散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

東京研修8

2006年01月31日 23時35分16秒 | 飲み歩き・東京
いよいよ今回は研修結果の発表を行う。
東京に着くやいなや、本社へ。
本日の東京は最高気温14度ということで、急ぐと汗をかく。
打ち合わせは3時間半で終了。グッタリ。

ホテルへ慌ててチェックイン後、即外出。
まずは京橋の立ち飲み「H」へ。
(もう一軒、「M」という店が向かいにあるのだが、客が外まで
はみ出していた)



早速ビールと空腹のためチヂミを注文。
やはりスーパードライは私には合わないが、表面がパリッと、歯ごたえは
もちもちしたチヂミは中々だ。
そのままでも味がついているが、醤油をかけたりソースをかけたりして楽しむ。



2杯目は余市10年ストレート。モツ煮を追加注文。
余市10年が400円で飲めるというのはありがたいが、
ロック用のグラスなので、底にちょっとしか入っていないように見える。
ショットグラスを使えば良いと思うが、贅沢か?
モツ煮はかなり大ぶりのモツがごろごろ入っており、中々の味。
店内は綺麗で、割と入りやすいが、メインカウンターは客で全て埋まっており、
彼らの背後のサブカウンターに一人いる私は少々寂しい気分である。



とりあえず空腹感は消えたので、2軒目「S」へ。
そろそろ東京出張シリーズも終わりになりつつある中、どうしても、
もう一度行っておきたい店である。

本日はかなり混んでいるが、カウンターに席が確保できた。
1杯目はテキーラベースのカクテルを注文する。
すると「前回、ウィスキーベースで官能的なカクテルをお作りしたと思うの
ですが、それのテキーラ版はいかがでしょう」と来た。
そのカクテルは非常に印象的な味だったので、迷わずお願いする。
そう頻繁に来ている訳でもないので、記憶力にビックリ。

2杯目はシャンゼリゼを注文すると、今度はチーフ氏が、
「前回、シャルトリューズはグリーンでお作りしたのですが、またそれで
よろしいでしょうか」と来た。
そのような記憶が無くてキョトンとしてしまったが、確かに私がOKを出し
そうな注文だ。
そのままお任せすることになり、もはやなすがまま状態である。

そして、登場するカクテルは私の好みでかなりアルコール強めなのだが、
それでいて飲みやすく、しかし薄まったという感じがせず、ベースの酒の
力強さが分かるという、非常に逆説的な出来上がりなのである。
やはりカクテルに関しては、私の知る限りではここがナンバーワンだ。

最後に再びシャルトリューズを使ったカクテルを注文。
今度はハードシェイクで、2杯目とまったく違った爽やかさを出した
スプリングフィーリングというカクテルが来た。
混んでいるため、結構待たされつつカクテルが出てきたのだが、店の方が
合間を見ては、非常に申し訳なさそうな顔をしつつ
「申し訳ありません」「ただいま、お作りしますので」と言ってくれると、
『待たせるのも芸の内』という気がしてくるから不思議だ。

地下の店から地上まで送ってもらい、ホテルへ。
すっかり私の機嫌は良くなっていた。

2日目。
東京は雨。
気力を失った私は、とにかく早くで琴似に帰り、そこでバーに行こうと
考えていた。
しかし、飛ぶ寸前に滑走路が1本閉鎖。
(翌日の新聞では日航機の燃料漏れだったらしい)
予定より1時間遅くなって、とにもかくにも琴似のバー「D」にたどり着いた。

1杯目は生のザクロがあったため、ザクロのマティーニ。
深紅の色が良く出ているが、タンカレーベースの強力な味である。
2杯目はモンキーショルダーというヴァッテッドモルト。
グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィという3種のモルトを
ブレンドしたものである。最初の2種は飲んだことがあるが、
キニンヴィというのは飲んだことがないなあ。
味はバランスよい佳品というところ。

ちなみに、モンキーショルダーとは大麦を乾燥させる作業をしていた
人の肩が痛くなる状態のことのよう。
ボトルの肩口にも可愛い3匹のサルのブローチのようなものがついている。



3杯目はラフロイグ13年SMWS。さすがに癖の強さでは随一とも
言われるラフロイグである。その中ではおとなし目のような気もするが、
独特の風味がぐっとくる。
たまたま本日の客は私一人だったため、のんびり3杯飲んで、やっと
帰宅できる体勢ができた。

飲み食い

2006年01月28日 23時57分52秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
昼食は地下鉄西11丁目直結の「C」へ。
ハンバーグと魚フライの日替りランチを注文。
自家製と思われる大切りジャガイモのポテトサラダがよかったが、全体的には
それなりの味。

夜、北24条の焼き鳥「T」へ。
大体毎月1回来る店だが、今年は初めてだ。
普段、奥の座敷に座るのだが、今日は混んでいたため、知人共々カウンターに
横一列になる。
焼き鳥各種、煮込み(鳥皮の煮込みは珍しいと思う)、ポテトサラダ、
ギンナン、雑炊など。

大先輩から学生時代の話を聞く。
大会遠征に行くたびに、中島体育センターでダンスパーティを開いて資金稼ぎ
をしたとの事。券を売り歩いたり、アマチュアバンドに出演交渉をしたらしい。
また、市電で通学していたことや、講師の独身住宅が構内にあり、よく飯を
たかりに押しかけたらしい。当時は北15条あたりが北大校舎の北限であり、
恵迪寮は遥かかなた、先輩氏は行った事もなかったそうである。
(以上、貴重な話だったので、メモ)

続いて、24条にはあまりない本格バー「H」へ。
噂を聞いて行って見たかった店である。
1杯目はテキーラを使った甘酸っぱい赤いカクテル。
2杯目はシャルトリューズを使った、かなり強めのカクテル。
店は大変素晴らしいと思うが、私の酔っ払い度合いもなかなかである。
きちんともう一度行くしかないな。

ギャラリー巡り復活

2006年01月28日 15時40分43秒 | ART
いくつかギャラリー巡りをしてきたが、まだ足が痛くて気力が湧かない。

まず、三岸好太郎美術館の「札幌回顧-洋館のある街展」へ。
展覧会が始まって最初の土曜日のせいか、割と多くの人がいた。
気になった作品を幾つか。
「札幌駅前電車通り」伊藤仁:モダン札幌と言う感じ
「創成川畔」「小さな交番」伊藤仁:ちいさな版画だが、センス良い。
「北大農学部風景」林竹治郎:「朝の祈り」を描いた人か。手前に大きな樹、
  奥の方に建物と言う構成で、北大の雰囲気出ている。
「北大構内」大森滋:夜とも思えるような暗いキャンパス。結構怖かった記憶が。

所蔵を見ると、近美にはまだまだ見たことがない画があるなあと言う感じだ。
三岸作品では「札幌郊外」「月寒風景」あたりはあまり見た記憶がない。
「大通教会」は緑が強くて好きな画である。

その後、中央区民センターの「軟石お宝マップ展示・発表会」へ。
タイトルが何だかなあという感じだが、真面目な展覧会。
蔵などの建物ははっきりと目に付くが、それ以外の塀なども調査している。
見ようとしなければ目に入らないものをきちんと見る姿勢が良い。

その後、時計台ギャラリー→STV北2条ビル→たぴお→大同→紀伊国屋。

大同ギャラリーでは「アミューズランド2006スイート・メモリーズ 」にも
出品している佐々木雅子の作品あり。
私の大変好きな、會田千夏の画があったのも収穫。

20060128最近読んだ本

2006年01月28日 14時40分47秒 | 読書
「東京旅行記」嵐山光三郎
東京に行くと、再確認のためか関連本を読みたくなる(再読)。

「不良社員の条件」嵐山光三郎

「見仏記4」いとうせいこう、みうらじゅん
私が仏像好きになったきっかけシリーズの第4弾。
ついでに「親孝行ブーム」も混ざって、涙あり、笑いありの大傑作である。
善水寺という寺に行ってみたくなった。滋賀県恐るべし。

「臨機応答・変問自在」森博嗣
推理小説作家兼大学助教授への学生からの質問&応答集。
学生がちょっとバカっぽく見えるが、ワザとやってるということもあるからな。

「さっぽろ喫茶店グラフィティ」和田由美
ほとんど喫茶店には行かない私であるが、それでも懐かしさを感じるなあ。
2年くらい前に昔から残っている喫茶店の写真を集めたこともあり、感慨あり。
但し、その時は「この雰囲気はイイ」と思って入った喫茶店が、近所の常連が
だらしなくたむろしており、雰囲気ぶち壊しで参った。

本の感想から離れるが、学生時代の私はお金が無かったせいか、本屋と古本屋
を求めて果てしなく歩いて放浪していたので、喫茶店にはあまり入らなかった。
地下鉄料金ももったいないと感じており、2~3駅は当然歩いたものである。
(私は札幌の地下鉄全線に沿って歩いた事がある。最長距離は琴似から
新札幌か、札幌から真駒内である)
住んでいた所を除いて、もっともお世話になる時間が長かったのはずばり、
大学の図書館であったと思う。

閉店25

2006年01月28日 12時16分43秒 | 写真館
琴似と山の手の間に「都通り」という一方通行があり、その通りは地味な
商店街になっている。
(とは言っても、ラーメンの「K」など超有名店もあるのだが)
結構古い店が無くなったり、新しい店ができたり、そこそこ新陳代謝のある
商店街なのだが、その最古参であるラーメン店「F」が閉店してしまった。
私も2回ほど行ったことがあるのだが、もやし大目の昔ながらの札幌ラーメン
を出す店であった。
(モヤシ超大盛りで有名な同じ名前の店ではない。ご注意を)

ついでにもう一つ。
「ロープーウェイ」なんだか可愛い。


20060126最近読んだ本

2006年01月26日 12時55分19秒 | 読書
「定刻発車」三戸祐子
日本の列車の驚くべき正確な運行に迫る本。
他の国では15分以上遅れて初めて遅延になるらしいが、日本の場合は
「1分」なのである。
単純に時間にうるさい人が多いからというだけでは語れないなにかがある。
しかし、最近そのシステムは崩壊しつつあるのかも知れない。

「クロスファイア 上下」宮部みゆき
想像を絶する悲惨なエンディング。
最初に読んだ時は唖然としたな(再読)。

「日本橋絵巻」
三井記念美術館で購入。
「熈代勝覧」が折込で入っているので、どうしてもゆっくり見たくて購入
したが、印刷が小さくて見えない・・・

「藤田嗣治 異邦人の生涯」近藤史人
いろんなことがあった人だなあ。戦争画問題があったことも知らなかった。
作品としての評価はどうなのかよく分からない。

「防風林」永井するみ
小説としての完成度は別の話として、こういう話を書き出すと、推理小説
としては見るべきものは無くなってしまったなあと思わざるを得ない。
あくまで個人的な好みの話であるが。

「黒い春」山田宗樹
中身に書きたかったことに関しては見所がある。
誰の視点で書いているのか、ストーリーの構成力には技術不足が目立つ。

バー巡り復活

2006年01月25日 20時47分36秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
久々に、すすきののバー「C」へ。
一杯目はウィスキーソーダ。
二杯目はテキーラ+パイナップルジュース+グレナディンシロップの
メキシカンというカクテルである。
何か今年の「カクテルのテーマ」を決めようと模索しているのだが、
テキーラにしてみようかなとも思い試している。
主要スピリッツの中でもっとも飲んだことがないのがテキーラなので、
チャレンジしてみたいというところである。

三杯目はウォッカ+シャルトリューズヴェール+ライムのカクテル。
リキュールの中ではシャルトリューズをテーマにしようかなと考えて
いる。これはアラスカやシャンゼリゼで結構飲んでいるのだが、
バリエーションが豊富かなと思っているのだ。

20060121出張中に読んだ本

2006年01月23日 12時56分21秒 | 読書
「KillerX」黒田研二、二階堂黎人
作品の性格上詳しく言えないが、重層的構造と、その階層それぞれに
例のトリックが楽しめる傑作。全く気がつかなかった。

「さらば愛しき女と男よ」東直己
ちょっと笑え、気が利いている。

「修羅の刻15」川原正敏
マンガである。

「美の脇役」産経新聞社編、井上博道写真
美術品などの脇にあって独自の存在感をあらわすものを取り上げた写真&一言。
いくつか目にとまっていた物もあり、面白い。

「1日3000円の東京満喫プラン」東京街歩き委員会
私はとても3000円じゃすまないプランになっているが。

東京研修7(3)

2006年01月22日 00時20分11秒 | ART
3日目。
ホテルの朝食。あまり食欲が無い。
痛い足を叱咤しつつ、東京国立博物館へ。
バランスの悪い歩き方なので、痛めた足のふくらはぎと、逆側の尻が痛い。
特別展でやっている「書の至宝展」には私は余り興味がないのだが、
会場前から行列ができている。
札幌ではこの展覧会に行列はできないだろう。



それを横目に本館の国宝室へ。
まだ誰も来ないうちに、じっくり「松林図屏風」を見る。
まず、遠めに見る姿が素晴らしい。
墨の濃淡と、屏風の折れ具合のために、驚く程の遠近感と、松を覆う
霧の質感が感じられる。
間近でみると、筆跡が乱雑とも言えるほどはっきり見えるのだが、そんなことは
全く気にならない。
惜しいのは国宝室の前に他の展示ケースがあり、ずっと遠くから
作品を見ながら歩いて行くことができないことである。
今回はこれだけを見に来たといっても良いのだが、やはり実物を
見てみるものだなあと思った。



とは言え、仏像室にはちょっと行ってみる。
これまた正解だった。以前、一度勢ぞろいしていた曹源寺の十二神将像が
また勢ぞろいしているのである。
前回は円形に展示されていたが、今回は12人全員で敵に向かった雰囲気で
各々ポーズを取っている。
いろいろ並べてみたくなるよね、これを持っていたら。



続いて、三井記念美術館の「日本橋絵巻展」へ。



もちろん北斎、広重の版画を含めていろいろ面白い作品があるのだが、
今回は長さ12m、ベルリン東洋美術館から来た「熈代勝覧」である。
よく見ると、本屋、吸物・丼いろいろ、寿しや「玉鮓」、二八そばや、
うんとん(うどん)、かまぼこや、魚屋(魚は多分、鰹、鯛、平目)
等の店があり、非常に楽しそうな住んでみたい町並みである。
もちろん、中心付近に三井えちごやが目立っている。
これを見ると江戸の魚はやはり鰹であることがわかったり、
実に面白かったので、図録を購入してしまった。

次は国立近代美術館。
朝飯をあまり食べなかったため、猛烈に空腹感が来た。
途中の毎日新聞社ビル「A飯店」で中華風チキンカレー。
土地代のせいか、ちょっと値段は高め。
中華風というよりはジャガイモと鶏肉ゴロゴロの日本の母のカレーという感じ
だが、ガツンと来る味で空腹にピッタリであった。



さて「須田国太郎展」である。



感想は画風をどう表現して良いのかわからず、好きか嫌いなのかも
よく分からない感じだ。
まず、初期は茶色が主体の茫洋とした風景画が多い感じがする。
途中から黒が強くなり、一時期はバイオリンの前面が真っ黒な画とか
行きすぎになったような気がする。
そして最後には黒とそれ以外の色(特に緑が目に付いた)を上手く
組み合わせた色彩感がでていたと思う。
「修理師」という力感・人物の存在感あふれる作品と、
「脱衣」という暗闇に浮かぶ人と、緑色を上手く配置した作品は良かった。
それから、能に関連した画も流石に形が決まっていたように思う。

常設展は駆け足でチェック。
構造社展で見た陽咸二のミニ特集をやっていたのが発見。
「サロメ」像が展示されており、せっかく知った人の作品にこういうところで
再会するのはちょっと楽しい。

Bunkamuraの「ポーラ美術館の印象派コレクション展」へ。



どちらかというと印象派にはあまり興味がないのだが、
昨年来、段々興味を持ってきたかも知れない。
まず、すっかり好きになったドガの作品。
「マント家の人々」は本当にいそうな女の子の表情が上手い。
「二人の踊り子」「休息する二人の踊り子」もなかなかキュートで
センスが良い感じがする。

「睡蓮」しか描かなかったんでしょ、と長らく思っていたモネは空気感を
描くのが上手い人だと思う。
よく見ると「睡蓮」は雰囲気のある画だ。
逆に一輪挿しの花をカチッと書いた「グラジオラス」のすっきり感も見もの
である。
後は点描といったらスーラの「グランカンの干潮」。
シニャックの点描がコントラスト強くて気になりだす中、
スーラの点描はそのことを忘れさせるような繊細さがある。

だんだん足の痛みも限界に近づいてきたが、太田記念美術館「館蔵名品展」へ。



今回見てみたかったのは、鈴木春信である。
非常にくにゃくにゃした美人画(男も)を描く人というイメージが
あるのだが、確かに何とも言えないむずかゆい感じのする画だ。
後は美人の艶かしさと達磨の生々しさが対照的な勝川春章作品や
歌麿の「おいらん」が目に付いた。
歌麿の美人画は子供の頃切手を見ながら「こんなブサイク」と
思ったものだが、今見ると何とも言えない可愛さがある。

ふらふらになりつつ、当初の見学予定をクリア。
有楽町に戻り、銀座「S」へ。
雪が積もりつつあり、燗酒といわし叩きを注文。
いわし叩きといっても、刺身大の大きさで、ちょっと小骨が気になる感じで
あった。
続いてやっぱり煮魚だろうと、かさご煮付けを注文。
登場したのは周りの人も驚くサイズのかさごである。
かさごは骨は硬いが、身は淡白、ただしあちこちに相当ゼラチン質の部分が
ついている。
時間をかけて大体食べきったが、細かい身が若干残ってしまったかも知れない。
今回はお通しが私の数少ない苦手、わさび漬けだったりして、ちょっと
外したかも知れない。



最後にバー「F」へ。
「すごい雪ですねえ」とマスターに言われるが、札幌の私にとっては
小雪程度である。帯広出身のFさんも、おそらく同感だろう。
最初はジン+シャルトリューズ+レモンのスプリングフィーリングと
言うカクテル。スッキリして飲みやすい。
次はテキーラ+メロン+ライムのミドリマルガリータ。
メロンリキュールの甘さが割と荒っぽい味のマルガリータを
飲みやすいカクテルにしている。

雪の中ではあるが、他の客は随分陽気な親族5人組と、
木更津に帰るという人が私の隣に座った。
房総半島が大荒れなので、木更津氏は帰れるのかどうか不安になりながらも
ヤケッパチで飲んでいるらしい。
私はこれから札幌に帰るということを言うと、お気をつけてと見送ってくれた。

そして空港へ。
羽田発は約1時間遅延。新千歳空港から臨時電車に乗り、琴似についたのは
0時半であった。


東京研修7(2)

2006年01月20日 22時11分59秒 | 飲み歩き・東京
2日目。
ホテルの朝食サービスでパン、ゆで卵、オレンジジュース、おにぎり。
 *
研修を終えて、勝どきへ。
予想より早く終わったため、1軒目「D」へ。
今回はお店にいる人が違うので、ちょっとメニュー構成も違うようだ。
(海苔巻きとかがメニューボードに書いてない)

かなり寒かったので、燗酒を注文。
この店でお勧めなのが、おそらく刺身である。
今回はカワハギ刺しを注文。肝を叩いたものがたっぷりとついている。
身に肝をのせて一口。もちろん、肝の濃厚さがあるのだが、
刺身そのものにしっかり味があるような気がする。
これならば刺身+わさびだけでも行けそうだ。
カワハギには肝が無ければ話にならないと思っていたが、それだけでは無いかも
知れない。
酒をもう一杯と次はアジ刺し。これは脂がのっている。





ちょうど新たな客が来た所で店を出ることにすると、「本当にすみません」と
申し訳なさそうに言われた。
隣でノリノリで飲んでいたオヤジにも、「今度話しような!」と見送られる。

トリトンスクエアまで歩く。
以前札幌で仕事をしたO氏との待ち合わせである。
豆腐料理が中心の「U」晴海店へ。
随分高級感あふれる店内で、個室に案内される。

湯豆腐中心の懐石「梅の花膳」というのを注文。
メニュー構成は以下のようなものである。
・峯岡豆腐、湯葉煮、水菜おひたしの前菜
・温泉水をつかった湯豆腐
・茶碗蒸し
・マグロと長芋あられを湯葉でまいたもの
・豆腐しゅうまい
・生麩田楽
・(多分)すり身と豆腐の湯葉揚げ
・グラタン(豆乳と湯葉?)
・おこわ、吸い物
・豆乳シャーベット
飲み物はビールと竹筒に入った冷酒を飲む。



一品一品はあっさりした味で、味の好みが段々枯れてきた私にはちょうど良い。
とは言え、グラタンなど洋風味もあり、品数も多くかなりのボリューム感で
あった。
O氏が最近買ったと言うPHS+PDAのようなツールを見せてくれたのだが、
技術の進歩に驚く。MS-Office機能も乗っているのである。
また、最近の仕事の話をいろいろ聞かせてもらうが、実に大変そうであった。

ホテルに帰ると、「水曜どうでしょう対決列島」をやっていた。

東京研修7(1)

2006年01月19日 22時12分14秒 | 飲み歩き・東京
1日目。
足の痛いのを押して、東京出張。
飛行機は少々遅れたが無事に到着し、早速夕食を取りにでかける。
銀座4丁目交差点からちょっと東に行ったところに、
戦後初めて出来た地下街「三原橋地下街」というのがある。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&nl=35/40/02.805&el=139/46/11.820&grp=all&coco=35/40/02.805,139/46/11.820&icon=mark_loc,0,,,,&
メインの通りからは見えにくいが、晴海通りと直角に交差するように
半地下の通路があるのだ。



地下街には居酒屋、映画館、アダルトショップ等があり、その中の「牛かつM」
という店へ。
店名の通り(←伏字の意味がない)だが、松坂牛を串かつで出す店である。
なぜ、こんな変な所にある店を知っているかというと、
某・酒マンガに書いてあったのを読んで非常に興味を持ったのである。

ビール、とっくり(もも)、めがね(ひざ)、カルビ、タン串かつを注文。
肉は確かに全て柔らかい。中ではタンが一番厚みがあり、
タンの風味とジューシーさが感じられる傑作であった。
それから多少野菜も食べなくてはと思って頼んだナスが、熱々・トロトロに
揚がっていて実に旨い。
ウーロンハイともつ煮込みを追加注文。
もつも松坂牛だろうか? 嫌味のない脂がかなりのっている。
店は宇梶剛士の父といった感じの寡黙なオヤジさんが一人でやっている。
中々満足感があった。また来てみたいと思う。



続いて、ホテル方向に戻りつつ、銀座「S」へ。
関西方面ではもの凄く有名なスタンディングバーである。
(足を痛めているのに、スタンディング・・・)
カウンターは2人、しかし後ろに席があり数名で飲み会をしているのが
意外であった。
「S」といえば、ウィスキーソーダを早速注文。
カウンターに新聞があったので、活字がなければ収まらない私はそれを手に
取る。
2杯目はマティーニ。しっかりした味で旨い。

新聞に熱中していたためか、バーテンダーの方とは会話なく、
何かもう一軒と思い、近くの「R」へ。
(ここのマスターも「S」で修行経験があるはず)
ウィスキーソーダを1杯だけ。
ちなみに「S」もここも、ウィスキー量はダブルだから結構酔う。
カウンターにおいてある無料おつまみ(クラッカー、胡桃など)を
ちょっとつまんで終了。ホテルへ。

20060119最近読んだ本

2006年01月19日 12時44分50秒 | 読書
「心とろかすような」宮部みゆき
犬が語り手でありながら違和感なし。上手い(再読)。

「東京下町殺人暮色」宮部みゆき
家政婦のバアちゃんとかキャラクター作りが上手い(再読)。

「スナーク狩り」宮部みゆき
ノンストップジェットコースターノベルというか、展開が素晴らしい。
映像化できそうで、できない感じもするが(再読)。

「長い長い殺人」宮部みゆき
財布が語り手の小説。
現在、片っ端から再読している宮部作品だが、もっとスィートな話が
多いと思っていたら、意外に酷い人間の登場が多い。
「模倣犯」の原点を思わせるような作品も多いのだな(再読)。

「鳩笛草」宮部みゆき
ワンアイディアを加える事で、効果がぐっと出ている(再読)。

「死神と雷鳴の暗号」本格ミステリ作家クラブ
漫画作品が一本入っている。原作のムードを活かしつつ、画ならではの効果も
ある快作と思う。
他の短編もそれなりに楽しめた。

不覚4

2006年01月18日 12時48分24秒 | Weblog
病院にいった結果、ギプスが取れた。
靴紐を相当ゆるめているが、靴をはくことが出来るようになった。
しかし、足首は何となくグラグラしているし、足の甲は痛い。
医師が言うには「あまり歩かないで下さい」ということであった。

さて、明日から東京出張だが、これはやむを得ない。
さほどハードスケジュールではないので、行くしかない。
問題は土曜日である。
美術館&飲み屋巡りをする予定であったのだが、これも気持ちとしては
行くしかない。
歩くスピードが約半減しているので、多少スケジュールは見直す必要がある
かも知れない。

<当初の今回の予定>多分、周りきれないだろう・・・
国立博物館「松林図屏風」
三井記念美術館「日本橋絵巻」
国立近代美術館「須田国太郎展」
Bunkamura「ポーラ美術館展」
大田記念美術館「名品展」

前回、東京出張2泊3日で行った時には、計50000歩は歩いているのだ。
(30kmくらい?)
多分、こんなに歩けないだろうし、歩いてはいけないのだろう。
いつもと行動パターンが変わるということは、なかなか辛いものである。

★追記
ギプスを外すには、グラインダーのようなものでカットしてから外す。
大変可愛らしい看護婦さん(看護士というのか)が「絶対大丈夫ですから」と
何度もいうので、かえって恐ろしくなった次第。

テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)

2006年01月18日 00時09分07秒 | 情報処理試験
春の情報処理試験ではテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)を受験する
ことになる。
申込はまだしていない。

論文なし試験は久しぶりの感がある(去年エンベを受けているのだが)。
「テクニカルエンジニア情報セキュリティ基本テキスト」TAC情報処理講座編
というのを最初から読んでいるのだが、知らないことばっかりである。
やっぱり苦手なんだなあ、この方面は。

早いうちに試験の申込をすることと予想問題集を買いに行こう。

久々に外で飲みました

2006年01月17日 23時23分15秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
半分仕事関係の会合とその後飲み会。
地下鉄のバスセンター駅から大通で乗り換え、札幌駅へ。
これだけ移動するのも大変である。
とはいえ、現在は片松葉杖にしたので、かなり移動しやすくはなっている。
両松葉杖を使い、それを支えに歩くのは想像以上に大変なのである。

移動ついでに本屋によって、本購入。
会合はそれなりに終了し、札幌駅周辺の中華料理屋「R」へ。
チャーシュー・鴨肉の前菜、餃子鍋、鉄鍋餃子、鳥唐揚げ、エビチリ、
牛肉炒め物(黒胡椒効いてる)、あんかけチャーハン、柚子シャーベット。
他にも出たかも知れないが、忘れた。
ボリューム大で腹一杯である。
これらを食べつつ、紹興酒を中心に結構飲む。

どうせタクシーで帰ると思っていたので、結構飲んだなあ。
明日は病院に行き、ギプスが取れるはずなのだが、取れないと出張に差し支え
がでて大変困る。
さてどうなることであろうか。