三遊亭円楽師匠が引退を表明した。
私が高校2年生の時に上野鈴本演芸場で円楽師匠の真打ち披露興行を観に行った。
円生師匠が真打ちになった円楽師匠を宜しくお願いいたします。と言って観客に頭を下げて挨拶をしている姿が昨日のように思い出される。
それは45年前のことであった。
円楽師匠は若手四天王として立川談志、古今亭志ん朝らと話題になり、評判通りの噺を聴かせてくれた。
テレビの「笑点」にレギュラー出演して、星の王子様などと自分のことを表現をして笑わせていた。
その番組の司会も歌丸師匠に譲り、病気回復に努めていた。
昨夜国立演芸場で人情噺である「芝浜」を演じていて、自分の引き際を感じたと話す。
円楽一門には、好楽、楽太郎をはじめ上手い噺家が沢山いる。
これからは円楽一門会(40名)の時に、落語ではなくトークショー等では出演するとのこと。
落語の上手い噺家がまた一人高座から去っていき寂しい限りだ。
(2月26日記 池内和彦)
私が高校2年生の時に上野鈴本演芸場で円楽師匠の真打ち披露興行を観に行った。
円生師匠が真打ちになった円楽師匠を宜しくお願いいたします。と言って観客に頭を下げて挨拶をしている姿が昨日のように思い出される。
それは45年前のことであった。
円楽師匠は若手四天王として立川談志、古今亭志ん朝らと話題になり、評判通りの噺を聴かせてくれた。
テレビの「笑点」にレギュラー出演して、星の王子様などと自分のことを表現をして笑わせていた。
その番組の司会も歌丸師匠に譲り、病気回復に努めていた。
昨夜国立演芸場で人情噺である「芝浜」を演じていて、自分の引き際を感じたと話す。
円楽一門には、好楽、楽太郎をはじめ上手い噺家が沢山いる。
これからは円楽一門会(40名)の時に、落語ではなくトークショー等では出演するとのこと。
落語の上手い噺家がまた一人高座から去っていき寂しい限りだ。
(2月26日記 池内和彦)