つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

荒井陽一さんのこと

2008年02月27日 | 友人
                  荒井陽一さん

荒井陽一さんは、新国劇について造詣が深い方です。
戦前の新国劇を観劇している人です。
親に連れて行ってもらったことが切っ掛けとなって新国劇のファンになりました。

今では新国劇の生き字引と人から言われております。
公演した劇の話となると、「あの役を演じた誰それが良かった」と即座に話します。
同じ演目でも、「誰それの何々の役は素晴らしかった」と比較して話します。
ほとんどの演目を観劇しているし、公演劇場から配役までもよく記憶しています。

パンフレットも全て保存しているそうです。
戦中の時に、新国劇のパンフレットは疎開先に移転していたので、焼失を免れた。と笑顔で語っていました。

新国劇が看板を下ろした後も、その精神を継承している劇団若獅子の後援者として大きく貢献しております。
荒井陽一さんのお話をすることは含蓄があり、とても参考になります。

(2月27日記 池内和彦)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする