散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2012年11月のカクテル

2012年11月30日 23時59分59秒 | 飲み歩き
今月のカクテルは25杯。各店でも普段の杯数より1杯少なかったりして、疲労感がつのっている模様。

ウイスキー 3
オリジナル 3
ジンフィズ 2
ウイスキーソーダ 2
アクアビットベネット 1
マティーニ 1
シャーロックホームズ 1
白ワイン 1
赤ワイン 1
ロブロイ 1
アンタレス 1
アラスカ 1
ジャックローズ 1
テキーラ 1
サウダージ 1
ティぺラリー 1
アクアビットスモーキーマティーニ 1
グラッパ 1
オールドパル 1
合計 25

2012年11月の一言

2012年11月30日 19時03分33秒 | Weblog
11月30日
・500m美術館の展示が整ってきた。字ばっかりだと思っていたら、画や写真が増えるようだ。



11月25日
・ボリス・ストルガツキーがお亡くなりにあった。兄弟でSFを書いていた人だ。印象に残る作品と言えば「ストーカー」。宇宙人が地球人の女性に付きまとう話、…じゃなくて、宇宙人の残した謎の遺物の中に価値のある品を求めて潜入するという話。謎の危険なものが沢山あって、一歩間違えると簡単に死んでしまうのだ。
・秘密のケンミンSHOWを見ていたが、岩内近辺の天ぷらラーメンが取り上げられていた。実は近所の店にもあるので、メニューを見ても珍しさに気がつかないかもしれない。

11月24日
・酒も抜けて7時前に快適な目覚め。少しゆっくり寝た。
・今日は検査が終わったら、早く何か食べよう。
・Tポイントに関するニュースをやっているが、本当にこれを利用する人は、どんなことが行われているのか確認しておいた方がいい。
・小樽は何でもない食堂、中華料理店、蕎麦屋が残っていていいなあ。大体私はごく普通の店が好きなのだ。

11月23日
・祝日で助かったよ。といいつつ5時台に目が覚めた。
・明日は病院で検査を受けるため、今日は健康に過ごすのだ。
・早めにギャラリー巡りを切り上げて帰宅。今日はほとんど誰とも喋っていない。心安らぐなあ~
・読書をしながらたまったビデオを消化中。京都歩きの番組を見るが、いいなあ。それから投扇興って、面白そうだな。
・晩飯の消化が良すぎたせいか、もう腹が減ってきた。明日の検査で血液採取するまで、空腹に苦しむのか。

11月22日
・今日もヘトヘト。3連休は自分なりに過ごせるであろう。
・何とか無事帰宅。おめでたい飲み会だったから、良しとするか。

11月21日
・今日は人数が多いので、逃げ場があり、早めに帰ってきた。

11月20日
・かなりのプレッシャー飲み会でぐったり。逃げ道がなかった。

11月18日
・外に出ようと思ったら猛吹雪。
・本日の外出は取りやめ。たまったビデオを見て、本を読もう。
・昼食はカレーうどん。スープにとろみが少なかった。ならばと思ってガラムマサラを追加して食べたら、辛くなって体が温まった。
・やっぱり今月は忙しいわ。月初の頃のブログを読み返したのだが、ものすごい昔のことのようだ。
・アクセス解析の無料お試しキャンペーンが始まったのだけれども、これってアクセスはgooglebotが一番多いことが分かるだけで、あまり役に立たないんだよな。他のブログのアクセス解析って、もっと役に立つの?

11月17日
・こんなところに放射光を利用した世界最高規模の実験施設があるとは気が付かなかった。環境面で問題はないのだろうか。



11月16日
・何とか24時頃に仕事が終了し、今月はこれで一段落かな。

11月11日
・今日は午前中に仕事がある。
・結果的に問題も発生せず、調子良く終了。
・明日も一日長いからなあ、早く帰ろう。
・ということで、長時間勤務と激しい飲みの繰り返しで、疲れが抜けない。今週も忙しいがそこを乗り切ればなんとかというところだ。明日も早いし、今日は早めに寝ることにしよう。

11月10日
・久しぶりに天気良好。そこそこ歩いた。
・15時に開店するいい飲み屋を発見。これはお気に入りの予感。
・しかし、この電光掲示板は誰かの役に立つの?
 ↓


11月9日
・午前2時過ぎまで仕事をしていた。結果は良好。
・というわけで本日は休みを頂いたのだが、天気は雨。思いっきりダラダラ過ごすか。
・カラオケ店に行ったのだが、見かけた客は年輩の夫婦が多かった。そういうものなのか。

11月5日
・会社で使用しているパソコンのブラウザをバージョンアップしたところ、ブログの大きい写真が無事、自動的に調節されるようになった。
・といっても大層な写真がある訳でもなく、時々大きなサイズにしたいと思う。

11月4日
・ダイエーで日本ハム優勝セールをやるという違和感。
・ワイシャツを買いに行ったのだが、予想の半分以下の値段で購入。冬靴も予想の値段で「2足買える!」というコーナーがあったのだが、こちらは当初通りの予算で購入。何でもかんでも安かろうを求めるのはどうかと思うのだ。
・琴似のイトーヨーカドーで北海道画廊の絵画バザールをやっていた。ラルズでもやっているのに、同時開催とはすごい。
・私は栄養補助食品やビタミン剤等を全く飲まない。いつか必要になった時に飲めば、劇的に効くのではないかと思ったりして。
・さて来週は長い一週間になりそうだ。

11月2日
・かなり本格的に寒くなってきた。
・通勤路を変更したら、すれ違う人が少なくなって快適だ。

11月1日
・「孤独のグルメ」でブラジル料理。どんな感じなのか非常に気になる。
・今日は冷たい雨だった。明日の天気はどうなるものか。今週は1日も飲みに出ていないので、ちょっと飲みに行きたいところだ。

いつ終わるのか

2012年11月30日 18時51分16秒 | 食べ歩き
今週の山場は金曜日だ。果たしていつ仕事は終わるのだろう。取りあえず晩飯をと、テレビ塔の下にあるラーメン「Y」にやってきた。そういえば、さらに下のフロアの元ラーメン屋さんだった所には、新しいラーメン店が入っていた。いつか行ってみよう。

みそラーメンがメインメニューのこの店だが、今回は塩ラーメンを注文。見た感じはスープの色以外、割と同じである。



うむ、ニンニクのパンチがみそラーメンのようにないので、こっちの方が良いかも知れない。ゴマの風味が少しあるな。

ガッチリ食べて、会社に戻ろう。



結果、仕事終了は翌2時。

帰ればいいのに

2012年11月29日 18時47分56秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今週唯一早く帰れそうな今日。ついふらふらと「第3Mセンター」に立ち寄ってしまった。

燗酒と厚揚げ焼きを注文。今日はいつものおばちゃんがいない体制だ。



ハイボールとイカゲソ煮(初めて見るメニューだ)を注文。結構ボリュームたっぷりのゲソが来た。



今日はちょっと寄り道。この位で切り上げよう。

飲み会を端的に報告

2012年11月28日 22時41分12秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今週は2回深夜勤務があり、飲み会が1回ある。さすがにちょっと厳しいのである。しかし、送別会とあって参加しない訳にはいくまい。

開始まで1時間以上あったので、本屋に立ち寄ってからバー「TH」へ。久しぶりの来店である。1杯目はジンフィズ。



2杯目はクライヌリッシュ14年を飲む。


→写真がボケボケだ。

そして送別会はすすきのの「K」。刺身各種(ニシンが入っていた)、活けイカ刺しなど(時間がたってしまい、他は忘れた)宴会コースにしては充実の内容。飲み物は終始ハイボールで。

送別される本人がそんなに酒好きじゃないということで、帰ってしまったので、一人、バー「N」へ。

1杯目はアクアビットベネット。苦みで引き締めよう。



2杯目はオルトモア20年。味は忘れた。



やはり疲労感が体を覆っている。

かつ丼で行こう

2012年11月27日 18時35分07秒 | 食べ歩き
今週も少々忙しいぞと、深夜勤務に向けてテレビ塔下の「H」にやってきた。これまで定食ばかり食べてきたが、初めての注文でかつ丼を食べてみることにしよう。



おお、何ともビッグなかつ丼だ。かつが分厚いし、カットした端っこまで全てご飯の上に盛り込まれている。かつがたっぷりのかつ丼は、何とも豊かな気持ちにさせてくれる。

よし、これでもうひと頑張りだ。

20121126最近読んだ本

2012年11月26日 23時26分38秒 | 読書
■「郷土LOVE」みうらじゅん
やはり全県制覇しなくてはという気持ちになる。今年は静岡に行ったが、実は初静岡ではなかったという…(再読)。

■「ぼくらの昭和オカルト大百科」初見健一
ノストラダムス、ネッシー、ユリ・ゲラー、UFO、コックリさんなど、懐かしい話題。

■「ペンギンハイウェイ」森見登美彦
少年はある日、コーラの缶がペンギンに変わるのを見た。そして森の奥に潜んでいる不思議な「海」とは。これには知り合いの女性が関わりがあり、主人公はほのかに想いを寄せるその女性の調査を開始することにした。森見文体でありながら、これまでの作品より一段向上した感がある。

以下、図書館の4冊。
■「JR利用術」川島令三 他

■「北海道ルール」都会生活研究プロジェクト[北海道チーム]
ルールが大雑把で良いのでは。

■「生き残るためのやりかた大百科」Joseph Fred
アメリカで出版された本だろうか。そもそもアウトドアに行かないのが一番安全、という気がするが、この先食糧難時代が訪れた時に役に立つのだろう。

■「屋久島ジュウソウ」森絵都
なるほど、道のりは大変で、山小屋にいるのはマナー最低の客ばかりだと。やっぱり旅行は都会に限る。

小樽風景

2012年11月25日 15時03分30秒 | 写真館
小樽界隈の写真をアップする。以前にも同じものを掲載している可能性もあるが、気にしない気にしない。

まずはここから。看板が出ているのを初めて見た。14時~20時までが営業時間。それにしても、入りにくい。



やってないだろうなあ。いや、やっているのかな。



浮きだし文字の看板がいいね。但し「社」が傾いてしまっているが。



貴金属の店。今年の8月に閉店してしまったらしい。



小樽にはまだクラシックな中華料理店が残っている。



食堂だって残っている。札幌の普通の食堂の少なさを何とかして欲しいものだ。



本日の日替り定食=豚肉のマヨネーズ焼き、揚納豆、小鉢で550円。
今日のおすすめ=塩ラーメン450円(ああ!)、野菜炒め定食550円、ほっけ定食580円。いつか来よう。



お店は元気になれなかった模様(閉店)。



蕎麦屋なのに「おいしい鍋焼ラーメンあります」。ここも行ってみたい…



小樽の倉庫街。ありきたりだが、螺旋階段やら、シューターやらいろいろある。



小樽文学館のトカゲ。あれ、前から2匹いたっけ?



いやあ、クリスマスムードですね(どこが?)。



この店でも食事して見たいんだよな。それとも酒の締めに、甘いものでも食べてみるか。



こちらも古典的中華食堂。明るさが頼もしい。



雑誌に乗っていたので、ちょっと立ち寄って見たら満席。



こちらは客無しだった店。多分、たまたまです!(力説)



ここも満席。そして僕は途方に暮れる。



今日は寒いなあ…



キャバレー現代の跡だと思う。



ここも満席だった。特定の店に偏り過ぎやねん!



やっと安住の地を見つけた私。2軒飲み食いして、札幌へ帰ろう。


連休最終日はさりげなく

2012年11月25日 13時41分41秒 | 食べ歩き
本日は二十四軒の「PE」へ。連休最後の日は遠出しないで、休養だ。



まずは前菜から。牡蠣のブリュレ海苔のソース、秋鮭ときのこのキッシュ、豚肉のパテ、鹿肉のパテ(肝臓、心臓入り)。鹿のパテは後から内臓入りと知ったのだが、かなり濃厚な味。本当はこれに赤ワインの重いのを合わせても良いのだが…(休肝日)。



メインはブルターニュ風チキングラタン。玉ねぎとキノコをベースに、鶏を柔らかく煮込んで、つなぎに卵を入れてグラタン仕立てにしたものである。



鶏肉は柔らかく、そして入っている野菜(ゴボウ、ニンジン、さやいんげん)が効いている。ホワイトソースのグラタンというよりは、茶碗蒸しのような感じである。

デザートはプリン、フランボワーズのアイス、クッキー、マシュマロ。甘いものを食べると、心がなごむなあ。



来週も結構忙しいので、今日はのんびりと過ごそう。昨日は小樽に行ったのは良かったが、寒い上に、荷物がちょっと重かった。

20121124最近読んだ本

2012年11月24日 21時54分57秒 | 読書
■「ロング・ドッグ・バイ」霞流一
犬の探偵が犬の密室(ニオイの密室なので、人間には分からない)等の謎を解くという探偵物語。スペシャリストチーム(当然犬の)が登場したり、ハードボイルド調だったり、楽しめる本だ。

■「塔の断章」乾くるみ
再読。

■「死ねばいいのに」京極夏彦
死んだ女性の話を聞くために、どこかだらしなく口のきき方がなっていない若造が現れる。いわゆる会話のお約束が通じない若造の正論に、ことごとく相手側は怒りだしてしまうが…。まあ、面白いといえば面白い。

■「ペルセウス座流星群」ロバート・チャールズ・ウィルスン
SFというよりゴシックホラーのような感じと思っていたら、壮大なスケールのSF話へと転じ、最後にまたゴシックっぽい話で終わる。一体なんだったのやら。

■「宇宙軍士官学校2」鷹見一幸
士官候補生たちは宇宙船に乗り込んで、訓練を開始した。しかし訓練とはいっても、仕掛けられている試練が実に油断ならないものばかり。果たして無事に訓練をやりとげることはできるのか?

以下、図書館の2冊。
■「どちらとも言えません」奥田英朗
いわゆるスポーツエッセイ。最初はどうかと思ったが、スポーツを語るのは面白いね。

■「ウソが9割健康TV」三好基晴

最後はいつものバーで

2012年11月24日 21時24分15秒 | 飲み歩き・北海道内
何とか居酒屋で腹を満たした私は、いつものバー「A」へ。あれ、今日の小樽はあちこちに人が出ていたが、ここは静かだね。マスターSさんと近況報告をしながら、最初の1杯目はジンフィズから。アルコール強化バージョンである。

腹が一杯だったが、通しは何となく食べてしまった。左端の海苔入りせんべいにチーズを載せると、実に美味い。



2杯目は久々にマティーニ。ドライさを控えめにしてもらうために、ジンはゴードンの40度にしてもらった。うむ、落ち着いて飲める味だ。それから国内産のオリーブがさっぱりしていておいしい。



3杯目は前回作っていただいた、シャーロックホームズ。本で見かけた時はシェークだったのだが、絶対ステアの方がいいと思ってお願いして見た(検索して見た所、やはり原型レシピはステアとのこと。我ながらさすがだ)。



少ししつこいドランブイだが、ジンとウイスキーという強力ペアにほんの少し入るといい感じになる。

しかし、この辺で急速に酔いが回ってきたので、珍しく3杯で帰ることにする。寒い中、小樽駅まで戻り、バスで札幌へ。居酒屋探しで迷走したものの、小樽へ行くのはいつも楽しい。

小樽迷走

2012年11月24日 17時55分06秒 | 飲み歩き・北海道内
さて、すっかり暗くなってきたので、一杯やって行くことにしよう。ところが店探しで40分くらい迷走することになった。1軒目=満席、2軒目=誰もいないので退却、3軒目=満席、4軒目=満席、5軒目=開店時間と思われるのに開いてない(私の勘違いで、開店30分前だった)とぐったり気味。

やっと落ち着いた感じで良さそうな「O」という店に入って見た。外のメニューに値段が書いていないのだが、ここまで来たら自分の勘にかけてみる。戸をあけるとカウンター9席位の所に3人座っていたので、ちょうど良い感じだ。

すっかり体が冷え切ってしまったので、燗酒を注文。手がかじかんで、動きにくい。

まずは刺身の盛り合わせから。ブリ、マグロ、赤貝?、ホッキ、ホタテ、エビ、イカ、ゲソと入っている。



ブリはかなり脂ののった部分。口の中で滑らかにとける。マグロもしっとりしていて良い。それからエビの歯ごたえに驚いた。トロリと甘いというよりは、歯触りがブリっとしている。

これはブリが良かろうと、今日のお勧めメニューの中から鰤かまの煮付を注文。



これはもちろん間違いがない。鰤の味わいが濃厚ながら、魚臭くないというか、あっという間に食べてしまった。しし唐の香りや白髪ねぎなどもいいアシストっぷりである。

結構満腹感が湧いてきて、最後はうめちそ巻を注文。隣の常連ぽい人がやっていたので、巻物1本注文に便乗して見たのだ。



さっぱりとした梅の味で最後の腹の隙間を埋めて、満足だ。この店、どうやら通しが出ないようである。ちょっと常連さんが多そうだが(最終的にカウンターはほぼ満席)、店の人は真面目な感じで、かつ気さくとあってなかなかいい店だと思う。



再訪ありだな。

20121124ギャラリー巡り

2012年11月24日 16時35分36秒 | ART
本日はエッセ→大丸→紀伊国屋→大同→たぴお→時計台。ここで小樽へ移動。小樽駅→小樽市民ギャラリー→小樽美術館→小樽文学館→オーセントギャラリーの11か所。

■ギャラリーエッセ「北村哲朗彫刻展」。サブタイトルに「水脈の構図」とあって、水の流れ等を木彫で表現したもの。確かに水と樹木には共通性がある。

■大同ギャラリー「2012北海道版画協会作品展」。
岡本葉子「精霊の森」:緑色でけだるい目をした女性形の精霊。雰囲気がある。

■ギャラリーたぴお「祭りと神楽」。(多分)江差町の神楽を見せていただいたのだが、あのリズムは何となく耳に残るものがある。しかし、何百年前と同じ踊りやリズムが継承されているのだろうか?

ここで予定通りに、バスで小樽へ。優勝パレードなど見ない!



■小樽駅「ガラス・アート展示会」。
ガラスワークfu~ga「Cat Party」:猫がダイニングバーでくつろいでいる、可愛らしい作品。



前回、遠くに彫刻を見かけたのだが、行くのが面倒でパスしてしまっていた。あらためて、今回再訪である。

高橋剛の「友達」。この寒空に元気に駆け回る子どもはいるのか。



鈴木吾郎「ひびき」。ランニングに半ズボン。こっちも寒そうだね。



小樽運河に「おれの小樽」の歌詞が張ってあった(他に「小樽のひとよ」もあり)。しかし、オルゴールは故障中。こういうのを直す予算はないのかね。





■小樽市民ギャラリー「堂堂展 Vol.21」。サブタイトルが「企画展:Deep稲穂」とあって、札幌在住の私にもしみじみ来る展覧会であった。「小樽か、何もかも懐かしい…」というところかな。

■小樽市民ギャラリー「澤田千香子のI LOVE OTARUポスター展」。観光ポスター仕立ての作品だが、これも小樽を見て回りたくなること請け合いだ。つい感想ノートに「札幌の人が羨ましくなる小樽であって下さい」と勝手な希望を書き込んでおいた。住む人にとって「レトロでいて下さい」というのも、大きなお世話なのだろうが。


→どっちも、いい展覧会である。

■小樽美術館「中村善策コレクション名作展3 山のある風景」。
「小樽風景」:恐らく初見。天狗山の頂上って、くぼんでいたっけ?
「富士山」:中村善策の富士山も初めて見るのではあるまいか。遠くに巨人のように富士山が見える。
「木崎湖」:湖の向こうの少し開けたところに小さな集落がある。奥には左右中央と全て山。
「赤岩朝陽」:横長の作品で、下から岩や木々が頭を突き出している、中村には珍しい作品。

■小樽美術館「輪島進一展 疾走するストローク」。
「形而上1」:女性の視線の動きを描き、見る側の視線も誘導している作品だ。
「時の化石2」:石から掘り出されつつある女性像。
「ノイズビートで行こう」:1980年代後半の作品は、音と光、メカニズムを描いている。バブル時代の表現ということらしいのだが、そんなに恩恵を受けていない私は、そんなものなのかなと思う。

「ノイズメーカー2」:音を色や動きで表現している、共感覚的作品。
「飽食」:こちらは味覚を色彩や動きで表現している。面白い。
「扁桃体の反乱」:1990年代に入って、メカが異常に上手い。コラージュかと疑ってしまう程だ。

「フーガ」:休憩中のバレリーナたち。誰かの動きに反応し、動きが連鎖するように線が描かれている。微妙な女性たちの関係性が見えるようで、怖い作品なのだ。
「オブリガート」:「上へ、もっと高く!」という精神を表現した作品。
「ラルゴ」:そして最近の作品は、倒れて眠るような女性の姿となる。これは死を意味しているのか。休息、はたまた静寂なのだろうか。
「雨上がる」:緊張感のある作品が続くと、いわゆる飲み屋街の一角を描いたこの作品に落ち着く。



■小樽美術館「幻視者 一原有徳の世界3 一原有徳の1960年代を振り返って」。
「TOY」:今回のモノタイプは小品で、周りに黒い空間がある作品が多い。周囲に空間があることで、浮かんでいる物体が宇宙コロニーっぽく見える。
「KYO(c)」:こちらは宇宙艦隊の向こうにブラックホールが見える。
「窓」:ビルのように見えるものの間に、赤い空間が見える。具象とは言えないが、珍しい作品だ。

■小樽文学館「違星北斗と口語短歌」。なにより、分かりやすいのがいい。
「暦無くとも鰊来るのを春としたコタンの昔したはしきかな」←これ、いいと思う。

ふう、ここでコーヒー休憩だ。


検査明けはここ!

2012年11月24日 10時46分05秒 | 食べ歩き
無事、検査が終了。各種の数値は完全に私が健康体であることを示している(薬のおかげで)。さて、昨日の晩から既に腹が減りだしていたのだ。10時に食事ができるところといえば、(他にもあるだろうが)札幌駅北口の「SZ」だ。

まずはセットのサラダ。もちろん赤ワインも注文して、飲む気も満々だ。



次にガーリックトースト。



そしてメインは若鶏のグリルディアボラ風。鶏肉の上に乗っている玉ねぎ的な部分とソースの相性が結構良いのだ。



ボリュームが結構あって、腹が一杯だ。ギャラリー巡りを開始することにしよう。

20121123ギャラリー巡り

2012年11月23日 14時23分18秒 | ART
本日は地下鉄円山駅→近美→資料館→趣味の郷→さいとう→スカイホール→三越→富士フイルム→大通→道新→サンプラザ→コンチネンタルの12か所。事情があり、大通~札幌間は明日回ることにする。

■北海道立近代美術館「サークル●オブ●アート」。もっと丸や円に拘った展覧会かと思ったら、かなり広い意味のようである。
出品されているのは近美の収蔵品に加えて、旭川美術館、帯広美術館、釧路芸術館、函館美術館、三岸好太郎美術館等からである。道内美術館の作品は貸し借りで有効に活用すべきだと思う。

齊藤玄輔「43°N-142°E」:プラスチックの板のようなものの表面に白く植物のかたちを、バックライトで浮き上がらせたもの。霜が降りたようにも、藍染めのようにも見える。
増永元「トンボ玉シリーズ」:小さなトンボ玉の中に、クラゲなどの海の生態系、茸などの森の生態系を作りだした作品。まさに小さな世界がそこに存在している。
竹本万亀「わさわさ」:動物の切り絵をモビールのように釣ったもの。完成度が非常に高く、ちょっとの空気で揺れるので、紙も薄いものではないだろうか。

三岸好太郎「飛ぶ蝶」:あの代表作が近美の方で展示されているので、見に来る方は要注意だ。
上野山清貢「暮色」:このタイトルからは想像できない作品だ。夕景の中、ライオンの夫婦が獲物にかぶりつくシーン。こんな作品を持っているとは知らなかった。
米坂ヒデノリ「殉難」:首を90度以上傾けて、凍りついたような人間の姿。炭鉱爆発で死んだ人へのイメージから作成したものらしい。

深井克美「目」:深井克美の作品をもっと展示せよと思っていたのだが、これは初めて見る作品だ。宙に浮かんだ目(ルドンを思わせる)の中には、謎の生命の姿が見える。
島崎誠「心円」:緑色のガラスで真ん中が抜けている卵型を形作ったもの。飴細工のようで、美味しそうだ。



■スカイホール「小泉善博やきものオブジェ展」。オブジェ? と思ってスキップしそうになったが、これは見るべき展覧会であった。
「天空」:空を飛ぶ城のイメージだろうか。台座の上の半球の部分と上部の城が逆方向に回転する大作。中にはスピーカーが入り、壮大なクラシック音楽が流れている。
「銀河」:形の不定な星型の陶板を32枚重ね、さらに70cm程のタワーを載せた、こちらも大作。
「まわれぬ歯車」「プラント」「動け与えよパワーを」:非常に珍しい、歯車やパイプ、エンジンのクランク部のようなオブジェ作品。

作家の方は「芸術家というより、技術者畑の育ちなので…」ということで、なかなか興味深い作品を見ることができた。

■三越ギャラリー「安岡亜蘭洋画展」。機械の組み込まれたような動物を描く、ポップな作品。私には何だか日本画の雰囲気が感じられる。

■三越ギャラリー「白磁・天目の世界 野中拓展」。油滴天目の猪口があり、あまりの素晴らしさに手に取って見たが、73500円とあって、購入には至らない。

■札幌サンプラザ「北区のアーティスト展」。
江川博「無限」:作品の左半分はグレー地に赤、右半分は赤地に黒。最近の曲線ではなく、整然とはしていないが縦横線が引かれている。
佐藤武「朝の川辺」:セピア色で川と木々を描いた、本当に普通の風景画。この人がこういうのを描くと驚くね。
中橋修「内包」:灰緑色のベースに薄い渦巻きを描いた作品。静かに作品に対面したくなる。
西村一夫「旅の詩2012」:作品を区切って色彩を配置するのはこれまでと同じだが、灰色から渋めの緑色系が多く、落ち着いた作品になっている。

久しぶりに北24条に来たら、立ち飲み屋さんを発見した。いつか行ってみたいので、記録に残しておこう。