つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

林家正楽師匠のラストクリスマス

2022年12月26日 | 演芸
 紙切り演芸の林家正楽師匠

 林家正楽師匠の「ラストクリスマス」(どこへ行くんだサンタクロース)公演を今年も観覧しました。

 毎年12月25日に池袋演芸場で開催されて、今回が23回目となります。
 林家正楽ファンや女性の常連客たちが多く会場は賑やかでした。

 最初は、サンタクロース姿に扮した林家正楽師匠が、クリスマスに馴染みの作品を次々に紙切りをしていく紙遊びです。二つに折り曲げた紙を切っていくとサンタクロース二人の真ん中にはクリスマスツリーや門松が現れます。紙を切り終わって客席に向かって披露すると観客から歓声と拍手がわきます。

 和服に着替えて、寄席で演じる紙切りの時間では、通常より多くのリクエストに対応しております。客席から次々に注文を出されますが、一つづつ丁寧に紙切りをしていきます。子猫、有馬記念、出初式、七福神などを切っていきリクエストをした人に贈呈しております。天鈿女命の難しい注文もありましたが、笑顔で応えながら作品を創っていきます。客席に披露すると歓声が上がります。

 ラストは、音楽に合わせて紙切りのシルエット上映です。場内を暗くしてスライドにより舞台後方にとりつけてある白い幕に映し出されます。動物やサンタクロースの紙切りシルエットです。ユーモアのあるところでは笑い声が出ています。

 流石に紙切り芸の名人であります林家正楽師匠の演芸は、観客を魅了しておりました。

 
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