「わたしなりの枕草子」#295 2012-01-24 07:37:58 | 読書 【本文】 二百五十四段 古代の人の指貫着たるこそ 古代(こたい)の人の、指貫着たるこそ、いとたいだいしけれ。前に引き当てて、まづ裾をみな籠め入れて、腰はうち捨てて、衣の前を調(ととの)へはてて、腰をおよびてとるほどに、後ろざまに手をさしやりて、猿の手結はれたるやうにほどき立てるは、とみのことに出でたつべくも見えざめり。 【読書ノート】 古代=古めかしい。ジジくさい人。→桃尻語訳。指貫着たる=指貫をはく時の様子。たいだいし=困ったものだ。チンタラしている。→桃尻語訳。腰=後ろの腰紐。 #本(レビュー感想) « 「わたしなりの枕草子」#294 | トップ | 「わたしなりの枕草子」#296 »
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