つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

「すみだ北斎美術館」鑑賞

2022年09月29日 | 芸術
 葛飾北斎「神奈川沖浪裏」(富嶽三十六景)

 すみだ北斎美術館は世界的な建築家の妹島和世氏の設計によりに墨田区の北斎通りに完成しました。2016年(平成28年)11月22日に開館してから予想以上の来館者があり話題となりました。

 葛飾北斎については中学生の時に読んだ本により興味を持っていました。北斎美術館を訪れることが出来良かったです。

 葛飾北斎(1760~1849)はすみだの地で生まれおよそ90年の生涯をほとんどをすみだに過ごしながら、優れた作品を描いていました。当初は読本という小説の挿絵などを精力的に制作していました。

 北斎が富嶽三十六景で描く波の情景は物凄く迫力のあるものとなっています。代表作「神奈川沖浪裏」は、「グレートウェーブ」の愛称で世界中で評価されています。ダイナミックな波をはじめさまざまな水の表情を描いた作品をのこしています。

 富士山の表情を描いた「凱風快晴」は国立演芸場の緞帳に使用されていました。


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勝・西郷会見地

2022年09月28日 | 歴史
 田町薩摩邸(勝・西郷の会見地)跡地

 田町駅のそばの第一京浜道に、薩摩邸跡地の記念碑がある。この敷地は、明治維新前夜、慶応4年3月14日、幕府の陸軍総裁である勝海舟が、江戸100万市民を悲惨な火から守るため、西郷隆盛と会見し、江戸無血開城を取り決めた「勝・西郷会談」の行われた薩摩藩屋敷跡の由緒ある場所です。

 この蔵屋敷の裏はすぐ海に面した砂浜で当時、薩摩藩国元より船で送られてくる米などは、ここで陸揚げされた。

 現在は、鉄道も敷かれ(明治5年)更に埋め立てられて、海まで遠くなりました。この付近は最後まで残った江戸の海岸線です。

 また人情噺で有名な「芝浜の革財布」は、この地が舞台となっています。
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六つ又子育地蔵尊

2022年09月27日 | 豊島区

 六つ又子育地蔵尊

 帝京平成大学池袋キャンパスは春日通りに面して豊島区東池袋2丁目にあります。その大学の前に「六つ又子育地蔵尊」が設置されております。

 名前の由来は旧鎌倉街道の道筋にあたる六ツ又交差点にあったものが、高速道路工事の為に現在の地に移されたことからです。当時は毎月6の日(6日、16日、26日)には子育地蔵尊縁日として賑わっていました。

 ここは以前、豊島区立時習小学校のあったところで、百年の歴史があり、多い時は児童数が2000名以上いました。その後、児童数が減っていき、二つの小学校が合併となり今では総合グランドの隣の朋有小学校となっています。


 移動した跡地を帝京平成大学が購入して池袋キャンパスとして運営をしております。「六つ又地蔵尊」は、道行く人たちの安全を見守っております。

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マジック発表会案内

2022年09月26日 | TAMC
 私の所属しているTAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)は昭和8年(1933年)発足して、来年90周年を迎える日本で初めてのマジッククラブです。
 「マジック発表会」はコロナ禍の為に2年間開催されませんでした。今年は3年振りに開催されますのでご案内いたします。

 (日時)10月23日(日)午後1時30分開場、午後2時開演
 (会場)有楽町マリオン11階「朝日ホール」(有楽町駅徒歩2分)

 「マジック発表会」の観覧を希望する方は連絡をください。
 入場券(無料)を送付いたしますので希望枚数をお知らせください。

 写真は以前出演をした時のものです。
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銀座共同溝

2022年09月25日 | 日記
 銀座共同溝

 銀座松屋の地下一階入り口脇に「銀座共同溝」が見物できる場所があります。道路下に埋設されている電線やガス管などがガラス越しに見えます。

 共同溝は道路の地下に、電気、ガス、上下水道などのライフラインをまとめて収容しています。路上工事をなくすことが主な目的であります。

 電線共同溝は電気や電話の線を主に歩道の地下にまとめて収容することによって、無電柱化することが主な目的です。日本では無電柱化はまだまだ進んでいません。また、共同溝はライフラインの中でも大容量のものを収容するものです。

 銀座に行ったら覗いてみたら如何でしょうか。


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東京駅丸の内駅舎のドーム天井

2022年09月23日 | 名所
東京駅丸の内駅舎のドーム天井

    東京駅丸の内駅舎には、南側と北側にドーム型の建築があります。ドームの中に入っていくと多くの人が天井を見上げてカメラで撮影をしています。

 ドーム天井までは吹き抜けとなっています。創業時の建築を復元をしていて、天井は丸いなかに八角形となっています。

 白いハトが飾ってあります。また干支の動物たちも見ることができます。東京駅に行ったら丸の内駅舎は必見の場所である。


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巾着田曼殊沙華公園

2022年09月22日 | 名所
 西武鉄道秩父線の高麗駅から徒歩15分ほど歩いていき、高麗川に架かる鹿台橋を渡るとそこは巾着田と呼ばれる場所です。日高市のシンボル日和田山から見ると高麗川がU字型に蛇行しているところが巾着(きんちゃく)の形に似ているから巾着田と呼ばれるようになりました。

 秋の9月の彼岸の頃になると、彼岸花と呼ばれる曼殊沙華が深紅の花を咲かせています。昭和40年代後半に日高町が巾着田の用地を取得して、整地したところに曼殊沙華を咲かせることに力を注ぎました。

 河川の増水等により流れてきた漂流物の中に混じってきた球根が漂着し、根付いたものであると考えられています。

 秋の彼岸には500万本の曼殊沙華の群生が、赤いじゅうたんを敷き詰めたように咲き誇ります。コロナ禍の為に2年間曼殊沙華まつりは開催されませんでしたが、3年振りに開催されました。目の保養になり、日ごろの疲れを癒してくれました。
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氣賀康夫さんについて

2022年09月20日 | TAMC
 氣賀康夫さん(TAMC名誉会員)

 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズクラブ)の20代会長を務められて名誉会員である氣賀康夫さんは奇術研究家です。学生時代に慶應義塾大学の奇術愛好会(KMS)に所属し、1959年度には三代目幹事長を務めていました。

 学生時代より母校の先輩であるマジック界の大御所高木重朗氏に師事。アメリカで活躍し引退後日本に帰国した偉大なプロマジシャンの石田天海氏にも直接の指導を受けていました。1972年には権威ある「石田天海賞」を受賞しています。「初期の段階で両先生の指導を受けられたことが、マジックへの適切な取り組み方を身に付けるためにプラスになったと思う」と語っています。ニューヨーク留学中にはアメリカの一流の奇術家と積極的に交流していました。

 マジック関係の著書も多い。主な著書に「コイン奇術の研究」「百万人のトランプ手品」「奇術入門シリーズ・トランプマジック」「ステップアップ・カードマジック」「ビギナーズマジック」「コイン・マジックへの誘い」などがあります。

 現在TAMCでは、研修会の講師も担当して後進の指導にあたっています。マジックの創作活動にも意欲的に取り組んでおります。初めてお会いした時、私のQRコード付きの名刺を見て、それをヒントにスマホを利用したマジック「ヘップバーンの予言」を創作してくれました。共同制作者として私の名前も入れてもらってあります。

 一組のカードを用い、ゲストが選ぶ一枚のカードを予言するという奇術であります。事前に用意した写真の中にQRコードを仕込んでおき、客のスマホを利用して読み取り機能でデータを取得すると、選んだカードの名前が出てくるという現象であります。スマホが普及して、多機能な操作を利用できる環境が整った時代の新しいマジックです。

 氣賀康夫さんは、人の交流をとても大切にする方です。人の意見はよく聞いてくれ的確な助言をしてくれます。いつも明るく笑顔で対応してくれます。マジックの技法についても優しくアドバイスしてくれます。

 マジックを一言で言えば「不思議の楽しい演出」と語っています。日頃マジック文化を広げていくことに尽力している氣賀康夫さんであります。


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敬老祝い品

2022年09月19日 | 日記
 豊島区役所高齢者福祉課から簡易書留が届きました。封筒には「敬老祝い品在中」と記載してあります。

 「豊島区敬老のお祝い」と文書が同封されていました。
 “貴台におかれましては、ますますご清栄のことと推察申し上げます。さて、この度貴台が令和4年度豊島区敬老のお祝いの対象者となりましたので、お知らせいたします。ここに謹んでご長寿のお祝いを申し上げますと共に、お祝いの品として「豊島区内共通商品券」を贈呈させていただきます。これからもますますご自愛され、お元気でお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。令和4年9月吉日 豊島区”

 77歳の喜寿の時に、敬老の日に合わせて豊島区役所がお祝いの品を贈呈してくれることが分かりました。顧みれば、自分が長寿の部類に入っていたことに気づかされたことです。いつも元気よく若い気持ちで活動していると思っていてもいつの間にか年齢を重ねてここまで来ていたのか。と感慨深い気持ちになりました。残る人生は社会の為に貢献できれば良いかと考えております。
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矢切の渡しの船頭さん

2022年09月18日 | 池さんぽ
 江戸川の矢切の渡しの船頭さん

 江戸幕府は、暴れ川と呼ばれた利根川の洪水対策として埼玉の関宿から江戸川を分水路として施設した。当時の土木工事はとても大変であったようだ。また、幕府を攻めてくる敵陣からの進路を阻むためにほとんどの川には橋を建設しなかった。そこで利根川から江戸川までのあらゆる川に十五の渡し船場を設けたが、今ではただ一つ残ったのが江戸川の矢切の渡しである。

 その日は、長い列も無くすぐに渡し舟に乗れた。強い日差しも舟が川面を進むと心地良い風が顔にあたって気持がいい。ゆっくりと和船を櫓を漕いでいく船頭さんの姿がとても絵になる。前後に体をゆすり櫓を動かすと水面を流れるように舟が進んでいく。手を伸ばせば川面の水まで届く。水が冷たく気持がよい。向う岸に着くとそこは千葉県松戸市である。伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の舞台となっているところ。

 矢切の渡しは帝釈天の庚申の日には、多くの人たちが長い列をつくるという。東京の中にも江戸時代の風情を醸し出している矢切の渡しと船頭さんであった。


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自動車暴走事故慰霊碑

2022年09月17日 | 社会
 2019年(平成31年)4月19日12時25分ごろ、東京都豊島区東池袋四丁目の東京都道で自動車が暴走して多重衝突事故がありました。乗用車は赤信号を無視して交差点内の横断歩道に突っ込むなどして、母子2人が死亡し、乗用車を運転していた男性を含む10人が負傷したこの事故は大きく報道されました。

 この事故現場横の公園の一角に「慰霊碑」が建立されています。慰霊碑の前には毎日どなたかが花を手向けております。この慰霊碑のところを通るときには、立ち止まって手を合わせて、亡くなった方のご冥福を祈るとともに自動車事故を風化させないことを願っています。

    事故の裁判の判決のあった日にも、この慰霊碑に行って参拝をしていました。メディアの人たちが多くおりました。慰霊碑から立ち去ろうとしたときにテレビクルーの人たちに囲まれて取材を受けました。マイクが8本、カメラが4台でした。その時の模様は夜のテレビニュースで報道されました。友人から「テレビ観たよ」と連絡がありました。



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神田須田町一丁目の老舗店

2022年09月16日 | 飲食店
いせ源本館

神田須田町一丁目界隈には老舗の飲食店がたくさんあります。
東京都選定歴史的建造物に指定されたもの。

「いせ源本館」(天保元年 1830年創業)あんこう鍋
「藪蕎麦」(明治13年 1880年創業)蕎麦御三家の一つに数えられる。
「神田まつや」(明治17年 1884年創業)手打ちそばの老舗
「ぼたん」(明治30年 1897年創業)すき焼き
「竹邑」(昭和5年 1930年創業)甘味処 池波正太郎の贔屓店

その他にも、夏目漱石が絶賛してメニューになった洋風かきあげで人気の洋食「松榮亭」
ケーキの美味しい「近江屋洋菓子店」、とんかつの「万平」、いなりずしの「志乃田ずし」珈琲ショパン等々。

平成の時代に古き良き時代に建設された飲食店の建物を見ながら散策するのも楽しいものです。


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記念碑「永久平和を願って」

2022年09月14日 | 歴史
 「永久平和を願って」記念碑

 池袋にサンシャインシティがあります。多くの人たちが来場して楽しんでおります。ここは以前東京拘置所(巣鴨プリズン)があった場所です。その一角に東池袋中央公園があります。植木に囲まれた場所に「永久平和を願って」と明記された記念碑があります。

 ここは終戦後、東京裁判で死刑宣告されたA級戦犯たちが絞首刑を執行された場所。石碑の裏には東京裁判のことが記してあります。サンシャインシティの建設でも一番最後に造営されたところです。建設中の事故など起こさないような配慮であったようです。

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TAMC研修会(9月)

2022年09月12日 | TAMC
 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の9月研修会は、氣賀康夫さんが講師となり、「スライディニの復活する新聞紙」でした。研修企画の柏木直也さんによる運営と進行で研修会はMシアターにおいて進められました。

 氣賀康夫さんからスライディニによる復活する新聞紙がとても見事に組み立てられていると解説があり、その後、スライディニによる演技を映像で鑑賞しました。

 参加者は新聞紙の仕掛け方法から学んでいき、うまく工作が出来たところから演技に入りました。解説書の配布もありましたので、演技研修をしながら解説書を確認しながら習っていきました。ほとんどの参加者が演技を習得しておりました。最後には、習った演技を披露しておりました。
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駅ホームのいす席

2022年09月11日 | 社会

 駅ホームのいす席(赤羽駅)

 鉄道駅のホームの椅子やベンチは線路側に向いているところが多い。駅のホームには傾斜があるところが多く、以前赤ちゃんが乗った乳母車が動き出して線路に落下したとのニュースがありました。今は多くの駅でホームドアが徐々に設置されています。

 大阪環状線に乗車した時にホーム上の椅子席が線路の反対側の壁際に縦に一列に並んでいることを見たことがありました。

 赤羽駅のホームには、線路と並行して椅子席が並んでおります。何かその方が安全に感じます。今後このような線路と並行した駅ホームの椅子席が増えていくことでしょう。

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