つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

早坂成司さんのバースディー

2008年12月30日 | 友人
                バースディーケーキと早坂成司さん

早坂成司さんのバースディーパーティを兼ねた忘年会が開催されました。
ガレリオ東京でのセミナーを終了後、早坂成司さんの関係者が18名集合しました。
早坂成司さんは「ケータイ新時代 経営革新セミナー」の講師として全国を東奔西走して活躍しております。
この日も福岡のセミナーを終えて、東京でのセミナーを担当し、明日は仙台へ向かうとのこと。
今年は飛行機には140回搭乗して移動をしたとのことでそれは全て仕事でのこと。

東京でお世話になっている人たちが46回目の誕生日を迎えた早坂成司さんのバースディーパーティを開いたもの。
自分は司会者からの依頼で「マジック」を披露しました。
ガレリア東京の扇谷卓司店長と比良さんも参加しました。

いつも笑顔を絶やさず、人の話を真剣に聞く姿勢を崩さない人であります。
来たるべきユビキタスネット社会に対応するケータイビジネスに力を入れて活動しております。
来年(2009年)が、勝負の年であると宣言して中小企業の力となることを目標に飛躍を誓っておりました。

(12月30日記)
コメント (2)
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60歳のラブレター(4)

2008年12月28日 | 社会
                    北の丸公園の紅葉

●夫から妻へ
57歳という中途半端な年齢は、やはり応えた。せめて60歳までと自分でもそう決めていたから。
君はそれほど深刻そうでなかった。29年間、頑張ったのだからと言ってくれた。
3日もすると胸がしめつけられそうになった。自分は社会から取り残された敗北者に思えた。
君は「お父さん、自分をそんなふうに責めないで」と言ってくれた。
次の日の朝の食卓に炊き立てのごはんと、目玉焼きと、キャベツのみそ汁と、好物のめざしが並んでいた。それを見た瞬間涙がとまらなかった。
君は元気づけようと、リストラされたことを責めもせず黙って用意をしてくれた。
今の自分には、この食事は、ぜいたくすぎるのだ。
時給800円でもいいから稼いでから出してくれ。
堂々とお変わりするから。(M.Kさん 高松市 57歳)
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映画「K-20」を鑑賞

2008年12月27日 | 芸能
               映画「K-20」の金城武と松たかこ

映画「K-20」を孫の二人を連れて観に行った。

北村想の「怪人二十面相・伝」を金城武主演で映画化。
監督は「アンフェア the movie」などの脚本家・佐藤嗣麻子。

1949年、一部の特権階級が富を独占している日本の都市・帝都に、金持ちだけを狙って盗みを働く“K-20(怪人二十面相)”が出没。
謎の男にだまされてK-20に仕立て上げられ、世間から追われる身となったサーカス団の曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、富豪の令嬢・羽柴葉子(松たかこ)や名探偵・明智小五郎(仲村トオル)らを巻き込み、K-20に戦いを挑むことを決意する。

「三丁目の夕日」のスタッフが、取り組んだ映画。
VFX・CGを組み入れた手法は、面白い場面となっている。
松たかこがアクションシーンをこなして新たな演技に幅を広めていた。
小林少年や少年探偵団も出てくるお馴染みの作品。
活劇場面が特に興味をひく。
令嬢・羽柴葉子がヘリコプターを操作して、遠藤平吉を救助しに行く場面はスリルがあって面白い。

長屋の住人役の國村準と高島礼子が脇で上手く固めている。
正月映画として痛快アクションものとしては楽しませてくれる作品である。

(12月27日記)
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林家正楽師匠のミッキーマウス

2008年12月26日 | 芸能
             林家正楽師匠による紙切り「ミッキーマウス」

池袋演芸場で恒例の林家正楽のラストクリスマスPART9(サンタクロースのプレゼント)が開催されていたので、孫の大樹君(小4年)と凌也君(小2年)を連れて行った。
林家正楽師匠は、日本一の紙切り芸人であります。
開演前に楽屋の正楽師匠を訪ねて挨拶をした。
孫たちは、豊島研修会で林家正楽師匠を講師に招いたときに参加していたので馴染みであった。
正楽師匠から頂いた社団法人落語協会の2009年のカレンダーの7、8、9月のところには、「百花繚乱高座の賑い」と記載されて落語協会所属の24名の女性芸人たちの姿が正楽師匠の切り絵作品でずらりと並んでいた。
入り口では、シールとクリスマス用のお菓子が配られていた。
シールには、紙切りの林家正楽が寄席の「ご注文」で切った作品を原画として作成されたシールです。ご注文「サンタクロースを切っている正楽」と書いてあった。

最初は、サンタクロース姿で出場しクリスマスの音楽に合わせてクリスマス関係の紙切りをしていく。
2回目の出場は、従来通り客席から注文を受けて即座に紙切りを行う。
101匹のワンちゃん、丑年、風神と雷神、崖の上のポニョ、イチローなどの注文をさばいていた。
孫も、「ミッキーマウス」と大きな声で客席から注文を出した。
三味線の音曲もミッキーマーチを演奏し、それに合わせて師匠は巧みに紙切りをしていく。
出来上がると黒色のケースに入れて客席に見せる。
客席は「お見事!」とばかりに歓声と拍手が湧き上がる。
大樹君は林家正楽師匠のところまで行き、「有難うございます」と言ってミッキーマウスの作品を受け取ってきた。

最後は、プロジェクターによる映写が、音楽(こまっちゃうなぁ、川の流れのように、学園広場など)に合わせて切り絵が次から次へと映し出されていく。
毎年12月25日の池袋演芸場は、「林家正楽のラストクリスマス」公演が恒例となり満員の客席が紙切り芸に感動し感心して堪能している。

(12月26日記)
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60歳のラブレター(3)

2008年12月23日 | 社会
                   見沼代親水公園「水車」

●妻から夫へ
私は今でもお父さんを尊敬しています。
人の悪口を言わない、自画自賛なんてとんでもない。私に欠ける、そして人として難しいことだと思うからです。あなたのお釈迦様のようなぶ厚い手の平。私はその中で暴れ回る孫悟空でした。

今一番したいこと、母としてもう一度子育てをし直したいということです。お嫁にきて2年も経たずにお義父さんの死。二人とも20代で家業を継ぎ、一生懸命働いてきましたね。子供は、教育というより、一喜一憂しながら、ただ夢中で育ててきました。もっと"ゆとりの時間"を作るべきだったと反省しています。

不安な夜、布団から手を出しトントンとやると、大きな手で私の手を握ってくれ、安心してぐうぐう寝つくことも多かったです。ありがとう!

いつになるかわかりませんが、私はお父さんを残して先に逝けません。シミもシワもあるけれど笑うとかわいい?エクボのある私ですよね。赤い糸は切らないで待っていてね。(K.Mさん 千葉県千葉市 57歳)
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クリスマスコンサート

2008年12月22日 | 芸能
               呉越華さんによるクリスマスコンサート

メゾソプラノ歌手である呉越華さんによるクリスマスコンサートに行きました。
会場は、西池袋のザ・タワー・グランディア。
100名の観客が、長尾博子さんのピアノ演奏にあわせて歌う呉越華さんの歌声に酔いしれていました。
高く響き渡る素晴らしいメゾソプラノの呉越華さんの歌声が魅了する。

プログラムは、
①アヴェ・マリア
②アメイジング・グレース
③慕情
④歌劇「ハロヴァトール」より、炎は燃えて
⑤歌劇「カルメン」より、ハバネラ
⑥愛燦燦
⑦島唄
⑧我愛你 中国(いとしい中国よ)
⑨星(天人合一)「ジュピター」より
 この曲は、呉越華さんが作詞をしています。
アンコール曲は「夜来香」
そして、最後には観客と一緒に「ホワイトクリスマス」を合唱しました。

ピアノの長尾博子さんは、呉越華さんの歌の演奏をする機会が多く互いの気心が分かり合えている仲であります。
お二人の活躍を期待します。

(12月22日記)
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ハンドベルコンサート

2008年12月21日 | 文化
                  小金井ハンドベルリンガーズ

川瀬恭三さんに案内されてハンドベルコンサートに行きました。
川瀬さんの奥さん(昌子さん)がハンドベルのグループに所属していて、その「クリスマスハンドベルコンサート2008」(Les Belles Mamans主催)でありました。
会場は東京学芸大学芸術館ホールで、小金井市市制施行50周年記念としてのコンサートでありました。

指揮の林谷昭子さんより15名のメンバーが醸し出すハンドベルの演奏は素晴らしい。
ハイベルは一人で数個のハンドベルを担当します。
ロウベルはとても大きく一人が両手で持ち上げて操作しています。
全員で演奏する時のハーモニーは感動を与えてくれます。

プログラムは、①ディンドン!天高く喜びの鐘からスタート。
②アヴェ ヴェルム コルプス、お馴染みの③ジングルベルから④救い主は来たれり、⑤猫ふんじゃった、⑥そりすべり「ドイツ舞曲集」よりまでが第一部。

第二部は、⑦赤鼻のトナカイ ⑧鳥のうた ⑨まぶねに安けく ⑩ラデツキーマーチ ⑪きよしこの夜
アンコール演奏は、崖の上のポニョ。今年アニメが上映され人気となり子供たちは演奏に合わせて歌っていました。

約1時間の演奏会は、観客たちに感動を与えて成功裡に終了しました。
出演者がロビーに並んで観客を見送っていました。
川瀬恭三さんより奥様を紹介された。
とても明るく活発に社会活動をしている人であるとお見受けしました。
奥様は、ハンドベルの他にもコーラスクラブにも所属して活発に活動しているようです。
益々のご活躍を祈念しております。

(12月21日記)


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60歳のラブレター(2)

2008年12月18日 | 社会
                   皇居吹上御苑の紅葉

●妻から夫へ

おとうさん、覚えてますか。
昨年12月の或る日、私が買物に出かける時、「転んだらあかんぞ、ウチの大事なタカラだからな」と。私はハッとしました。タカラ? 
タカラって私のこと?
ウチのタカラですって!
真面目で冗談も滅多に言わなかった父と違って、おとうさんは結婚当初から、折にふれては冗談ばかり、私は新鮮で、楽しい人だと思いました。でも冗談がだんだんエスカレートして、皮肉や意地悪な言葉ばかり、私がなじると、おとうさんはユーモアだと言うけれど、ブラックユーモアでしたよ。私は心で泣いたり怒ったり。
でもこの日のおとうさんの一言はブラックユーモアじゃなくゴールドユーモアでしたよ。
結婚して55年、お陰様で二人共年齢相応に元気で自分らしく生きていますよネ。残りの人生はどれだけあるかわからないけど、仲よく助け合ってゆきましょう。
有難う、おとうさん。(I.M.さん 京都府長岡京市 78歳)

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志木市躰道優勝大会(2)

2008年12月17日 | 躰道
               躰道五条訓の指揮をとる小林由依選手(左)

躰道の大会では、必ず開会式の中では「躰道五条訓」を全員が唱和する。
志木市躰道優勝大会では、小林由依選手(小学1年生)が指揮をとった。
小林由依選手は、昨年の志木市大会で指揮をとったことが好評であり、今年の埼玉県大会と今大会でも選手を代表して指揮をとることとなった。
はっきり大きな声でリードしていく小林由依選手の態度は、皆から共感を得ている。

【躰道五条訓】
1.心 明鏡にして諸行の実相を写し 心位正しきを得れば惑される事なし
2.態 端正にして心形の一体を図り 態位正しきを得れば侮られる事なし
3.気 充溢にして精気を丹田に発し 氣位正しきを得れば恐れ戦く事なし
4.行 実践するに倫理の常道を守り 行位正しきを得れば誤り行う事なし
5.技 応変にして身体を自在に移し 技位正しきを得れば制される事なし

この躰道五条訓は、創始者である祝嶺正献最高師範が考案した躰道の理念である。
指導者資格取得試験において、躰道の理念である「五条訓」を基に論文をまとめる人がいるが、真の躰道を理解している人の挑戦であるといえよう。
その位にこの「躰道五条訓」は、強い教訓を諭している。

(12月17日記)


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志木市躰道優勝大会

2008年12月16日 | 躰道
                志木市躰道優勝大会の参加者たち

12月に入り、雨の降る寒い日となった。
埼玉県志木市躰道優勝大会が開催された。
午前中は、予選競技が行われる。
一般法形競技、少年少女法形競技、実戦競技が行われた。
開会式では、鈴木正人会長が躰道の心構えと理念の素晴らしいこと、そして実技鍛錬に励んでいる選手たちを激励していた。
菅美和子選手による選手宣誓の後、小林由依さん(小学1年)が指揮をとる五条訓は恒例となっている。
特別演武は、東京国際大学躰道部による展開攻防と団体法形、少年少女たちによる板割り演武、そして壮年会員による勢命の法形が披露された。
午後は、3位決定戦と決勝戦が行われた。
実戦競技の審判を担当した石川健次審判の采配振りが光っていた。

(12月16日記)
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60歳のラブレター

2008年12月15日 | 社会
                    「60歳のラブレター」

住友信託銀行が9年前から募集して発表している「60歳のラブレター」。
11月22日(いい夫婦の日)を記念して企画されたもの。
「60歳のラブレター」は、人生の大半を連れ添った“夫から妻へ”“妻から夫へ”感謝の気持ちや今だから言える素直な一言を、書き綴って編集されたもの。

高度成長期を支えてこられた方々が、バブル崩壊、長引く景気低迷、リストラや教育の荒廃等、さまざまな社会問題が起こる中でセカンドライフを迎えられるにあたり、これからもより充実した生活をお送りいただけたらと、皆さまへの応援の意味も込めてはじめたものです。心温まるラブレターの感動を分かち合っていきたいと
考えております。(住友信託銀行)

※「60歳のラブレター」は映画化されるようで来春に公開される。
その中から抽出してときどき掲載させていただこうと思った。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

●夫から妻へ
君に言いそびれていることがあるんだ。二人で六畳一間の生活を始めたころ、もう四十年も前だなあ。会社の悪友に帰り際、新婚は早く帰れ、と冷やかされ、意地を張って、何いってんだ、と、やせ我慢して一杯付き合っていたころだ。ある朝、今日は早く帰るよ。といって出かけたものの、会社を出るころにはすっかり忘れ、またもや午前様。
で、部屋に帰ると、君は布団にもぐってた。目尻に涙の跡があったっけ。いつもは起きて待っているのにどうしたんだ、と少し怒っていった。そうしたら君はポソっと「今まで、ずっと駅で待ってたのよ」といって背を向けた。あっ、そうだ、しまった!と思ったけど、口から出たのは「バカ、会社に行けばいろいろある。何ふくれてるんだ!」とやってしまった。素直に謝れない。男の何かが邪魔したんだ。
僕も青かったなあ。

今までふとそのことを想いだし、君が、西武線の駅で、電車から次から次へ吐き出されてくる人の中から、たったひとり、この俺をずっと探していたのか、と思うと胸がツンとなって、ああ、あのとき、ぎゅっと抱きしめてあげればよかったのに、と、きまって切なくなるんだ。こんなこともう覚えてないだろうけどね。でもいつかそのことを謝ろうと思っていたんだよ。ごめんね。千恵子。(M.Nさん 千葉市 67歳)
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宝塚歌劇の観劇

2008年12月14日 | 芸能
             宙組公演「パラダイスプリンス」(東京宝塚劇場)

荒井陽一さんの案内で東京宝塚劇場で公演中の宝塚歌劇を観劇した。
宝塚は5つの組がある。花組、月組、星組、雪組、宙組。
それぞれ組に所属する70~80名のグループで公演を続けている。

今回は宙組公演歌劇「パラダイスプリンス」とグランドレビュー「ダンシングフォー・ユー」。
男役トップの大和悠河、女役トップの陽月華
その他主な出演は、寿つかさ、鈴奈沙也、彩苑ゆき、蘭寿とむ、美風舞良、天羽珠紀、悠末ひろ、夏大海等々。
芸名がいかにも宝塚歌劇らしい。

東京宝塚劇場は、赤いじゅうたんで温かさをあらわす。中央階段の天井のシャンデリアが豪華さを表現している。
ロビーには宝塚生みの親である阪急の小林一三の銅像がある。
劇場は、3階と4階。観客の8割以上が女性客。

生オーケストラ演奏と照明のテクニックが素晴らしい。
歌劇「パラダイスプリンス」は、モダンアート界で活躍する、若き天才スチュアート(大和悠河)。彼には幼い頃から大切にしてきた大きな夢があった。ある日、その夢を実現させるため、期待と羨望を一身に集めたすべてを投げ捨て、アニメーションの世界に飛び込む。待っていたのは厳しい下積みの毎日。そんな時、アーティストを夢見るキャサリン(陽月華)と出会いスチュアートは愛と勇気を得たのだった。2人は互いの夢に向かって、てを取り歩き出す。

歌劇なので歌ありミュージカルありのショーが展開される。
さすが基礎鍛錬が出来ていて声量が素晴らしい。

グランド・レビュー「ダンシングフォー・ユー」は、ステージ全体を大道具と電飾を駆使して華やかに演出されている。
次から次へと繰り出されていく音楽と踊り。衣装の着替えも大変なことであろう。
多い時には70名の出演者がステージいっぱいに踊り唄う。
ラインダンスの一致した動きは圧巻である。
ラストは、25段の階段を上から次から次へと降りてくる。
本当に華やかな宝塚のレビューであり、女性客が引き付けられる要素が理解できる。
ここまで築き上げて継続して公演していることはひとつの文化の確立といえよう。

(12月14日記)

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阿部浩子さんについて

2008年12月13日 | 友人
            全日本躰道選手権大会で競技する阿部浩子選手

阿部浩子さんは、山形県で躰道を指導する4段練士の資格者です。
毎年、全日本躰道選手権大会には選手として出場します。
壮年法形競技の部で華麗なる演武を披露してくれます。

今年は、体力増強に努め、足腰を特に鍛えたと話します。
勢命の法形で前傾姿勢(体気下丹)から前足を一歩足を引いて下段構えに移動していく過程でも安定した腰の動きでした。
予選では、1、2回戦を勝ち進みベスト4になりました。
準決勝戦では、昨年度2位の濱崎六三選手と対戦して惜敗。
競技で初めて活命の法形で挑んでいました。

娘である阿部直さん(2段)も子どもの頃から躰道を学んできて、今は東京国際大学の躰道部で活躍しています。
直さんは、全日本大会では埼玉県代表選手として個人法形、実戦競技に出場しました。
母と娘が同時に全日本大会へ出場するという珍しい事例でありました。

阿部浩子さんは、山形県の工藤善己教士の教えや人からのアドバイスを真剣に受け止めて身につけています。
そして研鑽を積み重ねて確実に結果を出してきています。
内にひめたる熱い情熱で躰道の理念と実技に精進している人です。

(12月13日記)
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全日本躰道選手権大会

2008年12月12日 | 躰道
               緊迫感溢れる男子個人法形競技決勝戦

第42回全日本躰道選手権大会が開催された。
会場は、新木場駅から徒歩10分、夢の島公園の中にあるBumB東京スポーツ文化館のアリーナ。
昨年までは、全国少年少女躰道優勝大会も併設して実施されたが、今年は夏休み中に開催したため、一般会員による選手のみで行われた。
全国の各都道府県躰道協会から選出された300名の選手により競技が行われた。

今大会の特色としては、実行委員長および委員のメンバーが若くなっていることである。松本晃委員長、内山仁志・内田航太副委員長らが中心となり準備が進められた。
司会は、テレビに出演して躰道を紹介している福谷大河氏と鈴木康子さんが担当した。

決勝戦の演出が良かった。
全選手が二列に整列している真ん中から試合場へ進んでくる。
会場は盛り上がる。
個人戦の男子法形競技決勝戦は、中野哲爾選手(千葉県)対大村吉人選手(北海道)の対戦となった。
両選手とも高度な実技を展開する法形を表現していた。
後方宙回転も捻りを取り入れ難度の高い演武を披露していた。
競技内容は拮抗していた。
結果は中野哲爾選手が勝利して昨年に引き続き連覇を果たした。

今年の躰道の競技大会も全日本選手権大会で行事は終了した。
1月には全国範士競技大会があり、全国の指導者の試合が行われスタートする。

(12月12日記)
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松の廊下から泉岳寺まで(2)

2008年12月09日 | 名所
                 赤穂四十七士の墓がある泉岳寺

大手町から地下鉄に乗って移動する。
泉岳寺駅で下車し、駅の階段を登って道路へ出たところに「藪蕎麦」があり、昼食をとる。
赤穂浪士らも吉良邸へ討ち入りの前にそばを食べたと聞いている。

高輪の泉岳寺は、観光客と参拝客で賑わっていた。
14日に開催される赤穂義士祭のポスターがたくさん展示してある。
境内に入ると獅子吼と書かれた大きな額が飾られているところが泉岳寺の本堂である。
赤穂浪士が吉良を討ち取り、頭部を持参して浅野長矩公の眠る墓所へ行く。
手前の井戸で吉良の首を洗った「血洗いの井戸」があった。
線香を購入すると練炭で火をつけて、〆紙をナイフでカットして竹筒に移して渡された。線香の本数は約100本。

いよいよ、墓所に参る。
まずは浅野内匠頭(長矩公)の墓へ。そして奥方の瑤泉院のところに線香を手向ける。
赤穂四十七士の墓は、身柄預けとなった四つの邸宅ごとにまとめられて並んでいる。
墓石には一人づつの氏名が刻まれている。それぞれの墓に線香を1、2本づつ置いて冥福を祈る。
墓にはたくさんの線香からの煙が立ち上り、離れてみると温泉の湯煙のようにも思えた。

四十七士の墓を出ると赤穂義士記念館がある。
そこには、江戸城の本丸御殿や松の廊下の再現映像が映し出されていた。
素晴らしい豪華な建物と松の絵が描かれた装飾の大廊下が見られた。
江戸城の天守閣と本丸御殿が再建されたらいいなぁと考える。
予定のスケジュールも滞りなく消化して解散となった。

(12月9日記)
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