散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20200710最近読んだ本

2020年07月10日 23時47分38秒 | 読書
■「都市と星」アーサー・C・クラーク
10億年を超える壮大なストーリー(再読)。

■「闇中の星 グインサーガ147」五代ゆう

■「忘却のサチコ14」阿部潤

■「深淵の独居者 ペリーローダン620」エルマー、グリーゼ

■「メイズ・ランナー」ジェイムズ・ダシュナー
記憶を失い異世界に現れた主人公。そこには少年たちが暮らす村と目の前に広がる巨大な迷路があった。巨大迷路を徘徊する怪物を倒し、迷路の外の世界に脱出できるのか? そして脱出後の世界は? ちょっとありきたりの所もあるが、なかなかスリリングな面白い作品。

■「太陽からの風」アーサー・C・クラーク
再読。

■「京都深掘り散歩」グレゴリ青山
久しぶりに京都に行きたい。会社のリフレッシュ休暇で行くつもりもあったのだが、この事態で延期中である。

■「いまこそ「小松左京」を読み直す」宮崎哲也
確かに、今一度読みたくなる作家である。

20200703最近読んだ本

2020年07月03日 23時31分46秒 | 読書
■「酒の細道47」ラズウェル細木
気になったのは「マグロ山かけ」。昔はあんな口触りの違うもの、一緒に食べられるかと思っていたが、最近はそうでもない。

■「大気工場の反乱 ペリーローダン619」エーヴェルス、エルマー

■「ホワイトラビット」伊坂幸太郎
時間軸、または空間軸をずらしてきた。

■「構造素子」樋口恭介
数学の写像やコンピュータソフトウェアのレイヤーの概念を持ち込んだ小説。ところで、「ジェイムソン教授シリーズ」を読んだことが無い人は、どうにも理解に苦しむのではなかろうか。

■「天才感染症 上下」デイヴィッド・ウォルトン
南米で発見された菌に感染すると、人間の知能が著しく上昇するだけでなく、菌の繁殖を助ける方向に行動してしまうことが判明。このまま人間は菌の奴隷となってしまうのか? なかなかスリリングで一気読み。

■「日本マンガ全史」澤村修治
マンガの歴史を一望できる。

■「めしばな刑事タチバナ38」坂戸佐兵衛、旅井とり
今回のメインはチョコレート特集。私はそこそこの年齢なので、高級チョコというよりは、昔ながらの日本のチョコが印象に強いのである。名を上げるとすれば、マーブルチョコレート、ベビーチョコレート、チョコフレークとか。最近では柿の種チョコが美味しい。

20200627最近読んだ本

2020年06月27日 23時39分11秒 | 読書
■「竜の耳を君に」丸山正樹
聾者をテーマに描いたミステリ。伝わってくるものは多い。

■「太陽と乙女」森見登美彦

以下、図書館の5冊。
■「幻想探偵社」堀川アサコ
幽霊からの依頼を専門に受ける探偵社の物語。果たして、幽霊の悩みを解決して成仏させることができるか? 同時に良き青春モノでもある。

■「英会話不要論」行方昭夫
不要かどうかはさておいて、30~40年前に受けた教育体験で論じること自体が難しそうだ。

■「日本の政治報道はなぜ「嘘八百」なのか」潮匡人

■「坂東三津五郎 粋な城めぐり」坂東三津五郎

20200623最近読んだ本

2020年06月23日 23時27分58秒 | 読書
■「幽霊を創出したのは誰か?」森博嗣

■「ケーキの切れない非行少年たち」宮口幸治

■「コルヌトピア」津久井五月
植物を計算資源とすることで、自然と両立できるようになった東京の物語。

以下、図書館の5冊。久々に図書館で本を借りてきた。

■「ちょっと今から仕事やめてくる」北川恵海

■「コハルノートへおかえり」石井颯良
再読。

■「笑う書店員の多忙な日々」石黒敦久

■「東京バンドワゴン」小路幸也

■「作家の収支」森博嗣
抽象的な話ではなく、本当に収支を公開してしまうというのもこの人らしい。

20200620最近読んだ本

2020年06月20日 23時36分30秒 | 読書
■「さよならが君を二度殺す」黒井卓司

■「名探偵は嘘をつかない」阿津川辰海
ものすごくもって回った謎。奇想とトリックに満ち溢れた、意欲的な作品。

■「掟上今日子の退職願」西尾維新

■「少女は夜を綴らない」逸木裕

■「その孤島の名は、虚」古野まほろ
10年に一度、神隠しが発生するという学園で、女子高生24人が異世界へ放り込まれる事態へ。いきなり襲われ、さらに敵とも味方ともつかない人々が登場。元の世界に戻る法則は発見できるのか?

■「ふるさと創生」黒井克行

■「第五の季節」N・K・ジェミシン
数百年に一度、地震や火山噴火などの天災が起こり、気象が激変し「第五の季節」が到来する世界の物語。世界を作り上げた力量を買うか、何とも言えない粘っこい話の運びをどう見るか。

■「地球防衛戦線2」ダニエル・アレンソン
映画化を想定し、SFホラーの香りをつけたような、やりすぎ感がある。

20200611最近読んだ本

2020年06月11日 23時04分04秒 | 読書
■「惑わない星5」石川雅之
ブラックホールが登場。いったいどこへ向かうのか、この話は。

■「100文字SF」北野勇作
黙読していると短歌のように思えるところがある。

■「かめ探偵K」北野勇作
現代文明が滅んだ次の世界における探偵もの。

■「筒井康隆、自作を語る」筒井康隆、日下三蔵編

■「再雇用警察官 いぶし銀」綾小路祐
警察官ものにしては謎テンコ盛りの作品。表紙イラストが「めしばな刑事タチバナ」の旅井とり作だという事に気が付いた。

■「銀座アルプス」寺田寅彦
クラシックなものを一つ読んでみようかと思って購入。「災害に乗じて東京の井戸に毒を入れるなどと言うが、東京にどれだけの井戸があり、害をなすにはどれだけの毒を用意し、災害に乗じて一斉に動ける人々を準備するなどできる訳がない。そういうことに思い至るのが科学的思考である」という寺田のいう事が、どれだけの人に分かるだろうか。

■「ネガ・プシの虹 ペリーローダン618」ダールトン、エーヴェルス

■「2001年宇宙の旅」アーサー・C・クラーク
再読。

20200604最近読んだ本

2020年06月04日 23時13分58秒 | 読書
■「福家警部補の追求」大倉崇裕
オールラウンドの天才、福家警部補。まさかアレが苦手だとは。

■「鬼門の将軍 平将門」高田崇史

■「星系出雲の兵站ー遠征ー4」林譲治
ラストでエライことになっちまった。現実的な対惑星最強兵器って、こういうことになるのかね。

■「呪殺島の殺人」萩原麻里

■「マイナス宇宙へ ペリーローダン617」マール、ヴルチェク
エレメントの十戒は全滅かい?

■「ミステリなふたり あなたにお茶と音楽を」太田忠司
かなりひどい事件が描かれるが、全体的な話のセンスは良い。

■「現代アートを楽しむ」原田マハ、高橋瑞木
知らない現代アーティストがかなり紹介されている。やっぱり東京じゃないと見られない展覧会って多いよね。取り上げられた現代美術館については、私は割と見ている方だ。

■「トクサツガガガ19」丹羽庭
えっ? 次が最終巻? まあ母親との折り合いも付けつつあるし、いつまでも続けばよいというものではないよなあ。

20200527最近読んだ本

2020年05月27日 23時08分59秒 | 読書
■「合理的にあり得ない」柚月裕子
タイトルから期待するほどあり得ない話ではなく。

■「英国一家、日本を食べる 上下」マイケル・ブース
相当な日本通だ。

■「東京タワー・レストラン」神西亜樹

■「パンダ探偵」鳥飼否宇
人類絶滅後に知能を発展させた動物たちの事件と推理の物語。それぞれの種別の特性を生かしている。

■「メゾン・ド・ポリス5」加藤実秋

■「人間に向いてない」黒澤いづみ

■「ダマシ×ダマシ」森博嗣
不思議な味わいのシリーズ。通して読むと再発見がありそう。

■「甘党ぶらぶら地図」酒井順子
甘いものにはあこがれと文化があるね。

20200523最近読んだ本

2020年05月23日 23時01分36秒 | 読書
■「他に好きな人がいるから」白河三兎
いわゆるミステリ設定は薄く、高校生の学校生活の話が9割を占める。しかしながら、このインパクトは!(ちょっと作り話感が強いが)

■「アンドロイド」エドマンド・クーパー
冷凍倉庫の事故で冷凍された主人公は約50年後の世界で目覚める。そこでは戦争の結果、人類が激減し、アンドロイドが発達した社会となっていた。今となっては新鮮味に欠けるが、書かれた当時はなかなか興味深い作品だっただろう(再読)。

■「アンドロメダ病原体」マイクル・クライトン
時宜を得た話ではあるが、ここに出てくる感染症は感染して数秒で死に至るので、かなり趣が違う(再読)。

■「惑星チョルト奪還作戦 ペリーローダン616」ツィーグラー、マール
冷気生物とコミュニケーションが取れるようになってきたが…。そろそろ意外とトンチンカンなエレメントの十戒も最後か?

■「暗黒の羊」美輪和音
ミステリ要素はあるが、ホラーと言うのが正しかろう。

■「海底牧場」アーサー・C・クラーク
再読。

■「美術展の不都合な真実」古賀太
美術館はもっと常設展を魅力あるものにして、見る側も特別展に飛びつくだけではなくて、常設展を見ようという主張は納得である。とにかく行ったことが無い人は、東京国立博物館の本館・東洋館・法隆寺宝物館を黙って見て欲しい。その他、東京国立西洋美術館、東京国立近代美術館や、根津美術館、松岡美術館なども見る価値はある。札幌だって、北海道立近代美術館の常設展は見ごたえあると思うけどなあ。

■「渇きの海」アーサー・C・クラーク
月にある塵の海の上を通る観光船が沈んでしまった。酸素が切れる前に船の場所を特定し、引き上げることはできるのか? オーソドックスな月をテーマにしたSF作品(再読)。

20200516最近読んだ本

2020年05月16日 23時03分42秒 | 読書
■「サターンデッドヒート2 上下」グラント・キャリン
1作目の冒険SFの調子から、2作目は異星探索プロジェクトものへ。そして出会った異星人とは?(再読)。

■「銀河の間隙より」ランドル・ギャレット
コンパクトですな(再読)。

■「月は地獄だ!」ジョン・W・キャンベル・Jr.
「火星の人」の原型はこれだろう。但し、月に取り残されるのは一人ではなくチームである(再読)。

■「O.tone Vol.139」
焼肉特集。

■「すき焼きを浅草で」平松洋子

■「ごはん通」嵐山光三郎

■「歴史はバーで作られる」鯨統一郎
歴史上の新説部分はまあ面白いとして、それ以外の所が小説としてグダグダ。原作家として他の人に小説を書かせるのは任せてはどうか?

■「難事件カフェ2」似鳥鶏
ミステリーの本筋の面白さもあるが、それ以外の所が安心して読める。筆達者の作者である。

20200510最近読んだ本

2020年05月10日 21時38分03秒 | 読書
■「犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー」早坂吝

■「居酒屋道楽」太田和彦
再刊らしいが、あまり記憶が無く楽しく読めた。

■「インデペンデンス・デイ リサージェンス」アレックス・アーヴィン
前回の侵略は前兆に過ぎず、ついに本格的な大侵攻が始まった。しかし、なぜ敵の宇宙生命体は蜂型が多く、女王をやられると全滅するのかね(ヒント:そうしないと人類が勝てないから)。

■「五条路地裏ジャスミン荘の伝言板」柏井壽

■「最高の盗難」深水黎一郎
音楽ミステリー集。ストラディヴァリウスが盗難にあい、どこかに隠されるトリックは、島田荘司の「アレ」ではあるまいか。

■「その白さえ嘘だとしても」河野裕

■「サターン・デッドヒート」グラント・キャリン
異星人が残した遺物をめぐりスペースコロニーと地球の争奪戦が始まった。冒険SFと言う感じで、記憶にあるよりも楽しい快作(再読)。

20200507最近読んだ本

2020年05月07日 23時55分50秒 | 読書
■「伊藤若冲」辻惟雄
なかなか読みやすく、最近の事情まで書いてある本。

■「ファイナルジェンダー 上下」ジェイムズ・アラン・ガードナー
ジェンダー系の異星人類学ものはちょっと辛いかも(再読)。

■「キャプテン・ジャック・ゾディアック」マイクル・カンデル
突然変異による人食い芝生や、力の抑制が効かないスーパーヒーロー(悪人を虐殺してしまう)などが登場する、スラップスティックSF(再読)。

■「あなたのいない記憶」辻堂ゆめ

■「ダンデライオン」河合莞爾

■「雪冤」大門剛明

■「最後の秘境 東京藝大」二宮敦人
私の出た「数学科」というのもかなりのインパクトの人材がそろっているのだが、やっぱり東京藝大には負けるよな。

■「ユマニチュード」NHK取材班、望月健

■「猫又お双と消えた令嬢」周木律

20200503最近読んだ本

2020年05月03日 23時32分02秒 | 読書
■「キャプテン・フューチャー最初の事件」アレン・スティール
キャプテン・フューチャーの誕生から、ウル・クオルンとの絡みの辺りを現代的にリブート。キャプテンはちょっと安っぽい感じもするが、年が若いし、世間知らず(人間に育てられていない)なので、妥当なところか。ジョオンのお姉さんっぷりがたまらない。

■「文豪ナビ 池波正太郎」新潮文庫編。

■「病弱探偵」岡崎琢磨

■「女副署長」松嶋智左
台風せまる中、警察署で警官殺しが発生。なかなかの複雑な話を楽しめる。

■「村上さんのところ」村上春樹

■「ビッグデータ・コネクト」藤井太洋
久々にこの手のアイディアでハッと驚いた。「すべてがFになる」以来のIT的技巧か。

■「消人屋敷の殺人」深木章子
「嵐の山荘もの」で途中の描写で「ん?」とさせられる。この違和感をもう少し密やかにしておいてくれると、よりよかったなと言う感じ。

■「夕雷」遠田潤子
話としては面白いのだが、どうも田舎の因習にとらわれる辺りが良く分からない。北海道育ちだからしょうがないのか。

20200430最近読んだ本

2020年04月30日 23時25分38秒 | 読書
■「ほのぼの路線バスの旅」田中小実昌
東京から最終的には鹿児島までバスで移動(何年もかけての話だが)。途中で出会った見知らぬ女性と旅を共にするあたりは、さすがと言うか。全く店の名前や場所を覚えない筆者が、鹿児島で何となく入った店で昔来た店の思い出を話すと、「それ私の両親がやっていたこの店ですよ」と驚きの出会いが。

■「プシオン・ルーレット ペリーローダン615」ヴルチェク、ツィーグラー
高度な生命体が次々登場するが、ことごとく分らず屋だったりして、ダメなのが多い。ローダンは冷気生物に出会って、大ピンチに。

■「鉄の竜騎兵」リチャード・フォックス

■「ホープは突然現れる」クレア・ノース
人に記憶されない特異体質の主人公。家族からも忘れられて、やむなく泥棒稼業で生き延びるが、やがて大きな陰謀に巻き込まれる。科学的な裏付けはないが、実に面白い話だ。

■「サーチライトと誘蛾灯」櫻田智也
昆虫探偵のほのぼのとした語り口のミステリ。

■「バーナード嬢曰く。5」施川ユウキ
もし、私の若い頃にこのマンガに出てくるような読書仲間がいたらどうだっただろうかと、ふと頭をよぎったりして。実際には性格的に無理だったと思われるが…。

この他に、処分するマンガを10冊ほど。

20200426最近読んだ本

2020年04月26日 21時58分07秒 | 読書
■「素敵な日本人」東野圭吾
さすがに上手い。

■「大癋見警部の事件簿リターンズ」深水黎一郎

■「東京甘味食堂」若葉晃子
甘味が中心なのだろうが、食事も出る店が結構ある模様。両方食べるとなると、なかなか苦しそうだが。札幌にはこの手の店はほとんど無いように思える。

■「ダスト 上下」ヒュー・ハウイー
やや予定調和気味の3作目。

■「いやよいやよも旅のうち」北大路公子
なかなかの旅に対する「イヤ感」がにじみ出てくる旅行記。食べることだけはさすがに好きなようだが、その描写がほとんど無いという恐るべき作品。

■「町を歩いて、縄のれん」太田和彦
居酒屋に特化せず、色々な街歩きを書いた本。アベ首相、ギャンブル、ゴルフ、車嫌いの作者とは話が合うかも。

■「シフト 上下」ヒュー・ハウイー
何とシリーズ2作目を3作目の後に読んでしまうという失態。大体2作目は中だるみするのがパターンだが、意外と面白かった。1作目にいたる前史と、1作目の背景の物語が一望できる。