早朝5時過ぎに息子の学校からメールが入って起こされた。台風接近で大雨警報発令のため、本日は臨時休校、とのこと。
けれど、患者の私は、雨が降ろうと槍が降ろうととにかく今日も通院日。いつもより早めに余裕をもって家を出た。途中雨が強くなったが、電車はとりあえず順調。病院最寄駅に到着した時は、風は強かったものの雨は殆ど降っておらず、予定通り病院に到着した。
今日は診察前採血もレントゲン撮影もなかったので、再来受付後、そのまま腫瘍内科受付へ行った。30分ほど待って中待合に入り、そこで認定看護師のKさんから吐き気の状況等について聞かれた。久々に熱が出て寝込んだこと等をお話していると、10分ほどして診察室に呼ばれた。
主治医の「さて、先週はどうでしたか。」との質問に、久しぶりに週末に熱が出たこと、先週は吐き気止めのデキサート(ステロイド剤)がなかったため、睡眠導入剤を飲まずにすんなり眠れたこと、気持ち悪さはそれほどでもなくなんとか我慢できたこと、発熱に伴ってまた目と鼻の爛れが悪化していること等をお話した。
予定通りナベルビンとゾメタの点滴。次週は休薬で、再来週に採血とレントゲンの予約が入った。そして、化学療法室へ移動。今日はまだ時間が早かったので、10分ほど待って案内されたのは窓側の点滴椅子だった。
30分ほど待って認定看護師のKさんにベッドで針刺をして頂いたが、いつになく痛い。針が入った後もチリチリと刺す感じが続いた。逆血は全く問題なかったようだが、思わず涙が滲んだ。今日の血圧は94-49、体温は36度3分。
席に戻って15分ほどで薬が届き、点滴開始。今日はグラニセトロン、ナベルビン、生理食塩水、ゾメタ、生理食塩水の5本。
今日はプチ虹のサロンのKさんも通院日。TさんやSさんから治療が無事に早く終わるよう、こんなお天気なのでどうぞ気を付けて・・・というメールが入った。有難いことだ。目の前の大きなガラス窓を通して外の様子が良く見えるのだが、時折あたりが真っ白になるほどの強い雨。風で大木がしなる。帰りを考えて気が重くなった。
珍しく1時前に終わったが、今度は抜針。これまた痛く、凄い衝撃だった。今日は刺す時も痛くて・・・、と思わず愚痴が出る。いつもは出血もないのに、今日はなかなかガーゼをとれなかった。
そして会計へ。なかなか自分の番号が出ない。ようやく出た、と自動精算機に診察券を通すと「窓口までお越しください」という表示が出て窓口まで逆戻り。がっかり。また時間がかかってしまった。本日の病院滞在時間は4時間半。
外を見ると少し雨が弱まっていた感じだったので、いざ、と歩き出したが、途中でいきなり雨風が酷くなり、雨宿りしながら駅へ向かった。傘をダメにしている人が沢山いた。
薬も飲みたかったし空腹だったのだが、電車が止まってしまっては大変と、とりあえずそのままJRのホームへ行き、来た電車に乗り込む。
とにかく私鉄への乗換駅まで行けば、私鉄が止まってもタクシーで帰れるし、と乗換駅まで急いだ。さすがに空腹だったので、乗換駅ビル内の飲食店で遅い食事。マグラックスとロキソニンを飲む。夕食にお寿司を買って、お店の人の「まだ電車は動いているようですよ。」とのお話を信じて駅に戻ると、ちょうど電車は運転見合わせになったばかりで、コンコースは停電になってお店は閉店準備中。食事をするのは自宅最寄駅に着いてからにすればよかった、と、またも後悔先に立たず、である。
仕方なくタクシー乗り場へ向かったが、凄い風で当然傘などさせない状態。看板は飛ばされていたり、倒れていたり、身の危険を感じるほど。決死の覚悟で列の最後尾に並ぶ。30人以上の長蛇の列だった。
コートも着ていたのだが、横殴りの雨で立っているのがやっと。頭の上から下着までびっしょり。途中からゾクゾクと寒気がした。治療後にこんなことで風邪をひいたら大変だ、と滅入る。途中、夫や息子とも連絡をとりつつ、プチ虹のサロンのSさんやKさんともメール連絡をして、絶望的なほどたまにしかタクシーが来ない中、萎えそうになる気持ちを励ましてもらった。
結局2時間近く待ってようやく乗ることが出来た。前の若い男性が「お先にどうぞ」と譲ってくださり(よほど情けない顔をしていたのだろう。)1台早く乗ることが出来た。申し訳ない感じだったが、有難く乗らせて頂いた。持っていたタオルで水が滴り落ちる髪の毛を拭く。タクシーの運転手さんは気を利かせてヒーターを入れてくれた。途中の道路は冠水しており、あと少し水が増えたら走れなくなる、とのことだった。
帰宅できたのは6時少し前。息子にはお風呂を沸かしておいてもらってとりあえず暖まって人心地着いた。
心配してくれていたプチ虹のサロンのメンバーに、無事到着しましたメール。夫も都心ターミナル駅で足止めを食っていたが、知人に車でピックアップしてもらって帰宅することが出来た。有難いことだ。
今は嘘のように風も雨も止んでいる。家の周りの大木が倒れていてびっくり。今日は早く休みたい。
1冊半読んだが、それについてはまた明日のご報告。
けれど、患者の私は、雨が降ろうと槍が降ろうととにかく今日も通院日。いつもより早めに余裕をもって家を出た。途中雨が強くなったが、電車はとりあえず順調。病院最寄駅に到着した時は、風は強かったものの雨は殆ど降っておらず、予定通り病院に到着した。
今日は診察前採血もレントゲン撮影もなかったので、再来受付後、そのまま腫瘍内科受付へ行った。30分ほど待って中待合に入り、そこで認定看護師のKさんから吐き気の状況等について聞かれた。久々に熱が出て寝込んだこと等をお話していると、10分ほどして診察室に呼ばれた。
主治医の「さて、先週はどうでしたか。」との質問に、久しぶりに週末に熱が出たこと、先週は吐き気止めのデキサート(ステロイド剤)がなかったため、睡眠導入剤を飲まずにすんなり眠れたこと、気持ち悪さはそれほどでもなくなんとか我慢できたこと、発熱に伴ってまた目と鼻の爛れが悪化していること等をお話した。
予定通りナベルビンとゾメタの点滴。次週は休薬で、再来週に採血とレントゲンの予約が入った。そして、化学療法室へ移動。今日はまだ時間が早かったので、10分ほど待って案内されたのは窓側の点滴椅子だった。
30分ほど待って認定看護師のKさんにベッドで針刺をして頂いたが、いつになく痛い。針が入った後もチリチリと刺す感じが続いた。逆血は全く問題なかったようだが、思わず涙が滲んだ。今日の血圧は94-49、体温は36度3分。
席に戻って15分ほどで薬が届き、点滴開始。今日はグラニセトロン、ナベルビン、生理食塩水、ゾメタ、生理食塩水の5本。
今日はプチ虹のサロンのKさんも通院日。TさんやSさんから治療が無事に早く終わるよう、こんなお天気なのでどうぞ気を付けて・・・というメールが入った。有難いことだ。目の前の大きなガラス窓を通して外の様子が良く見えるのだが、時折あたりが真っ白になるほどの強い雨。風で大木がしなる。帰りを考えて気が重くなった。
珍しく1時前に終わったが、今度は抜針。これまた痛く、凄い衝撃だった。今日は刺す時も痛くて・・・、と思わず愚痴が出る。いつもは出血もないのに、今日はなかなかガーゼをとれなかった。
そして会計へ。なかなか自分の番号が出ない。ようやく出た、と自動精算機に診察券を通すと「窓口までお越しください」という表示が出て窓口まで逆戻り。がっかり。また時間がかかってしまった。本日の病院滞在時間は4時間半。
外を見ると少し雨が弱まっていた感じだったので、いざ、と歩き出したが、途中でいきなり雨風が酷くなり、雨宿りしながら駅へ向かった。傘をダメにしている人が沢山いた。
薬も飲みたかったし空腹だったのだが、電車が止まってしまっては大変と、とりあえずそのままJRのホームへ行き、来た電車に乗り込む。
とにかく私鉄への乗換駅まで行けば、私鉄が止まってもタクシーで帰れるし、と乗換駅まで急いだ。さすがに空腹だったので、乗換駅ビル内の飲食店で遅い食事。マグラックスとロキソニンを飲む。夕食にお寿司を買って、お店の人の「まだ電車は動いているようですよ。」とのお話を信じて駅に戻ると、ちょうど電車は運転見合わせになったばかりで、コンコースは停電になってお店は閉店準備中。食事をするのは自宅最寄駅に着いてからにすればよかった、と、またも後悔先に立たず、である。
仕方なくタクシー乗り場へ向かったが、凄い風で当然傘などさせない状態。看板は飛ばされていたり、倒れていたり、身の危険を感じるほど。決死の覚悟で列の最後尾に並ぶ。30人以上の長蛇の列だった。
コートも着ていたのだが、横殴りの雨で立っているのがやっと。頭の上から下着までびっしょり。途中からゾクゾクと寒気がした。治療後にこんなことで風邪をひいたら大変だ、と滅入る。途中、夫や息子とも連絡をとりつつ、プチ虹のサロンのSさんやKさんともメール連絡をして、絶望的なほどたまにしかタクシーが来ない中、萎えそうになる気持ちを励ましてもらった。
結局2時間近く待ってようやく乗ることが出来た。前の若い男性が「お先にどうぞ」と譲ってくださり(よほど情けない顔をしていたのだろう。)1台早く乗ることが出来た。申し訳ない感じだったが、有難く乗らせて頂いた。持っていたタオルで水が滴り落ちる髪の毛を拭く。タクシーの運転手さんは気を利かせてヒーターを入れてくれた。途中の道路は冠水しており、あと少し水が増えたら走れなくなる、とのことだった。
帰宅できたのは6時少し前。息子にはお風呂を沸かしておいてもらってとりあえず暖まって人心地着いた。
心配してくれていたプチ虹のサロンのメンバーに、無事到着しましたメール。夫も都心ターミナル駅で足止めを食っていたが、知人に車でピックアップしてもらって帰宅することが出来た。有難いことだ。
今は嘘のように風も雨も止んでいる。家の周りの大木が倒れていてびっくり。今日は早く休みたい。
1冊半読んだが、それについてはまた明日のご報告。