つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

Mシアターのらせん階段

2024年07月14日 | TAMC
 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の研修会会場は港区芝の電巧社内の「Mシアター」を利用させていただいております。

 「Mシアター」のコンセプトは、Magic、Movie、Music、Meeting、Mealなど。「M」で始まるイベントは何でもござれと活用できるようになっております。それがMシアターの理念であります。

 こだわり満載のMシアターは、照明、音響、映像など装置(Machinery)も最新鋭を備えております。また客席は床が機械的(Mechanically)に昇降できるようになっております。機能的利便性に特化しています。

 Mシアターのらせん階段の壁には、世界中の「ありがとう」がいっぱい散りばめられております。階段を降りるときは感謝の気持ちが滲み出てきてこころより「ありがとうございます」と清々しい気持ちになります。

 文化的水準がとても高いMシアターで素晴らしいマジシャンたちの研修を受けられる喜びを感じております。


ありがとう階段のTAMC・高橋忠利会員


能勢裕里江さんのシルク演技


古川 令さんのジャンボカードの演技
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山本玄一さまの訃報

2024年07月11日 | TAMC
 山本玄一様の訃報がありました。(行年90歳)
 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の19代会長を務められて組織を広めた功績は大きなものがあります。

 私がTAMCに入会できたのは山本玄一様の推薦があったからです。
 山本玄一様のマジック教室に参加してから、TAMCのマジック発表会を何度も観覧したことにより、入会を勧められました。

 それから18年。いろいろとご指導を頂き感謝しております。
 いつも優しい言葉でお話ししていただき、品格があり、人格者であると尊敬をしておりました。
 
 私の関係している躰道の全国大会を観覧の為に東京体育館へ来場をしてくれました。また、神田祭に参加したことを案内すると現場まで観に来てくれました。
 
 ブログ「つれづれなるままに」にも山本玄一様について何回も掲載させていただきました。例会発表、合宿研修会発表、神田祭の神輿の前で撮った写真などを見て当時のことが蘇ります。

 ご冥福をお祈り申し上げます。

   
TAMC例会で発表する山本玄一様   マジック教室の生徒たちと(神田祭)
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昭和天皇記念館について

2024年07月09日 | TAMC
 昭和天皇と昭和の記憶を後世に伝えるために、昭和天皇記念館がリニューアルプロジェクトを開催中です。

 私の親しいTAMCの友人である梶田明宏さんは昭和天皇記念館の副館長として活動をしております。
 2005年、国設昭和記念公園の「花みどり文化センター」内に「昭和天皇記念館」を開館しました。まもなく開館20年目となりますが、開館当初より展示内容がほとんど変わっておらず、展示設備も老朽化してきております。そのため、昭和天皇記念館をリニューアル改修をすることになりました。
 そんな想いから今回はじめてグランドファンディングへの挑戦を決断しました。
 ◎寄付募集期間 令和6年7月2日~9月30日 ◎目標金額 2,000万円 ◎寄付の使い道 昭和天皇記念館のリニューアル費用

 梶田明宏副館長は「昭和天皇が崩御してから40年近く経ち、昭和天皇を知る人、昭和という時代を知る人が少なくなってきた今こそ、この昭和天皇記念館を今を生きる皆様に合わせて運営していくこと、そのためのリニューアル改修がいま必要だと考えております。過程にご参加いただくことで、より多くの方に昭和の時代に触れてほしい。昭和天皇や当時の人々の想いを知ってほしい」と語っております。

 昭和天皇記念館のリニューアルにご協力ください。


昭和天皇記念館副館長・梶田明宏さん(右)

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区民ひろば西巣鴨「七夕サロン」

2024年07月06日 | TAMC
 豊島区民ひろば西巣鴨第一の「七夕サロン」にマジック出演をしました。
 TAMCのメンバーである濱谷堅蔵さん、古賀輝行さんと池内和彦の3人で行ってきました。
 当日は猛暑日となり暑い日でしたが、区民ひろば西巣鴨が募集した28名の女性たちと職員4名が一時間にわたりマジックを楽しんでくれました。観客には飲み物と茶菓子を提供されてサロン風のスタイルで会場設営もゆったりとした和やかさが溢れておりました。

 池内和彦の演目は、サムチップを活用した白いハンカチから赤色のシルクが出現してまた消えるところから始まりました。宝くじが百万円に変化、赤いボールペンが黒いボールペンに変化、二本のロープに赤色、黄色、緑色のシルクを結び付けて掛け声とともに空中に飛ばす神田祭、後半はお客様と一緒に遊びながら進めました。半分隠れている漢字を当てるものは最初は昭和、続いて平成、そして最後は? 三枚のトランプカードをみて真ん中のカードを覚えてもらい裏にして引いてもらうと別のカードが出現、最後は1~6の封筒のカードと最後のカードが一致すれば新1万円札のバスタオルが貰えるというゲームでした。5人のお客様が好きな数字を順番に選んでいきましたがどれもあたらず最後に残ったカードが一致したものでした。

 濱谷堅蔵さんの演技はさすがに熟練した内容で楽しいものでした。おしゃべりも巧みで観客を引き付けておりました。
 ファンファーが鳴り、リズムカルなスペイン音楽に乗って登場すると、バニッシングケーン→「ケーンtoシルク」→バラバラのシルク3枚を新聞紙中に入れると、繋がって出てくる「シルクの結合」→「レインボーシルク」へと一気にテンポの良いマジックが続き、三角板を開くと「寿」の文字が出ているというオチがありました。
 後半はおしゃべりマジックへと続き、空の手から千円札が出現したと思ったら今度は白紙に火をつけて燃やし、その灰を手で揉むと壱万円札になるというお客様から拍手喝采の「お札マジック」を見せてくれました。そして「残念カード」でお客様とかけ合いの楽しいマジックへと続き、最後は「新聞紙のカード当て」→「♦️のK」で締めくくられました。

 古賀輝行さんはパームライトからスタートして、ライトローズなど光物を演じております。シルクセレナーデ、ドリームboxでは花かごが次々と出現してくるしまた多くのカラフルな花々が続々と出現して拍手が鳴りやまなかったです。ファウンテンシルク、投げテープ、最後は大きな緑色の「おわりシルク」を出現させました。

  
濱谷堅蔵さんのお札マジック          古賀輝行さんのシルク演技

    
「何て読む?」の演技             マジッククラブ看板

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升田晋造さんのマジック演技

2024年07月02日 | TAMC
 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)のメンバーに升田晋造さんがおります。

 マジック発表会では、ステージで中国の秘伝とされている「変面」の演技を披露してくれたこともあります。高度の作品なので観客を魅了しておりました。また和妻の作品で傘出しやお面の演技も発表してくれました。
 TAMCの中では最高レベルの演技を披露される方です。

 升田晋造さんはTAMC例会で久し振りに出演をしてくれました。
 演目は 「カップ&ボールとカードマジック2題の紹介」
 カップ&ボールは、カップの中の赤いボールが黄色に変化したり、突然大きな赤いボールになったり、赤いボールが別のカラフルな緑や黄色、青、紫色などのボールとなって出現したり不思議な現象を披露してくれました。

 カードマジック
 ① 客がストップをかけたカードを他のカードとくちゃくちゃに混 ぜた状態で、演者が当てるカードマジック。

 ② 客にデックを渡して、裏と表が混ざった状態にしてもらい、テ ーブル上で裏向きのカードを取り除いていく。残りのカードを同様に裏と表が混ざった状態 にしてもらい、テーブル上で裏向きのカードを取り除いていく。繰り返して最後に残った表向きのカードが、予言と一致する作品です。

 いつも素晴らしい演技を披露してくれる升田晋造さんのマジックはプロ並みです。


和妻の演技「傘・蒸籠」(朝日ホール)
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SOMPOケアラヴィーレ東池袋でマジック披露

2024年06月23日 | TAMC
 SOMPOケアラヴィーレ東池袋でマジックを披露しました。
 出演はTAMCメンバーの中村紀典さんと松岡 聡さん、池内和彦です。
 観客は25名で女性の方が多くおりました。

 演目は一人2回に分けて行いました。
 中村紀典さんは、赤いバラを白い紙に変化、その白紙を1万円に変化、そして1万円を焼いてしまう演技には観客もビックリしておりました。最後は元の1万円に戻っていたのでほっとしていました。後半は風船を使用したダンス演技でした。最後の風船を割った時には観客が驚いていました。

 松岡 聡さんは、グラスに入った二色のシルクが一瞬の間に一枚が無くなっている不思議さを演出していました。二枚の半円形の紙を出して長い方と短い方を交互にすると、長い方と短い方が反転するが最後は同じ大きさである。3つの赤いスポンジボールが緑、黄色、青色と変化しました。後半は迷宮シルク&ボトルプロダクションです。いろいろのカラフルなシルクが次々に出現していき、最後は新聞紙に包んだボトルを割ると桜模様の大きなシルクとカラフルなボンボンが出てくるダイナミックな演技でした。

 池内和彦は、サムチップを活用したもので白いハンカチから赤いシルクが出現して次には消えてしまうもの。宝くじが百万円に変化した演技。空の封筒から次々に花かごが出現してくるもの。2本のロープに3色のシルクを結んで空中に飛び放す神田祭。後半は観客と一緒に遊ぶことのできる作品を演じました。何て読む?は半分隠れている漢字を当てるもので、昭和、平成と続き次は令和と思わせて全部を開いたら別の字であった。観客が爆笑していました。三枚カードは真ん中のカードが別のカードに入れ替わっているもの。赤と白のロープが上下に入れ替わるもの。最後は1~9まで書いたカードを渡して好きな数字を選びその数だけ進んでいき止まったところの数字の数だけ時計回りに進むとすべての人が「8」のところへ集まるものです。

 全部で一時間のマジック披露でしたが、皆さんがとても喜んでおりました。
 終わってからは、3人で本日の演技の反省とTAMCの組織と仲間たちの話をして懇親のひとときを過ごしました。


中村紀典さんによる「風船のダンス」


松岡 聡さんによる「長い短いイリュージョン」


池内和彦による「神田祭」
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土屋理義さんについて

2024年06月14日 | TAMC
 土屋理義さんは78歳の誕生日です。おめでとうございます!

 親しいマジック仲間に土屋理義さんがおります。TAMC(東京アマチュアマジシャンズクラブ)ではベテランのメンバーです。例会の研究発表ではいつも素晴らしいオリジナル作品を披露してくれます。

  マジック大会では趣味の落語を採り入れた「落語手品」も好評です。
 著書に「マジックグッズ・コレクション」(東京堂出版)も出版しております。

 土屋理義さんの経歴も凄いです。
 慶応義塾大学経済学部卒。オックスフォード大学留学。アマチュアマジシャン、切手収集家、郵便史研究家。元三菱銀行支店長(英米駐在12年)。東京アマチュア・マジシャンズクラブ、ソサエティー・オブ・アメリカンマジシャンズ、ロンドン・マジックサークル、日本郵趣協会、英国王立郵趣協会各正会員。(財)切手の博物館監事。
 「図録・歴史秘話 南方占領地の切手と郵便」(日本郵趣協会)、「南方占領地 切手・ステーショナリー」(日本郵趣出版)など切手関連の著書8冊。
 切手コレクション作品でJAPEX(全国切手展)グランプリ大金賞、国際切手展(東京、ワシントン、ジャカルタ、バンコク、ソウル)で金銀賞を受賞。2011年に郵趣界の最高賞である中島健蔵・水原明窓記念賞を受賞。

 土屋理義さんはいつも笑顔で接してくれて人望の厚い方です。
 現在、TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の22代会長に就任して組織発展の為に尽力しております。





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牧原俊幸さんについて

2024年05月28日 | TAMC

 牧原俊幸さんのマジック演技

 牧原俊幸さんはフジテレビのアナウンサーとして活躍をしておりました。  
        
 退職をしてフリーアナウンサーとなった機会にTAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)に入会をしました。
 
 マジックは早稲田大学在学中に寄席演芸研究会に所属していて修練をしていました。

 フジテレビ在職中の時にもテレビ出演中にマジックを披露したこともありました。退職後は「マッキー牧原」の芸名で浅草演芸ホールや日本奇術協会のMOMなどにも出演をしております。

 TAMCの例会では会員の発表で演技を披露してくれました。解説するときの説明もとても分かりやすくトークが上手です。マジック大会では司会を担当しておりました。

 現在はボランティア委員長として活躍しております。

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TAMCの会員発表

2024年05月07日 | TAMC
 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)の例会は毎月第一木曜日と第三木曜日の二回開催されます。例会では毎回4名のメンバーが発表を担当します。毎年5月は誕生月となりますので会員発表の出演をしています。

 TAMCに入会して18年が経過して、初期の頃の話から始めました。クラブのメンバーのこと、組織の理念などを述べました。品格と礼節を重んじる歴史のあるマジッククラブであること。
 発表の時には前半にTAMCのメンバーについての紹介をして、後半はマジックを披露するようにしております。

 今回メンバーの紹介は、現会長であります土屋理義さんについて採りあげました。土屋理義さんは三菱銀行に就職して28歳の時に丸の内で発生した連続企業爆破事件(1974年)に巻き込まれました。その時の模様を例会に出席しておりました土屋理義さん自身から詳細の説明がありました。またニューヨーク支店に勤務していたこともあり、同時多発テロ事件(2001年)のWTC(ワールドトレードセンター)が襲撃された模様も話してくれました。

 自分自身の発表は健康についての体験談を披露しました。
 ①マジックについて ボランティア委員となりマジック出演は189回となった。今は池袋マジック教室を主宰している。社会福祉協議会発行のボランティアセンターだよりに毎回TAMCを広報している。
 ②日記について ブログ「つれづれなるままに」を毎日投稿して17年間で閲覧数が666万回となっている。TAMCに関することはホームページの外部リンクに掲載されていること。会員の膳場昭さんについての話題は現在でも多くの人にアクセスされている。また多湖輝先生の話題は多くの人が関心を寄せていること。ブログ「つれづれなるままに」はFacebookともリンクをしているので、TAMCのメンバーからコメントがたくさん寄せられていること。
 ③歩くことについて 学生時代から躰道を修練しているので動くことは好きです。毎朝5時30分から朝の散歩に出かけて、6時30分からのラジオ体操に参加していること。昼間も動くことが多いので1日15000歩ほど歩いています。

 マジック発表は、奇術史研究家である河合勝先生から指導を受けた江戸時代の和妻を披露しました。
 ①十二支射覆(しゃふく)は江戸時代の貴重な資料です。干支の十二支の絵が4枚のカードの分散されて描かれております。ゲストが選んだ動物の絵が描かれてないカードの番号を言ってもらうとゲストの選んだ干支の動物が分かるというもの。
 ②和紙を使用して重たいものを釣り上げる「銭一貫文を紙で釣るす」という江戸時代に人気のあった演目を披露しました。

 今回の会員発表を担当して貴重な披露が出来て有意義なものでありました。

 連続企業爆破事件の体験談を話される土屋理義氏

 膳場昭さんの話題は今でも多くアクセスされています
 
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膳場 昭さんについて

2024年04月16日 | TAMC

 懇親会で司会を担当する膳場昭さん

 TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)のメンバーで親しくしていた膳場(ぜんば)昭さんがおりました。クラブでは、懇親会や家族会、合宿研修会、新年会等のイベント委員長として企画運営を担当していました。

 朝日新聞の「おやじのせなか」に膳場昭さんのことが掲載された。娘さんはフリーアナウンサーの膳場貴子さんであります。その貴子さんが語る父親・膳場昭さんは、三井物産勤務時代は海外生活が多かった。


 平日はもちろん、土日も出張や接待でほとんど家にいなかった。子供の頃のイメージは、トレンチコートにパイプ。少しキザなところがあった。たまに早く帰って来ると嬉しくて、「おかえり!」といって抱きつくとコートに染み付いたタバコのにおいが、父の最初の記憶でした。

 貴子さんが社会人となって、父の仕事ぶりを知る機会が増えた。財界の大物に取材に行くと「昔、お父さんにお世話になって」と笑顔で迎えられると気持ちが楽になった。

 酒の弱い父が、顔を真っ赤にして宴会を盛り上げていたことを取材で知った。仕事中心であった父ですが、いつも家族のことを気にかけてくれました。ニュースキャスターという仕事柄、プライベートなことで騒がれることもありますが、父は「仕事のマイナスも含めて引き受けるなら、自分の思うようにすればいい」と冷静に声を掛けてくれた。人付き合いを大切にする姿勢は見習いたいと思います。と尊敬の念で父親・膳場昭さんのことを語っています。

 TAMCの「トランプカード物語」のナレーター担当も膳場昭さんからの要請により貴子さんは快く引き受けてくれました。TAMCでも嫌な顔ひとつしないで任務をこなしている膳場昭さんの姿は人格者として慕われていました。何しろ真面目な人でマジック技術もコツコツとこなしており、どんどん高まっている人、それが膳場 昭さんの姿でした。

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多湖 輝先生の墓参

2024年04月15日 | TAMC
 多湖 輝先生のお墓参りに行ってきました。
 
 TAMC研修会が港区芝のMシアターで開催される前に、近くの三田にある弘法寺にある多湖 輝先生のお墓参りをしました。TAMCの最近の報告と今後の予定や会員の状況などを報告をしてきました。

 弘法寺は三田の慶應義塾大学東門の近くにありますので、交通の便もよく時間のある時には時々墓参へ行っております。

 多湖 輝先生には、TAMCに所属中はいろいろとお世話になっておりました。今後もまた時間のある時に墓参へ行き報告をしてきます。
 戒名は教育者らしく「高雲院教道光輝居士」です。


「弘法寺」(港区三田2-12-5)
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TAMC研修会(4月)

2024年04月14日 | TAMC
 TAMCの4月研修会は、子供向けのマジックグッズ考案者として活躍されている藤原邦恭先生を講師としてお招きして開催されました。
 会場は港区芝にありますMシアターです。

 まず最初に、藤原邦恭先生がどのようにマジックと関わってきたかについてのプロフィールの話がありました。

 研修では、一つの演技をユーモアたっぷりに披露して解説をしてくれます。瞬間的にコンパクトに演じる技法について教えてくれました。見ている人たちが楽しむことが大切であり、演じる方も楽しく演じながら不思議さを出していくことが必要である。

 藤原先生が演技をするときに客役として出演をした松岡尚登さんの「指切りギロチン」や高橋哲夫さんの「紅白ロープの瞬間移動」は素晴らしいものでした。
 演技をするときに簡単な予告も観客が注目する手法として必要である。また5秒でできるものは倍の時間をかけて10秒で演ずることもポイントであると説明がありました。

 藤原邦恭先生の著作本「3ステップでできる!世界で一番やさしいマジック」はとても参考になります。マジック披露やマジック教室の教材に活用できるものが沢山掲載されております。

 TAMCの研修会は、著名なマジシャンの方を招聘して開催されていますので、参加しているととても参考になって身に付きます。
 マジック研修は奥の深いものが沢山あることを実感しております。


「指切りのギロチン作品」


「紅白ロープの瞬間移動」


「紙ロープから靴が出現」


「世界で一番やさしいマジック」本
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TAMC合宿研修会(その2)

2024年03月12日 | TAMC
 TAMCの合宿研修会の2日目は、バイキング朝食を終えて午前中の研修会は初めての試みとして「プチコンテスト」が開催されました。

 出演者は研修会参加者全員で25人です。司会進行役は上村力彦さんです。
 演技時間は10秒から最大2分と決められています。演技内容はマジックなら何でもOK。一発芸でも、しっかりした手順でも、発表会の練習のチャンスとしても、今まで学んだ復習としても認められていますので演技がしやすくなっています。

 コンテストなので賞品も用意されていました。会長賞、素晴らしいで賞、ふしぎで賞、おもしろいで賞、大変だったで賞、もっともっと賞、もう少しがんばりま賞などユニークな名前の付いた賞もたくさんありました。

 出演者の演技の中には、トランプのファンカードをきれいに見せる人、トランプカードが少しずつ小さくなっていくことを演技する人、客の選んだカードが袋の中から釣りあがる不思議さを披露した人、カラフルなボンボンを上下に移動していく人などがおりました。

 自分は奇術史研究家である河合勝先生から教えてもらった和妻の中から江戸時代のもので「銭一貫文を紙で釣るす」演技をアレンジして、本やマジック用品などを中に入れて重たくなったカバンを和紙で釣りあげる怪力模様を披露しました。

 研修会に参加した人たちは、各自の得意とする演技を披露しており、観ている人たちもとても参考になったプチコンテストでした。

 2日間にわたる合宿研修会は最後に集合写真を撮影して解散となりました。


石崎健治さん              松岡 聡さん


上村力彦さん             土屋理義さん


重いカバンを紙で釣り上げる
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TAMC合宿研修会

2024年03月11日 | TAMC
 TAMCの合宿研修会はコロナ禍で開催出来ませんでしたが今年は5年振りに再開され実施できました。

 会場はKOYO横浜研修センターです。横浜シーサイドラインの産業振興センター駅の目の前です。

 初日の研修会は、プロマジシャンのカズ・カタヤマ師の「ショーとレクチャー」を4時間にわたりたっぷりと学びました。
 ショータイムでは、コップの中のシルクが突然消失するものから始まり、リングとロープ、コインマジック、ハンカチにサインしたものがポチ袋から出現する、コップに入れたトランプカードが次々に変わって出現するもの、赤いハンカチがボールになって出現する、3本ロープ、カップ&ボールなどを披露してくれました。

 その後、ショータイムで演じた作品を詳細の解説をして指導をしてくれました。カズ・カヤヤマ師はユーモアを交えて話がとても上手なので受ける方も習得が充実していきます。マジックは楽しく演じることで観る人も心の眼で観覧していきます。最後に演じる時に美しく見せる基本を教えてくれました。

 カズ・カタヤマ師に同行していたお弟子さんの五十嵐ひとみさんがとても素晴らしい「シルクとロープ」の演技を披露してくれました。

 夜には夕食を兼ねた懇親会が開催されて、カズ・カタヤマ師と五十嵐ひとみさんを囲んでの楽しいひとときが催されました。

     
五十嵐ひとみさんのシルクとロープ演技  懇親会で挨拶する土屋理義会長


カズ・カタヤマ師と懇親のひととき
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和妻講習会に参加

2024年03月04日 | TAMC
 日本奇術協会和妻保存会の和田奈月さんからの案内で「和妻講習会」に参加しました。会場は豊島区南大塚の遠妙寺自彰会館です。和服姿の男性女性たちが多く来場しておりました。
 講師は、奇術史研究家の河合勝先生です。

 河合勝氏編の「日本奇術演目大事典」の成果について刊行の経緯から講習会は始まりました。演目の分類では、奇術文献・資料から選んだ1054種の日本奇術を20項目に分類し、図版、翻版、現代語訳、解説をコンパクトに掲載したと説明がありました。

 大手妻・奇術劇の「行燈渡り」と「水がらくり桶ぬけ」の解説があり、日本奇術の独自性として、芝居仕立ての大手妻や女手妻師(松旭斎天勝)の説明がありました。

 また、日本最古の手品伝授本「神仙戯術」の初版とその定本の発見は貴重なものであった。和妻の「水芸」の呼称について話や「胡蝶の舞」ではTAMCの第3代会長であった田中仙樵が第9回試演会で披露したと解説がありました。
流石に奇術史研究家である河合勝先生の豊富なお話はとても勉強になりました。

 最後に日本手品の講習をしてもらいました。①十二支射覆 ②銭一貫文を紙で釣る ③天狗通しなどを資料を頂き研修をしました。

 通常はなかなか接することの少なくなった日本の伝統芸「和妻」に関する講演を聴く機会があり、今後も習得をしていこうと考えました。

 
和妻を伝承する和田奈月さん         河合勝師編纂の大事典

  
十二支射覆(しゃふく)の資料        天狗通しの実技
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