つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

大竹七未さん東京国際大学女子サッカー部監督へ

2010年07月07日 | スポーツ
              大竹七未さんが東京国際大学の監督就任を報じる新聞

(スポーツ報知から)
サッカー元日本女子代表FW大竹七未(旧名・奈美)さん(35)が、東京国際大(本拠地、埼玉・川越)に来年4月から新設される女子サッカー部の監督に就任したことが明らかになった。
日本女子代表経験者が大学の監督を務めるのは初めて。
大竹さんは96年アトランタ五輪出場をはじめ、女子W杯では99年米国大会で日本女子初ゴールを決めるなどエースとして活躍。
その経験を伝え、将来の「なでしこジャパン」育成を目指す。

7月から監督就任の辞令を受けた大竹さんは「時間のない中で勉強との両立を行う集中力、コミュニケーション能力、人を思いやる気持ちなどを、サッカーを通じて学生に伝えていきたい。
なでしこジャパンになる子、スター性のあるストライカーを育てたい」と意気込みを話した。

08年1月から東京国際大男子サッカー部監督を務める元日本代表主将の前田秀樹さん(56)=元J2水戸監督=から昨年6月、就任を打診された。
教育者としてひとつのチームを持つ責任の重さに「踏み込む勇気がなかった」と、一度は断った。
解説者、フットサルの指導をしながら考え続け「日本の女子サッカーのために何かを残したい。飛び込んでみよう」と今年6月に決心した。

埼玉・坂戸の総敷地面積17万平方メートルの同大スポーツグラウンド施設内に、女子部専用の第3サッカー場を来年12月に完工予定。
施設面の充実ぶりも魅力だった。
最初は前田さんから指導法を学ぶため、1~5軍に分かれる男子サッカー部の指導も行いながら、来年4月の創部へ向け8月に高校生を集めた練習会を行い、スカウティングを開始する。部員数の目標は20~30人。

大学の女子部はOGが監督を務めている例はあるが、日本女子代表経験者は初めて。
関東大学女子リーグ(1~3部)は8都県23大学が加盟。
来年4月、部員がそろい次第、現在8チームが所属する同リーグ3部に加盟する予定だ。

◆東京国際大 1965年、国際商科大として設立。
86年に現校名に変更。
商学部、経済学部、国際関係学部、人間社会学部、言語コミュニケーション学部の5学部、10学科の私立大。
4キャンパス、米国校含め総学生数約6000人。
男子サッカー部は前田監督が就任した08年、部員19人の関東4部にあたる埼玉県2部リーグだったが、3年目の今年は部員140人、関東1部で優勝争いをしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする