TAMC例会で発表する阿部隆彦様
東京アマチュア・マジシャンズ・クラブのメンバーであります阿部隆彦様が亡くなったとの連絡がありました。(享年84歳) 阿部隆彦様は当クラブには50年間の在席している大ベテランの方です。
東京大学奇術愛好会の創立者です。卒業後は、弁護士として活動をされていました。奇術雑誌の「奇術研究」に阿部真理也(アベマリヤ)のペンネームで寄稿されたこともあります。
例会の時には、いつもにこやかに博識のある知識を交えて作品を演じて発表しておりました。マジック発表会では必ず出場して記憶に残る楽しい作品を演じてくれました。観客を巻き込むユニークなおしゃべりはいつもユーモアがあり面白く、目標として勉強しておりました。マジック関連用品を多数所蔵しており、新年会など機会あるごとに陳列して披露してくれました。心温かい人で後輩の面倒見の良い方でした。
ご家族のお話では、寸前まで元気だったのですが「虚血症心不全」ということで突然亡くなり驚いたとのこと。葬儀は家族葬で執り行い、コロナウイルスのこともあり、後日報告となりました。そのため自宅訪問も遠慮させていただきました。
まだまだ阿部隆彦様にはいろいろと教えて頂きたいと思っていた矢先の訃報連絡でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。 合掌!
(4月18日記)