3月24日に道新。
本日は資料館→市民→エッセ→大同→たぴお→時計台→大通→富士フイルム→CAI02→三越→スカイホール→さいとう→アリアンス→NEWSTARの14か所。
■ギャラリーエッセ「フローラルアート×白磁 2人展」。白磁は大きな皿も良かったが、小さな花器だろうか。口の形が全て違っているのが面白い。花の方は、いまいちわからない。
■たぴお「高田稔個展」。「近年は廃墟等をテーマにすることが多く、新作はどうしても震災被害を思わせるものになってしまった。そのため、新作の展示をいくつかやめ、旧作を展示している(←文章は私が再構成)」という作者からのメッセージが掲示されていた。海辺にたたずむ少年と犬を中心にした作品なのだが、確かに大量に廃材が描かれている様子は、そう見える人もいるのかもしれない。
■時計台ギャラリー「道展新鋭展受賞者展 -第1弾-」。
佐藤美和子「シレーヌ」「水族館」:最近、空中浮揚を思わせる作品が多い中、これは海中シリーズとでも言うべき作品だ。無表情な女性よりも、リアルに描かれた魚(ナポレオンフィッシュとか、オオカミウオ?)が面白い。
蒼野甘夏「Amezing Grace」「Time to say goodbye」:「紅白梅図屏風」をモダンに再構築したような作品。何か生まれそうな気がする。
■富士フイルムフォトサロン「中島宏章写真展バットトリップ」。コウモリをテーマにした写真展。コウモリ=血を吸う、なんてイメージがあるかもしれないが、人の血を吸うコウモリは1000種中1種しかいないことや、札幌市内にも沢山コウモリがいること、そしてコウモリは枯れた葉の中に身を隠していること等が分かる、興味深い展覧会。
「クモがいる」:ハエトリグモを接近撮影した、恐ろしくも美しい作品。
「聞こえないんじゃない、聞こうとしていないだけ」:小さなコテングコウモリが飛翔しているところ。
全般的に写真の美しさと、テーマの興味深さが両立している。思わず、写真集を購入。そちらの感想はいずれまた。
■ギャラリーNEW STAR「お散歩2人展ツアー2011!! ENANYA dem 2人展」。写真撮影ご自由にということだったので、展示室内の様子をちょっとだけ公開する。
入口付近に「募金をした人、これからする人に差し上げます」ということで、小さなシール(手書き)が置いてあった。募金箱を無人の展示室においておくわけにはいくまいし、これは一つの啓発活動であると思う。
近くに、「芋焼酎」無料の居酒屋があった。こういう企画を良しとするか、何でも無料にしてはいけないと思うか、微妙な所である。