三連休の中日、本日も飲みに出る。まずは平岸に移動して地下鉄駅近くの「M」へ2回目の来店だ。この店は札幌ではまだ数少ない”もつ焼き””もつ刺し”が食べられるのだ。
…ところで札幌の屠畜場がどこにあるのか検索して探してみようと思ったが、検索しただけで複雑な問題があることを認識した。実際、私もってできないもんな、多分…
それはさておき(←おいおい)、まずは黒ホッピーを注文。冷えたジョッキ+焼酎+黒ホッピーという氷を入れないスタイルは、これまた札幌では珍しい(私は初めてだ)。焼き物はハツ、豚バラ、白ホルモンを注文。
モツをほおばり、ジョッキの内側が凍りだすほどのホッピーを飲む。こりゃたまりません。続いてハツ刺しをショウガ醤油で。こちらも全く臭みなどなく、しっかりした歯ざわりとあっさりした味わいのみ。
さらに子袋と鳥皮を焼いてもらい、今日はこの辺で終了。実は今日はもつの仕入れがまだとのことで、品物が全部そろっていなかったのだ。また次回への課題が残ってしまった。そうそう、この店はトイレがとても平成に入って20年も立つとは思えないような感じ(中は水洗)なので、ご注意を。
すすきのに移動してバー「N」へ。ちょうどラッキーなことに昨日Nさんは宮城峡に行き、今朝帰って来たばかりとか。もちろん向こうで購入してきた宮城峡を飲ませてもらう。それもシングルカフェグレーン12年ウッディ&メロウ、カフェグレーン12、シングルカスク25年のテイスティングセットだ(1/3づつにしてもらった)。
12年ものはそれぞれアルコール度数が強いせいか、通常市販されている宮城峡に感じる物足りなさがない。強さと良い甘さが両立している。しかし、しかしである。シングルカスク25年を飲むとすべての印象が吹っ飛んでしまった。何だか味の密度が全然違う感じがする。じっくりと口の中で高密度の味わいをほぐしてみるが、どこまで理解できたものやら…。
今日のつまみには牛タンスモークも登場したが、さらにずんだもちを出してもらった。初めて食べるのだが、もち+枝豆ってどうなのと思っていたのが正直なところである。しかし、豆の歯ざわりが軽く残り、そして味付けがいい。これはなかなか美味しい名物である。
→ずんだもちのキャラはやなせたかし先生。
カクテルに転じ、2杯目はマティーニ。3杯目はアクアビット+フェルネブランカのカクテル。「N」ではやはりアクアビット(オールボー)がもう品切れとのこと。しばらく品切れであったフェルネブランカとの出会いの味だった。次回以降は違う種類のアクアビットでいろいろ試してみることにしよう。
最後にフェルネブランカ+ブランカメンタ+ジン+ライムの苦爽やかなカクテル。今日は私が最初の客だったのだが、いつしか満席に。ちょうど良いかとこの辺で店を出る。今日は明らかに主食を食べていないので、狸小路そばの「I」で、博多ラーメン白丸元味を食べる。麺をやや硬めで注文してみたところ、これが非常に良かった。これまで”バリカタ”とか”粉落とし”というスタイルに疑問を持っていたのだが、試してみても悪くないのかもしれない。
ということで色々な事を知った一日であった。