嵐山光三郎
「ビールは相手がいれば何本でも飲める。1人だと1本でも残す」的確な表現に頷く。1人で飲みに行く事の多い私に、瓶ビールは鬼門である。

「ふりむけば下町があった」枝川公一
昭和もかなり昔の頃の下町の話なので、わかるのは神谷バーくらいか。

「ニッポン不思議紀行」内田康夫
ファンサービスなのだろうなあと思う、作者と作中人物の二人旅第2弾。

「銭湯へ行こう 旅情編」町田忍
もう少し暖かくなったら銭湯に行く事にしよう。銭湯を出てからなるべく高速で居酒屋に移動し、ビールを飲むのが楽しみなのである。

「東京わが街わが友」東京新聞編集局
いろいろな人のエッセイ。こういう街に関する深い思い入れがあまりないなあ。

20060424最近読んだ本

2006年04月24日 12時50分10秒 | 読書
「帰郷」堂場瞬一
悪くないと言う気持ちと、甘いなあという気持ちが相半ばする。

「赤の謎」長坂秀佳 他
中編集と呼んだ方が良い作品集。ボリューム・内容共に充実。

「鼓動」新潮社編
読み応えのある警察小説(と言いながらジャンル違いも入っているのはどうか)。

「適当論」高田純次
良い意味での軽みがある。しかしこの内容で高田純次という作者名は嘘だろう。

※2006/4/25 判りにくいので追記。
高田純次の言葉を元にライターが書いた本。従って、著者名が高田純次というのは偽りありというのが、正直な感想である。だからといって、内容が悪いといっているわけではない。もしかするとタレント本はそう言うのが当たり前で、非常にヤボなことを言っているのかもしれない気がしてきた。

「レオナルド・ダ・ヴィンチ」アレッサンドロ・ヴェッツオシ
訳文のせいか横組み+注釈付きのせいか読みにくい。

「日本妖怪巡礼団」荒俣宏
行ったことがあるのだが、本当に将門首塚は独特の雰囲気が感じられる(気がする)。単にビルの谷間で日が当たっていないと言う話もある。

「時雨のあと」「竹光始末」藤沢周平

「K・Nの悲劇」高野和明
オカルト的内容は認めたくないのだが、話のパワー自体は非常にある。

図書館がよい

2006年04月23日 16時37分06秒 | 読書
最近は毎週まめに図書館通い。どちらも大きいとは言い難いが、山の手図書館と西区民センターの両方が徒歩圏内にあり、今日は両方へ。

昼食は久々に琴似の「I」で塩ラーメン。麺の歯ごたえが非常に良い。スープあっさり目。豚モモと思われるチャーシューも良い。これ位歯ごたえが残っていて、淡白な味付けがよろしいかと。

今週末は出陣

2006年04月22日 21時19分37秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
先週は試験で大人しくしていたので、今週は鬱憤晴らしの出撃。中央区民センターから、狸小路の立ち飲み「B」へ。最近はここから出撃することが多くなっている(16時から飲めるから・・・)。

1杯目はカヴァ。スペインのスパークリングワインである。グラスに結構なみなみとつがれたカヴァはさっぱりしていて美味しい。「どうもビールはなあ」という向きにはぜひお勧めしたいものだ。
2杯目はイェーガーマイスター(写真)。最初ウンダーベルクを頼んだのだが、「本当に出なくて、私が全部飲んじゃいました」とバイト女性。うーむ、酒の好みは合いそうだが、全部飲まんでくれたまえ。

調子が出てきたところで、狸小路の外れにある焼き鳥屋「T」へ。古びているが、整然とした店内は落ち着く。つくねと鳥正、燗酒を注文。つくねはゆでてあるものを焼いたよう。ちょっと熱々まで行ってないなあ。鳥正はかみごたえがあり、しっかりした肉。旨い。

続いて煮込みと酒を追加。煮込みに入っているモツは臭みがなく、柔らかい。さすがに名物とのことはある。煮汁には野菜が溶け出してみぞれ状態になっており、さっぱりした味。ちょっと昼飯が遅かったのであまり食べられず以上で終了。勘定が非常に安い。

続いて、すすきののバー「N」へ。
開店5周年記念ということで、クラレットパンチ(というのかな)を作っており、サービスで出して頂く。赤ワイン+ブランデー+ホワイトキュラソー+レモン+砂糖にオレンジスライス。外国のTVドラマなどでしか見かけたことのない飲み物だが、これはかなり美味しい。しかも、きちんと一杯ずつステアして出してくれるから、冷え加減も文句ない。

続いて、余市1985を飲む。バランス良く、度数が55度ということで無理なく飲める(さすがに私も60度を超えると「キツイなあ」という感じがする)。Nさんが「今日は天気が悪くてお客さんが来ないかもしれないので、どんどん飲んでください」と言うので、結局パンチ3杯(しかもサービス)。どうもご馳走様でしたと言いつつ、これ結構アルコール入っているんじゃないですか?

かなり酔いながら、もう一軒「C」へ。
ウィスキーソーダとダイヤモンドフィズ。マスターに「SHさん、ブログ書いているんですって」と聞かれ、「いや、知っている人には秘密なので・・・」と動揺もあらわに帰宅。

ギャラリー巡り

2006年04月22日 16時00分31秒 | ART
久々のギャラリー巡り。前半は好天だったが、最後は小雨になる。寒い。
芸術の森美術館(別項)→紀伊国屋→富士フォトサロン→大同→たぴお→北2条STV→道新→時計台→市民→さいとう→ARTスペース→ユリイカ。

北2条STV「伊藤三千代展」。可愛い小生物にも見えるが、足のギザギザで襲い掛かって来そうにも見える。



時計台「小川智展」。小樽の風景画すがすがしい。

市民ギャラリー「美工展」。篠木正幸の「ニセナナホシテントウムシダマシ」は最初、変なタイトルだなあと思っていたら、虫の背中に写されたものを描いていることに気がつき納得。
「北海道抽象派作家協会展」。第一室のネオンと「i」の作品が印象的。

事故にあったバスセンター駅の10番出口がほぼ復旧。



ユリイカ「今朝の食卓展」。モニターに映るデジタル作品に見入る。初めて3階のハロー書店に入ってみる。チェコの情報誌が置いてある。珍しい・・・

※ヤナイさん、展覧会・作者・作品名をブログから拝借しております。感謝。

Lovely

2006年04月22日 11時46分07秒 | ART
天気も良く、芸術の森美術館に行くにはちょうど良い日和である。地下鉄とバスを乗りついで、「Lovely~らぶりぃ~展」へ。



まだ平地でも残雪があり、風は冷たい。さっそく展示室へ。前半は予想通りのファンシー調で、私には合わない。大体こんな感じだろうなと思って進んでいくと、松村繁作品にビックリ。リアルな人物画と幻想系の作品に分かれているが、いずれも描写がもの凄く緻密で、素晴らしい。ちょっとブルノフスキの世界を思い浮かべた。
ところで私以外の観覧者は4名、静かだ。メイン展示室の向かいで「コレクション選」。ロダン、ブールデル等の彫刻小品。

美術館を出て、工芸館に向かう。途中の池には鴨。



正門の池には普段白っぽい物体が浮かんでいるのだが、本日がそれを浮かべる日だったようである。ゴールデンウィークに向け、本格始動というところか。

まだ、1個しか浮かんでいない。


移動中。


※追加、実はもう一つは池の前に置かれていた。


さて、市内に戻ってギャラリー巡りだ。

夢の話

2006年04月22日 07時46分16秒 | Weblog
私はもちろん夢を見るが、後になっても思い出すほどのインパクトのある夢はそれほどない。昔は起きるとすぐにメモしていた時代もあったが、それも面倒だ。本日は起きてすぐなので、まだ思い出せる。

謎のバスに乗り旅に出た私は、晩に飲む酒を購入しようと旅先の酒屋に行った。で、酒を見せてもらうのだが、とても購入できないようなものしかない。どんなものかと言うと、
・変な木彫りのケースに1升ビンが何本も入っているもの
・とても飲みきれないようなボリュームの詰め合わせ
・(一番小さいのが)1升ビン2本セットだが、箱の奥に羊羹の詰め合わせがいくつも入っている

店の人も良い人で、色んな所を探してくれるのだが、あらゆる所からこんな変なセットが出てきて、しかも「バラ売りだけはできない」というのだ。良い人たちなので、「また今度!」とにこやかに店をでたが、もう絶対に行かない!(夢だって・・・)。

これは夢分析をするまでもなく、飲みたい自分とセーブした方が良いという自分の対立ということであろうか。