偶然合格したくらいで、あんた何様と言われそうだが、個人的な講評。
・テクニカルエンジニアは大体7~13%程度の合格率が一般的。今回、情報セキュリティは6.8%の低合格率となった。ちょっと予想外。
・午前の通過率は49.1%で大体通常通りと思われるが、午後Ⅰ通過率が26.4%とかなり低かった。可能性を推測すると、以下3点か。
1)単純な準備不足や初回の記念受験者が多かった
2)出版社の予想傾向が外れていたのでそこで失敗した
→実際、ネットワーク寄りの出題が皆無だった。
3)問題の見た目であきらめた粘りの無い受験者が多かった(原因1に類似)
→セキュアプログラミングが難しいと言う意見をネット上で多く見た。私は生まれて初めてperlを見たのだが解けない問題では決して無かった
・午後Ⅰを通過した場合、ある程度受験者も選ばれてくるため、午後Ⅱの通過率は53.2%となる。今回の試験で最も高い午後Ⅱ通過率である。すなわち、午後Ⅰの延長線上の出題であり、トータルの総合力を見る感じがしない。
やはりある程度準備をしていた者にとっては、今回の試験は簡単だったのではないかと思えるのだ。