散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

2019年9月のカクテル

2019年09月30日 23時35分15秒 | 飲み歩き
東京ではコンディション調整であまりバーに行かないようにしているので、今月も少な目。

ウイスキー 6
オリジナル 4
ウイスキーソーダ 3
アクアビットギムレットハイボール 1
アクアビットモスコミュール 1
カルヴァドスソーダ 1
シャンゼリゼ 1
テキーラソニック 1
レモンサワー 1
ロブロイ 1
合計 20

1泊2日東京(1)

2019年09月30日 20時32分58秒 | 飲み歩き・東京


朝は7時20分に出発。いつものコースで円滑(といってもJRの琴似-札幌間は非常に混雑している)に羽田空港まで移動。リムジンバスにもスムーズに乗ることができ、ちょうど12時頃会社に到着。混雑し始めた社員食堂で、野菜カレー、サラダの昼食を取る(440円)。

(午後はいつになく平和。上期最終日で休んでいる人もおり、静かである)

今日は平和に定時で退社(いいのか?)。会社前からバスに乗り、築地三丁目に移動し、とりあえずホテルにチェックインする。荷物を下ろして、夜の街へ。


→部屋は珍しくダブルでちょっと広かった。ただ、ここに二人で泊まると思うと、狭い…

さて、今月はやりすぎたからなあと思い、今日は1軒でやめることにしよう。普段のホテル回り二町くらいから、もう少し足を延ばして北方面へと向かう。おお、今まで見たことの無い店も結構あるね。

焼鳥店、チェーンっぽい居酒屋といくつか迷ったが、なんとなく非常に庶民的な寿司店「T」が気になる。築地界隈で寿司屋となると恐ろしくて入れないのだが、店の前にある張り紙を見ると、お得なセットメニューもありそう。よし、入ってみるか。

ということで入店すると、先客無し(ヤバイ?)。但し、テーブル席に予約らしい席の準備がされている。私はカウンター席の端に座り、まずは注文だ。どうやらこの店の2大メニューの一つは「セパレートちらし」。豪華なちらし寿司で、乗り切らないネタを別盛りにするのでこの名前がついているらしい。その別盛りの刺身で一杯やるのもいい。

もう一つは品数の多そうな、ほろ酔いセット。迷った結果、ほろ酔いセットの飲み物はハイボールでスタートだ! 通しには冷奴がさっそく出てきた。



続いて寿司屋の玉子焼き。ありきたりだが、つまみにはいい流れだ。



そして刺し盛り。甘エビ、イカ、鯛、マグロ(中トロくらい)、鯵、ブリ? か。一人客には本当にありがたい量と品数だ。



ここで中納言本醸造300mlをもらい、つまみ的なセット、ゲソ焼き、ハマグリ(ホンビノス貝らしいが)、キュウリ漬けのつまみがやって来た。イカに貝、こりゃ最高だね(キュウリは市販品であろう。今一つだった)。





ここまでで、かなりの満足気分になってきたが、さらに煮魚(小さめだが鯛っぽい)が到着。こってりした甘い味を楽しむ。



そして、寿司。マグロ、鯛、鯵、何か(光り物だったが)のちょうどよい量だ。少し、ご飯の部分が少し硬めの感があったが、マグロ(中トロ)はかなり良かったと思う。



ダメ押しで吸い物、じゃこおろしを頂いて、もう満腹。



いや、良い店だったじゃない。今日は月曜日なので、店の大将以外の人はお休みなのかな。テーブル客を入れると、どうも回っていないような気がする。ま、最初に入った私にとっては、それも一興。

テーブルの人たちに料理が届いたときに「写真撮ってもらえますか」と大将に頼んだところ、「やり方わかんないから」とそっけなく断っていたので、どうも客対応が苦手な人らしい(普段は他の人が接客しているのであろう)。

たまらず「私、撮りましょうか」とお声がけして、写真を撮影しました。何しろ、老夫婦とどういう関係か分からないのだが、台湾から来た若い女性がいたので、それは助太刀するしかないじゃない。

3人組にはとても喜んでもらった後、勘定をしてもらい(ここもおつりが無くてひと悶着…)、店を出た。何だかこのほのぼのローカル感、ぜひお店の人がそろっているときに、もう一度来てみたいものだと思った。その時はもう一つの名物、セパレートちらしを食べようではないか!



小学校前の銅像を見ながら、ホテル方向へ。



その後、コンビニで水などを買って、ホテルに戻る。軽く一杯やってから寝ることにしよう。


2019年9月の一言

2019年09月29日 13時56分31秒 | Weblog
9月29日
・疲れが癒えず、8時過ぎに起床。
・雨も降って来たし、外出回避で終日休養か…
・出張時の金の使い過ぎを反省していたが、今週末も結構やっちまった。
・天気は良くなったが外出せず、群馬県ショップのお土産「鬼ひも川」で昼食。乾燥している状態ではプラスチックの板のようだったが、茹でたら滑らかな麺になり、美味かった。



9月28日
・昨日は思いのほか、飲んでいたみたい。7時過ぎに起床。
・朝食は京都背脂ラーメン。背脂の袋もついていたが、そんなにしつこくない味だった。

 

・今日はイベントがあるため、時間が無くなり、ギャラリー巡りを断念。

9月22日
・疲れがでて、7時半起床。
・今日は終日休養のつもりだったが、思いがけないことになり、バタバタする。

9月21日
・やっと休みに入る。6時半頃起床。
・今日は天気がよろしい。

9月20日
・大体、金曜日は何とか少し調子が上向きになるのだが、今週はダメだ。
・そんな中で、打ち合わせ5連発。もうだめだ…。

9月19日
・出張のダメージが深い。今日は時差出勤も使えず。
・おまけに東京から来た人と飲みに行ってしまった。
・余計ダメージを深める。

9月15日
・小樽で激しく遊んで、また疲れてしまった。
・8時頃起床。
・今日は用足しでちょっと外出しなくては。
・朝食は山わさびおろし風そば。山わさびが粉末のふりかけとしてついている。
・あまり辛かったらいやだなと思い、念入りに溶かしたところ風味が足りなかった。

 

・明日は8時半頃に家を出れば良いのか。1時間勘違いしており、憂鬱になりかかっていた。

9月14日
・5時半頃起床。少し体調が復活したか。

9月13日
・今日は少しマシになったが、やはり夕方にはぐったり。
・外で酒を飲まずにまっすぐ帰り、家で一杯やる。

9月12日
・朝一の打ち合わせが流れたため、10時前に出勤。
・それでも午後になると脱力感が甚だしい。
・久しぶりに酒を飲まずに帰宅し、寝る。

9月11日
・飛行機延着で疲れた。

9月8日
・8時過ぎに起床。
・昨日2万歩ごえだったせいか、体がだるい。
・酒はさほど残っていない模様。
・しかし体がだるい&休養日という割り切りで、何もせずに1日過ごす。
・昼食はインスタントラーメン。

 

9月7日
・6時過ぎに起床。体がだるい。
・朝はまだ雨が残っている。

9月6日
・今日は復活して終日、真面目に仕事。
・帰りは酒を飲まず、アイスコーヒー。



9月5日
・2泊3日で東京に行ってくると、翌日は体がだるい。仕事は流す。

9月2日
・江別に行ってから、新千歳空港に行き、東京へ。
・某所でみた胸像。



9月1日
・昨日の飲み過ぎと、疲労もあって9時前に起床。
・買い置きのカップ麺、エチオピアビーフカリー味ラーメンで遅い朝食。
・底の方で特徴的なスパイスの味がした。もっとしっかり混ぜるべきだったか。

 



・結局、終日何もせず休息の日。

土曜日のバー

2019年09月28日 19時54分46秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
焼鳥屋さんから2軒目はいつものバー「N」へ。最近、平日はなかなか行けなくなっているからなあ。



1杯目はちょっと変化を求めて、テキーラソニック。香りが新鮮だ。



2杯目はラム+抹茶リキュール+柿のリキュール。抹茶カクテルシリーズも秋を迎えて、日本の秋らしい味にしてみた。ほんのりと控えめな甘みと抹茶のほろ苦さがうまくマッチしているように思う。



3杯目はややこしいカクテルを頼もうと思っていたのだが、急に客が多くなり、ダンカンテイラー・ダイメンションズシリーズ・ハイランドパーク16年を注文することにした。アルコール度数も高く、結構華やかな味。



加水をちょっとだけすると、最初「あれ、水入れすぎたかな」と思ったが、その後の甘味の広がり具合が素晴らしい。美味さにつられて、スイスイ飲んでしまった。

というところで、時間も早いけど、帰ることにするか。ちょっと琴似でもう一か所立ち寄りそうになってしまったが、混雑していたため我に返って帰宅。良かった良かった。

鬱陶しい

2019年09月28日 18時34分54秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
さて、すすきののどこで飲むかと考えたが、久しぶりに焼鳥の「N」がいいか。遅れを取ったので、込んでいるかなあ…。

と思ったら、まだカウンター席にも余裕があり、無事に着席。しかしながら、ラグビーの試合をやっており、隣の客がずっとこっち(TVの方向)を見ているのが鬱陶しい。しかも、喫煙者だ…。

テンションがダダ下がりになりながら、酎ハイレモンを注文。通しは枝豆だ。



焼物は豚と鶏。スタンダードな2種類を注文。見た感じ、どっちがどっちか分かりにくいのだが、左が豚で右が鶏だった。



合間に食べるセロリ漬けを注文。途中から唐辛子もかけてみる。酒はコップ酒(燗)を注文。



タレものが欲しくなり、つくねを注文。薄い半球状の形をしており、もう少しボリュームが欲しい感じもあるが、美味いことは美味い。



やっとラグビーも終わり、隣の客も帰りカウンターには余裕ができた。目の前で焼いていた、見るからにうまそうなナンコツを注文。ちょうど私の注文でラストになったみたい。



おお、これは歯ごたえしっかり、旨みのあるナンコツである。この他にもホルモン焼と魚のカマを焼いていたのが気になった。次に来るときは、隣席がナイスな人であるか、誰もいませんように。何の競技であっても、国民的に盛り上がるような試合をやっていませんように。


時間無く

2019年09月28日 17時19分01秒 | 食べ歩き
今日は家を出るまでに時間がかかり、午後は所用があるため、ギャラリー巡りを断念。地下鉄さっぽろ駅で下車して、本屋さんに立ち寄る(収穫なし)。そのついでに、久しぶりにここに行くことにした。



いつもと変わらぬ味だが、店の落ち着かない雰囲気(夜向けなんだよなあ)も変わらず。

この後、地下鉄北18条駅から、エルムトンネルの北側を西方面へ向かう。



目的地への道を確信できないままに歩いているのだが、少し暑いし大変だ。国際大会でもやりそうな巨大ビルが見えてきた。



地下鉄駅から徒歩20分。やっとセミナー会場にたどり着いた。これまた立派な建物だなあ。



さて、セミナーは私も15分ほど発言し、無事終了。終了が17時なのだが、地下鉄駅に戻るのに30分弱かかる(同行者がいたため、時間がかかった)。北24条界隈で飲む人たちとは別れて、すすきのへ。


→北21条西12丁目付近から、西方向を写したもの。

どうして行く?

2019年09月27日 20時33分56秒 | 食べ歩き
軽く一杯やったので、後は家で飲むかと思ったのだが、なぜかしら着替えてからイタリアンレストラン「K」に行くことになってしまった。飲み物はスパークリングワインを頼んで、前菜盛り合わせでスタート。



酒を飲むのにあまりにピッタリしすぎており、赤ワインをデキャンタでもらう。

次にアサリを入れたサラダ(正式な品名は忘れた)。ここ3か月ほど、私の野菜摂取量は減っていると思うので、こういうのが食べたいんだろうな。



それはそれとして、肉。牛リブロースのグリルだったかな。酸味のあるソースと葉っぱでスイスイ食べられる。そして赤ワインも飲み干す。



締めにブラッドオレンジのシャーベット。爽やかな甘みで美味い。が、1軒目の梅割りが効いてきたかも。





これで本当に家飲みに切り替えよう。

飲んでしまった

2019年09月27日 19時20分10秒 | 飲み歩き・琴似界隈
出張で宿泊するたびに酒に逃避しているため、金がかかる。今週は木・金と外で飲まずに済ませようと思ったのだが、つい誘惑に負けて琴似の「S」へ。1杯目はハイボールでスタート。さっぱりした大根酢醤油を注文。



今日のメニューにあった、梅ナンコツが珍しいので注文。ところどころかなりの酸味がある。



焼物はカシラ、シロと定番注文。





2杯目は梅割り。



そして鶏とつくね。焼きとんだけでなく、焼鳥は結構いける。



さて、この位で軽く帰ることにするか。


20190926最近読んだ本

2019年09月26日 23時06分30秒 | 読書
■「たべあるき札幌」
昭和62年に出版された札幌のグルメ案内本。ほとんどの店が無くなっており「店は一代」という気がまさしくするね。

■「パラドックス・メン」チャールズ・L・ハーネス

■「酒の細道45.5 蔵出し作品集」ラズウェル細木
単行本未収録作品を集めて出版したらしい。特にクオリティに問題があるわけでもないし、極端な時事ネタを扱っているというわけでもないし、何でだろうか?

■「東京居酒屋十二景」太田和彦

■「高座のホームズみたび」愛川晶

■「時の囚われ人 ペリーローダン601」ヴィンター、フランシス

■「今夜も割りカンで 1」高田靖彦

■「HO 2019年11月号」
江別、当別、滝川特集。

体調が戻らない

2019年09月26日 18時51分39秒 | 食べ歩き
大体において月~水くらいまで東京にいるのだが、帰って来た翌日、木曜日は体調がよくない。慢性的な疲労がたまっているのだと思うが、大体、当人比50%くらいの性能しか出ていないと思う。

ということで、定時が来るとすぐ退社して、今日は酒を飲むまいということで、「IC」へ。この店は激込みの時と、そうでもない時の落差が激しく、来てみないと入る気になるかどうか分からない。今日は空いているほうであろう。

ということで、いつものアイスコーヒーL。お菓子がついてくるのだが、糖分を欲しているようでガムシロップも持って来た。



ゆっくり時間をかけて飲んだが、体調はさほど変わらなかった。

思いがけず東京(8)

2019年09月25日 22時14分57秒 | 飲み歩き・東京
やはり6時頃に目が覚めてしまい、そのままベッドの中で粘るが寝られない。諦めて6時45分頃に身を起こす。朝食はチーズのハムデニッシュとクラムチャウダー(自宅より)。8時過ぎから身支度して、ホテルをチェックアウトする。



(午前中は割とゆとりある状況)

昼食はおにぎり2個、蒸し鶏のサラダで済ませる。

(午後の会議はやや長引いた)

最近、空港行きのリムジンバスが遅延気味なので、1本前のに乗らせてもらうことにして、少々早く会社を出た。今日の東京は快晴だったが、バスは渋滞につかまり、少し遅延。これが1本後のバスに乗り、同じだけ遅延していたら、飛行機に乗れたかどうか微妙なところだったと思う。

但し、時間があまり(1時間に1本しか走っていないバスなのだ)、空港で夕食を取っていくことにする。前々回に行って、居酒屋使いも悪くなかった「NUZ」へ。

今日はカウンター席に座り、漢の門出300mlをいきなり注文。食べるものは迷った結果、まぐろアラ煮セットを注文することにした。

まずはのどを潤し、ちょっとだけ海鮮が乗っているサラダが到着。すかさず、寿司5貫(イカ、鯵、鯛、赤身、中トロ)が来てしまった。これを後にしてほしかったが、放置して乾かすのもどうかと思い、寿司から食べる。





魚は新鮮で良いのだが、やっぱりご飯とのバランスが悪いよね。どうしても魚ばかりが口に残ってしまう感じがある。惜しいよなあ。

その後、少し落ち着いてまぐろアラ煮をつまんで(いやー、私、魚の頭部分が好きですな)、海鮮サラダも食べて、結構な量のある酒を飲んだ。







この後、飛行機で新千歳空港へ移動。若干予定より早く着き、想定していたエアポートよりも1本早いのに乗ることができた。琴似到着は9時半頃。これなら琴似で一杯という手もあったか。

琴似の本通りに出て、私の最後の砦「SZ」が間違いなく閉店しているのを確認する。やっぱり本当だったのか。そしてそのすぐ近くには新しいラーメン店ができ、初日ということもあり、この時間帯でも多くの客がいた。かなりいい香りもしていたので、いずれ一度は行ってみることになるだろう。





そして、未だ腹が一杯なので、ちょっとバーでも立ち寄るかと思ったが、ちょうどコア時間帯だけに、相当混雑していたので、そっとドアを閉めた。これで諦めがついて、すっきり帰ることができる。

ということで、普段よりも余裕のある帰途になり、家に帰って、少しウイスキーのソーダ割を飲んだそうだ。

今回の自分お土産。


思いがけず東京(7)

2019年09月24日 23時07分35秒 | 飲み歩き・東京
何だかホテルだとしっかり眠れない。目覚ましより早く、6時前に起床。しばらくダラダラした後、サンドイッチと家から持ってきたコンソメスープ(やっと使えた)の朝食。この後、8時過ぎに出勤。バスには座れなかったが、通勤時間は短い。

(午前中は久々に疲れが無かった)

昼食はコンビニ弁当で簡易に済ませる。異常に眠くなり、30分ほど爆睡。



(午後は私主催の打ち合わせで、何とか前進。責任を果たした)

いや、真面目な話、久々に夕方にすっきりと帰られる状態になった。18時少し前に会社を出て、いつもの通勤バスで築地方面へ。普段乗る停留所から一つ前で降り、少しぶらぶら歩いてみる。

当然、酒を飲む店を探すのだが、どうも見つからずに宿泊するホテルのあるブロックに到着。じゃあ、前回、探索して気になっていた店に行ってみるか。

ということで、居酒屋より少し高級な雰囲気もある「A」へ。



まだ混雑していなかったが、先に入っているグループ客に嫌な予感がする。席に余裕があるため、4人掛けテーブルに案内してもらい、まずは酎ハイを注文。通しは枝豆だ。



おばんざいのある店ということで、玉子焼きを注文。おお、これは良いよ。出汁の感じもあるし、味付けがちょうどよく、飽きが来ない。



続いて個人向けに本日のお造り3点盛りを注文。しばし時間がかかったが、美味そうな刺身がやって来た。少々客が多くなってきたので、このタイミングで燗酒を注文。ここからしばし酒を待つことになる。刺身を食べるときには酒が欲しい…。

かなり待った後に、酒が到着。温度は熱々燗ではなく、ちょうど好みに合う温度で、これはありがたかった。刺身は、鯛、しめ鯖、カツオの3点盛り。それぞれ美味かったが、特に鯛は良い部分を寝かせて出しているのではないかなあ。この刺身に関しては、一昨日の刺身盛り合わせも美味かったが、それ以上に上品な旨味がのっているように思った。



しかし、先客グループ(こいつらがまた傍若無人なのである)の後に、2人組、1人客、4人組が来たところまでは大丈夫かと思ったが、予約なしの「10人くらいになると思うんですが…」というやつらが来たところで諦めて、勘定をしてもらうことにした。

料理は良かったが、客層とお店の要員数(休み明けで客が少ない想定だったのか?)に問題があるように思えた。惜しい。



何だか中途半端で、もう一軒行きたいな。こういう時は深く考えずにファミレスが良いんでない? ということで築地にある「J」へ、2回目の訪問。

店に入ると「お好きな席にどうぞー」と放置されたが、どうもかなり席が空いている模様。テーブル席もあったが、一人だとカウンター席の方がいい。最近のファミレスは一人席をかなり充実させているような気がするなあ。

焼酎を頼むとドリンクバー無料サービスという恐ろしいメニューにちょっと引かれながらも、注文はまずは赤ワイン250ml。





その後は、まず寄せ豆富としらすの和風サラダ。後になってみるとしらすよりも、ひじきの印象が強いね。豆腐はまあまあ美味い。



次に夕食代わりに少しボリュームがあるものをとケイジャンチキン2Pを注文。



やって来たのを見ると、うっ、ちょっと多すぎるな。少々チキンを持て余しつつ食べきったが、何の気兼ねもない店で、のんびりと過ごした。ファミレスにはファミレスの良さがある。



というところで、腹いっぱいになり、コンビニで明日の朝食を購入して、ホテルに戻る。今日は仕事も円滑に行ったし、明日は飛行機に乗るから一定の時間で打ち切りだし、少し気が楽になってきた。

今日は6時に起きて昼前に少し眠くなってきたので、明日の朝はなるべく7時に近いころに起きることにしよう。

思いがけず東京(6)

2019年09月23日 22時01分47秒 | 飲み歩き・東京
さて、17時を過ぎたので次の店にいこう。と言っても、昨日、大変良かったので、またもや炭火焼の「EY」へ。今日はカウンターに先客がなく、一番奥の席に座る(奥の座敷では宴会が始まっているみたい)。

酎ハイを頼んで、つまみはアボカドとベーコンのぬた、という変則的なものでスタート。いわゆる酢味噌味なのだが、そんなに酸味がなく食べやすい。ベーコンは厚みと旨味があって、上々の味だ。



つまみ第二弾はハタハタ焼き。これはかなり小さめで、ちょっとつまむにはいいサイズ。炭火のせいで頭や骨まで火が通っており、頭や骨もほぼすべて食べることができた。



ここで浪乃音純米を燗してもらい(熱すぎだ。大失敗だと思う)、昨日に引き続き、「今日のかぶと焼き」を注文する。品ぞろえは昨日と同じようだったので、今日はシマアジだな。これが楽しみだったのだよ。



思ったよりもすぐ焼きあがったシマアジがやって来た。おや、これは見るからに美味しそうじゃない。



食べてみると鯛とは違うが、少し脂の強いしっかりした味。しかしながら、くどくて飽きるということは無く、酒に手が伸びないくらいに、魚の頭を外して、骨をしゃぶる手と口が止まらない。やっぱりある程度大きい魚の頭は最高だな。



予定通りこれで満足して、コンビニで買い物をしてから、ホテルに戻る。シャワーを浴びてから、1軒目のウイスキーの効きも強く、一旦寝てしまった。1時間ほどで目が覚めて、軽くもう一杯やり(本当に一杯しか飲めない)、この記事を書くのであった。

明日から仕事だから、そこそこの時間で寝よう。

思いがけず東京(5)

2019年09月23日 16時56分03秒 | 飲み歩き・東京
午後3つの美術館を周って疲れてきた。神谷町から銀座に移動。まだ腹は減っていないので、ちょっと一杯やって行こう。

ということで「GS」へ。住所は分かっていたが、中通りのビルの地下にある店だったので、発見するのにてこずった。店に入り、カウンター中央で(スタンディングが中心のバーなのである)、角ハイボールを注文。



この店の特徴のウイスキーをダブルで入れ、炭酸の瓶を上から1本注ぎ、レモンピールをしたハイボールがさっと出てきた。ぐっと飲むと、レモンの香り、ウイスキーは濃厚である。



しばし東京新聞(初めて読んだかも。一人客用にカウンターに置いてあるのだ)を読み、ピーナッツを食べて、ハイボールを飲む。2杯目は考えた結果、グレンファークラス12年のソーダ割を作ってもらうことにした。ウイスキーが冷蔵されていないので、こちらには氷が入る模様。



ここでバーテンダー氏に話を聞くと、年中無休を基本としているのだが、店の人が増やせず、大変なのだとか。東京では浅草にもう一軒、同店があるのだが、そちらとやりくりしながらなんとかやっているとのこと。私も「今日は祝日なのに開いていて、確かにありがたいのですが、毎日やっていてくれというのも我儘かと思います」と言っておいた。

ウイスキーダブル×2杯で結構酔ってきた。こりゃいかん。少し頭を冷やそうと、日動画廊「ピエール・ルシュール展」へ。



謎の店(すごく高くて有名な店)の謎の門番に出会う。



いわて銀河プラザに立ち寄る。銀座付近にホテルを取ったときには、近くのアンテナショップで買い物をするのもちょっとした楽しみなのだ。今日は麺類を2種類買うことにした。


思いがけず東京(4)

2019年09月23日 15時11分16秒 | ART
■泉屋博古館分館「文化財よ、永遠に」。修復した文化財を取り上げた展覧会である。
「弘法大師捨身図」:弘法大師7歳、かわいいお姿である。
「草虫図」:13世紀の元の作品で、横2mはあろうかという立派な作品。
狩野一信「五百羅漢図」:増上寺の例の濃すぎる作品が5点展示されていた。

「法華経一品経・授記品第六」「無量義経」:いずれも埼玉慈光寺に伝わる国宝。いいものを拝見した。
曾山幸彦「弓術之図(弓を引く人)」:遠目には写真のようなリアリズム作品。

ロビーにある給茶機で、珍しいことにシークワサー(だったかな?)のジュースがあり、それを頂いた。少々甘すぎるようだが、なかなか悪くない。



ここからは歩いて行ける美術館シリーズである。

■大倉集古館「開館記念 大倉集古館名品展」。リニューアルオープンして初めての展覧会。
藤原定実「古今和歌集序」:様々な色の紙をついで、流麗な文字が書かれた作品。国宝。
「普賢菩薩騎象像」:これも大倉の名宝。見るのは2回目かな。国宝。
小林古径「木莵図」:金泥の背景にピンクの梅が鮮やか。
下村観山「不動尊」:青と金泥の炎、上手い。

■大倉集古館「桃源郷展」。与謝蕪村、呉春あたりがメインの展覧会。
呉春「武陵桃源図巻」:絵巻物の前半部だけが展示されていたが(期間で場面を切り替えるのだろう)、全く人物が登場せず、雄大な自然が描かれている。

昔の美術館のイメージを残しつつ、立派なエレベーターを作り、地下一階にはミュージアムショップとロビーができていた。久しぶりの新しくなった大倉集古館。なかなか楽しく拝見できた。





ここからさらに、初めて行く美術館へ。

■菊池寛実記念 智美術館「藤本能道 生命を描いた陶芸家」。入口が1階で、展示室が地下であるためらせん階段を降りる。この階段の手すりが、横山尚人「ガラス手摺」という作品で、あまりの華麗さに驚く。これは触れないわ。

藤本能道の作品はデザイン的ではなく、白い陶器に1点物の絵付けをしている絵画的な作品が多かった。食器もあったが、6・8・12角形など、角型の作品が目についたように思う。ま、作品よりも美術館の建物に少し驚いてしまったか。