編集者に「愛」を送る WikiLove
(japan.internet.comから)
有料であれ、無料であれ、自分のやった仕事についてはみな、評価されたい、と思うはずだ。
少し前にさかのぼるが、Wikimedia の Blog に「WikiLove」について書いてあった。
Wikipedia 編集者 の2011年の調査によると、「自分より経験のある編集者から見下されている」と感じた編集者は、「経験のある編集者は自分たちよりも編集頻度が低い」と言いがちだが、逆に「自分の編集したものや記事が称賛される」と、「経験のある編集者は自分たちよりも編集頻度が高い」といいがちなのだそうだ。
一方、Wikipedia の編集はますます大変になり、時間もかかることが多いので、新規に編集に携わるユーザーが、訂正されたり批判されたりすることが多くなっている、という。
Wikimedia では、Wikipedia の記事の質を上げ、信頼性を確保するには、新規ユーザーが Wikipedia の規範や方針、規約に順応するのを助ける、洗練された自動メカニズムが必要だ、という結論に達したそうだ。
しかし、新規ユーザーを歓迎し、特定のトピックや議論に招待し、彼らの努力を認めるために、メモを送ったり、感謝の意を表するのは、ソフトウェアができる行為ではない。
そこで、「WikiLove」の登場である。
WikiLove は、感謝を示すシンプルな表現だ。
それで、ユーザーに「納屋の星」(Barnstar)を、あるいは気まぐれな感謝のメッセージを送るのが簡単になる。
このツールは、最初、Wikimedia Foundation の開発者が作り、その後 Wikimedian の Ryan Kaldari 氏により小さなガジェットになり、そして Wikimedia Foundation の新しい編集者契約チームによる過去数週間にわたる開発で、フル機能のツールになったそうだ。
WikiLove は「ハート」アイコンをクリックすると、ユーザーのページから呼び出されるものだが、ただし、Wikilove は現在、プロトタイプサイトでのみ展開されていて、テストと評価には、ユーザーの協力を求めている。
協力したいユーザーはプロトタイプのテストアカウントを作成し(プロトタイプには既知のバグがあるため、「30日間わたしを覚えていて」ボックスにチェックを入れる)、テストアカウントでログイン後、任意のユーザーのページか会話のページを見ると、検索ボックスの左に赤いハートのアイコンがある。
そのアイコンをクリックして WikiLove を送るのだが、WikiLove には、感謝を表す異なる形式があり、どの Wiki コミュニティもカスタマイズできるそうだ。
ただ、英語版では6月29日には利用できる計画だということなので、ひょっとしたら、もうプロトタイプではないのかもしれないが。
(japan.internet.comから)
有料であれ、無料であれ、自分のやった仕事についてはみな、評価されたい、と思うはずだ。
少し前にさかのぼるが、Wikimedia の Blog に「WikiLove」について書いてあった。
Wikipedia 編集者 の2011年の調査によると、「自分より経験のある編集者から見下されている」と感じた編集者は、「経験のある編集者は自分たちよりも編集頻度が低い」と言いがちだが、逆に「自分の編集したものや記事が称賛される」と、「経験のある編集者は自分たちよりも編集頻度が高い」といいがちなのだそうだ。
一方、Wikipedia の編集はますます大変になり、時間もかかることが多いので、新規に編集に携わるユーザーが、訂正されたり批判されたりすることが多くなっている、という。
Wikimedia では、Wikipedia の記事の質を上げ、信頼性を確保するには、新規ユーザーが Wikipedia の規範や方針、規約に順応するのを助ける、洗練された自動メカニズムが必要だ、という結論に達したそうだ。
しかし、新規ユーザーを歓迎し、特定のトピックや議論に招待し、彼らの努力を認めるために、メモを送ったり、感謝の意を表するのは、ソフトウェアができる行為ではない。
そこで、「WikiLove」の登場である。
WikiLove は、感謝を示すシンプルな表現だ。
それで、ユーザーに「納屋の星」(Barnstar)を、あるいは気まぐれな感謝のメッセージを送るのが簡単になる。
このツールは、最初、Wikimedia Foundation の開発者が作り、その後 Wikimedian の Ryan Kaldari 氏により小さなガジェットになり、そして Wikimedia Foundation の新しい編集者契約チームによる過去数週間にわたる開発で、フル機能のツールになったそうだ。
WikiLove は「ハート」アイコンをクリックすると、ユーザーのページから呼び出されるものだが、ただし、Wikilove は現在、プロトタイプサイトでのみ展開されていて、テストと評価には、ユーザーの協力を求めている。
協力したいユーザーはプロトタイプのテストアカウントを作成し(プロトタイプには既知のバグがあるため、「30日間わたしを覚えていて」ボックスにチェックを入れる)、テストアカウントでログイン後、任意のユーザーのページか会話のページを見ると、検索ボックスの左に赤いハートのアイコンがある。
そのアイコンをクリックして WikiLove を送るのだが、WikiLove には、感謝を表す異なる形式があり、どの Wiki コミュニティもカスタマイズできるそうだ。
ただ、英語版では6月29日には利用できる計画だということなので、ひょっとしたら、もうプロトタイプではないのかもしれないが。