散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2018年10月のカクテル

2018年10月31日 23時14分18秒 | 飲み歩き
特定の飲み物に偏りが強くなってきたような気がする。1杯目にショートカクテルを飲むのを控えているのだが、そうなると選択肢が少なくなってしまうのだ。

ウイスキー 8
オリジナル 7
ウイスキーソーダ割り 3
アクアビットモスコミュール 3
ジンソニック 1
コークハイ 1
ギムレット 1
カルヴァドス 1
グランドジントニック 1
ブルドックハイボール 1
バンブー 1
アメリカーノ 1
シックスセンス 1
合計 30

札幌に戻ってきて

2018年10月31日 20時35分47秒 | 飲み歩き・琴似界隈
飛行機は予定通りに飛んだ。ちょうど夕暮れ時である。



ついまた爆睡してしまい、新千歳空港からJRで琴似駅へ。東京もかなり涼しい部類に入るようだったが、札幌の寒さはレベルが違う。さらに冷たい雨が降っていたようだ。



ちょうど腹が減ってきたところで、琴似の居酒屋「D」へ。今日は最初から明鏡止水の燗酒でスタート。通しは葱とタチを煮たもの。



いつもながら、刺身盛り合わせはにぎやかな感じ。ホワイトタイガー(海老)ボイル、タコ頭、赤海老、生鯖、ふくらぎ、サンマという布陣である。ふくらぎが脂の乗りといい、良い味わい。締めていない鯖もなかなか美味い。おまけに脂の乗ったサンマもいける。



箸休めに赤カブ漬けを頂き、酒も加賀鳶純米燗にしてもらう。



マスターおすすめのマグロの眼の裏の肉と焼きネギの煮ものを頂いてみることにした。



おお、マグロのトロトロ感はもちろんなのだが、それを引き立てる葱の香りと甘みが素晴らしい。私は正直なところ、あまり歯触りの強い葱は好きではないのだが、ちょうどいい具合に火が入っているのだ。そして焼いた香ばしい香りで、次へ次へと箸が進んでしまう。

夕食替わりにちょっと大物をということで、台湾風もやし炒めを注文。台湾風の味付けに、玉子が入っているのも嬉しい。



締めはオールドプルトニーにチーズ、鹿ローストという組み合わせ。鹿、食べやすいね。力強いウイスキーとの相性もいい。

 

最後にマスターが「コルクも落ちたりして、味落ちてますが」ということで、グレンリベット12年の味見をさせてもらった。グレンリベット12年のオフィシャルといえば、オーソドックスではあるが、どうしても物足りない感があるのだが、これはいい。ちゃんとモルトの強さがある。



出張帰りなので、このくらいで帰ることにするか。


秋の東京(9)

2018年10月31日 15時20分16秒 | ART
三越前に来たということは、そう、三井記念美術館である。

■三井記念美術館「仏像の姿~微笑む・飾る・踊る~」。なかなかバリエーション豊かな仏像に、見どころポイントが一言書いてあるのも良かった。
「迦陵頻伽立像」:下半身が生々しい程、鳥である。
「如来立像」:流麗な衣が鎌倉時代の如来像の典型である。
「菩薩立像」:飛鳥時代のコッテリした飾りのある仏像。重文。

「薬師如来立像」:菩薩と如来の違いはあるが、8世紀奈良時代に入り、シンプルになる。重文。
「十一面観音立像」:何だかこういう頬が膨らんで、唇を突き出したオジサンっているね。重文。
「菩薩坐像」:楽器を持っていたようだが、手は後世に修補されたらしく、詳細が分からない。雲中供養菩薩像に近い味わいがある。

「不動明王立像」:髪の毛を巻き上げてから流す、パンクなお姿。蔵王権現のようなポーズもピッタリだ。
「阿弥陀如来立像」:光背の透かし彫りの素晴らしさ、正面にスーッと落ちる衣の線がまたいい。
「阿弥陀如来及び両脇侍像」:両脇侍は片足を上げて走り出しているようでもあり、またダンスのポーズのようでもある。重文。

肥後定慶「毘沙門天立像」:邪鬼が蛇を手にしている珍しい姿。全体としての完成度が高い。
「不動明王立像」:風に流れるような髪形。
「不動明王及び二童子像」:仏像関係で、額を出していない髪形というのは珍しいのではないか。

「如来立像」:右手で衣をぎゅっと握る、珍しいポーズ。重文。
「釈迦如来立像」:これは手の爪が見て分かるほど伸びているという珍しい作(だと思う)。重文。
「五大明王像」:30cmくらいの可愛らしい明王。軍荼利明王の躍動感がいい。

「十二神将像(子神~巳神)」:それぞれポーズのバリエーションがあり、ただ突っ立っている奴がいない。
「伽藍神立像」:右手右足を前に出して走る、いわばナンバ走りか。衣の跳ねも見事である。

最後の部屋には東京芸術大学の皆さんによる摸刻・修復作品があり、かなりの水準だったと思う。

 

あまり時間が無くなって来た、東京駅に行き、羽田空港へ向かう。

秋の東京(8)

2018年10月31日 13時20分03秒 | 食べ歩き
東京滞在も最終日。今日は比較的調子よく6時起床。7時頃になってから、焼きそばUFO濃い濃いソースの朝食。確かに味付けが少々濃かった。

 

午前中はちょっと仕事をしてから、会議があって終了。さあ、午後は帰宅するということでいいかな?(「いいとも!」←死語)。

帰宅の途についたのだが、諸事情があって三越前へ。13時になろうとしているため腹が減り、ここで昼食。東京のど真ん中に近いエリアだが、よく見るとそれなりにランチをやっている飲食店がある。

感じのいいランチメニューが出ている店があったので入ってみるが、席に座り、再度メニューを見たところで気がついた。どうやら路上の広告を見た店とは違う店に入ってしまったらしい。

諦めて割と貧弱なランチメニューから、生姜焼き定食を注文。しかもこの店、客は数人いるようだが、店の人の気配がやたらに少ない(個室居酒屋というせいもあるが)。想像するに、厨房に一人、フロアに一人しかいないのではなかろうか。

意外と早く生姜焼き定食は出てきた。



ふむ、ご飯が何だかプラスチック臭い。かなり熱かったので、プラ容器に入っていたものを電子レンジで温めたのではあるまいか。但し、生姜焼きそのものの味は悪くなかった。味噌汁は味噌汁、豆腐は豆腐であった。右端のジャムのようにも見えるものは、柴漬けである。

秋の東京(7)

2018年10月30日 23時00分04秒 | 食べ歩き
2軒目はここから近くにあるバー「B」へ。1階は思いのほか混雑しており、初めて2階に上がることになった。カウンター奥の席に座り、オールドソーダ割を注文。





2杯目は「ハイランドかスぺイサイドでちょっと癖のあるものを」と注文し、オーバン14年を出してもらった。滅多に飲むことのないオーバンだが、久しぶりに飲んでみると、なかなか瑞々しく、華やかな感じもある。なかなか美味いじゃない。



しかも、時間がたつうちに味の変化も感じられ、楽しめるウイスキーであった。

あまり飲みすぎてはいけない。これで帰ることにし、夜食用にレモンサワーと天使のもちぷよというスイーツを購入した。袋をよく見ると「ハロウィン限定スイーツ」と書いてあり、何だかなあという感じである。

ホテルに帰ると、昨日は気がつかなかったコーヒーサービスが目に入る。



コーヒーを飲んでからシャワーを浴び、夜食を軽くやってから就寝。


秋の東京(6)

2018年10月30日 19時35分37秒 | 飲み歩き・東京
会社を出て、暖かい夕暮れの中、歩いて月島方面へ。



豊洲から月島、勝どき、そして銀座方面へ。どこか良いところがあれば入ろうと思ったのだが、完全に迷走である。

1時間以上あるいてどうでもよくなり、最近来たばかりの銀座「VP」へ。1杯目は酸味があるものが欲しくなり、レモンサワー。つまみに冷やしトマト、黒ミル貝、コロッケを注文する。

冷やしトマトはこの店に来ると、野菜分が取りたくなって食べるつまみである。



黒ミル貝は初めて食べるのだが、ゴマ油と塩で食べるらしい。最初はゴマ油に違和感があり(嫌いではないが、合うと思えない)醤油で食べたが、ゴマ油の底に沈んでいた塩も合わせると、合わないことも無い。



コロッケは出汁ソースをかけて食べる。これは間違いのない味だ。



第二弾は紅茶割りをもらい、煮込み(豆腐だけ)と納豆オムレツを注文する。

何だか急に豆腐が食べたくなった。豆腐を煮込みの汁で味わうのは悪くないものだ(モツ部分も破片が入っていた)。



納豆オムレツはこの前だったか食べてヒットしたもの。メニューに「Aの素」をかけるととても合うと書いてあったので、試してみた。ま、悪くはないが、ちょっとだけ醤油をかける方が好きだな。



ということで量少な目のつまみも、5品も食べると満腹になる。これにて勘定をしてもらうことにした。私は大体「勘定して下さい」というのだが、お店の方が海外の方でピンとこなかった模様。「会計をお願いします」と言ったら、通じたようだ。これらの同意語のどれを知っていて、どれを知らないか問題はなかなか興味深いものがある。


秋の東京(5)

2018年10月30日 17時30分21秒 | 食べ歩き
6時起床。多少ダラダラしてから、あつあつ牛すきうどんで朝食。すき焼きっぽい甘めの味だったので、一味か七味の小袋があると嬉しいところだった。

 

8時過ぎに出勤。ホテルのすぐ近くからバスに乗ると、10分強で会社につくのである。…ところが今日は予想外のことが起きた。なんとバスの運転手さんが交差点を左折すべきところを間違えて直進してしまったのである。そこからリカバリーしようにも道路の混雑が大変で、元の経路に復帰するまで20分はかかっただろうか(右折3回)。結局、微妙に遅刻してしまったが、会社全体としてフレックスなので、大きな問題にはならなかった。

午前中の仕事を終えて、昼食は社食に行き、ナポリタンとスープで済ませる(550円)。麺はもちろん茹で置きのためふにゃふにゃだったが、ちゃんと一人前づつフライパンにソースを入れて温めなおしていたので、味そのものはまあまあだった。

午後もそのまま仕事を続け、最後に会議があって、本日の日程終了。

秋の東京(4)

2018年10月29日 22時46分22秒 | 飲み歩き・東京
腹いっぱいのため、神田駅から北に向かって高架沿いに歩き、2軒目は恒例のバー「H」である。



1杯目はテキーラ+すだち+サザンカンフォート+トニックウォーターのカクテル。さっぱりとほんのり甘いところが両立している。



2杯目はカンパリ+ホワイトピーチリキュール+テキーラ+ペルノー+レモンジュースのカクテル。カンパリとホワイトピーチの愛称はなかなかいい。思ったほどペルノーの味わいが出てこず、後味に感じる程度なのは意外だった。



3杯目はグレンロセスVINTAGE RESERVE12年。派手ではないが、ちょうどいいワイルド感のあるウイスキーだった。



これで銀座に戻り、築地方面まで歩き、ホテルにチェックイン。



夜食のプリンを食べて本日は終了。今日はかなり酔っぱらった。


秋の東京(3)

2018年10月29日 18時19分57秒 | 飲み歩き・東京
上野から神田に移動し、夕食がてら一杯やることにした。一度行ったことのある「KK」へ。

まだ時間が早いとあって(月曜日のせいもあるか)、かなり空いた店内のテーブル席へ座る。ホッピー黒のセットを頼み、通しは春雨サラダ。





注文はマカロニサラダ、秋サバ三種刺し盛で行こう。先に出てきたマカロニサラダは量が多くて、おっとっとという感じ。やっぱりここはグループで来るべき店か…。



秋サバ三種刺し盛は燻製刺し、漬け刺し、味噌〆刺しの三種である。秋サバのシーズンなのに、これは鮮度がいまいちなのか…、と思ったが、味噌〆刺しというのが素晴らしい脂の乗りで、実に美味かった。それ以外のものも、それぞれの味わいがある。



焼酎お代わりをしつつ、腹がいっぱいになってきたので、最後にハムカツを注文。これも野菜添えで結構立派なサイズだ。半分醤油、半分ソースで食べきり腹いっぱいである。



実はこの店、テレビの酒飲み番組でハマグリ酒蒸しがものすごく美味いということになっていたのだが(他の人は結構頼んでいた)、私は店の人の近くにいるために「ハマグリは2~3月が一番なんだよなあ」と店主の声が聞こえてしまい、今一つ頼む気がなくなってしまった。

その他、酒の業者さんがどうしたこうしたみたいな話がしばらく続き、少々うんざりする。できれば、店の内輪の会話は内容にもよるがあまり耳にしたくないものである。


秋の東京(2)

2018年10月29日 17時00分08秒 | ART
今日は自由行動日であるのだが、月曜日とあって、開いている美術館は限定されている。



■サントリー美術館「京都 醍醐寺」展。
「醍醐寺縁起」:近くの山中の水を飲んだ人が、その美味さに「醍醐味」と言った所から寺の名前がついたそうだ。国宝。
「処分状」:ある僧の心映えが良くないため、弟子に地位を譲らせるということが書いてある。最後に力強く「処分」とあって、書いた人もブチ切れていたのかもしれない。国宝。
「薬師如来および両脇侍像」:圧倒的迫力のある仏像。国宝。

「五重塔初重壁画両界曼荼羅図 旧連子窓羽目板断片」:醍醐寺五重塔の初期の遺構が残っているのだ。国宝。
「五大明王像」:それぞれ高さは1.3mくらいか。東寺に続く五大明王の古作らしい。重文。
「虚空蔵菩薩立像」:一材から掘られた素晴らしい作品。国宝。

「普賢延命菩薩像」:普賢菩薩を支えるのが4頭の象で、さらにその頭には四天王が乗っているというややこしい作品。重文。
「転法輪法条々雑事」「転法輪法次第」:転法輪法の次第と作法、さらに仏具などの配置が記録されたもの。貴重なのだろう。国宝。
「宋版一切経および教函」:カッチリした字で書かれた大作。国宝。

「理性院祖師像」:名僧たちのスケッチのようなもの。国宝。
「秘鈔問答 巻14」:北斗七星を供養する「北斗法」が記載されている。北斗神拳の奥義書(←冗談)。国宝。
「足利尊氏自筆書状」:尊氏のはあまり見たことがない。国宝。

その他の国宝は「普賢延命法略次第」「普賢延命御修法指図」「文殊渡海図」「玄秘抄 巻4」「秘抄 巻2」「薄草子口決 巻20」「当流紹隆教誡」「足利義満御教書」ということで、多分18国宝くらい見たように思う。醍醐寺に行ったことがないだけに、やはりこれは見ておいて良かった。

次の場所にはあまり早くいってもしょうがないので、富士フイルムフォトサロン東京にも立ち寄っておく。



■富士フイルムフォトサロン「林道子写真展 Hodophylax 道を護るもの」。ニホンオオカミをテーマにした写真展で、当然生きたニホンオオカミそのものは(おそらく)いないわけだが、その伝承が今にあるわけだ。



後は「富山治夫 現代語感」という1960年代の日本の写真とその内容を表現する短いキーワードを付与した展覧会があった。それを50年以上経過してから見ると、良いキーワードだと思えるものや、そもそも時代がズレちゃってるなという感覚を得るものもあり、興味深かった。

さあ、まだちょっと早いのだが、そろそろ移動するか。ということで、六本木から上野に移動し、上野の森美術館へ。しかし、入口の行列を見て一旦退散し、ベンチで休憩する。



そう、今日は「フェルメール展」に行くのである。「フェルメール展」は基本的に予約前売りのみであり、私が事前に購入した件(2500円もする)は15時から16時半の間に入場することができ、後は好きなだけ滞在してもいいというルールなのだ(もちろん閉館時間までだが)。

SNSなどのうわさによると、開始時間(私の場合15時)はかなりの行列になり、後半になれば待ち時間なしで入場できる場合もあるということだったので、しばらく時間をつぶして15時半にまた入口に行ってみた。

すると拍子抜けすることに、全く行列が無いのである。入場券を見せてロッカーエリアに入り、こちらも空きが沢山あるロッカーに荷物を入れて、展覧会場に入る。基本的に待ち時間ゼロである。しかし、展示室はさすがにある程度混雑しているようだった。ここで全作品の解説ミニブックと音声ガイド(無料)を受け取る。

ワルラン・ヴァイヤン「花の画家マリア・ファン・オーステルヴェイクの肖像」:古典的写実画。ブルーグレーの透き通るような目がステキ。
ヤン・デ・ブライ「ユーディトとホロフェルネス」:サイズが小さいが、迫真の場面。
シモン・デ・フリーヘル「海上のニシン船」:淡い色彩でセンスが光る。

アブラハム・ストルク「捕鯨をするオランダ船」:ヨーロッパでも「海~ぃの、男にゃよ~」という風景。
ヤン・デ・ボント「海辺の見える魚の静物」:オマール、カニ、タラ、エイ、ヒラメ、カレイと描かれた、写実静物画。
ヤン・ウェーニクス「野ウサギと狩りの獲物」:ウサギのふわふわの毛が生々しい。

ニコラス・マース「窓辺の少女、または「夢想家」」:夢想家という面と、妖しい眼を持つ女の面があるように思える。
ハブリエル・メツー「手紙を読む女」:服などの色彩と白いキラキラがフェルメールを思わせる。
ハブリエル・メツー「手紙を書く男」:今回の収穫。美男にして頭脳明晰そうな男(ただし移り気らしい)。テーブルマットと金属の器の表現がフェルメール的だが、人物の魅力が際立っている。

ピーテル・デ・ホーホ「人のいる裏庭」:端正に整っており、作品自体の輝きを感じる。フェルメールの数少ない風景画を思わせる作品。
ヨブ・ベルクヘイデ「パン屋でレースを編む女」:パン屋とレースのアンマッチはあるが、商家が画題になるくらい力を持って来たということか。

ここで「光の回廊」とでも言うべき通路を抜けて、フェルメールルームに入る。

ヨハネス・フェルメール「マルタとマリアの家のキリスト」:大きくてフェルメールらしからぬ印象を与える作品。姉マルタが妹マリアに対して家事を手伝えというが、イエスが「マリアは良いほうを選んだ」という、フェミニズム的にどうかと思われる作品。
ヨハネス・フェルメール「牛乳を次ぐ女」:画面が明るく、健康的でたくましい印象を与える作品。



ヨハネス・フェルメール「ワイングラス」:男女がワインを飲みながら、なぜか色恋の予感がしない。細かい部分の描写がスゴイ。ステンドグラスから陽が射している。
ヨハネス・フェルメール「リュートを調弦する女」:目がかなり「イッてしまっている」ようにも見える。こちらは埋め込みガラスの窓。
ヨハネス・フェルメール「真珠の首飾りの女」:一度見たことがあるのだが、女性が首飾りをかけ、息を飲んでいるかのような浮きたつ感じが見事に表現されている。日の光を中心に全体に黄色い感じの色彩だが、そこにオレンジ色の髪リボンが光る。

ヨハネス・フェルメール「手紙を書く女」:こちらも恋文であろうが、恋愛の切迫感が感じられない作品。
ヨハネス・フェルメール「赤い帽子の娘」:非常に小さな作品。スナップショットを撮ったかのような作品で、娘も表情を作る暇がなかったという感じだ。
ヨハネス・フェルメール「手紙を書く夫人と召使」:召使は何となく「まあ、いやだこと」と言う顔をしているが、夫人の方はいたって冷静である。



今回、日本には10点のフェルメール作品が来るのだが、1点は大阪会場のみ、1点は1月から公開ということで、8点の作品を見ることができた。作品展数は全部で50点弱と少な目だったが、さすがに1時間半ほど滞在してしまった。そろそろ飲みに行きますか。


秋の東京(1)

2018年10月29日 13時15分29秒 | 食べ歩き
10月29日
朝7時半に出発。JR琴似駅から列車に乗るが、平日とあって、さすがに札幌駅までの間は混雑がすごい。北海道内ではこれがMAXかもしれない。札幌駅で多くの人が降りても座れなかったのだが、突然、一人の男が駆け出して降りて行ったので、そこに座ることができた。

新千歳空港には無事到着し、待合室へ。満席度合いから予想はしていたが、修学旅行生が乗り込むのと、飛行機の準備に時間がかかり、結果的に出発が20分ほど遅れた。北海道を離れると天気も良く、窓から見える景色はきれいだったが、私はほとんどの時間を眠って過ごした。到着直前では富士山も見え、なかなかの風景である。

羽田空港から京急で大門へ。そして六本木に移動。12時過ぎたのでここで昼食を取っておきたいが、手っ取り早いファストフードの店には行列ができている。裏道などを歩いた結果、あまり混雑している雰囲気のない、天ぷらの「F」に入ってみることにした。

店に入るとカウンターに先客7名。ただ、かなりの人数がもう食べているようなので、大丈夫そうだ。席に座って、天丼にするかと思ったが、他の人を見ると揚げたてを適宜だしているようなので、ミックス定食というオーソドックスな感じの定食にする。

最初に天つゆ、大根おろし、漬物のセットが出て、その後にご飯とみそ汁が早めの到着。隣の客は逆に天ぷらが来ているのにご飯が来ないという目にあっていたが、このタイミングだけは合わせて欲しいよね。天ぷら職人の父さんではなく、フロア担当の母さんにもっと頑張れよと言いたい感じだ。



とはいえ、あまり時間がたたないうちに天ぷらの第一シリーズ、エビ、レンコン、ナスが到着。最初は塩、それから天つゆで食べる。エビは完全に揚がっている感じだが、硬くなっているわけではないので、まずまず。ナスは薄い衣にトロッとなった身がいい。



第二シリーズは白身魚(ハゼとかそんな感じ)、カボチャ、さつま芋が到着。この白身魚が実によかった。身は小さいが、まさに天ぷらで食べるべき味わいだ。





小鉢として野菜の煮物もでてきたため、これでそろそろご飯を食べきるかと思ったところに、かき揚げがやってきた(白魚?)。おっと、メニューに書いてある以上のボリュームだ。ちょっとご飯が足りないくらいになりそうだったが、調整しつつ食べる。これで1100円、場所が六本木のど真ん中だと思えば、文句も全くないところだろう(ご飯とみそ汁がもう少し遅く出れば…。←しつこい)。





腹いっぱいになり、サントリー美術館へと向かう。

2018年10月の一言

2018年10月28日 13時37分51秒 | Weblog
10月31日
・出張から帰宅した。
・記事の投稿は週末になる予定。疲れた。

10月28日
・体調が余りよろしくなく、街中で昼食を取らずに帰宅。
・少しスパイシーなものを食べてみた。

 

10月27日
・調子よく目覚めるが、天候が悪い。出かけなくてはならないのだが。

10月22日
・昨日早寝したせいで、5時起床。明るければもっと早く起きると思うんだがなあ。
・前から知ってはいて、一度食べてみたいと思っていた「どん兵衛全部のせそば」。

 

・ふっくらおあげ、やわらか蒸し鶏、サクサク天ぷらという過剰感。
・私はカップ麺の天ぷらがサクサクしていることに価値観を見いだせないので、一口だけ食べて、後は汁に沈める。
・蕎麦がやたらに長くて食べにくい(ような気がする)。



10月21日
・温泉のせいか体がだるく、22時には就寝。

10月20日
・6時前起床。
・カレーを食べて早めの出発だ。

10月19日
・宮城県で食べられている(らしい)油麩丼。少々味が濃かったが、なかなか満足感のある食べ物だった。





10月18日
・本日は会合のあと、懇親会。
・人数は4人だったが、地震の話を中心に盛り上がった(お亡くなりになった方、被災されている方には申し訳ない)。

10月13日
・なんとか6時起床。来週末から忙しくなるので、今日は早めにギャラリー巡りに出よう。
・朝食は大砲ラーメン。スープはなかなか「うっ」と来る臭いがするのだが、食べるとそうでもない。

 

10月10日
・久々にギルビーを飲んだら、結構美味い。

10月9日
・ジュンク堂のポイントは50ポイント以上たまっていないと使えないのだそうだ。
・そりゃ、使えねえな。

10月8日
・6時起床。体調がよろしい。
・路面がぬれていたが、空が晴れているのを見て「新しい~、朝が来た」と心の中に歌が浮かんだ。
・今日の朝食はオリーブしょう油ラーメン。
・オリーブは香川の名産なのだが、これは愛媛製という微妙な品だ。
・袋から麺を出すときに実はいい香りがしたのだが、食べてみると普通の醤油ラーメンとしか思えないなあ。

 

10月7日
・6時半起床。
・結局、雨のため外出しそびれた。夜は家飲みにしたので、その材料だけを買いに行ってくる。
・概ね天気は回復傾向だが、霧雨が降っていた。
・ところで、47度のジンを買おうと思ったのだが、スーパーの酒コーナーには置いていないのね…
・売れ筋からすると、当たり前なのか…

10月6日
・昨日は流れで飲みすぎて、6時半頃やっと起床。
・3連休は悪天候になりそうで、予定が狂うなあ。
・朝食はカップヌードルインド風チキンカリー。
・店のバターチキンカレーはちょっとしつこくて気持ち悪くなることがあるので、おそるおそるちょっとだけバターフレーバーオイルをかけてみる。
・これはフレーバーだけで植物油かもしれないな。あまりしつこくはなかった。

 

10月5日
・今日の仕事は楽だが、また初対面の人に合わなくてはならぬ(先日、名刺交換だけした)。

10月1日
・雨の予報で傘を持って出たが、朝はすでに雨が上がっており、夜も振られなかった。
・良いことなのだが、何だか不満だ。


20181028ギャラリー巡り

2018年10月28日 12時30分34秒 | ART
札幌に戻ってきたが、あまり体調が芳しくない。やはりウイスキーストレートが良くなかったか。本日は紀伊国屋→SCARTS→富士フイルム→オマージュ→三越の5か所。

チカホで江差の大型ニシンのぼりを見た。



時計台もしばらく前に新装オープン。



おっと、また雨が降って来た。



■ギャラリーオマージュ「山下かさね水彩展」。このために街中までやって来たと言っても過言ではない。
「都通り周辺」:小樽ではなく、札幌の都通り近く(多分、一本北の道路)である。西5丁目にある中華料理店かな? 壁にある文様が異国の文字で描かれた店名であるかのように思える。窓の中まで描き込みがされており、細密度合は相変わらずだ。
「ポピュラス」:木陰でガリバーらしき人物が囚われており、その前を老夫婦らしき小さな人物が歩いていく、空想的な作品。今回はこのような傾向の作品と、実在の人物らしき人を描いたものが中心。あの、細密でありながら、リアリズムとは一線を画した風景・建物画がもっと見たいものだ。

このギャラリーは飲食店に併設されているのだが、そちらのメニューがなかなかよさそう。今度体調の良い時に、食べてみるか。


余市町(2)

2018年10月28日 10時22分58秒 | 食べ歩き
余市町での目ざめ。何となく6時くらいに目は覚めたが、二度寝して7時起床。他の方は風呂に入りに行った人が多い。

7時半に朝食会場へ。今日のメニューはご飯、味噌汁、ホッケ焼き、きんぴら、冷奴、サラダ、ベーコンエッグ、海苔。オレンジジュース、牛乳、コーヒー。



ベーコンエッグは焼けてきたところでご飯の上にスライドオン。醤油を少しかけ、海苔と共に食べる。



ご飯は一膳半とちょっと食べすぎてしまった。

この後、余市駅まで車で送っていただき、JRに乗り、小樽で乗り換えて札幌到着。余市-小樽間は何とか座れる程度の混雑度合い。先週もそうだったが、乗車率はなかなか高めだ。

札幌に到着しても、私の胃はまだ重苦しい…。さて、この後、どうするべきか。

余市町(1)

2018年10月27日 23時59分19秒 | 食べ歩き
小樽から、ホテルの送迎バスで余市へ向かう。今日は余市での某団体と某団体の合同合宿なのである。

早速13時から合宿のメニュー開始。内容は書かないが、かなり濃厚な5時間であった。ちょうど腹も減ってきたところで、夕食会場へ。



今日のメニューはかつお刺し身、ウニと昆布和え、エビフライ卵とじ(謎メニューだ)。



ニシン焼き(これ、美味い)と砂肝串焼き。



エビフライ卵とじはいい状態になってきたところで、そのまま1本、ご飯に載せて2本食べた。



結構腹がいっぱいになってしまったが、さっきまで研修をしていた会場に戻り、2次会へ突入。次の写真右半分はホテルのオードブル(こんなに食べられるのか?)。左側にあるニシンと棒鱈は少し食べたが、かなり美味かった。



さらに部屋に戻り、3次会へ。今回のメンバー(毎年ほぼ同じなのだが)はかなりの美術好きが多く、そちらの方の話題で盛り上がったかな。今日は早めに寝だす人が多く、私も何とか24時頃には就寝。