安倍総理を攻撃する者たちの力が弱まってきている。その一方で自民党内の獅子身中の虫が炙り出されてきている。いよいよ憲法改正をめぐって、我が国の政治は天王山を迎えつつある。よくぞここまで安倍総理は耐えてきた。改憲に向かって勢いがつくのはこれからである▼安倍包囲網は徐々に崩れつつある。一部で裏切りが出たとしても、恐れを抱く必要はないのである。心強いのは、若者の多くが安倍総理を支持していることだ。ネットがあったおかげで、マスコミのフェイク報道が通用しなくなった。今こそ保守派は隊列を整えなくてはならない。まずは自民党総裁選で三選を果たし、盤石な基盤をつくった上で、衆参の三分の二を確保して、憲法改正の発議を実現することである。これからも厳しい道のりは続くが、天は安倍総理に味方している▼永井陽之助が「二十世紀と共に生きて」でマックス・ウェーバーの思想として解説したように、政治とは「邪悪なる手段によって善をなすアート」である。世界は暴力の海のただなかにある。そこでは善悪や美醜ではなく、結果が全てである。賢明か愚劣かの違いがあるだけだ。ようやく日本人もそれに気づき始めたから、憲法改正の気運が高まってきたのである。憲法改正なくして日本なしなのであり、安倍総理を押し立てて怒涛の進撃を開始すべきなのである。
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