創作日記&作品集

作品集は左のブックマークから入って下さい。日記には小説、俳句、映画、舞台、読書、など…。そして、枕草子。

源氏物語・大塚ひかり著

2010-05-28 10:45:40 | 読書
読了しました。大塚ひかりさんありがとうと言いたいですね。長い道のりをやっとたどり着けました。読んでみたい源氏物語・菊池規悦文・カワハラユキコ画にも感謝です。54の巻「夢の浮橋」。さまざまな余韻を残して物語は閉じます。定年後、読みたい本は「カラマーゾフの兄弟」、「ガリヴァー旅行記」、「明暗」等漱石の未読の作品、そして「源氏物語」でした。悪戦苦闘しながら読み終えました。「カラマーゾフの兄弟」は亀山郁夫さんの訳がなかったら読み切れなかったかもしれません。三年がかりで目標を達成です。あとは「源氏物語」の一巻でも原文で読んでみたいですね。

NHK学園通信講座「俳句入門」の三回目の添削

2010-05-28 09:15:41 | 創作日記
NHK学園通信講座「俳句入門」の三回目の添削が届きました。また添削者が変わっていました。
評価は五段階です。質問に対する回答がないことと、今回の添削句がどうも面白くない点でNHK学園通信講座に電話しました。講師の方が電話にでられて、質問に対する回答は添削者が行っているとのこと。講師が二百名(びっくり)、受講生も多く、もれたのだろうということです。後日、三回目の質問については封書で回答をいただきました。
質問は「目白来る小さき庭の冬あかり」で冬があるので冬の句として作りました。添削が「目白来る小さき庭の昼下がり」と目白の季語の夏の句となった点です。
回答は目白と冬あかりの季語が二つある点で、初心者はしっかりと一つの季語で詠むように指導しているとのことです。今回の添削句がどうも面白くない点はみなさんはどう思われますか? もと句の方がよい……。

一句目
時々、散歩の途中に翡翠(かわせみ)を見ます。翡翠の季語は夏ということですが、二月の中頃に、渓流にはほど遠い濁った川で三回見ました。一瞬の蒼い流れです。
○濁る川 翡翠の碧 流れけり  評価は4
濁るの説明は不要とのことで(そこが云いたかったのに
添削句は
川の面を 翡翠の碧 流れけり

二句目
去年の秋に植えたラナンキュラスが咲きました。わたしがはじめて咲かせた花です。庭は真っ暗ですが、ラナンキュラスの淡いピンクが月光にゆれています。
○ラナンキュラス 花影ゆれる 月明かり 評価は3
「月明かり」とラナンキュラスの季語性が弱いので秋の感じがはいるということで
添削句は
夕風に ラナンキュラスの 花揺れる

三句目
ウォーキング中に美しい青い蛇を見ました。住宅の庭からからだをくねらせて道路を横断していきました。蛇嫌いのわたしの足はすくみました。また蛇に怯える季節がやってきます。
○足すくむ 道路横切る 青い蛇 評価は3
「足すくむ」のような表現はできるだけ避けましょう。(なんでやろ?)
添削句は
蛇出て ウォーキング道 横切りぬ