散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2016年11月のカクテル

2016年11月30日 23時29分42秒 | 飲み歩き
今月は現役最古参バーテンダーがお亡くなりになったのをしのんで、クローバー4、フライハイト、インバネスを頂いた。

ウイスキー 6
オリジナル 5
アクアビットフィズ 2
ウイスキーソーダ 2
赤ワイン 2
クローバー4 1
マルガリータ 1
ペロケ 1
ジャックローズ 1
フライハイト 1
インバネス 1
アクアビットモスコミュール 1
キャロル 1
アクアビットスモーキーマティーニ 1
アンタレス 1
アクアビットソニック 1
合計 28

ボリューム問題

2016年11月30日 19時44分01秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
完全に食べモードに入ったときは別だが、私は普通に飲んでいるときは小食で、一人の事が多いせいもありボリュームのあるつまみを頼まない。しかし、今回は腹いっぱいになってしまったな。

打ち合わせ終了後、大通の居酒屋「H」へ。2回目の訪問である。

レモンサワーを注文し、通しは鱈子と切り昆布の煮物。これはこれで、酒に合うつまみだ(レモンサワーにはどうかと思うが)。



続いて焼鳥5本。やはり1本づつ注文すべきだったか。若い店員が「タレですか塩ですか」と聞いてきたのだが、選択しきれずに「おまかせで混ぜてください」と頼んだところ、焼き手にはうまく伝わった模様。

 

最後に金目鯛かま焼きを注文。値段が安かったので小さい金目鯛だろうと思ったら、結構立派なサイズだった(写真じゃわかりにくいが)。



あちらこちらから大量に身がとれる。さほど脂っぽくはないため、大根おろしもあるし、あっさりと食べられはする。結局腹一杯になってしまい、良い店・良いつまみなのだとは思うが、想定していたのとは違うのだ。

今週は火曜日から

2016年11月29日 22時29分08秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
会社の流れでは水曜日に一杯ということが多いのだが、本日は東京から出張できている人の時間調整もあり、火曜日の一杯。最近やけに来ることが多い「KB」へ。飲むものと食べるものは大体同じということで省略。

2軒目は一人、すすきののバー「N」へ。歩いて行ったのだが、途中、結構な雪になってきた。



到着して、1杯目はアクアビットフィズを飲む。ブルーベリーをそこそこの頻度で食べているのだが、目が良くなる気配はない。

 

2杯目はブランデー+ピコン+GET27+スーズという大人味のカクテル。シェイクではないので、透明感のある色も決まったと思う。



最後はいろいろ面倒になってきて、スプリングバンクカスクストレングス12年。

 

かなりの刺激と破壊力で酔っぱらって帰る。また雪は強くなっていたが、その後も積雪というほどにはなっていない。


2016年11月の一言

2016年11月28日 17時47分21秒 | Weblog
11月28日
・本日は病院の検査のため、午後は休みを取ることにした。
・当初の予定では、昨日、小樽で大爆発するために1日休もうと思ったのだが、残念ながら出勤しなければならない事象が発生した。
・従って、昨日は大人しく昼間に帰ってくることにしたのである。
・検査は意外と早く終了したので、ちょっとコーヒー休憩を入れてから、図書館に立ち寄って帰宅した。

 

11月26日
・6時前に起床。日が昇るのが遅いため、調子が良くてもこの時間帯にならないと起きる気がしない。
・週末は所要があり、札幌市内のギャラリー巡りはできない。アートフェア2016に行けないのは残念。

11月25日
・某所を訪問の後、喫茶店でカレースパゲッティの昼食。時間がないのにやたらと熱いカレーで、口中を火傷した。
・今一度、ゆっくり食べたいものである。

11月23日
・6時前に起床。祝日なので早く目が覚めた。
・白石区役所から11/26(土曜日)の11:00~16:00まで、白石郷土館が臨時開館するとのお知らせが来た。
・残念ながらそのタイミングは札幌にいないのである。しかし、時々イベントで臨時開館し、それを的確に広報するのであれば良いことだと思う。
・祝日の朝、久しぶりのダブルラーメン。もちろん一気に一袋は食べられず、半分食べた。

 

11月20日
・結構やられて8時起床。
・食欲もあまりなく、しばらくたってからコムタンラーメンなるものを食べる。

 

・天気も良くないし、外出せずにダラダラしようかな。

11月19日
・幾分、体調も回復したようで6時前に起床。
・先週、白石区役所を訪問した時に「施設の開館時間が全く分からないじゃないか!」と、実に腹立たしかったのだが、問い合わせをしたところ回答があった。
・ホームページ上と、区役所の入口にも営業曜日・日時を表示することにしてくれたそうだ。
・確かにホームページを見ると、その辺が掲載されるようになったようだ。ま、とりあえず良かったな。
・しかし、白石郷土館と食堂は平日のみの営業である。行けないじゃないか。

11月18日
・肩こりが酷い。もう限界だ。

11月13日
・7時ちょっと前に起床。
・賞味期限切れが近づいているので、慌てて朝から食べた。そこそこ美味しい。

 

11月9日
・昨日は途中からいただけない飲み会になったのだが、今日はそういう問題のない飲み会。
・光もののなめろう、ザンギ、串盛りなど美味かった。
・いいアイディアが出て、とても盛り上がった気になったのだが、翌日になるとそれほどでも無く思えるのは、まあそういうことか。

11月8日
・飲んだ後、狸小路方面に向かっていたら、外国人旅行客の団体にホテルの場所を尋ねられた。
・しかし、話をしているのが何語が分からない。持っている地図もかなり怪しげで、見ても分からない。
・幸いなことにホテルのショップカードを持っていたので、やっと場所が分かり、通り道なので連れて行くことにした。
・途中、無言なのも気まずいので「ウェア アー ユー フロム」と言っても通じていないようだ。まさか私の発音が悪いのか?
・しょうがなく、身振り手振りで案内しながらホテル到着。その結果、10人くらいの人に、次々と手を合わせて拝まれた。
・これは仏教国(タイ?)の観光客ということなのだろうか…

11月7日
・土日と外出しなかったが、月曜日に何とか東急に行き、焼酎を購入。
・10年くらい購入しているので、蔵元の人と顔見知りになってしまっている。



11月6日
・腰痛のせいもあり、4連休なのに後半2日は全く外に出ないという荒技に出てみた。
・朝はまた自堕落にカップラーメン。小さなホタテ風蒲鉾が入っていた。味は味噌味という感じが弱い。

 

・晩飯は何とか少しまともなものを食べる。

11月5日
・雪よりも路面のひどさに外出をためらう。
・ついにストーブ点火!
・昼は体を温める麻婆ラーメン。野菜は沢山あったのだが、肉類が無かった。麻婆ラーメンなんだから、ひき肉がついていればなあ。

 

11月4日
・6時半起床。寒い。
・今日はお休みをいただきました。また、連休だってよ。

11月3日
・6時半起床。寒い。
・何とも怪しいカップ麺を食べる。

 

11月2日
・今日はあまり調子が良くなかったため(二日酔い)、昼はコンビニのざるそばにした。少し汁の味が濃すぎるのだが、東京風に少しだけそばをつけて食べるのかな?
・何はともあれ、明日が祝日で助かった。
・この週末はいろいろあって、冬靴と「大薩摩展」で芋焼酎を買わなくてはならない。

20161128ギャラリー巡り

2016年11月28日 15時48分01秒 | ART
本日は富士フイルム→時計台→キヤノンの3か所。今週末も所用があり、ギャラリー巡りができないため、少しでも行ける所に行ってみた。とは言っても、月曜日に開いているギャラリーで、かつ先週の水曜日と展示が異なるところは少ない。

札幌駅前に来た時、いつも目には入っている「牧歌」を撮影してみた。これを見ると、先代の札幌駅を思い出す。



チカホではインターナショナルウィーク2016が開催されていた。

 


がっちり食べる

2016年11月28日 13時40分27秒 | 食べ歩き
本日は病院で検査があるため、午後は休みを取った。12時台は飲食店が混雑するので、13時を過ぎてから夜は居酒屋となる「Z」へ。この店は結構なボリュームがあるランチを出すのだが、どの程度の物かすっかり忘れていた。

ヒレカツ&メンチカツのランチを頼んだところ、予想を上回るボリュームで到着。



揚げ物も強烈だが、その後ろにある大盛りのキャベツも敗北感を感じさせるほど量が多い。しかし、食べてみると割と最後までもたれずに食べることができた。キャベツもほぼ食べきった。脂っこさはあまりないのだが、それでももう少しフライの衣を薄くしてくれるとありがたいとは思う。

食後にコーヒーまで付いてくるので、病院の予約時間まで上手い事つぶすことができた。


初冬の後志(9)おまけ

2016年11月27日 22時10分30秒 | 写真館
倶知安の飲み屋街にて。酔ったら言いそうだ。



今さら、たばこブーム始まる!



東京-倶知安は4時間36分になる見込み。昔は3時間45分だったのに、夢破れたり~(倶知安-札幌も15分だったのが25分に)。しかし、誰も文句言わないのかね。



なべやきラーメン、美味そうだった。



夜の倶知安の飲食街には興味がある。

 



岩内のマルサン食堂、素敵な姿を見るたびに閉店が惜しまれる。



何となく気になる名前だ。まさかカレー屋さんじゃないよねと思ったら、ヘアーサロンであった。


初冬の後志(8)海鮮で

2016年11月27日 14時21分51秒 | 食べ歩き
木田金次郎美術館を見終わり、ちょうど昼食の時間となった。せっかくだから岩内で食事をしていきたいが、道のあまりの歩きにくさに遠くには行きたくない。結果、駅前からすぐ、以前、訪問したことがある「N」を再訪することになった。幅広いメニューのある、食事処という感じである。



そして、あまり悩まずに生ちらしで行こう。昨日の昼は肉だったし、今日は海のものが良い。待つことしばし、海鮮ちらしが海苔の味噌汁とともにやってきた。いや、見るからにいい感じだぞ。





乗っていたのはサーモン、数の子、イクラ、ホタテ、イカ、甘エビ、マグロ、しめ鯖、カニ、タコ、玉子、とびっ子の12種類。なかなか良い感じだった。正直なところ、そんなにパッとした店には見えないのだが、料理は良いと思う。さらに特上生ちらしというこれより高いのがあるのだが、いったい何が乗ってくるんだろうか(アワビとか?)。いつか食べてみたいような気もするが、きっと頼まないに違いない。

この後、土産物を購入し、札幌行きのバスに乗る。約2時間の乗車時間ということで、寝る態勢へ。

しばらくうとうとしたが、余市で大量の客が乗り込んできてほぼ満席となり、目が覚めた。後は寝ないようにして小樽経由での帰宅である。札幌に降り立つと、「そうか、雪は全く積もっていないのだな」と少し不思議な気持ちになるのであった。



土産物はにしんとば(珍しい!)、鮭とば、岩内の地ビールである。


初冬の後志(7)大ミス!

2016年11月27日 11時20分24秒 | ART
倶知安駅前には岩内行きのバスが止まっていた。もう少し時間があるなと水を購入し、トイレへ。倶知安駅には外国人旅行客の事も考えてか、カッコいいインフォメーションセンターがある。



さて、と駅を出ると、あれバスがいない。あれれ、向こうの方に岩内行きのバスが走っていくぞ。慌てて停留所に行ってみると、自分が記憶していたバスの発車時刻は小樽行きのものであり、岩内行きはもっと前だったのである。

困ったものの、岩内行き直通バスは1時間20分後にしかない。これはどうしようもないかととりあえず小樽方面のバスに乗ることにした。



バスに乗ってからいろいろと調べてみると、国富事業所でこのバスと岩内行きのバスが接続するようだ。しかし、そこでは待ち時間が長すぎるので、無駄を承知で大江農協まで行くことにした。しばらくして大江農協に到着。辺りには何もない。

 

交通費も結構馬鹿にならないくらいかかってしまったが、パラパラ小雨が降っているので、ここでの接続にして正解だろう。



そしてまた逆戻りして、岩内へと向かう(何だか、TV番組の路線バスの旅のようだ)。

やっと岩内に到着。とりあえず道の駅に行ってみる。



雪が結構積もっていたはずなのだが、今日はかなり気温が高く、小雨が降っている。そのせいで、岩内バスターミナル前の路面はぐちゃぐちゃなのである。またこの辺はレンガ張りのしゃれた舗装にしているため、やたらと水捌けが悪く、歩きにくい。もう少し考えてほしいなあ。



転倒しそうになりながら、木田金次郎美術館にやっと到着。



■木田金次郎美術館「木田金次郎の本棚」。
「輝く羊蹄山」:赤富士ならぬ、赤蝦夷富士。木田の筆も地元の山を描けば一層冴える。
「大火直後の岩内」:太陽が緑に塗られているのだが、これは火災の炎が目に焼き付いた結果の補色ではあるまいか。
「牡丹」:朝のドラマでやっていた、とと姉ちゃんのモデルだった人が所有していたそうだ。これに限らず、木田の作品は個人蔵のものがかなり多いように思う。

久しぶりに見に来たこの美術館の収蔵作品もさることながら、「本棚」がテーマというのが興味深い。地方(はっきり言うと田舎だろう)に住んでいた木田はなかなか最新の芸術に直接触れることができず、代わりに本をむさぼり読むようにして知識を吸収していたのだろう。とは言え、意外といろいろな人との交流もあったようで、やはり木田という人物に魅力があったのだろうなと感じさせるものがあった。



■木田金次郎美術館「平成の「生まれ出づる悩み」展2016」。
高間鈴音(高ははしご高)「Singer」:バーでギターを持つ熊男だろうか。タッチに音楽的なものを感じる。
酒森夏海「空のキャンバス1」:夕焼けに光る雲を広角レンズで写したような作品。ストレートでいい。
池田さやか「hands up」:無表情で手を上げる女性の不思議な画。色々とシチュエーションを考えさせられる。

過去の入賞者の近作もあったが、唐神知江「sky flow」が良かった。空が筆の勢いで流れるように描かれ、対する大地(いや、青が入っているので空を映す水だろうか)も流れるかのような勢いがある。



静かに見ることができて(他の入場者2名)、良い展覧会だったが、もう少し人が入っても良いと思うなあ。

初冬の後志(6)ホテルの朝食

2016年11月27日 08時38分58秒 | 食べ歩き
昨日は3次会を上手い事回避したため、6時前に目が覚めた。体調もそんなに悪くない。ということで、朝風呂に行こう。



こういうところには必ずジジイがいたりするものだが、私が一番乗りになってしまった。もはや、私こそがジジイだ。

風呂を出て、珍しくメッツレモンを飲む。冷えた強炭酸が美味い。

しばらくダラダラしてから、7時過ぎに朝食。ホテルと旅館の中間のようなこの宿泊施設だが、朝食はオーソドックスなセットものである。ご飯、味噌汁、鮭、昆布巻き、梅干し、なめたけ、ひじき、温泉卵、ほうれん草お浸しという実に日本的な内容だ。



ご飯と味噌汁はおばちゃんがよそってくれたのだが、ご飯が何とも大盛だ。鮭を中心に一膳目を食べ、もう半分お代わりして、ここは温泉卵を投入しよう。やはりご飯と味噌汁が美味い朝食はいい。

食べ終わって番茶とコーヒー少々でしばしくつろぐ。なぜに外で泊まったときの朝食は美味いのだろうか。

この後、倶知安駅まで送ってもらい、他の皆さんとは別れて自由行動となる。

初冬の後志(5)炉ばた

2016年11月26日 23時00分47秒 | 飲み歩き・北海道内
2軒目は昨年まで倶知安に在住していた人が、心落ち着くという店「I」へ。結構腹一杯なんだけど、刺身が出てきてしまった(ブリ、カツオ、サーモンかな)。



ホッケ、鯖、イカ、椎茸なんかも焼いたものが登場。確かに、何となく食べるよね(麻痺してるか)。飲み物はこの雰囲気ならば燗酒しかないよね。



結構、訳が分からなくなったところで終了。コンビニで3次会の買い物をして、タクシーでホテルに戻る。



ホテルに戻ったものの、もう限界だ。倒れるようにして床につく。おやすみ…。

初冬の後志(4)イタリアン

2016年11月26日 21時00分13秒 | 飲み歩き・北海道内
夜の飲みだが、宿泊施設ではなく、倶知安の街に繰り出そうと、タクシーに分乗して移動する。1軒目はイタリアン「BC」。予約のため満席という掲示がされていた。まさか我々だけで? と一瞬思ったが他にもう1グループいるようだったので、まあそういうものかも。

 

先に入った他グループのあおりを受けて、1杯目の飲み物がなかなか出てこなかったが、それ以降は円滑に料理も飲み物も出てきた。まずはビール(嬉しいことにハートランドだった)と店の名前を冠した、豆やナッツの乗ったサラダでスタート。腹が減っているせいもあるが、このサラダ、美味い。

 

続いてサラミ、チーズ、オリーブなどのつまみでしばし酒を飲む。



ジャガイモのオーブン焼き? 料理の名前はいずれも記憶に頼っているので曖昧である。



途中から飲み物はワインに切り替える。なみなみと白ワインがやってきた。ちなみにドリンクはお手伝いの小学生ボーイがもってくるので、我々の対応もおのずと紳士的なものとなった(「飲み物まだ~」とでかい声で言ったりしない)。



ピザは2種類を選べたので、フレッシュトマトとアンチョビのピッツァ、チキンベーコンピッツァ(だったかな)。



パスタは3種類。ミートソースと和風鶏ごぼう、もう1種類は忘れた…。鶏ごぼうはごぼうの香りが強く、美味しいだし汁のようなスープに浸っている。



この店の得意料理らしい、野菜のダッチオーブン蒸し。各種野菜のそのものの味を楽しめる。



チキンステーキ。これも美味くて、一瞬で食べきってしまった。今にして思うと、全体を通してボリューム感もあったなあ。



最後にスポンジ生地の上に乗ったアイスクリーム。ワインもしこたま飲んだので大満足である。



でも、まだ次に行くんですよね、皆さん。

初冬の後志(3)温泉からのビール

2016年11月26日 17時00分05秒 | 旅日記
小川原脩記念美術館から倶知安駅方面に戻り、合流予定だったメンバーと無事合流。本日の宿泊場所へと移動。



倶知安に来た時にはこの温泉に良く日帰り入浴で来るのだが、今回はここが宿泊の場所でもある。荷物を部屋に入れてから、早速温泉へ。しばらく湯につかってから、休憩所でビールを買い、部屋に戻って飲む。

いつもはさらに移動が入るので、運転をする方に気兼ねをして酒を飲まないのだが、今日は何の制約も無しだ。良かった。



ぷしゅーぅ(←いいオッサンが何事か!)。

初冬の後志(2)小川原脩

2016年11月26日 15時00分30秒 | ART
倶知安に来たら、小川原脩記念美術館に行かなくてはなるまい。時間があるので歩いて美術館に向かう。雪は多いが、まあ歩きづらくはない。



美術館に到着すると、やけに人が多い。館内に入ると、イベントの準備がされているようだ(眼鏡が曇って良く見えない…)。



後で落ち着いてもらったチラシを見ると「「ファゴットだらけ」演奏会」ということで、ファゴットを用いてクラシックやポピュラーミュージックの演奏会をやっていた。後で演奏が始まった際、私は席についてかしこまって聴くのは御免だが、芸術新潮を読みながら聞くともなく聴いてしまった。そうそう、その際、コーヒーと小豆飴もごちそうになった。

さて、小展示室の「小川原脩展 ある画家の軌跡」はおおむね見たことのある作品だったが、今回の目玉は「杉山留美子展-光満ちるとき」だろう。演奏会待ちの人はやたらにいるが、展示室には私以外に1人しかいないので、のんびりとみて行こう。

「REPEAT」:9×9マスに青系と一部赤の筆跡を残した作品。遠くから見ると均質なパターンを繰り返すだけの表現にも見えるが、近くで見ると作家の手の動きが見えてくるような生々しい作品だ。
「WORK 9704‐9705」:全体に赤だけの作品だが、赤の中に赤の揺らぎが見えるように思う。
「From All Thoughat Everywhere -A-」「同-B-」:赤の色彩を見た後に、青がより深みをもって見えるという作品。
「HERE-NOW あるいは無碍光 -B-」「同-C-」:光と色の取りうる可能性の多さを楽しむ作品。

もう少し作品数が多いと嬉しかったのだが、初めて見る1970年代の作品を含め、なかなか興味深い展覧会だった。



よし、時間だ行こうと思って展示室を出ようとすると、ちょうど後志巡り中のYさんに会うが、時間がなく、すれ違いざまの挨拶だけで会場を後にした。

初冬の後志(1)焼肉

2016年11月26日 12時38分08秒 | 食べ歩き
いつもこの季節には恒例行事があるため、後志地方(主に倶知安)に行くことが多い。今日も朝、琴似駅からスタート。途中にあった温度計の表示は2度だった。琴似から小樽までのエアポートも結構混雑しており、私はたまたま空いた席に座ることができた。



小樽で倶知安行きの2両編成の列車に乗り換える。そこそこ乗り換え時間はあるのだが、危険を察知して、のろのろ歩く人たちをぶち抜いて急ぐ。予想通り、私が乗り込んだ時は2割程度の乗車率だったが、最終的には座席は満席。かなりの立ち客がでるという混雑ぶりになった。

そしてしばらく時間が過ぎ、余市に到着すると大勢の客が降車。残された人間は全員座ることができ、かなり余裕の状況となった(しかし、デカいスーツケースを持ったアジア系観光客がうるさい…耳栓していたけど)。JR北海道も景気の悪い話ばかりしないで、札幌~余市間にちょっと上級の特別列車を走らせて、ウイスキー(または北海道の飲み物)をサービスするくらいやってみてはどうか。

と、妄想している間に倶知安に到着。



途中の車窓から分かっていたことではあるが、雪が多い。積雪は40センチを超えたらしい。

 

粉雪がちらつく中、昼食場所を探す。いくつか店はあるものの、どうも決定打がでずにふらふらさまよい、最終的には中が全く見えない焼肉店「K」に入ってみることにした。ドアを開けると店の人が見当たらなかったので逃げようかと思ったが、気を取り直して待っていると、おばちゃんたちが登場した。

カウンターに座りメニューを眺めるが、ランチなどというものはなさそうなので、潔く「ジンギスカンとホルモン、生ビール」と注文する。他に客がいなかったので、割とすぐに注文の品がやってきた。

ほう、ジンギスカンとホルモンはタレが違うのか。少し値段設定が高めかとも思ったが、ボリュームがなかなかある。

 

おっとっと、忘れずにビールをグイッと飲んで、早速焼いていくか。

 

うむ、普通に美味い焼肉だ。大体、たいそうな肉に高いお金を払うような人間じゃないから、これでいいんだよな。最初は主にホルモン中心に、ビールと合わせる。ジンギスカンは少し食べつつ後半戦にとっておき、やはりここはご飯投入だろう。



やった、少量だけどカクテキもついてきた。ジンギスカンと共にご飯を食べると、さすがのビールもこれには勝てないかもしれない。

ところで店の方が途中で「倶知安、雪が少ないでしょ」と話しかけてきた。いやいや、何を言っているのかと聞いてみると、倶知安は除雪の体制がとてもしっかりしているので、あっという間に車道を除雪してしまい、車の通行に関してはほぼ確保されるとのこと。後で合流した倶知安在住の人にも聞いたが、倶知安町民は町の除雪自慢らしいので、そこはもっと乗ってあげないとということであった。

また、「お仕事ですか?」とも聞かれたのだが、ニセコの開発が進んでいるため、観光客だけではなく仕事で来る人もかなり多いとのこと。あまり倶知安の駅前付近は栄えているようでもなかったが、それなりにお金は落ちているのだろう。そういえば、途中でアジア系の2人組がやって来て、「上カルビ、上タン」などと、私とは違う贅沢な注文をしているのであった。店の人も、大した複雑なことを言う訳ではないが、実に落ち着いた感じで、英語で対応しているのが印象的であった。