翌朝、一番に道立帯広美術館へ。帯広に来ると、すっかりこの行動パターンになっている。昼食は、ラーメンにしようかとも思ったが、やはり豚丼だろう。発祥の地と言われる最有名店「P」へ。既に時間は1時なのだが、店は常に満席。他の客と同席することになった。
注文は豚丼の松(肉の量が一番少ない。→竹→梅の順に多くなる)と味噌汁。なぜかと言うと、二日酔いだからである。
さて、その味であるが、まず何より二日酔いがきつかった。そのせいもあるのだろうが、特に「うまい!」とも感じなかった。淡々と食べ終わり、食べ終わってから1時間くらいして体調のよくなった私は思った、「もう一度食べたい」。
土地のことを知らぬ者の推測だが、豚丼はもともと家庭料理。日常食べるものであって、決して「究極」だの何だの言うものではないのだろう。肉と言えば脂がのっていることがうまいことの証のようになっている昨今、豚肉さえその例外ではない。
しかし、豚丼の肉にはサシが入っていない。料理屋が「うまい」と言わせるだけならば、違う肉を使うのではないだろうか。そう思い直すと、焼いた肉の香ばしさを思い出し、控えめな味が好ましく思えてきた。
札幌に戻り、中華「S」で夕食。海老チリソース煮、五目野菜煮、チャーハンを食べる。
注文は豚丼の松(肉の量が一番少ない。→竹→梅の順に多くなる)と味噌汁。なぜかと言うと、二日酔いだからである。
さて、その味であるが、まず何より二日酔いがきつかった。そのせいもあるのだろうが、特に「うまい!」とも感じなかった。淡々と食べ終わり、食べ終わってから1時間くらいして体調のよくなった私は思った、「もう一度食べたい」。
土地のことを知らぬ者の推測だが、豚丼はもともと家庭料理。日常食べるものであって、決して「究極」だの何だの言うものではないのだろう。肉と言えば脂がのっていることがうまいことの証のようになっている昨今、豚肉さえその例外ではない。
しかし、豚丼の肉にはサシが入っていない。料理屋が「うまい」と言わせるだけならば、違う肉を使うのではないだろうか。そう思い直すと、焼いた肉の香ばしさを思い出し、控えめな味が好ましく思えてきた。
札幌に戻り、中華「S」で夕食。海老チリソース煮、五目野菜煮、チャーハンを食べる。