散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

英語地獄(6)

2003年03月28日 15時28分06秒 | 旅日記
最終日の朝食はおにぎり、レモンティー。
昼食はきつねそば。講師氏も「hangover」だそうだ。

私も連日連夜のご乱行で、体の限界に達した。今日は講習終了と共に帰宅。今週一週間で、一生分英語を話したような気がする。

疲れきって、研修所の前のバス停でバスを待っていると、何と厳しいことに講師氏もバスに乗るということでやって来てしまったのだ。またもや英語で講師氏の帰り道を聞き、私のこれからの予定を説明する。肉体的には酒に、精神的には英語にコッテリやられての帰宅となった。

英語地獄(5)

2003年03月27日 21時22分08秒 | 飲み歩き・東京
朝食はハムカツサンド、オレンジジュース。
昼食はご飯、味噌汁、コロッケ、納豆、きんぴら。

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講習の最終日前ということで、講師氏(1名)との懇親会。銀座の「G」へ。焼き鳥、おでんなどを中心に食べるが、講師氏のチャレンジ魂はすばらしい。箸も使うし、漬物、刺身はもちろん、のれそれ(穴子の稚魚)にまでチャレンジしている。

ビール好きの彼に、日本酒・焼酎を飲ませると、芋焼酎が気に入ったらしい。今日はこの1軒のみ。

講師氏が「焼酎は何からできているのか」と質問すると、一緒に飲んでいた女性が「Syochu is made from rice、wheat、buckwheat、malon…」等と言っていた。確かに合っているのだが、こりゃかなりの酒飲みだな。

宴会終了時は「Japanese traditional」等と言いながら、一本締めで終える。日本紹介というよりは、日本誤解になったかもしれない。

英語地獄(4)

2003年03月26日 22時18分05秒 | 飲み歩き・東京
朝食はミックスサンド、オレンジジュース。
昼食はご飯、味噌汁、煮ナス、おしんこ、納豆。

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朝、研修室に着いた時に、講師と談笑しなければならないのが一番つらいのだが、講師の1人(2人いる)がスタートレックファンということが判明する。おそらく同年輩なので「やはりTVシリーズの1作目が一番いい」とか、登場キャラ名の上げ比べなどで盛り上がる。よかった。

夜は癒しを求めて、以前に行った店を再訪する。まずは新橋の立ち飲み屋「UK」。立ち飲みと言ってもなかなか料理が優れものの店である。ビール、まぐろ中落ち、大根アラ煮。大根は柔らかく、アラとは言っても身がたっぷりついている。

周りは常連らしきオジサン軍団だが、闖入した私にも声をかけてくれたところ、50歳近いSEの方と塗料会社の営業担当の方と盛り上がることになった。SEの方は「おれも汎用機とオフコンのCOBOL使いなんだよ」と最近の新技術になかなか適応できない様を熱く語ってくれた。営業の方は、やはり酒を飲む機会が多いので、独自の健康法(呼吸法の一種)を熱心に説明してくれた。勢いがついて、酒2杯。

続いて、新橋のバー「g」へ。まずはジントニック。続いて、マティーニを頼んだところ「ブードルスはお好きですか。では、私の師匠の毛利スタイルで作りましょう」とマティーニを造ってくれた。本来、かなり味の強いジンなのだが、ステアテクニックで
非常に飲みやすい。本人いわく「師匠の50%程度の出来です」とのことだが、なかなか素晴らしいと思う(残念ながら師匠のを飲んだ経験がないので、比較できないが)。

最後にお勧めのカクテルをお願いすると、カルバドス+ベネディクティン+シャルトリューズ+ビタースのウィドウズキスというのが出てきた。薬草の味わいが深い・・・。バーテンダーさんも程よく相手をしてくれて、非常に心が慰められた。

ホテルに帰る前に某チェーン店で牛丼セット。

英語地獄(3)

2003年03月25日 22時14分39秒 | 飲み歩き・東京
朝食はサンドイッチと飲むヨーグルト。本日は通訳がいないため、終日英語。厳しい。

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今日から宿泊は森下に移動。さっそく森下では目立つ馬肉料理店「M」へ。下足番、看板嬢(おばあちゃんの)、ゴザ敷きの店内、入れ込みテーブル席と舞台装置が整っている。

さくら鍋、さくら刺し、ビールを注文。鍋は割り下+味噌で、肉には卵をつけて食べるすき焼きスタイルである。非常に味がくどそうに見えるが、全然そうではない。肉は半生くらいで食べる方がよく、葱や白滝はくたくたになるまで煮た方が好みだ。鍋の残り汁はご飯に掛けて食べたいくらいだ。

馬刺しはくせが無く大変柔らかいが、薬味にニンニクがついていないのが少々残念。ところで、2品ともボリュームは非常に少ない。両方あわせて焼肉2人前くらいの量と言ったところか。隣の親父が豪快に追加注文を重ねており少々うらやましいが、全力で食べると1人1万円は行きそうな感じだ。

今日は「M」だけで良いかと思っていたが、ボリュームが足りなかったので、同じく森下にある有名店「U酒場」へ。まずは看板メニューのアラ煮。50円という値段にビックリだ。多少、魚フレークみたいだが、この値段ならば許せる。後は酒2杯とイワシ焼き。これで勘定は710円である。やや雑然とした店内に愛想のない店員ではあるが、わいわいやるもよし、群衆の中で一人孤独もよしと、酒飲み心にかなう店である。

コンビニでジョニ赤を購入し、ホテルへ。

英語地獄(2)

2003年03月24日 22時11分38秒 | 飲み歩き・東京
朝食はサンドイッチとスープパスタ。
昼食はご飯、味噌汁、ミニ唐揚げ、パスタサラダ。

本日より、本業の講習会に参加。なにしろ講師が南アフリカ生まれの人(シカゴから来た)のため、大変厳しい。もちろんオール英語の講義で、通訳はついたり、つかなかったり(笑)。質問ももちろん英語しか受け付けない。むかしハワイやニューヨークに行ったときよりも英語喋ったな。帰宅後した後も、若干思考回路が英語モードになっていて、頭の中に構文が浮かんでくる。

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夕方、銀座「S」へ。ここは以前にも来た事があるが、銀座にあるとは思えない静かなこぢんまりした名店である。ビール、板わさ、そら豆かき揚を頼む。「季節だよ」というおばちゃんの声に乗せられて注文したそら豆は軽い揚がり具合で大変良い。

続いて日本酒と金目鯛アラ煮。アラとは思えないほど身のついているアラ煮は、久々に酒に手が伸びなくなるほどの絶品! こってりした味付けと、身の淡白さ、プリプリ感、ゼラチン質のねっとりした感じがすばらしい。おばちゃんに「いやー、美味しかった」と声を掛けて出る。

続いて、銀座のバー「OP」。「ウィスキーのソーダ割を」と注文すると、「これをお勧めしています」とタリスカーのソーダ割が出た。続いて、マティーニ、ニューヨーク。なかなかここのバーテンダーは、折り目正しい仕事振りである。隣の席の中国風美人(多少訛りを感じる)が、「余市にマイブレンドウィスキーを造ろうと思って行ったのに、やってなかったわ」と話し掛けてきた。なかなかの通人である。価格も良心的で、良い店であった。

最後に、ホテルの近くの立ち飲み(座席もある)バー「P」へ。白ワイン、モエ・エ・シャンドン・マール、レバーペースト。レバーペーストは大変良く出来た味だが、店のバイトの兄ちゃんが入ったばっかりと思われ、ばたばたしている。まあ、しょうがないか。

英語地獄(1)

2003年03月23日 22時08分46秒 | 飲み歩き・東京
米イ戦争の余波で空港のチェックが厳しいが、日曜なので何となく穏やかな雰囲気でもある。移動日の今日は東京都美術館のヴェルサイユ展を見ようと思っていたが、25分待ちの混みように挫折。国立科学博物館の「マヤ文明展」へ切り替える。混んではいるが、まだましな感じだ。

石碑・石像が立派で関心し、つい目録を買ってしまう。マヤで行われていた球技の説明があるのだが、さりげなく「敗者(勝者か?)は、生贄にされた」などと書いてあり、まさしく異文明という感じだ。

ホテルにチェックインを済ませ、散歩へ。日曜日の銀座・東京周辺はしまっている店も多くさびしい感じ。ブリジストン美術館へ行くが、いやいやここは凄かった。レンブラント(ちっちゃい画)があるのも凄いが、クールベ、コロー、モディリアーニ、スーチン、ドンゲン、ドラン、ユトリロ、ルノアール、ドガ、マネ、モネ、シスレー、ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、マチス、キリコと超豪華メンバー勢ぞろい(日本人も藤田、古賀、岸田など)。

さらに、メソポタミアの胸像(紀元前24世紀)、エジプトの神官像(紀元前14世紀)など、どこからか盗掘してきたのではないかと思われるような品揃えである。

さて夕方、開いている店が少ないため、迷いに迷ってなぜか有楽町ガード下の焼き鳥「TT」へ。ビール、つくね、せせり、ぼんじりを注文。酒、タコ、やげんを追加。あまり整頓されたとは言いがたい店だが、なぜかカップル率高し。

さらに迷走を続けて銀座のバー「PI」へ。ジンフィズ、ラフロイグ10年を飲んでホテルへ戻る。迷走しすぎて今日は2万8千歩も歩いてしまった。

※英語地獄は明日から。