散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2017年9月のカクテル

2017年09月30日 23時54分28秒 | 飲み歩き
大阪でも頑張ってきたが、それほど多くない36杯。アクアビットモスコミュールが定番化してきたか。カンカンでも良いのだけど、アルコールの量がかなり多いからね。

オリジナル 7
ウイスキー 7
ウイスキーソーダ 6
アクアビットモスコミュール 3
モスコミュール 2
カンカン 2
ジントニック 1
サウダージ 1
ラム 1
ジンソニック 1
テキーラ 1
アクアビットスモーキーマティーニ 1
ブランデー 1
オーガスタ7 1
ロブロイ 1
合計 36

今日もやり過ぎた

2017年09月30日 21時18分35秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日のイベント後の懇親会はこちらで。



料理はなかなか工夫がされていたと思う。飲み物はビール、ハイボール、酒を一杯だけ。昨日も飲んでいるので、疲れてしまい離脱。

すすきののバー「N」へ。カウンターの左半分が空いていたので良かった。1杯目はジントニックから。



2杯目はクエルボ1800+コアントロー+GET31+ビターズ。なぜかテキーラ特有の香りが消えてしまう不思議な仕上がり。それでも、何か良いカクテルだった。



これを飲んだところで、急激に疲労感が増してきて早めの帰宅となった。

20170930ギャラリー巡り

2017年09月30日 12時41分51秒 | ART
今日は午後に予定があり、あまり見て回る余裕がない。富士フイルム→三越→NHKの3か所。さいとうギャラリー、道新ギャラリーも間近まで行ったのだが、今一つそそられない。

最後にイベントが行われる自治労会館に行き、会議室前の廊下で撮影。

藤井高志「時間よ止まれ」。確かに時間の止まったようなビルである。



作家名、作品名の表示なし。心象風景的な北の海を描いた作品。



照明が目隠しのように写り込んでしまった作品。



以上。

2017年9月の一言

2017年09月30日 08時47分19秒 | Weblog
9月30日
・昨日は相当やり過ぎたが、ストレスのない飲み会だったためか、6時にすっきりと目覚めた。
・やはり、酒を飲むときはこうあってほしいよね。

9月27日
・今週はまた低糖質食に取り組んでみているのだが、昼間に買ってしまった弁当は強烈だった。
・ご飯はさておき、おかずの下に焼きそば、サラダとしてスパゲッティサラダが入っている。
・さすがに少しご飯を残すが、かなりもたれる。

9月25日
・18時半でこんなに暗いのかと、驚いた今日。
・昨日何とかプレゼン資料の骨格を作ったのだが、今日になってプレゼン自体が随分先に延期されてしまった…。
・頑張る必要はなかった…。
・ちなみに、あまり仕事上のものではないので、自宅に仕事を持ち帰らされ、無給で働かされている訳ではない。

9月23日
・結局、今週は飲みすぎた。
・何とか6時に起床。
・今日は出かけなくてはならないが、祝日だから意外なところで休みに出くわしそうだなあ。

9月18日
・今日も調子よく5時に目覚めるが、外はあいにくの雨。
・あまり外出する気にはなれないくらいの雨が降っている。

9月17日
・前日大人しくしていたため、調子のよい朝。
・辣椒スパイス仕上げ辛味噌ラーメンというのを食べる。

 

9月16日
・2日連続の懇親会で疲労困憊。
・何とか6時半に起き、かんぴょう巻、蜆の味噌汁などの朝食。少し落ち着いた。

9月10日
・「なぜか大阪」メイン旅行記は完成。
・正直なところ、記事を分割しすぎて内容が薄くなったかもしれない。
・最初に頭で考えて分割を決めてしまったのが良くなかったかも。
・朝食に以前購入しておいた徳島ラーメンを食べる。

 

・そろそろ脱・糖質制限食。仕事に戻ると、余りそういう事をしている余裕がない。

9月9日
・「なぜか大阪」も27記事まで進んだが、今日は外出するためにここで中断。
・明日メインの旅行記は完成すると思うが、それ以外に彫刻や街の写真がかなりある。

9月8日
・朝から記事を書き続け、gooブログの写真アップロード制限(1日100枚)に達した。
・今日の更新はこれで終了。仕事なみに疲れた。

9月3日
・さて、今日からしばらく遠出することになる。
・ということで、5時前に起きて、大阪に向けて出発。
・幸い、大阪の気温はある程度下がっており、死ぬほど暑いということはなかった。
・東洋陶磁美術館にて。え、お笑いタレントをされる一方で、こんなお仕事もなさっているのですね。



・もちろん冗談ですが。

9月2日
・夏はもう過ぎ去ったかのようだが、私の夏休みが始まった。
・とあるビルの自動販売機でメッツ強炭酸ライチを発見。最近の私は時々ソルティライチを飲んでいるので、ちょっと気になった。



9月1日
・早く帰ろうとして、なかなか帰れず。

やりすぎた

2017年09月30日 00時15分35秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は東京からの知り合いをお迎えしての飲み会。直前に急遽打ち合わせが入り焦ったが、幹事として一番最初に到着した。食べたものは豚しゃぶ、串かつ、刺身、メンタイポテトチーズ、米粉ザンギ、ラム焼きなど。飲んだものはビール、ハイボール、芋焼酎。

オーダーバイキングのシステムを採用したため、ちょっと食べすぎた。途中、音楽の話題で盛り上がったためか、2軒目はカラオケ。英語曲やアニメ主題歌など、思う存分に珍しい曲を歌わせてもらったが、微妙に私だけ一世代上だということが分かる。

3軒目はいつものバー「N」へ。こんな時間に来るのも珍しいことだ。少し落ち着こうと、1杯目はアクアビットモスコミュール。すんなり美味い。



2杯目はグレイグース+ブラックサンブーカ+GET31のカクテル。黒く染まったが、グレイグースの底力のせいかバランス良好な味わいだ。



多分、酔っているので、この辺で帰ることにする。24時をまたいで帰るのは、ずいぶん久しぶりだ。

20170927最近読んだ本

2017年09月27日 23時48分52秒 | 読書
■「HOポケット」
出張の友特集。小樽、苫小牧、帯広あたりを参考にしたくて購入。最初の方は美人ママ特集の感あり。

■「辺境酒場ぶらり飲み」藤木TDC、和泉晴紀
これは楽しい本だ。しかし、駅から離れた場所や住宅街でこういう飲み屋があるのは札幌ではそうはないだろうと思う。

■「誰が「働き方改革」を邪魔するのか」中村東吾
休みが増えるとか、テレワークを推進するとかだけではなくて、多様な価値観を認めることと、仕事の効率化(誰のためでもなく、自分のために)をしていくことができるかというのがポイントになる。

■「奇妙な遺産」大村友貴美

■「きのう何食べた? 13」よしながふみ
今どきの食べ物マンガで一番深みがあるかもな。シンガポールチキンライスは自分でも作ってみたいかも。

■「ローダンNEO3 テレポーター」レオ・ルーカス
なかなか太陽系帝国の端緒にたどり着かない。

■「肉小説集」坂木司

中華料理で締める

2017年09月27日 20時45分18秒 | 食べ歩き
今日の昼は少々食べすぎてしまったが、会議が長引き、バーで一杯やっているうちに腹が減ってきた。雨も降っているので、近場ということで、すすきのの「OS」へ。ちょい飲みセットのようなものもあったが、飲み物を紹興酒にしたいので、単品注文でまずは餃子(JS)、回鍋肉(JS)を注文。



(JS)はこの店の「小盛り」を意味する、ジャストサイズの略である。餃子は微妙に熱くなかったが、回鍋肉は脂も回っているため、熱々だ。少しくどい味がこの際、よろしい。



さらにキムチとホルモン炒め(JS)を注文。ホルモン炒めはもしかすると初めて注文するかもしれない。これも味が濃厚だが、ホルモンは柔らかいし、癖もなく食べやすい。





酒も進むが、2軒目なので、これ以上の追加発注は危険だ。腹が満ちてきたところで、帰ることにしよう。

おお、このお土産は

2017年09月27日 20時13分01秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は打ち合わせが延々と続き、ぐったりした私はすすきののバー「N」へと向かった。そうね、一杯目はアクアビットモスコミュールにするか。アクアビットの香りと、ライムの酸味、ジンジャーエールでスッキリである。



ここで、Nさんの名古屋土産話と、お土産が出てきた。何と名古屋の駄菓子屋で売っていたという、オオニシの若鶏の手羽! これテレビで見て、一回食べてみたいと思っていたのである(この場では食べずに、持ち帰り)。しかし、製造地が広島県尾道市とは知らなかった。



すっかりうれしいお土産に喜んで、次の2杯目はKBPというウイスキー。これは熊本の震災復興のために、熊本バーテンダーズプロジェクトとして、熊本のバーテンダーとウイスキー文化研究所が協力してボトリングしたもの(中身はマルスウイスキー)なのである。



味はそれなりにモルトの味もしっかりしているし、手の出やすい値段にした割には良いのではなかろうか。

3杯目はシャトードブルイユ+GET31+シャルトリューズジョーヌ+ビターズという、華やかにして美味いカクテルだ。



これは香りがまず素晴らしいし、ミントを生かしつつそれでいて後味に際立つ甘味がすごいのだ。カルヴァドスが美味しいから、という話もあったが、カクテルとしてもかなりの味わいに間違いない。

という所で、腹も減って来たし、移動しますか。

マイベスト肝煮

2017年09月26日 20時00分16秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は早く仕事を切り上げて、朝から行こうと思っていた琴似の居酒屋「D」へ。しかし18時にしてこの夜空、日が沈むのが早くなってきた。



店に入ると先客2名で、席には余裕がある。

今日は1杯目をビールではなく、いきなり冷酒の一白水成でスタート。通しはじゃが芋、さつま揚げ、大根などを煮てそぼろあえにしたもの。腹が減っているせいもあるが、無性に美味い。



そう言っている間に、今日の刺身が到着。今日はタコ(生を店でゆでたとのこと)、ニシン、青ソイ、鯨(9トンクラスだとか)、イシガレイ、しめ鯖の6種類。イシガレイは大きくなると取り扱いが難しいらしく、北海道ではあまり出回らないらしいが、脂のある良い白身である。青ソイもまた違う味わいの白身で、これまた旨い。



ここでマスターから「SHさん、肝好きでしたよね」と青ソイの肝(+あら煮)が出てきた。どれどれと早速食べてみると、これが困った。かつて私の食べた美味い肝煮では、平目、カジカなどが上位に来るのだが、これはそれと優劣がつけられない。あまりの美味さに、次の酒AKABUを注文する。





うーん、肝を食べてしばし、陶然としてしまい次をどうしていいか分からない。リセットの味ということで、食べるラー油かけ冷奴、酒はニッカの麦焼酎を注文する。麦焼酎はウイスキー樽貯蔵とあって、ウイスキーほどではないが、樽の香りがしっかりしており、食べるラー油に負けない旨みだ。





他に気になるつまみとしてサンマフライなどもあったが、かなり飽和してきて、フィニッシュにウイスキーとスモークチキンを注文。ウイスキーはオールドパーのオールドボトル、なおかつ熟成18年物が登場。飲んでみると、「オールドパーがこんな味するわけない」というくらいの、上質にして濃厚な味。スモークチキンはあっさり味だが、香りがあり、また付け合わせの24か月熟成パルミジャーノがたまらないコクを出してくる。





今日もまた、言うことがない。あれやこれやと十二分に堪能した。1軒でもう次に行けないくらい満足できるという店も、なかなかないのでは。

20170924ギャラリー巡り

2017年09月24日 13時37分05秒 | ART
今日はギャラリー巡りといっても、MOAアートホール北海道の1か所。

■MOAアートホール北海道「阿部貞夫の世界」。
「樹と人」:樹と人はほぼ同じような色調で描かれ、自然の中で対等ではあるもの、人は斧を持ち木を切り倒すのだ。
「幌都の秋色」:1967年に北1条西1丁目から西に向かって大通公園を描いた作品。今もある彫刻「希望」が画面に登場しており、当時の札幌の街の様子が分かる作品。

1960年代の作品を中心に、30点ほど展示されていただろうか。なかなか落ち着いた作品が多い、良い展覧会だった。最も、この建物には初めて入ったのだが、展示場所はギャラリーというほどの感じではなく、広めの喫茶スペースに作品が展示されているものだった。MOAは例の熱海にある美術館と関連するのかなあ、とも思っていたが、まさにそのようだ(パンフレットが置いてあった)。建物は結構立派なので、展示室の整備に、もうひと頑張りしてほしい気がした。

 

上品な焼肉

2017年09月24日 12時57分51秒 | 食べ歩き
本日はちょっとだけ外出。以前より気になっていた、琴似の焼肉店「HU」にランチで立ち寄ってみる。確か1年くらい前にできた店じゃなかったかな。先客無しだったが、後からすぐ1名来たのでほっとする。

ランチメニューを眺め、まずはオーソドックスに店名のついたランチ(メニュートップ)を頼むことにした。すぐにご飯、中華スープ、キムチ、肉のセットがやってくる。ランチタイムにはご飯大盛りか飲み物が頼めるのだが、烏龍茶にしておいた。



肉はカルビと鶏のセセリともう一種類どこかな? 3種6枚とあっていかにもいい肉なのだが、少しボリューム感に欠ける感じ。野菜も玉ねぎ、2色のパプリカと控えめである。



早速焼いていきますぞ。脂があるのでかなり煙があがるが、写真でも分かるように換気の設備がかなり強力で、煙はたちまち上方に吸い込まれていく。



肉は予想通り、いわゆるいい肉。脂がかなりのっている。鶏セセリがあっさり味なので、しつこすぎるということは無い。但し、やはり思った通り、肉はあっさりと消えていき、ボリューム感としては物足りない気がした。

最後に烏龍茶を飲んでゆっくりするが、これはご飯大盛りを選択すべきだったかと振り返る私であった。


スタンプラリー完走・感想

2017年09月24日 11時43分08秒 | ART
札幌国際芸術祭のスタンプラリーを完走し、札幌駅東コンコースに賞品の引き換えに行った。引き換えるとともに、係の方との会話がそこで発生した。

係「一番良かったのはどこですか?」
私「(質問されることを予想していなかった…)そうですね、芸森です。約4時間はいたと思います」
係「札幌市立大も行きましたか?」
私「もちろんです」
係「あれは評判が良いようですね」

さらに、芸術祭の問題点を聞かれたので、一番言いたいことを言っておく。

私「とにかく場所が分かりにくいですね」
係「他の方からも多数同じような意見を伺っています」
私「私は札幌の人間ですが、それでも分かりにくいですもんね。ガイドブックに住所が乗っていないのはもう何というか」
係「案内の不手際はその通りだと思います。次回に生かすために、ご意見を参考にさせてもらいます」

まあ、この方はボランティアで本来の企画・運営者ではないと思うので、これ以上言いすぎないようにしておいたが、運営者は心してほしいと思う。そもそもガイドブックに展覧会場の住所を入れなかったのは、うっかりミスなのか? それともさまようことにより、札幌の地をもっと知ってほしいという作戦があっての話なのか? まさかデザイン的な地図に住所を入れると格好悪くなるという理由だったら、ちょっと許しがたいな。

それはさておき、スタンプラリーの賞品はクリアファイル(色がついているのでクリアじゃないが)だった。


20170923最近読んだ本

2017年09月23日 23時22分21秒 | 読書
■「怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関」法月綸太郎

■「サイタ×サイタ」森博嗣

■「一つ屋根の下の探偵たち」森川智喜
このトリックは珍しい傾向のものだね。

■「シュークリーム・パニック」倉知淳
コン・ゲーム、○○トリック、リドルストーリー、青春モノと幅広く楽しめる本格ミステリ短編集。

■「伽藍堂の殺人」周木律
このシリーズ、先はどうなるのと気になる中間地点。

■「影のクロス」姉小路祐

■「たまこ定食5」野崎ふみこ
人情話が多くなってきたので、もういいかな。

■「セーラー服とシャーロッキエンヌ」古野まほろ

20170923ギャラリー巡り

2017年09月23日 17時05分12秒 | ART
本日は円山動物園→レタラ→富士フイルム→SYMBIOSYS→ivory→アートスペース201→スカイホール→三越→大通→道新→チカホ→紀伊国屋→大丸→近美の14カ所。

■チ・カ・ホ「PARC7 とおくのことを考える」。PARCとはPublic Art Research Centerの略称で、パブリックアートとパブリックスペースを考察する団体らしい。9/24には「「わからない…!」そこからはじめるアート鑑賞」というプログラムもあるようだが、今展示されているものがかなり分からないものなあ…。

照屋勇賢「Notice-Forest」:これはまあ、分かりやすいよね。



小林耕平「P/O/S/T」:ビデオを見ていて、正直何だろうと思った。まあ、2分くらいしか耐えられなかったのが悪いのかもしれない(作品全体で17分強)。



PARC図書館。童話と画集かな。



 

■北海道立近代美術館「ゴッホ展」。最初の方の混雑っぷりは、今年私が見た展覧会最高かな(東京、大阪含めて)。何年か前に札幌ではゴッホ展が開催されているので、「またかよ」とか「ゴッホ展って、猫も杓子も来ちゃうんだよな」と思っていたが、なかなか収穫のある展覧会だった。

ゴッホ「花魁(溪斎英泉による)」:単純に「面白い」って感じる画だ。
ゴッホ「三冊の小説」:楕円の板に本が3冊描かれている。ペーパーバックのフニャっとした感じがでている。
ゴッホ「カフェ・ル・タンブランのアゴスティーナ・セガトーリ」:しっとりした雰囲気の人物画である。

ゴッホ「雪景色」:雪が白というよりはピンクに見え、春へ向かう感じがする。地平線の辺りの円形がどことなく浮世絵っぽい。
歌川広重「東海道五拾三次/蒲原」:見てるはずだが、久々に見る蒲原。やっぱりいいね。
ゴッホ「花咲くアーモンドの木」:小さな木を一本描く。いわゆるゴッホイメージとは、違う印象を受ける。

ゴッホ「水夫と恋人」:緑の水面に赤と青の服、黄色の帽子とオレンジの髪。大胆な色彩が見どころだ。
ゴッホ「寝室」:コンパクトながらに、明るい色なので「楽しい我が家」という印象。



ゴッホ「アルルの女(ジヌー夫人)」:比較的薄塗りの作品。ジヌー夫人のいい人感がでている。
ゴッホ「男の肖像」:こちらはあまり見たことのない印象の人物画。背景色の黄緑がインパクト強く、男は頑固そうだ。
ゴッホ「夾竹桃と本のある静物」:何かの生き物のようにくねる夾竹桃の葉。横に本があるが、「三冊の小説」に似た描き方だ。



ゴッホ「渓谷(レ・ペイルレ)」:執拗な印象を受ける風景画。夏目漱石が精神的に参っていたときの画を思い出した。
ゴッホ「河岸の木々」:割と軽めの印象を受け、西村計雄を思い出す。
ゴッホ「ヤママユガ」:シュール自然画の系統か。蛾の背中に人の顔があるようにも見えるが、どうだろう。

ゴッホ「ポプラ林の中の二人」:人の顔がはっきりと描かれず、林の木々の間にそっと立つ様は、ムンク的な印象だ。
里見勝三「オーヴェルの正面」:これ、ヴラマンクの画風そのもので、これはこれで怒られるのではあるまいか。
佐伯祐三「オーヴェールの教会」:ゴッホとは違うが、教会の質感には素晴らしいものがある。

最初の方は混雑していたと書いたが、もしかすると、以下のような手段を使うと少しはスムーズに見られるかもしれない。
・16時ごろ展示室に入室し、第2室以降から見る。さすがに第1室よりは空いており、一番前の列でそれなりに見ることが可能
・16時40分くらいまでに最後まで一通り見て、第1室に戻る。さっきあれだけいた人が激減しており、円滑に見ることができる
・私は浮世絵は結構見たことがあるので、ものによっては割り切って見なかった
・手紙などの資料があるが、どうせ大して分からないものだ。これを捨てる手はあると思う

これから会期末に向けて、もっと混雑してくるんだろうな。平日夕方か天気の悪い日があれば、そういう時も狙い目かも。

札幌市円山動物園「札幌国際芸術祭2017 LOST#16」

2017年09月23日 13時00分28秒 | 飲み歩き・琴似界隈
■札幌市円山動物園「札幌国際芸術祭2017 クワクボリョウタ LOST#16」。円山動物園にはどうやって行くのが一般的なのだろう。車は待ち行列になっているケースもあるし、大人一人で行くとしたらやはり、地下鉄の円山公園駅から徒歩が一番だろうか。

ということで、円山公園駅から円山公園入口に到着。ここには公園内の展示案内はあるが、動物園の方は無い。



さらに、札幌国際芸術祭の問題というよりは、円山動物園の問題のように思うが、ここから動物園までの案内がかなり貧弱である。それとも、私が道に迷うのが常識外れなのだろうか? 途中で木道を発見するが、こんなか弱い道案内があるだけなのだ。



そしてやっと動物園正門に到着。しかし、この正門には札幌国際芸術祭の案内は皆無なのである。せめて、中で展示をやっているというポスター1枚と、SIAFパスポートを持っている場合は、200円で入場可能ということを表示すべきではあるまいか。



正門から中に入ると、やっとここで展示案内がある。



中に入り、しばらく進むとサル山の近くにサルモチーフの水飲み場があった。



しかし、展示会場も分かりにくいな。正門から入って西門の近くということなので、動物園の外周に沿って行こうと思ったのだが、道が無くて無理なのである。これもせめて、入口にあった地図に動線を示しておくべきじゃあないのかな。

と、時間がかかったものの何とか会場に到着。事前情報で「完全な状態の展示ではない」とあったが、どうだろうか。入場しようとすると説明があり、小さな電車(これが光を放って影絵を作る)が本来は3台なのだが、今は2台しか動いていないとのこと。いつ直るかも分からないようなので、まずは入ってみる。

明るい外から来ると中は相当暗く、先客3人がいるのでなかなか動けない。しばらくたつとやっと落ち着いて見る態勢に入れた。方式としては、CAI02の展示と同じだが、円山動物園でやっているだけあり、動物モチーフも用いられている。



展示は100%の状態ではないのだろうが、それなりに変化のある展示が楽しめる。2台の電車の動きをすべて見届け、外に出ようとすると「現在トラブルのためご覧いただくことができません」との掲示がされていた。どうやら私が見終わるまで修理待ちになっていたようだ。まあ、「修理するので出てください」と言われなくて良かったかな。



正直なところ、芸術祭の展示を見れば目的は達成なのだが、つい動物たちを見だしてしまった。ヒグマはちょうど餌やりタイムになりいい写真が取れなかったのだが、そうでなくても動きが早くて撮影は難しい。あの体格で「ひょいひょい」歩く姿は、ちょっと気味が悪いと言ってもいいくらいだ。



気が緩んでいる人1号。



気が緩んでいる人2号。



この先動物園では、2017年内にホッキョクグマ・アザラシ館、2018年にゾウ舎ができるそうなので、年に1回は訪問しても良いのではなかろうか。

円山動物園の正門をでると、山内壮夫「よいこつよいこ」を発見した。



歩いて、ギャラリーレタラに向かう。