白鳥勝彦一座によるイリュージョンマジック
好天に恵まれた虎ノ門のニッショーホールにはTAMC(東京アマチュアマジシャンズクラブ)のマジック発表会を観覧するために多くの人が並んでいた。開場時間は午後1時半にもかかわらず、いい席を確保しようと一番早い人たちは午前11時前から入り口に並んでいた。開場の1時間前にはニッショーホールを取り巻くほどの行列ができたため、時間を早めて開場した。入り口ではおみやげマジックとプログラムを受け取り入場。
司会はベテランの山崎孝一氏。
第1部は9作品の演技披露があった。
ヤマト運輸元社長であった都築幹彦さんの「和楽花道中」は華やかで大きな傘を出現させるなど観客はとても喜んでいた。いつも三味線、太鼓、笛が生演奏で演技に華を添えている。
第2部の最初はイリュージョンマジックの白鳥勝彦一座によるもの。観客もこの作品演技を楽しみにしている人も多い。「夢の中からパートⅣ」として箱を横に倒したり、浮かしたり、回転させたりする摩訶不思議な演技。そして007ジェームスボンドのミュージックに合わせてダンサー4名が踊っているときにあっという間にオートバイが出現していたイリュージョンマジックには、会場内から割れんばかりの拍手が寄せられた。
最後に演じられたマジック劇昔話「猿かに合戦」は、佐久田修さんのナレーションで進行していった。猿、カニの親子、臼などがマジックを演じながらストーリーが進んでいく。劇団TAMaCの演目も毎年好評であります。
800名収容のニッショーホールは満席となって大盛況でありました。
(10月25日記)