まずは日中、かねてより楽しみだった「エジプト展」へ行く。実に細工の細かい首飾りや、木棺の表面の彩色画に目を奪われる。すばらしい。
夕方になり、麻生へと移動。まず一軒目は、地下鉄麻生駅北側の居酒屋「F」へ。ゴールデンウィークの谷間と言うこともあり、暇そうな主人が向かえてくれる。しかし、お勧めメニューが黒板に書いてあり、その辺は期待できそうだ。
まず、ビールを頼むと、お通しがマグロぶつ。なかなか質はいい。ソイ煮付けがあるので頼むと、既に煮てあるものをレンジにかけている。ま、事前に煮ておくのは悪いことではないが、やや興ざめ。魚の味自体はなかなかよい。日本酒(黒帯、久保田千寿)を頼み、さらにお勧めメニューから手羽先焼を頼むと、何ということか冷凍ものを出してくる。「お勧め品が冷凍かよ!」と心の中でつっこむ。実はその手羽先、食べてみると味は悪くないのだが・・・
サービスにマグロヅケを出してくれたり、決してダメダメ店とは言いたくないが、もう品物の出し方に気を配ってくれるとありがたい。
気を取り直して二軒目、麻生駅の南側、居酒屋「T庵」へ。燗酒、カブ浅漬け、豚角煮を頼む。おお、この角煮はうまい。しかし、今度は常連らしいだらしない喋りの男が、ママにずっと話しかけている。あまりのベタベタな甘え様に20代前半かと思ったのだが、その男が「弟も30歳だから・・・」などと抜かしている。「ってことは、おまえは30歳以上かい!」とつっこみたくなるが、その気力もない。
決して悪い店ではなかったが、常連が幅を効かせていた。それも必ずしも悪いことではないのだが、飛び込み客には厳しいなあ。だんだん沈んで来たので、麻生を切り上げて北24条へと移動。以前に行ったことのあるバー「K」へ行くが、店の人が前回と違い、この人がまた無口だ(カップル客にはそれでいいのだろうが)。さらに沈んで、新たなバー「NS」へ。
今度はどう見ても若向きの店で、私が店内最年長確定の様子。「ここも一杯飲んでさっさと帰ろう」とテーブルに座った私を、カウンターの若い兄ちゃんが、「こちらに来ませんか」と呼んでくれた。店の人も、カウンターの隣の客も私を暖かく迎えてくれる。やっと安住の地を見つけた私の酒量も増え、記憶は途切れていくのであった…
さて、この後、機嫌が良くなったところで無事に帰ればよかったのだが、帰りに転んだらしく(記憶はない)、翌朝になると膝が腫れていた。仔細が分からぬまま、丸2日間歩けなかった。飲みすぎも程ほどに、ということである。
夕方になり、麻生へと移動。まず一軒目は、地下鉄麻生駅北側の居酒屋「F」へ。ゴールデンウィークの谷間と言うこともあり、暇そうな主人が向かえてくれる。しかし、お勧めメニューが黒板に書いてあり、その辺は期待できそうだ。
まず、ビールを頼むと、お通しがマグロぶつ。なかなか質はいい。ソイ煮付けがあるので頼むと、既に煮てあるものをレンジにかけている。ま、事前に煮ておくのは悪いことではないが、やや興ざめ。魚の味自体はなかなかよい。日本酒(黒帯、久保田千寿)を頼み、さらにお勧めメニューから手羽先焼を頼むと、何ということか冷凍ものを出してくる。「お勧め品が冷凍かよ!」と心の中でつっこむ。実はその手羽先、食べてみると味は悪くないのだが・・・
サービスにマグロヅケを出してくれたり、決してダメダメ店とは言いたくないが、もう品物の出し方に気を配ってくれるとありがたい。
気を取り直して二軒目、麻生駅の南側、居酒屋「T庵」へ。燗酒、カブ浅漬け、豚角煮を頼む。おお、この角煮はうまい。しかし、今度は常連らしいだらしない喋りの男が、ママにずっと話しかけている。あまりのベタベタな甘え様に20代前半かと思ったのだが、その男が「弟も30歳だから・・・」などと抜かしている。「ってことは、おまえは30歳以上かい!」とつっこみたくなるが、その気力もない。
決して悪い店ではなかったが、常連が幅を効かせていた。それも必ずしも悪いことではないのだが、飛び込み客には厳しいなあ。だんだん沈んで来たので、麻生を切り上げて北24条へと移動。以前に行ったことのあるバー「K」へ行くが、店の人が前回と違い、この人がまた無口だ(カップル客にはそれでいいのだろうが)。さらに沈んで、新たなバー「NS」へ。
今度はどう見ても若向きの店で、私が店内最年長確定の様子。「ここも一杯飲んでさっさと帰ろう」とテーブルに座った私を、カウンターの若い兄ちゃんが、「こちらに来ませんか」と呼んでくれた。店の人も、カウンターの隣の客も私を暖かく迎えてくれる。やっと安住の地を見つけた私の酒量も増え、記憶は途切れていくのであった…
さて、この後、機嫌が良くなったところで無事に帰ればよかったのだが、帰りに転んだらしく(記憶はない)、翌朝になると膝が腫れていた。仔細が分からぬまま、丸2日間歩けなかった。飲みすぎも程ほどに、ということである。